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~瞳を閉じたその先に~  作者: 天塚 修造
入学編
3/4

王都までの道のり


「そういえば試験とかって受けるのか、、?実技はどうすればいいんだ。。」


俺は自分でも綺麗だと思っている水色の髪の毛を掻きむしりながら己に問う。


確かに勉強はしてきた。もうすぐウィンディーネの王都に着く。それまでに自分に出来ることを考えなければいけない。




この大陸の名前はガイアと言うが、大きな首都は系4つに分かれている。



火の国 サラマンダー

水の国 ウィンディーネ

風の国 シルフ

土の国 ノーム


名前の通りこれは4精霊に因んでいる言われてる。


光と闇の国は存在しない。光の精霊は神の遣い、闇の精霊は悪魔の遣いと言う伝承が残されているらしくとてもじゃないが国を新たに作ろうとは誰も考えないようだ。



「それにしてもウィンディーネか、、、でも確か精霊はもっといるんだよな確か、、、名前は伝わってないけどその上に大精霊ってのがいるんだよなぁ見てみたいものだ。」



「そこの兄ちゃん!今大精霊とか呟いていたが大精霊を信じているのか?」




話しかけてきたのは王都までの馬車の運転手。ちょっとしたイケおじって感じの人だ。



「はぁ、、、信じる信じないとゆうよりは、家で見た本に書いてありましたからね、、、いないんですか??もしかして」




「いや!いるぜ。はるか昔の話らしいけどな、この世界に災いがあっとされている。その時にそれを鎮めてくださったのがその大精霊様だって話だぜ!まぁ今では信じてる人はすくねぇけどな。」



その話は本で見た事がある。でも家にある本はこのみさんの厳選してある本ばかりだ。この運転手さんは相当博識なのだろう



「おっと兄ちゃん話は終わりだ!あれが王都だせ!兄ちゃん学生で、王都の学校に入るんだろ??頑張って立派な魔法使いになるんだぞ!」



おっちゃんは気前のいい笑顔でそう言ってくれるが、俺に魔法は使えない。魔力はアホみたいにあるのに一体なんでだろうなぁ。。




「俺魔法使えないですからね。でもまぁ頑張ってみるつもりではありますよ!」






俺はなんとも言えない笑顔を装いながら王都の門をくぐるまで無言で馬車に乗った。













「魔法が使えない....ね」


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