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あしあと-9月9日(23ページ目)
留守番電話のメッセージを聞いたのか、早朝に白衣の男は来た。
白衣の男に看てもらう前に野杉に電話をしてもらった。
野杉はすぐに来てくれた。
そして、白衣の男に看てもらった。
だいぶ悪化していると言われた。
車椅子を家に入れてもらい、外出用のも一応おいといてくれた。
野杉は唇を噛み締めてなにも言わなかった。
白衣の男が帰った後もどんどん症状は悪化していった。
もはや一人で食べ物を口に運べなかった。
野杉には悪いな、と思いながら世話をしてもらった。
日記を書くのも少し無理があるようだ。




