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はぁ? 完結!  作者: 千桜
第三章 外遊編
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獣人国へ

外遊編!


獣人国へやって来ました!


これからしばらく獣人国が続きます!


よろしくお願いします!

「お前達美味しい酒が飲みたいかー!」


「おおーー!」


「誰にも負けない強さがあるかーー!」


「おおおーーー!」


「白虎の花婿になってハーレムに入りたいかーー!」

ここ大事!ちゃんと確認しないと、後で揉めたくないからね。


「入りたーーい!!!」


「優勝したものには極上の酒と序列1位を授けてやる!勝ち上がりその力、特と見せてみよ。第一回カリンのハーレム決めちゃうぞ大会開始!!」




「ねぇ。何で神子が仕切ってるの??可笑しくない?それとカリン兄上は?」


私は楽しみにしてきたのだ。うふふ。張り切っちゃうぞー!

ギデオンをカルミアに置いてこれて良かったぁー。軌道修正出来なかったらどうしようかとあれ以来悩まされていたのだ。それが叶い、私のテンションは可笑しくなっていた…。



ここは獣人国である。予てより計画し、全種族に公示していた大会の火蓋が切っておとされた。

そう。カリンのお婿さん達探しである。


「何で達なの!?カリン兄上ー!!」


カリンには話してあるから落ち着きなさい萩さんや。そしてカンナさん貴方はその殺気しまいなさい。私の護衛でしょうが。セバス?私の果物細切れにしないでくれる?ちょっとからかった…だけ…すみません。私が悪かったです。ごめんなさい。

今回はポトスもユッカもお留守番ということでセバスが随行している。花梨のことも心配しているようだし、付いてくる?と聞いたら嬉しそうだった。


「萩?落ち着いて?カリンはちゃんと判ってるわ。一人に絞って花婿を迎え入れるからダメなのよ。最初から複数いて、序列も強さで決めていたら揉め事はへるでしょう?強さが一番!の明るいハーレムを目指します。」

ハーレムだって、嫉妬はあるだろうし、寵の奪い合いはあるだろう。いかに少なくしておけるかなのだ。


「ほぅ。皇太后殿は解っておられるなぁー。ハーレムは一見平等に見えるがそうではない。しっかりと運営できるトップが要るかで変わる。この場合序列1位だな。」


久々登場のちょいワル風イケオジの獣王グランダルだ。大会会場や運営に名乗りをあげ、準備をしてくれた。今日も私の隣に座って観戦している。

ウィスキーが好みのようで氷を入れてロックでがぶ飲みしている。

これからは穀物類の生産や梅やブドウ等の品種改良に力を入れると張り切っていて、トンネルの開通に尽力するとプルメリアとの調印式で署名もしてくれた。

全て酒のためだ。使節団はドワーフ国同様にしっかりと仕事をしてくれていたようだ。素晴らしい。

帰ったらボーナスでもあげよう。私の側近どもはへたればかりだったからな。


「良いお婿さん達が見つかると良いですね!妾楽しみです!戦いなど初めて見ますから~。」

プルメリアは相変わらず可愛い。今回の調印式では頑張っていた。とても立派だった。父親に面会してからこの子は変わった。大人になったというのか…まだ、子供で良いのにー。とも思うが仕方ない。


「そうですね。異種族同士の戦いを見て学びなさい。国の防衛にも繋がりますし、陛下もいずれ護身の為に武術を学ばねばなりません。何事も勉強ですよ?」


「はい!」


その返事を聞いて周りがほんわかしている。グランダルも満足げだ。国王がちゃんと育っているのを見れて安心しているのだろう。二国間で起きたことはまだ、爪痕が残っている。遺族もたくさんいるのだ。簡単ではない。


「しかし、カリン殿は大人気だな。かなりの数が集まったではないか。全参加者でトーナメントにするつもりが、数が多すぎて無理だったらしい。予選でかなり絞ったそうだぞ。」


ほぅ。そいつは楽しみだ!セバスの出場者を見る目が鋭い。完全に父親だな。

「へえー。まぁ。家の子は可愛いし、美人だし、可愛いし、強いし、可愛いけど~。」


「なんで、可愛いを3回も言った?」


「あ?」

家の子が可愛いのは当たり前なんだよ。


「いえ。何でもありません。おっ。始まったなぁ。あいつはインキュバスじゃないのか?いきなり魔族かよ。と獅子族…って俺の息子じゃん!?何で出てんの?知らされてないんだけど!!」


「…。」

私とカンナは可哀想にとグランダルを見た。セバスはえーという顔をしている。嫌なの??

「何番目の息子さん?」

4番目とか7番目とかいらっしゃいますでしょう?うふふ。獣王殿もハーレムお持ちですもんねぇ?


「嫡男だ。」


俯いて話すライオンさん。

あらやだ。カワユス。

歯医者さんに行ってきました!

神経を取らねばならなくなりましたがしみるのはなくなりました!


ありがたやー。

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