04 スキル
毎日更新している作家さんの凄さを身に染みて感じました。
3日ぶりのご飯を食べた僕は、部屋に戻り、今後の予定について考えようと思った。
ちなみに、母の料理はかなり美味かった。
「とりあえずは、やっぱりこのスキルを使いこなせるようにならないとな。」
神眼と、神センスは成長の可能性ありになっていたので、まずは、それを成長させてみる。
しかし、どうやったら、成長するのかは、さっぱり分からない。
使い続けたら成長するのか、それとも限界を超えたら成長するのか、それとも全く別の方法で成長するのか。
分からないなら、使い続けたら成長するの方向でやって見るか。
まず、スキルはどうやって使うのか。
僕は、近くに置いてあった花が刺してある花瓶を手に取って、
「とりあえず、無限収納からやるか。」
「無限収納!」
しかし、花瓶はそのまま手にあった。
あれ?言葉で言ったら発動する訳じゃないのか?それとも言葉が違ったのか?
「収納!」 「アイテムボックス!」 「ストレージ!」
ピカっと光って手持っていた花瓶が消えていた。
なるほど、言葉が違ったのか。次はさっき入れた花瓶を出してみるか。
「ストレージ!花瓶!」
次は花瓶が手の中に現れた。
ちゃんと出てきたが、でも、これだと毎回言葉で言わないと出来ないし、入れた物を覚えとかないといけないし。
でも、神様から説明してもらった時は、カテゴリー別に検索可能って言ってたから、出来るんだろうな。
よし!と1度深呼吸して今度は、頭の中でストレージと言ってみた。
そしたら、先程と同じように手から花瓶が消えていた。
できた!よし、今度は検索してみよう。
また、先程と同じように頭の中で、ストレージ検索と言ってみた。
そしたら、頭の中に先程入れた花瓶が頭の中に浮かんできた。
それを、取り出すイメージをすると、手の中に現れた。
何回かそれを繰り返して、やり方が掴めた。
分かったことは、頭の中で言葉を言うのでも、スキルは発動するが、イメージが分かっているならそのイメージを思い浮かべるだけで、そのスキルが発動するのだ。
例えば、先程の花瓶で表現するなら、花瓶を箱の中にしまうようなイメージで発動する。そして、その箱の中に仕切りを作ってそれぞれにグループを作り、あとは、そのグループごとに取り出したい物をイメージするのだ。
これで、無限収納のスキルを素早く使用できるのだ。
「これで、無限収納は大丈夫そうだな。
次は、神眼にかな。」
初めの無限収納でスキルの使い方は掴めていたので、イメージで出来るような気がした。
まず、マップ表示はゲームなどのマップ表示をイメージしたら出来た。
そして、鑑定もそのものを知りたいとイメージしたら、鑑定出来た。
ちなみに、鑑定はこんな感じに表示された。
――――――――――――
名称 花瓶
ランク F
説明 どこにでも売ってるただの花瓶
値段 1銅貨
――――――――――――
このような感じで表紙される。
この世界のお金は、
クズ鉄貨(1円)<鉄貨(10円)<銅貨(100円)<大銅貨(1000円)<銀貨(1万円)<大銀貨(10万円)<金貨100万円<大金貨(1000万円)<白金貨(1億円)
の順番だ。( )は日本円にした場合だ。
これも鑑定で知ったことだ。
鑑定は本当になんでも、知りたいことを見れるのでこれからも重宝するだろう。
「さて、最後の神センスか~。神がかったセンスってなんだよ。こればかりはイメージのしようがないんだよな。」
無限収納の時のように、スキル発動の言葉を探すしかないか。
「神センス!」
・・・神センスをパッシブにしました。
っっビクッ!!
突然、頭の中に機械音で聞こえた。
「今ので発動したのか??
でも、パッシブってことは常時発動するって事だよな。」
しかし、これといって変化がなかったので分からなかった。
そして、この日はこのまま寝ることにした。
ルクスはこの「神センス」の凄さに気付いたのは次の日からであった。
毎日更新は出来ないかもしれないですが、
話が簡潔するまでは更新を続けていきたいです。