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001 プロローグ2 不幸話の前の自分主張的な?

主人公の主張ターン。だが名前は出ない。

 俺の住んでいるところは、山の深いところで祖父と祖母。そして、俺の3人暮らしだ。

 両親は…まあ、俺の不幸な体質の影響なのか親から引き継いだのか分からないが、行方不明となっている。


 祖父母は、いい人達だが…ちょっと世間と隔絶している。

 山奥で質素に暮らしてる時点でやはりズレているのだろう。


 いや、正直に言うとおかしいんだけどな。

 【魔素】を見る目を養えと、ちょっと分からないことを言っていた。


 幼いころから、同じ山奥に一緒に住んでたから、そういう修行じみた事も何も感じず、言われるがままに受け入れ【見える程度】までは、身につけた。

 この頃から、少し運が悪くなった気がした。


 小学校に通うよう歳になり、同級生の友人が学校持ち込んだ携帯ゲーム機で魔法を見た。

「かっこいいなぁ。俺にもできるかなぁ?」と、思わず声を出してしまった。

 そして「現実では出来ないからゲームでしかない」と言われた。


 当時は「(…?いや【魔素】は、あるからできるじゃ?)」と思っていたが…。

 家には、ゲームとか俗物的なものはなく、テレビは2番組しか映らない。

 そんな【魔法・魔術】と言われるものが存在しないと、断言される物や情報が存在しなかったから。


 月日は過ぎ…。


 2番組しか映らないテレビにゲーム機。

 俺は、魔法使い・マジシャンが選べるゲームが大好きになっていた。

 そして、とあるゲームにハマった時期があった。今でも【続きから】遊んだりしているが。


 レベルアップで職業により成長ボーナスが毎回+2入るゲームだ。

 レベルアップボーナスも4ポイントついてくる。

 【HP・腕力・魔力・速さ・防御】に好きに振り分け、難易度を調整できるシステムだ。


 敵の攻撃が痛ければ防御を。耐えて反撃ならHPと腕力を上げる等。

 HPさえあれば、あとは防具でなんとかできるとも言えるのだが、

 魔力は魔法を無効化しない限りダメージ減衰がない。

 必殺にはカウンター。攻撃には防御。魔法には魔法防御。

 ジャンケンの様な選択で遊べるシステムが売りのゲームだと思っている。


 まあ、魔法大好きでマジシャン選んでる時点で、序盤は成長ボーナスと通常ボーナスを魔力全振り。

 レベル10で【HP20】程度。

 戦闘やフィールド魔法で700~1000ダメージでるくらいのバランスで遊べるゲームだ。

 相手に、先攻を取られたらほぼ、負ける(死ぬ)わけだが…。


【一撃必殺】


 そんな言葉が大好きな俺も、どっぷり中二病患者となっていたわけだが…もしかして、祖父母って中二病を患ったままあの歳になったんじゃ…。

 父母はそれで家を出て行ったのでは…と考えるようになってしまった。

 それだと、俺を家において行方不明になる理由がよくわからない。

 俺も連れて、家を出て行っても良かっただろうにと思いもした。


 だが実際、俺は【魔素】を見ることができるようになっていたのだから…。

 祖父母を中二病と断定することが出来ない…。

 もしかして見えてるものが違うんじゃないかと思いもしたが、見えるようになった時、どのように見えるかを聞かれ、合格をもらったのだから…。

 それは、当時から存在しているものなのだ。



 …話がそれすぎた。



 小学校までは歩いて5km程度だったから問題はなかったのだけど、中学・高校と学校までの距離が遠くなり、基本的には朝の天気予報くらいしか見ないで家をでるのがいつものことだ。


 朝、一番早いバスに乗るため座席は選び放題なのだが、絡まれたりするのが嫌なので、一番前の絡まれにくい一人用の席をいつも利用する。

 ああいう輩は、絡んでくるくせに目立つのは嫌がるからな。


 そう、一番前の運転席に近い一人用のシートはいつもの席だったのだ。




 ここからは死んだ後、聞かされた話なのだが。


 事件は朝6時位に起きていた。

 その時間は、俺がバスに乗り10個ほど停留所を過ぎた頃だ。


 とある刑務所から凶悪犯が、脱獄していたことが発覚。


 その付近の街は、一人での外出をやめるように報道がされたらしい。

 学校を休めと言う親もいれば、学校へ行く場合は親が送ったり、近所付き合いで相乗りで送って行ったりしていたらしい。


 仕事がある大人たちは不安はあるが出勤せねばならない。

 学生が、あまり居ないバス停から怪しまれることもなく、

 ガラガラのバスに乗り込める状況がその1時間後…7時前後となる。


 バスでラジオが流れているわけでもなく、無線でそういう情報が流れてくることもなく、運転手さんと俺は何も知らないまま、バス停で一人の男を乗せ市内へと…。


 各停留所に停まるたびに…少しずつバスの中の人が増えていく。

 そして、席に座れない人がでる前に事件が起こるわけだ。


 脱獄した凶悪犯がバスジャックをしたのだ…。


 そして、一番近い場所に居た俺を人質にされたと言うわけだ。

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