閑話 萩の修行 5
お久しぶりです!
だいぶ朝晩の風が冷たくなってきました。
皆様体の体調はお気をつけくださいませ。
さて!予告どおりの番外編です!
皆様の応援有り難うございます!
ブクマにお星様まで!有り難うございます!
めっちゃ嬉しいです!
では!ハギの修行の番外編2話お楽しみ下さいませー。
つぐみに了解(?)をもらってカンナとノースポールからアルメリアまでの地形調査に来ている。
ノースポールから獣人国とアルメリアからドワーフ国の地形はその国が行うことになったそうだ。ハギが行きたかったが、流石に許可が下りなかったのだ。
「カンナ~。神子の護衛になれて良かったねぇ。ハギと修行、探求三昧\(^-^)/できるよ。」
「はい!いっぱい修行しましょうね\(^-^)/??」
「カンナもっとこう!手を広げてー。三昧の時に広げるんだよ!」
「わかった!こうかな?これ何の意味があるの?」
「わかんなーい。神子から教えて貰ったのー。」
「うーん?」
ほのぼのである。とても和む。狐とスライムの旅。出来ればずっとこっちを書いていたい…。
「あっ!ポトスがねぇ。どうせなら冒険者ギルドに登録して、チームで動けばマッピングしてても怪しまれないし、その時に狩った獲物とか買い取ってくれるから収入にもなるよって教えてくれたよ。」
いま、ハギは森の中を散策しているので緑だ。擬態をしているつもりなのだ。核が見えてるし透けてるけど…。
「いいね!じゃあノースポール領に着いたらギルドに行こう。あっ、ハギもう少ししたら砂丘になるから黄土色がいいかもー。獣人国に近いから獣人の冒険者にも優しいだろうし!チーム名どうする?」
カンナはハギに対してのみ空気を読むスキルが発動する。だから、ハギが擬態を頑張っているのを感心し応援しているのだ。
「チーム名!?わぁー楽しそう。何がいいかなぁ?
森を抜けたら砂丘っと。森の面積は僕の歩数で換算すると…。よし!ねぇカンナ?黄土色ってどうやって作るのかな?黄色に…?」
マッピングをしつつ、擬態も忘れない。修行は大事なのだ。
「茶色か黒を足してみたら?あっ!サンドオオトカゲがいる。結構デカイから皮や爪は高く売れるし、魔石もいいのが取れるかも!魔法の練習がてら狩ってくる!ハギはチーム名考えてて。」
素晴らしい連携。カルミア一仲良しバディである。
「チーム名かぁ。あっ!アカメも後から入るから3人でもおかしくない名前にしなきゃだよねぇ。修行の鬼!はどうかな?実際に鬼いるしねー。」
え?アカメさんいる?ってかアカメが入るのは決定なのね。カンナがふられるなど考えないハギである。
もう二人で良くない?
ちゅドーン。ドサッ。
勝負はあったようだ。
「ハギーやったよ~。サンドオオトカゲは砂を巻き上げて視界を悪くしたところに爪や牙で攻撃してくるみたい!あれ当たったら結構痛いかもね!カウンターを仕掛けるなら爪で攻撃した瞬間がいいよ。ハギのカウンターは物理も返すからね。」
うん!いい笑顔だ。サンドオオトカゲはB*ランクだよ?それをソロで倒すなんて凄いね!
ハギとカンナとアカメのチームなんて戦力過多なんじゃ…。
「ありがとう~。そのサンドオオトカゲはハギの収納に入れといてあげるよ!ギルドで売ろう。じゃあ次出てきたらハギが倒しに行ってみるね。カウンターってタイミングが未々なんだよね…。」
「訓練有るのみだね。タイミングは感覚で掴むしかないから、数をこなしていくしかないよ。」
丸を体で表すハギ。黄土色は完成したようだ。
「うん!頑張るよー。ねぇ。チームにはアカメも入るんだし、修行の鬼!はどうかな?ハギ達にぴったりでしょう?」
「うん!バッチリな名前だ。ハギありがとう。アカメの事を受け入れてくれて…。嬉しいよ。アカメは今回の事で自分を見失っているみたいなんだ。3人でアカメを探してあげようね。」
「うん!もう少ししたら迎えに行こうねぇ。」
頷き合う2人であった。
アカメー良かったね。自分探しをハギとカンナがしてくれるってよ。