終わる日常始まる(非)日常
pipipipi目覚ましが鳴る…もといスマホなのだが…
「寒っ」夏の朝は地味に寒い が同時に清々しい朝の気がした。
「行ってきます〜」返事は無い学校には早めの電車に乗らないと行けないので5時ぐらいに出発した
駅では物々しいぐらいの警戒態勢であった
まさかアイツら、、、一瞬過ぎった最悪な事を僕は否定したがやはり心の隅では不安が広がっていた。
学校に着いた頃には夏らしく太陽が照りつけていた
グランドにはテントが張ってあり避難民と思われる方々がひしめき合っていた。
こんな時に練習するか?と不満を持ちながら教室に入った。
「面接練習するぞ」ついて早々に練習する事になった僕達はグループを作り面接練習をし始めた。
「はい!!私の名は米山 こめるです!!本日はよろしくお願いします!!」うん?雰囲気変わった?と僕は思った
11時59分
キュインキュイン!!キュインキュイン!!
スマホのエリア警報がけたたましく鳴った
「!?」一瞬の硬直直後ドンッと爆音が発生し数秒後
窓ガラスが全て割れ外を見ていた人達に突き刺さった「ぎゃぁぁ」「痛い…痛い痛い……」あちらこちらで悲鳴が聞こえる
僕は窓から離れていたのが幸いしたのか大きな破片の直撃は避けられたが頬に生暖かいものが流れた
「グワァァァ」割れた窓から見たグランドにはいつの間にか血まみれの人達が居たどれも身体がエグれていたりしたが動いていた。
「大丈夫ですか!?ッ!!」体育顧問の大谷先生らが避難民に近づきそして咬まれた。首筋を咬まれた先生は走って校舎に入るなり「みんな!!逃げろ!!」と叫んだ。
コレが合図となり生徒達はバタバタと逃げようとしたが割れた窓から元避難民が侵入 袋のネズミ状態であった…