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能力はチートって相場は変わらないようです。

やっと能力公開です。

まだまだ、文章力がないですが楽しんでもらえるように頑張ります。

結局、その後は疲れて寝た。

女神は寝る必要はないそうだが何故か一緒のベッドに入ってきた。本人曰く、『少しでも慣れておきたいからね』だそうだ。人間みたいに暮らすのだろうか。精霊みたいな存在なら必要ないのではないか?

気になったので朝起きると聞いて見ることにした。


「なぁ、精霊なら人間みたいに暮らすことないんじゃないか?」


女神は不思議そうにこちらを見てくる。

あれ?俺おかしいこと言った?


『そっか、説明してなかったけど私は精霊じゃないよ?今は女神でもないし、この村には魔物から逃げてきたって言って入らせてもらえたの』


ん?精霊じゃない?女神でもない?そういえばこの女神は世界に干渉できないとかいっていたっけ。上の存在なら干渉できるとも言っていたから彼女の父に頼んだのだろう。


「父に頼んでここに連れてきてもらったのか。でも女神として送り出すことは出来ないとか?」


普通は無理だ。ただとんでも世界があるならそんなことも十分可能ではないかとも思った。


『そうですよ。女神として送り出すことは出来ません。少しその世界に行く程度なら可能ですが、一生となるとバランスが崩れかねませんからね。』


なるほど、納得がいった。でも気になることがある昨日女神は周りから見えないとか寝なくても良いとか言っていなかったか?それは精霊とかそのものじゃないか。


「なぁ、でも女神は、って名前知らないんだった。えーと、」


『あー、セイナです。』


「ありがとうセイナ。セイナは女神の加護みたいなのを受けていたりするのか?」


『はい、魔法もひと通り使えますしステータスも高めになっています。正確にいうと女神の加護ではなくて十六神の加護ですがね。』


十六神はセイナの父だ。ということは彼女の身を案じて強い加護を授けたということになるだろう。視覚認識不能とかどんな高位魔法だよ。神のとんだ()()()な訳だ。


ふと、セイナが落ち着かない様子でこちらを見ていることに気づいた。

あぁ、ステータスが気になっているんだな?

俺も気になるしそろそろやるか。


「わかった。じゃあ、そろそろステータス見ますか。」


『はい!』


一番いい返事だ。相当楽しみで夜も()()()()思いだったのだろう。本当は()()()()()良いが。


そして、カナタは心の中で強くステータスオープンと命じる。すると頭の中にゲームのステータス画面のようなものが思い浮かぶ。女神は心が読めるはずなのであえて口に出さず、それを読み解いていく。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カナタ(男)lv1

冒険者ランク −−−

ステータス


HP 1250/1250

MP 560/560


筋力 120

体力 240

敏捷 120

魔力 200

器用 120

運 360

魅力 320

??? 99999


スキル

火魔法lv2

水魔法lv5

風魔法lv3

光魔法lv5

闇魔法lv1

強化魔法lv6

回復魔法lv2

鑑定lv–

??魔法lv1

生活魔法lv3

武術lv1

投擲lv1

略奪&付与(ギブアンドテイク)lv1

封印魔法lv1

時空魔法lv1

融合魔法lv1

言語理解lv8

隠密lv4

虚言lv2



称号

生まれたての賢者lv2

戦士見習いlv1

転生者lv−

女神の加護を受けし者lvMAX

勇者の卵lv0

チーターlvMAX

努力家lvMAX

???の運命lv1

伝説の素質lv?


装備

頭 なし

胴 皮の服

腕 なし

腰 皮のズボン

足 なし

アクセサリ なし

――――――――――――――――――――――


うん、チーターだった。一般5歳ならHPは100くらいで基礎ステータスも10を超えると凄いといわれるらしい。あとスキルが多すぎる。レベルが違うのは魔術書を読んだりしてるからだろうが、スキルなんてものは簡単に手に入るものではないので十分異常だといえる。色々気になるものはあるが鑑定があるのはなんだろう。定石だとステータスを見ることができるとかだが、ステータスは誰でも見れるのではなかったか?全員に鑑定スキルはあるのだろうか。気になるので聞いてみた。


「見ましたか?聞きたいことがあるんですが…」


『鑑定のことが気になるのですか?そうですね。普通自分のステータスしか見ることができないのですが鑑定なら他人のステータスを見ることが出来ます。人だけでなく物も鑑定でき、持っている人は少ないです。』


なるほどこれを使えば他人のステータスが見えると。

というか、やっぱり考えてることはお見通しなんですね。


「レベルが1なのはどういうことかな?本を読んだり体を鍛えたりしていたけど、それには経験値とかないの?」


だっておかしいじゃないか。レベル1でこのステータスだぞ?表示ミスは…ないと思うが、でもおかしい。


『はい。体を鍛えたり本を読んだりするともちろんステータスは上がります。ですが、それもごく少量。普通はこの世界では魔物を倒したり、強い相手に勝利すると経験値が貰えてレベルが上がる仕組みになっています。レベルアップ時のステータス上昇ボーナスの方が大きいので、自ら体を鍛える人は少ないです。本も読むだけでスキルを獲得できる魔法書なら読む人はいますが、魔術書は習得に時間がかかるので、それなら読んでも無駄なので読む人はよほど物好きな人くらいですかね。』


「でも、俺はとてつもない速度でステータスが上がったぞ?」

そう、俺は体を鍛えるだけで成人の人並みにステータスが上がった。


『おそらく称号のどれかのせいです。称号はその人にあった称号がつけられ、そしてボーナスが付きます。ステータスが上がりやすくなるものがあったのでしょう。』


なるほど、称号か。

怪しい称号は努力家だな。

よし、鑑定で調べればいいのか?

俺は努力家を鑑定する。

ビンゴ!

努力家

沢山努力をしたものに与えられる称号。

レベルMAXでは、所得経験値アップ、ステータス上昇ボーナス、ステータス成長速度アップ、スキルレベル成長速度アップ、スキル入手速度アップがつく。


すごい効果だ。どれぐらい上がるのかはレベル依存かな?俺のステータス上がり具合から見て、相当上がるのは確かだ。

見慣れない称号が沢山ある中これだけは覚えがあった。俺の努力は無駄じゃなかった!あとは…


「この冒険者ランクって何?」


『この世界では冒険者がいます。冒険者ランクがないのは登録していないからです。誰でも登録できますが、大きな町に行かないと登録できません。ランクを上げると指名依頼が来たり、緊急クエストに呼び出されます。指名依頼は報酬が多く。緊急クエストは王族直属の依頼なので活躍に応じて報酬もたんまり貰えます。ランクはG〜Sまであり、またそれぞれのランクで1〜10のランクがあり、10まで上げると次のランクに上がれるようになっています。しかし、CからBにBからAに上がるためには試験があります。Sは国を守るようなことをしないと上がることはありません。』


なるほど、あげて見るのもいいかな。

俺がゲーマーなこともあってか面倒ごとも割と好きだ。面倒すぎることは勿論嫌いだが。


「わかった。機会があったら行くことにする。そろそろ朝ご飯の時間だから行ってくる。」


リビングに行くと両親が出迎えてくれた。

誕生日のお祝いだそうだ。そこでお父さんからステータスについてやらスキルのことやらさっきセイナとやったばかりの会話と同じようなことをした。勿論本当のことは言っていない。

虚言lv2は虚言lv3になりました。

とか流れたので焦った。


それと明日から狩りに行こうというのだ。魔物が近くの森で出るらしい。勿論レベルを上げるために行くことにした。

父は「立派な戦士になるんだぞ」とか言っていた。

やはりチート能力ゲットなテンプレでした。

次は魔物との戦闘回にするつもりです。楽しみにしてくださいね。

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