特別な存在にならないと駄目。そして多くの女性は恋愛メンヘラである。
田中一郎は大久保哲二と一緒に飲み会のあとにキャバクラへやってきた。
田中一郎は隣に座った女性を口説いていたが軽く受け流しあしらわれていた。
一方、大久保哲二は隣の女性と会話がおおいに盛り上がっていた。
田中一郎のお気に入りお譲の誕生日会だった。プレゼントを渡し田中一郎は必死にお嬢とデートしようと口説いていたが、お嬢に田中一郎は軽くあしらわれていた。
その様子を見かねた大久保哲二は田中一郎に声をかけた。
「田中くん女性はむやみに追いかけても逃げられるだけだよ。推したり引いたり恋は駆け引き、女性から追いかけられる特別な存在にならないと駄目だよ。」
「特別な存在とは何ですか?」
「それはね。僕のやり方を見て学びみなさい。」
そういうと大久保哲二は隣にやって来たキャバクラ嬢と会話を始めた。
「はじめまして華憐です。お仕事は何をされているんですか?」
「どんな仕事してると思う?」
「えーと金融業とかですか?」
「僕の仕事は他人の財産を使って、お金を稼いでるの、つまり泥棒!」
「ど・泥棒してるんですか?」
「そうそう、子供たちにも言ってるよ。パパの仕事は泥棒だって、他人のふんどしで相撲をとる仕事なんだよって」
「えーっと、どんな仕事しているのか気になるわ」
田中一郎の横にいる大久保哲二とキャバクラ嬢は大いに会話が盛り上がっていた。
「僕の話はいいから、あなたの話をしてよ」
「私ですかー」
そういうとキャバクラ嬢は自分の身の上話を始めた大久保哲二は黙ってうなづいて聞いている。
キャバクラ嬢の話は面白くなく長かった。
後日、田中一郎は大久保哲二に、なぜ職業の嘘をついたのか聞いた。
「田中君は全部、本当のことをしゃべっているよね。でも、それじゃ相手は面白くないよね。」
「本当のことを言っちゃダメなんですか?」
「すべて正直に話す男はつまらない男だと思われ興味がわかないよ。その他大勢の人と一緒だから。女性はミステリアスな男性が好きなんだよ。未完成な部分を見せることによって相手に自分を強く意識させるんだ」
「嘘をつくんですね。」
「面白い嘘じゃないと駄目だけどな。そして相手の話をじっくり聞くんだ」
「キャバ嬢の身の上話が長かったですね」
「いいかい田中くん多くの女性は軽度な恋愛メンヘラなんだ。私のことが好き?私の話をきいて?
と自分のすべてを受け入れてほしいと思っているんだ。だから黙って最後までお話を聞きなさい。」
そして田中は以下内容を大久保先輩から学んだ。
【恋の駆け引き 推しのテクニック】
相手がはじめて体験を会話に入れる。
はじめての体験を話すことで脳内のドーパミンが刺激され感情が動かされます。限界効用たい減の法則と呼ばれ、体験やサービスを1単位追加的に消費した場合の効用の増加分が、体験やサービスの消費量が増えるにつれて小さくなるという法則です。
例えば、ビールを飲むときに、最初の1杯目はとても美味しくて高い効用を得られますが、2杯目、3杯目と飲んでいくうちに、飲むたびに得られる効用は減っていきます。このとき、最初の1杯目から2杯目に飲むときの限界効用は大きいですが、3杯目から4杯目に飲むときの限界効用は小さいです。
つまり最初のビール1杯目の男になれ!はじめての男になれ!ということです。
相手が体験したことのないはじめて聞く話や今まで行ったことのない海外の話など相手が初めて聞いた話をすることによって会話が盛り上がります。
実は○○童貞なんだ!とやったことのないこと童貞で例えて軽い下ネタトークで盛り上げたり、俺そういう子好き(好意をうっていく)逆張りで、みんなと違う反応をしめしたり。相手のいじり(軽い悪口)+そういう子好き、と盛り上げる推しテクニックがあります。
相手のはじめてをいくつ奪わえるかが特別の存在になるためには重要です。
【恋の駆け引き 引きのテクニック】
当たり前のように普通に反応する
相手から衝撃な告白があっても普通に反応するテクニックです。例えば相手が親から虐待を受けていたなどすこし引いてしますような話題をふられても、「へぇーそうなんだ大変だね」と相手のテーションにあわせて普通に対応します。世の中にはいろんな子がいるという大人の余裕を見せることでこの人は特別な存在だとアピールすることができます。
都合が悪いことは流す。
自分にとって話を聞きたくないこと都合がわるいことは聞き流すテクニックです。例えば、私、貞操観念が固いんだなどこちらがあまり聞きたくない話題は聞き流しましょう。また女性はいってることやってることが違うことが多いです。そういう場合でも訂正したり反論などせずに聞き流しましょう。全ての話を聞き流すと嫌われます。ちょいちょい聞き流しましょう。
【女性がもっと一緒にいたいと思わせるテクニック】
コミュニケーションで大事なことは話す事より聞く方が重要です。聞く7話す3くらいの割合で聞き上手になりましょう。また女性へ質問が多い方が会話は盛り上がります。
注意すべきは質問と言ってもインタビュアや尋問のように会話の流れをぶった切って質問攻めを、してはいけません。女性の質問の回答に対して理解を示し話を引き出し会話を膨らませましょう。
質問する方法には以下方法があります。
クローズドクエスチョン
クローズドクエスチョンとは、相手に回答の選択肢を与えて、そのなかから回答を選ばせる形の質問のことです。回答の幅を限定し、相手が「はい」か「いいえ」(Yes/No)で答えてもらう質問の仕方のことです。例えば、「お探しの製品はこちらでしょうか」「午前と午後でしたらどちらがご都合よろしいでしょうか」などがクローズドクエスチョンにあたります。
クローズドクエスチョンのメリットは、やりとりがしやすく、素早く回答を得られることです。また、自らが主導権を握りながら相手に決断を促すことができます。デメリットは、相手が尋問を受けているように感じたり、不信感を抱かれたりする可能性があることです。
オープンクエスチョン
クローズドクエスチョンに対して、回答の範囲を制限しない質問をオープンクエスチョンと言います。
オープンクエスチョンは、相手の考えや意見を詳しく聞き出すことができますが、相手に回答する負担が大きくなる場合もあります。例えば、「休暇にはどこへ行きたいか」「なぜそう思うか」といった質問がオープンクエスチョンにあたります。
円滑なコミュニケーションを取るためには、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンのそれぞれのメリットを活かしつつ使い分けることが重要です。
褒めリーディング
褒めリーディングとは、相手の価値を見つけ出し、褒めることで相手のやる気や自信を引き出すリーダーシップのことです。褒めることは、人間関係を良好にし、仕事の成果や組織の活性化にも効果的です。褒めリーディングを実践するためには、以下のようなコツがあります。
嘘をつかない
褒めるときは、本当に感じたことや思ったことを伝えましょう。嘘は相手にバレる可能性が高く、信頼関係を損ねることにもなります。
具体的に褒める。
褒めるときは、どのような点が良かったのか、どのような効果があったのかを具体的に伝えましょう。具体的に褒めることで、相手は自分の行動や成果が評価されていると感じます。
さしすせそを使う
褒め上手な人は、「さすがです」「知りませんでした」「すごいですね」「センスありますね」「そうなんですか」などの言葉を使って相手に興味や関心を示します。これらの言葉は、相手に対する敬意や尊敬を表現する効果があります。
タイミングを見極める。
褒めるときは、相手が喜ぶタイミングや場面を見極めましょう。例えば、成果を上げた直後や周りの人がいるときなどは、相手は褒められて嬉しく感じます。逆に、失敗した直後やプライベートな話題のときなどは、相手は褒められても不快に感じることがあります。