表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/120

EP 32

100万円の貯金と、サバイバル歌姫のフルコース』

スーパー銭湯『マモルの湯』からの帰り道。

湯上がりで肌艶の良いキャルルは、夜風に当たりながら魔導通信石スマホの銀行アプリを開いていた。

「よしよし……ついに貯金100万円を越したなぁ♪」

画面に表示された『残高:1,024,500イェン』の数字。

それは彼女がオーガを殴り、ドラゴンを蹴り飛ばして稼いだ結晶だ。

「ふふっ、これだけあれば結婚資金の足しになるし、マモル様との新婚旅行も豪華に行けるわね……ニマニマ」

キャルルは妄想を膨らませ、スキップ交じりにシェアハウスマンションへと戻った。

「ただいまぁ~」

「お帰りなさいませ、キャルルさん」

リビングでは、同居人の人魚族リーザが、正座をして出迎えた。

その丁寧な所作は深窓の令嬢のようだが、テーブルの上には「拾ってきたパンの耳」が乾燥させてあった。

「聞いてぇリーザ! 今日ねぇ、冒険者ギルドに行ったらさ、受付の前でバカップルがイチャイチャしてんのよ! 『君の盾になるよ』『きゃっ、頼もしい~』とか言ってさぁ!」

キャルルはソファーにダイブし、クッションを抱きしめた。

「こっちは命懸けで仕事してんのに、たまんないわよ全く! ……あーあ、私もマモル様にお姫様抱っこされたい」

「そうですか……それはそれは災難でしたわね。……ところでキャルルさん、夕飯はどうされますか?」

「あー、さっき帰る途中に『

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ