3話
3話目投稿!
キャラクター作成が終わってから数時間たち、遂にサービスが開始された。
もうご飯が済ませておいたからすぐにログインした
ウィーン・・・
「ようこそ、spirit of onlineへ!」
という言葉が聞こえた次の瞬間には中世ヨーロッパを思わせる街並みが広がっていた。
「へぇ~、これがspirit of onlineの世界か。いい町並みだな」
キョロキョロと見渡た。いろんなところからパーティーに勧誘している声が聞こえてくる。
「誰か後衛職で魔法使いの人いませんか?」
「タンクを一人募集しています!」
また、街を出て狩りに出ている人もいる。確かこれは一万個ぐらい発売していて完売していたな。多分八千人ぐらいが今ログインしているだろう。
とりあいず、俺は狩りには出ずに街を見て回ることにした。
コツコツ・・・
俺一人しかいないから自分の足音がよく聞こえる。
「ふん、ふん、ふ~ん」
俺は機嫌がよく鼻歌を歌って歩いていた。そのときに泣いている女の子の声が聞こえてきた
「女の子の泣き声?こっちの方だな。」
俺はすぐに聞こえてくる方にいくと6才ぐらいの女の子がいた。周りを見渡してみると、結構入り組んでいる所で俺みたいな放浪者じゃないと気づかないだろう。
「どうしたんだい?迷子かな?」
と、優しく聞くと
「グスッ、えっとね自分の家がわからないの」
なるほど、迷子か。ということはこの子NPCという奴か?
「わかった、いいよ一緒にお家を探してあげる」
と言って優しく頭を撫でた。
「本当?」
涙目+上目遣いで見てくる女の子。
「ああ、本当だ」
「ありがとう!お兄ちゃん」
一緒に家を探すことになったがとりあいず、名前を聞いた。
「そういえば名前は?」
「クリスティーナ、お母さんには愛称でクリスと呼ばれているの」
「そうか、いい名前だね」
「うん!」
いろいろと歩き回ってみるか・・・って考えているとメールが届いてきた。
「迷子の女の子を無事に送り届けろ」というメール・・・
クエストって事ですね!解りました、俺すげーがんばるよ。で、報酬わっと「???」
え?不明?それとも秘密なのか?でもかまわん、その方が楽しみが増えるだけだ。しゃあー頑張るぜー
・・・というか無事に送り届けるってなに!?まさか、危険があるの?街の中なのに?マジですか・・・
「じゃあ、いこうか?」
「うん!」
まぁいい、どんな危険があろうが俺はこの子を送り届けるぜ!
服装は布の服に布のズボンそれに革靴で武器は銅の剣です
ネームはクロです