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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第一章 ペンタス国編
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閑話 愛称の決定

ブクマ、評価ありがとうございます。

とても嬉しいです!

励みとなり、第一章は予約投稿済みでございます。

ただ今第二章を頑張ってストックするために頑張っております!!

応援よろしくお願いします。

「うーん、これ?いや…こっち?でもー。」


ここはジークの執務室。またまた…何かが起こる予感。


「今度は何ですか?」


「聖女さまに愛称を考えてくれっておねだりされていた。」


「それはまた、可愛らしいおねだりですね。聖女様のおねだりは何時もジーク様がされたことのない物ばかりですから悩まれるのでしょうね。あの指環しかり…。愛称しかり。」


二人の側近はほのぼのとジークを見ている。大丈夫か?そんな気概であのジークだぞ?


「あっ!クロード、レイ丁度よかった。レオンに出す書状考えてくれたか?」


ほら来た。


「はあ?ジーク本気で出すつもりか?」


「いちお、草案はできましたが…。必要ですか?口頭でも…。」


「当たり前じゃないか。ダリアから聞くに、私の隣部屋の意味も解っていなかった様だし、未だに諦めていない様だと言ったのはクロードだろう!

ちゃんと私の妃になるのだと理解させる必要がある。書状にするのは当たり前だろう。アビィ呼びを辞めさせるように言えるしね。うん。これでいいよ。レイ清書して、クロード届けてくれる?」


「「……。御意」」



「絶対に後者の意味合いが強いだろう。」


「でしょうね。殿下があんなに嫉妬深いなんて知りませんでしたよ。」


「俺も。」


そんなもんじゃあない。ジークをなめるなよ。


1日後

「うーん。これも可愛いし、ゲイルなんてどうかな?」


「カッコいいな。」


「だよね?可愛らしいのがいいよねー。アビぃを取られているのが痛いよ。はぁ。レオン修行に誘おうかなぁ。」


「止めておいてやれよ。」


3日後

「よし!こっちに決めた!一週間後っていつ?明日?」


「あと、3日ある。はぁー。」


次の日


「発表会までまだ?早く愛称呼び会いたいよー。」


「あと、2日ある。チッ。」


その次の日


「ねぇ?まだ?もう良いよねぇ?私待てないよー?こんなに待ったことないよ?」


「あと、1日だ!!ジークいい加減にしろよ!?何が待ったことないだ。結婚をかれこれ何十年待ってるだろうがよ!聖女様はお前のために詰め込み授業で努力されているだろうが!そんなに暇ならお前も勉強しろ!」


「そうだね!良い考えだ!クロード。貴族のことまとめてあげないと…。覚えやすいように表にしてあげよう。」


「嫌みが全然伝わらねぇ…。何でそんなにポジティブで要られるんだよ。」




だから言ったのにーー。

ジーク君は相変わらずですよー。


土日の楽しみにお読みくださいませ。

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