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陛下の気持ち 4

感想と評価とブックマークに感謝を♪

結局、次回で完結です……。

姫の兄上である王太子の誕生祝いの宴は私と姫の婚約発表の場になった。


皆が祝福してくれている。姫も笑顔だ。

姫は「王女としての笑み」だが、隣国の王太子の愚行の後には誇らしく見えた。


常に王女としての立場を忘れない姫に愛しさが溢れ、皆の祝福に応えるように姫に口付けた。


「国王陛下、王女殿下が戸惑っておられますよ」


王太子が言う……確かに姫は少し戸惑っているようにも見える。嫌がってはいないが、姫は恥じらっているのかもしれない。


「浮かれてしまった」


姫と私の婚約は決定した。

正直に言ってしまって構わないだろう。

実際、今の私は生涯で一番浮かれている。


「5年越しの初恋が実り、我が国王陛下も珍しく浮かれてしまったようです。しかしながら、それほど思っていた王女殿下を陛下はきっと掌中(しょうちゅう)の珠のように大切にされるでしょう」


王太子が何か言いたげだったが、その前に幼馴染が動いた。

幼馴染の言葉に「ほおー」「5年も」「初恋ですって」と、好意的な声が上がる。


「なるほど。どんな時も冷静沈着と言われた陛下がこのように熱烈に王女を想って下さるとは……この国の者として、とても光栄に思います。王女はきっと幸せになるでしょう。そう思いませんか王太子殿下?」


彼は確か、この国の宰相のご子息だったか。


「……私が王女殿下を幸せにしたかったのですが……」


……この隣国の王太子が優秀というのは本当なのだろうか?

姫が私を選び、姫の父母である国王と王妃が認め各国の要人の前で宣言した。

私も姫に口付け喜びを表した後だ。何故、水を差すような事を平気で言えるのだ?

3か国の決め事を知らなかったとしても少し考えれば分かりそうなものだが。


王族にありがちな欲しい物を諦めた事が無いタイプか?

このような場でも求めるとは……王太子より一つ年下の姫は王女として立派な態度なのに。


各国の要人の前だ。この子供のような我儘を穏便に流したいが……。


「王太子殿下、僕は殿下のお気持ちが良く分かりますよ。王女殿下はお優しくとてもお美しい。僕にとっても憧れの方ですからね。だからこそ僕は国王陛下と王女殿下の結婚を祝福しますよ」


姫よりも年若いだろう美少年が言った。

とても上手い助け船だ。

まだ子供と言っていい少年の言葉はキツく感じさせず、道理を上手に(うなが)している。


「……国王陛下、王女殿下。お二人の輝かしい未来を私は心から祈っております」


隣国の王太子は、やっと立場を弁えてくれたようだ。


最終的に、三国の体面を守った形で国際的に正式に私達の婚約は決まった。

そして、その日から結婚式までのスケジュールを私は全力でプレゼンし最短で決めた。




自国へ帰る馬車の中。

いつも通り近衛隊長である幼馴染と二人だ。


彼より強い騎士は我が国には居ない。

最後の盾として馬車に乗る際は彼と一緒だ。


「どうなる事かと思いましたが、姫との結婚が決まって本当に良かったですね~」


最後の盾という重要な役割を持っている彼だが、襲われた事は一度もないので基本的に彼の軽口を聞かされる。だが、今日は本当に嬉しそうに言う幼馴染に私も感謝の言葉を言う。


「ありがとう。隊長のおかげだ」


「いえいえ、フォローするのは俺の役割なんでね~。でも、二回も役目を果たしたんだから宰相に褒めて貰わないと~」


一回目は姫に口付けようとした時、二回目は王太子の発言の後に動いた事だろう。

二回とも重要な場面でフォローしてくれた。


「褒めてくれるだろう。ところで……あの王太子の発言は、私と姫の婚約をひっくり返すつもりだったのだろうか?」


浮かれ気分から落ち着いて、冷静に昨夜の事を思い出すと色々と見落としてきた物が見えてくる。


「そうじゃないですか~。王太子は自分の容姿と印象を過信してる感じでしたし。テラスでの会話を離れた場所で聞いてましたが、あの王太子は姫の気持ちは無視で状況証拠で自分に有利に物事を運ぼうとしてましたしね~。姫も気づいてたんじゃないですか?」


「そうだな。姫の兄上は彼の話を信用していたが」


「そうですね。王太子は穏やかに論点をずらす言い方に慣れていて上手い。当事者以外は騙される人も多いでしょう。事情を知ってる俺には胡散臭く見えましたが。陛下や姫は基本的に全体を考えてますが、あの王太子はその場限りの勝利しか考えてない浅い感じなんですよね~」


「……胡散臭いと言えば、彼は本当に姫の手の怪我に気づかなかったのだろうか?」


今思えば、王女である姫が怪我をしたのなら治療をされるはずなのに。

言っていて私は気づく。


「……まさか、姫の怪我は王太子が?」


姫は私と踊る直前に怪我をしたから治せず、怪我をさせた相手が王太子だから隠したのでは? 姫は本当に三か国の平穏を考え、痛みと真実を隠し王太子を牽制したのかもしれない。そんな姫の思いを王太子は利用した……だとしたら、恐ろしく卑劣な男だ。


「……うーん。姫は普通に王太子と踊ってるように見えましたが。踊り終わった後、姫の若い部下達が殺気を隠しながら相談をしていましたし……一応、他国の王太子なんで迂闊な事は言えませんが、彼らは気づいたのかもしれないですね」


「隊長の後に続けて言ってくれた彼らか?」


「そうです。俺は姫に口付けして『浮かれていた』って陛下の言葉があんまりだったんでフォローしましたけど、彼ら二人は王太子に賛成させる発言を促してましたしね」


「……三か国の為にそうしたとも考えられるが……。やはり、姫の手の怪我は王太子が?」


「うーん。色々な状況を考えると可能性は高いですね。だから姫も姫の部下も王太子を拒否した。王や王妃も陛下が宣言した時は心から祝福していたっぽいですし。意外と陛下は完全勝利だったのかもしれないですね~」


顔合わせの報告はあっただろうし、姫は会場でも私に頬を染めて好意を示してくれた。逆に王太子に対して姫は牽制していた。王太子は姫の好意を得られず、幼馴染が言うように姫の気持ちより状況証拠だけで勝負をしたのか?


「その状況で婚約をひっくり返そうとするとは愚かだな」


「本当に王太子はその場限りの事しか考えてないんでしょう。姫の怪我を利用し陛下のせいにして、陛下が大国という国力を盾にしてると悲し気に言えばそうなるって思ったんじゃないですか? 後先考えずに」


その為だけに姫に怪我をさせたのなら……。


「愚か過ぎる。そのような結果を喜ぶのは3か国の友好関係を面白く思わない敵国だけだ。その敵国を味方につけて姫を得た所で何になる? 三か国の長年の友好関係は終わり、敵国に付け入られるだけなのに」


言えば言うほど王太子の愚かさに怒りが沸く。このまま彼が将来王になったら3か国の友好も怪しい。


「陛下も噂と本質は違いますが、王太子もそうなんだと思いますよ。姫が、人の本質を見抜ける方で良かったですね~」


姫は彼の本質と演技に気づきながら、彼の体面を保ち三か国の友好を守ったのだな。私のこの怒りすら姫は望んでいないかもしれない。


「なるほどな。……改めてお礼を言う。隊長が居てくれてよかった。宰相にも、そのように報告する」


「やったーー!! 休暇じゃなくてボーナスでいいですよ~」


幼馴染は両手を上げて喜んだ。

こんな彼だが、今回で彼の偉大さを改めて知った。


それに比べて……。


王太子も愚かだが、私も浮かれ過ぎたか。

姫は本当に王女として素晴らしい態度だった。

なのに私は、幼馴染と姫の部下に助けられてしまったのだから。


帰国してから、私と隊長から今回の事を報告した。

宰相は少し呆れていたが「終わり良ければ全て良し」と、言ってくれた。

そして、幼馴染の隊長はボーナスを手に入れた。




姫と会えない3か月間。

私は政務と結婚式の準備を精力的にこなした。

その間、姫に会いたくて堪らなかったが当然許可はされず、姫が送ってくれる(ふみ)を読んで心を慰めた。姫の手紙を何度も読んでしまい、返事を書く時間が無く一言で返してしまったが。


そして、とうとう姫が我が国に来る日が来た。

私は(はや)る気持ちを抑え、姫を待つ。

馬車から降りる姫の手をエスコートする。


「ありがとうございます、陛下」


私の愛しい姫が笑顔と美しい声で言う。


「会いたかった」


姫への想いが溢れた私は姫を抱きしめ口付けた。

ずっと、この日を待っていた。

永遠に続くような長い長い3か月だった。


姫は顔を赤くする。


全てが可愛らしい。

私は姫を横抱きにする。


この瞬間から、姫とずっと共にいられるのか。

とても幸せだ。


部下達が待つ、王の間に着く。

私は姫と一緒に玉座に座る。


「我が王妃になる姫だ。皆、未来の王妃に忠誠を誓う様に」


そう言うと、その場にいた部下は最敬礼をして姫を歓迎した。

その後は部下達の自己紹介だ。

別に私は聞かなくてもいい。

姫だけを見つめ、姫の髪に口付け撫でた。


相変わらず顔が赤くなってしまう姫は本当に愛らしい。

私にこんな表情をするのは姫だけだ。

だからこそ愛しく嬉しい。

皆の紹介も終わり、姫が私を見つめている。


姫……。

私は姫の艶やかな唇に口付けた。


「陛下、王女殿下を王妃として迎えられる事の喜びは充分に我々は理解しておりますが……婚礼までは節度を守って頂きませんと……」


宰相が言う。


「守ってるつもりだ」


姫と玉座に座り姫を愛でるのは、ずっと前から決めていた。

姫の立場を盤石にする最も最短で有効な行為と考えたからだ。

王宮の騎士やメイド達は顔合わせの段階から姫を歓迎しようとしていたが、令嬢を持つ有力貴族にとってはそうとは限らない。


私が寵愛を示すことは、自分の気持ちを満たし姫の立場も確立する一挙両得の行為と思ったが。


「……陛下が言葉よりも行動で示す方だと我々は知っておりますが、王女殿下や殿下について来て下さった皆様にはまだ浸透していませんので……」


「……そうか」


この国の者にとっては有効な行為でも、姫や姫の部下達には戸惑いや無礼と感じさせる危険性があるか。


「嫌だったか?」


「やはり、人前で口付けは流石に恥ずかしいですわ……」


姫は戸惑いと恥じらいを見せた。


「そうか」


姫は嫌だとは言わなかったが、恥ずかしさの中には無作法さもあるのかもしれない。王女らしく努力してきた姫には抵抗があるのだろう。

そう思う姫を尊重しなければ姫の国から一緒に来た部下達も不満に思うはずだ。

姫が本当に大切だと分かって貰わなければ。

愛しい姫を抱きしめるだけで我慢しよう。


「……そういう所ですよ、陛下」


姫を抱きしめただけなのに、宰相が呆れたように言う。


「どういう所だ?」


口付けはしていないのに。


「玉座に王女殿下と一緒に座るのは今日だけにしていただきます。それと、人前で口付けたり抱きしめたりするのは結婚式くらいにしていただきます。それ以外はご遠慮ください」


「そうか」


結婚式では夫婦の仲の良さを国内外に知らしめる必要があるからな。

宰相にとって今は姫と部下達に配慮をすべきと言っているのだろう。


「姫、今日だけは我慢してくれ」


姫が困ったような顔をしていたので詫びる。


「すまない、今日を楽しみにしていたのだ」


姫に正直に言うと、姫は嬉しそうに頬を赤らめ微笑み言った。


「いえ、私も陛下にお会いしたかったです」


姫も私に会いたいと思ってくれていたのか……。

そんなに頬を染めるほど……。姫……。


「陛下!!」


……そうだった。

口付けてはいけないのだった。


「すまん」


姫の赤い頬が愛しくて撫ながら謝った。

姫は、まだ困ったような顔をしていた。


私なりに考えての行動だったが、姫への想いが勝ち過ぎたか。

我が国側には寵愛を充分に示せたが、姫側の信頼も得なければ。


姫達が部屋に下がった後、宰相が私に言う。


「姫が嫌がったら寝室は別です。受け入れて頂いたとしても口付け以上は絶対に!!しないで下さい!!」


宰相の言う事は尤もだな。

本来は一か月は寝室は別だと決められていた。

姫も部下達もそのつもりだろう。

先程より、今回の寝室の件の方が姫側の思いや意見を大事にしなければ。




「片付いたようだな」


王と王妃の寝室に入る。


「姫と二人になりたい」


人払いをして姫が座っているソファーに私も腰を掛ける。2人だけの部屋で姫を抱きしめ口付けをした。


「姫……」


やっと、やっとだ。やっとこの日が来た。

姫を抱きしめる。もっと実感したい。


「……あの、陛下? 私達は今日から一緒の部屋なのですか?」


私の腕の中で姫がおずおずと言う。


「そうだ」


「……結婚式までは別の部屋と聞いていたのですが……」


やはり嫌だろうか……。


「嫌か?」


「……嫌とかでは無く……慣例と違うのでは?」


嫌では無く、やはり姫は一国の王女として言っているのか。


「姫と離れたくない」


姫が嫌では無いのなら……。

私の本心を言おう。


「……」


姫は黙ってしまう。


「この三か月、一生分の我慢をした。もう出来ない」


姫、本当にそうなのだ。

拒否しないでくれ。

祈るような気持ちで姫を抱きしめた。


「結婚式には……清らかな身のまま出たいのですが……」


「それは守る」


やはり姫の心配はそこなのだな。


「宰相にも言われた。口付け以上の事はしない」


「……そ、そうなのですか」


まだ不安そうな姫に言う。


「姫が嫌がる事は絶対にしない。誓う」


「そのお言葉、絶対に守って下さいませね?」


「ああ。神に誓って」


姫は私の思いを受け入れてくれた。


姫に受け入れて貰った私は、姫のメイドと騎士達に説明した。今日から一緒の部屋で過ごすが、姫の名誉と尊厳を傷つける事は決してしない。

そして、今日は心ばかりだが姫と貴方達の食事会を用意していると告げた。姫や姫の国を貶める気持ちは全くなく、姫や貴方達を心から歓迎し良い関係を築いて行きたいと。


その後、姫とメイドと騎士達は食事会を楽しんでいたと報告され安心した。


いつも通り、政務を終えて寝室に戻る。


「お疲れ様でございます、陛下。お先にお風呂などは済まさせていただきました」


姫のその言葉で疲れが吹き飛ぶ。


「疲れただろう」


今日は姫の方が疲れているだろう。


「いえ、大丈夫ですわ」


「先に寝ていて良い」


そう言っておいた方がいいな。


「起きていたのか」


風呂を済ませると姫がまだ起きていた。


「やはり、初めての夜なので……待っているべきかと……」


寝ていて良いと言ったのに。

姫は本当に……姫に口付ける。


「姫、貴女を幸せにする」


自分が疲れていても、私を待ってくれる優しい姫。絶対に幸せにする、してみせる。


「……」


姫は何も言わなかったが、耳まで赤くして照れていた。それだけで天に登るほど嬉しい。


「姫、抱きしめても?」


「……はい」


姫を抱きしめてベットに横になる。


「待たせたな。疲れているのに。……おやすみ」


姫の髪を撫でた。

なのに、姫は目をつぶらない。


「どうした?」


「陛下はお休みになられないのですか?」


「姫を寝かしつけてから寝る」


「……」


「寝れないか?」


「殿方と一緒に寝るのは初めてなので……」


……それを言われると。


「すまない」


「いえ。私が嫌がる事はしないと仰ってくれたので。きっと数日で慣れると思います」


姫は本当に優しい。

絶対に誓いは守る。


「そうか。まず、目をつぶってみたらどうだ?」


「そうですね」


姫は素直に目をつぶる。

少しでも寝やすいように姫の頭を優しく撫でた。


「おやすみ、姫」


「お休みなさい、陛下」


やはり、姫は疲れていたようで数分で寝息をたてた。

姫の無防備な寝顔は、王女らしさとは無縁で汚れない幼子のようだった。

……妖精というより天使のようだ。

優しい姫はイタズラなどもしないだろうし、性格的にも妖精より天使の方が相応しいように思う。


姫が寝たのを確認したら自分も寝ようと思ったが。


姫の寝顔を見ていると幸せな気分になる。

そして、全く飽きない。


「……んっ」


姫が少し動く。

起こさないように抱きしめなおす。


すると、姫は無意識で私の胸に顔をこすりつけた。

……ビリッと電流が走ったように感じた。


一瞬、欲望のようなモノが湧き上がった。

だが、余りにも無垢な姫の寝顔で正気に戻る。


……姫との誓いも、姫の安眠も絶対に守らねば。

すうすうと眠る姫の髪をそっと触る。


フワフワした柔らかく艶やかな髪だ。やはり妖精より天使だな。


またそんな事を考えながら姫を見つめる。

姫はどんな夢を見ているのだろう。


無邪気な寝顔に心が浄化されるようだ。そしてやはり幸福感が胸に溢れた。

その幸福感は麻薬のようで止め時が分からないほど心地よく、目が冴えてしまう。


不思議だ。姫の寝顔を見れば見るほど、もっと見たくなる。

幸せな時間は姫が目覚めるまで続き、姫が目覚めた後は姫に口付ける幸福に酔った。


姫がいるだけで、こんなにも幸せだとは……。


姫は何度口付けしても照れてしまうようだ。だが、私を拒む事は一度もなく顔を近づけると目を閉じて受け入れてくれる。


私はもっと深く口付けたかったが、慣れる事ない姫の口は固く閉じていた。

残念に思ったが、そんな初心な態度の姫だからこそ口付けだけで満足出来るのかもしれない。


姫に口付け抱きしめる。その時間は多幸感に包まれた愛しい時間だ。

フワフワとした心地良さは私をとても満たしてくれる。これ以上ない程に。


そんな幸せな日々はあっという間で一か月が経った。

そして、結婚式の日が来た。



色々な意味で一生忘れられない結婚式が始まる。

思ったより長くなってしまいました……。

楽しんでいただけたら嬉しいです♪

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