表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
はぁ? 完結!  作者: 千桜
第一章 ペンタス国編
17/154

聖女として 前編

読んでくださってありがとうございます。

キラキラリターンず。きっちり3色。

目がチカチカするよ~もう良いよぉ。鑑定から1週間何にも無かったから油断してた。




「おはよう。1週間ぶりだね。鑑定後すぐにとはいかなくてね。やっと準備が整ったから訪ねさせて貰ったよ。改めて。鑑定後陛下よりあなた様を聖女として遇する様、お達しがありました。聖女様。ペンタスへの召喚を受けて下さりありがとうございます。これより、第一王子である私ジークハルトがあなた様のお世話をさせていただくこととなりました。ジークとお呼び下さい。第三王子であるレオンは補佐となりました。話し相手と思って良いようにお使いください。また、このレイズにあなた様の魔術に関する教育を任せることになりました。何でも聞いてください。ダリアは女官長として、正式に聖女付きとします。侍女の選定は彼女に任せておりますので後程紹介があるでしょう。また、2階にあなた様の部屋を用意致しました。そちらへの移動をお願いいたします。」



へぇ~優秀だなぁ~さすが、第一王子。レオン大丈夫?居る?『居ます。だから言ったじゃないですか、まだ、子供なんだって。背伸びしたい年頃なんでしょう。』でも、借りてきた猫みたいになっちゃってるよ?『怒られたんでしょ。』あー。

さて、どう返すかな?聖女は確定してるみたいだしな…。


「あの…私が聖女ですか?無、無理ですよ。私がそんな大役できません。それから普通に接して下さい

…王子殿下に敬語なんて…おそれ多いです。私は今まで通りで大丈夫ですよ?良くして貰ってますし、ダリアさんが正式に私の侍女になってくれて、魔法の授業が始まるのは嬉しいですけど…レイズさんって団長さんなんですよね?お忙しいのでは?」

「ジークですよ?聖女様。女官長やレオンの言う通り優しく、素直な方のようですね。ですが、陛下からのお下知があった以上これは決定です。鑑定で聖女と判定された以上我々も貴方のことを公表し、手厚く保護しているのだと示さなければならない。ご理解下さい。」


あっこれ…名前呼び逃げられないやつ。しかも…こいつヤンデレ属性か!?ツンには花梨さんとか花梨さんとかで免疫あるけど、こいつの属性はヤバい。逃げ出したい。でも、背中見せたら嬉々としておってきそう。

「はい…えっと…ジーク様。解りました。陛下からのご配慮に感謝し、ジーク様からの申請を承ります。」

私は立ち上がり、スカートを持ち上げて挨拶をした。

3色組も立ち上がり挨拶を返す。

「良かった。では、早速移動しましょう!」

「えっ!?今からですか?」

「ご心配なく、準備万端ですよ。私の隣の部屋を用意させました!折角なので私がお連れしましょう。」

「ジーク様の隣!?」

えっ!?このヤンデレの隣部屋とかって普通妃が入る部屋なんじゃないの?

「おや?女官長の言う通り、高い教育を受けられているようだ。私の隣部屋の意味が解っていらっしゃる様ですね。ふふ、ご心配なく。今はまだ、そういう意味ではありませんよ。空き室がなく、警備もしやすいからです。」

「そうなんですか…。」

ヤバい。なんか動揺してボロが出てる。しかも、色々バレてる。ここでバカな降りは悪手だな。ちゃんと対応しよう。

「今はまだ…なんですね。安心致しました。召喚された直後は精神的にも不安定でレオン様にもご迷惑をおかけしました。でも、二週間経ち、漸く精神的に落ち着きました。至らない部分はあるかと思いますが、保護されるに値する役目を全うするための努力は怠らないつもりです。」

「そうですか。レオンが御せないわけだ。あれは幼すぎる。さぁ着きましたよ。聖女様こちらが貴方のお部屋です。好きにお使いください。では私はこれで…(私の聖女)。」










耳元で囁かれた。サブイボが!

しばらくシリアスはないと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ