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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第一章 ペンタス国編
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鑑定!?

順調に予約投稿が出来ております。


「アビィ様、アビィ様おはようございます。いつもより、早いですが、今日は予定が詰まっておりますので…。」

「はい。起きます。あの…予定って何でしたっけ?」

「…今日はアビィ様の鑑定の日となっております。陛下もご臨席されるとのこと。しっかり身支度せねば!!」

「は?陛下の出席?きっ聞いてないですけど?」

「急遽決まったようで、私達も先程聞かされたのです。」


はぁ?チッ。こちとら色々とそらもう色々と忙しくって神様の所から戻ってから今までワープしたのかって位だったのに!!陛下とかラスボスじゃん!!まだいいよ!もうお腹いっぱいだよ!!

こんこん!

「えっ!そうなの?解ったわ。…申し訳ありません。アビィ様。陛下は別の予定が入られた様で、変わりに第一王子殿下がご臨席されるそうです。」

「そうですか…全然気にしないで下さい!王様ですもん、忙しいに決まってます!私なんかの鑑定に出席とか…緊張して…失敗してしまうかもしれないですし…。」

「まぁ…ふふふ。アビィ様はお可愛いらしいこと…。王子殿下お二人が参られるのです。しっかり身支度せねば!!」

「はぁい。」



ドナドナされ、磨かれ中。はぁ…鑑定かぁ…う?鑑定!?微調整してないじゃん!!どうしよう。何か忘れてるって思ってたんだだよ…アキノさんならぬ花梨さんは今地下に潜ってていないし…

『ご心配なく、新しいガイドである私がやっておきました。』

えっ?ニュー?

『はい。というか初めてではなく、任命されて数秒でアキノさんに役を奪われ、神獣になられたカリン様に復帰を許されたガイドです。つぐみさまは御存じないと思いますので、Newガイドです。』

えっ…花梨さん何してんの?それはご迷惑をおかけしました。これからよろしくお願いいたします。あのお名前は?

『いえいえ。カリンさまより既に謝罪は頂いておりますから。今回こそは頑張ります!真実に光をあてるものビオラと申します。よろしくお願いします。つきましては既に人族の平均値を確認し、ステータスの微調整は済ませております。確認されますか?』

マジっすか?ビオラさん優秀~どうせ後で鑑定されるんだし、ビオラさんがしてくれたんなら大丈夫です!

『かしこまりました。これからも精進いたします。」

ビオラさん真面目な人なんだな。




「アビィ様、お時間です。参りましょう。」

「はい。」




なんかキラキラしてるな。目が痛い~。銀、金、水色‥。


「初めまして、異世界の方。私は第一王子のジークハルト=ペンタス。今日の貴方の鑑定に陛下も立ち合いたがっていたのですが、都合がつかず…私が変わりに立ち合うことになりました。よろしくお願いしますね。レオンのことは知っているだろうから先に今日の鑑定を担う者の紹介しよう。魔術師団長のレイズだ。」

「ご紹介に預かりました。初めまして異世界の方、私、魔術師団長の役を拝命しております。レイズ=フォン=ハイドコートと申します。よろしくお願いします。」

「お初にお目にかかります。第一王子殿下。異世界より参りました。アビゲイルと申します。本日はよろしくお願いします。ハイドコート卿。」

スカートの端を持ってダリアさん達に習った挨拶を返す。


「うん。とても可愛らしい女性だ。レオンが騒ぐのも解るな。」

「兄上!」

「ははは。悪いなレオン。冗談だ。では早速始めて貰えるかな?陛下も報告を待っておられるから…。レイズ。」

「畏まりました。アビゲイル様こちらに。」


一人がけの椅子に座り、対面に魔術師団長さんが立つ。


「鑑定」

「っつ!これは…!!アビゲイル様ありがとうございました。報告はこちらから行っておきますので戻られて大丈夫ですよ。」

「あの…1つだけ質問しても良いですか?」

「アビィ!」

「良いよ。」「兄上!」

「鑑定させて貰ったし、本人も気になるだろう。こちらも誠意を見せねば。でも、1つだけね。」

「はい。あの…この世界は魔法が使えると聞きました。私も使えますか?」

「レイズ。」

「はい。大丈夫ですよ。使えます。練習すれば珍しい魔法も使えるでしょう。」

「魔法使って見たいの?」

「はい!前の世界では魔法は夢の世界のお話でしたので…。」

「そう。解った。陛下に私からも伝えておこう。」

「ありがとうございます!」

「うん!じゃあまたね。」

「はい。失礼します。」







お手軽君いたかな?

『居ましたよ。』

レオン頑張れ!リストラの危機だぞ。

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