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第3話 異世界突入篇⑴「異世界がきちゃいました。」

意識を失ってからどれくらいたっただろうか。

目を覚ますと、そこは見知った天井と、特に何も入ってない棚が倒れている散らかった俺の部屋だった。


「とんでもない地震だったな。でも、、とりあえず」


と、身体をあちこちさわってみて、特に怪我をしていないのを確認して思わず


「助かったぁ〜」


声に出てしまう。

まだぐらぐらする頭を押さえながら、 

外はどんな有様だろうと思って窓を、こわい気持ちあり恐る恐る開けてみる。


そこに広がっていたのは


豚の面をした大きな生き物と、髪の毛ない緑色の小さな生き物たちが殺し合いをしている様子だった。

そしてあたりには真っ赤に染まっていて、そこかしこに人間がバラバラにされて転がっている。



「いったいなんだ。いつの間にこんな事になったんだ、、、これじゃまるでダークファンタジーじゃないか、、」



だがそれを見ても気持ち悪くなったりはしない。

そう言えば精神苦痛耐性持ってたっけ。

でもどうしたものか。。

外はRPGでよく見るモンスターが暴れているのだ。

とモンスターを眺めながら思っていると


『趣味「観察」を獲得。スキル「可能性の捕食」の効果により、スキル「鑑定(Lv1)」を獲得。職業スキル「反逆の芽」の効果により、「鑑定(Lv1)」が「神殺眼(Lv1)」に変化します』


とアナウンスが頭に響いてくる。


「は?なんか色々スキルが、、、」


そこで、ステータスを見てみると



三吉隆平

36歳

職業:反逆者(Lv2)

HP:513 / 908

MP:0

攻撃力:242

防御力:200

攻撃魔力:0

回復魔力:0

異能防御力:132

素早さ:89

かしこさ:23

きようさ:8

うんのよさ:0

成長速度:----

称号:神の理から外れし者

固有スキル:牛(Lv1)、可能性の捕食(Lv4)、早熟(Lv13)

職業スキル:反逆の芽(Lv----)

趣味:腕立て伏せ、パトロール

入手スキル:神を殺すための肉体(Lv1)、神殺眼(Lv1)、全耐性(Lv1)、反逆者の休息(Lv1)



(チーーーターになってるーーー。)


と声に出したいくらい目が覚めたらステータスが大幅にアップしている。

ただこの数値が高いのか低いのか分からないが、今なら街のチンピラレベルなら数人相手にしても問題なさそうな気さえしてくるから不思議だ。

それに、いつの間にかスキルが色々変わっているし、反逆者のレベルも上がってるし。

そうしてよくスキルの欄を見ると小さく詳細と出ている。

どうやらスキルの詳細が分かるようだ。



▼神を殺すための肉体(Lv1)

スキルランク:UUR

MP消費:無し

神に近づくための肉体。

異世界融合時の特殊な環境時に、神を呪う事で、「筋トレ」のスキルが、スキル「反逆の芽」の効果により変化して得たユニークスキル。

HP、攻撃力、防御力、異能防御力、素早さを上げるスキル。

スキル取得時に、防御力、異能防御力、素早さを2倍、HP、攻撃力は3倍へと基礎ステータスをアップさせる。


▼神殺眼(Lv1)

スキルランク:UUR

MP消費:無し

神を殺すための反逆の眼。

「鑑定」スキルが、職業スキル「反逆の芽」の効果により変化して得たユニークスキル。

眼にした者のステータス、スキルを読み取れ、スキルの詳細や、その者の弱点なども見抜く戦闘に特化した眼。


▼全耐性(Lv1)

スキルランク:UUR

MP消費:無し

異世界融合時の特殊な環境時に、反逆者の職業により神の恩恵を得れず、強い次元干渉の揺れにより「異世界融合耐性」スキルを得たことで、スキル「可能性の捕食」により、「耐性」系スキルを全て捕食することで得たユニークスキル。

身体や精神に影響する環境や攻撃、魔法、スキル全てに対しての耐性。但し無効ではない。

スキル取得時に、防御力を1.5倍に、異能防御力を3倍にし、基礎ステータスをアップさせる。

常時発動型。


▼反逆者の休息(Lv1)

スキルランク:UUR

MP消費:無し

異世界融合時の特殊な環境時に、神を呪いながら眠りについたことで、スキル「可能性の捕食」、職業スキル「反逆の芽」の効果により得たユニークスキル。

ダメージを受けずに眠る、もしくは目を閉じ動かずにいる事ができている間のみ有効。

10秒間につきHPを100回復する。

発動中、自身の存在を認識されにくくなる。

但し一度認識されてからは認識阻害の効果は発動しない。

デメリットとして身体が完全回復しないと眠りから覚めない効果もある。



「いつの間にか新しいスキルも覚えてる」


(なんかチートみたいな気もすけど、、)


と、ここで外のモンスターたちの存在を思い出してビクっとした。


(全耐性のせいか、恐怖心まで薄らいでる気がする、、これはいいことなのか、、)


とりあえず外のモンスターたちを見てみると


No Name

種族:ゴブリン

HP:5 / 150

MP:0

攻撃力:70

防御力:45

攻撃魔力:0

回復魔力:0

異能防御力:20

素早さ:45

かしこさ:1

きようさ:1

成長速度:1

固有スキル:


No Name

種族:オーク

HP: 300 / 300

MP:0

攻撃力:130(+30)

防御力:65

攻撃魔力:0

回復魔力:0

異能防御力:70

素早さ:40

かしこさ:2

きようさ:1

成長速度:2

固有スキル:

武器:異世界の棍棒(攻撃力+30)


どうやら緑色のがゴブリンで、豚がオークという種族らしい。

No Nameっていうことは名前がないのか。

ゴブリンは軒並みHPが5のやつがほとんどで、それ以外死んでいるか、遠巻きに見ているやつだけだった。

たまにゴブリンの攻撃力や防御力などのステータスに違いがあるやつがいたが、それも1-5程度だ。

だがそれでも攻撃が全く通じておらず、たまにオークの防御力より高い攻撃力をもったゴブリンがいても、その攻撃はオークの振り回す棍棒のような武器で叩き落とされている。

当たり前だ、ステータスがあらゆる面でオークが優っている。


「これじゃまるで虐殺じゃないか、、」


まるで大人が全力で3歳児を相手にしているかのような、、。

その時身体の異変に俺は気付いてなかった、、。

読んでいただき、ありがとうございます。


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