1/1
勉強
―学びを知る―
企業適性試験。
本拠地周辺の民のための教育カリキュラム。
教育カリキュラムといっても強制ではない。
暇な時にやる職業訓練の一つだ。
選択肢の一つとしての適性試験勉強というものである。
足切りのためではない。
向上のためである。
蒼生大和、そこに働く方のための勉強。
企業の適性試験。
この教育を充実させる。
といっても強制ではない。
「適性試験勉強。まぁ、うちではゆっるいデイリーミッション的なものでいいだろう」
やってもいいし、やらなくてもいい。
ただ、やれば特典があるというものだ。
論理的思考を養う適性試験を通して、民の能力生産性を向上させるというものである。
もちろん、やらない、できないからといって罰則があるわけではない。
ただ、やっていい成績を残せばちょっとした優遇措置が受けられるというものだ。
民の能力の向上は国の宝なのだから。