父の正義
世の中には光と闇がある
光と闇は常に隣にある
どうしようもなくなって
諦めたくなる時も
前に進む選択肢をもって
一生懸命生きようとする。
それが人間だ。
闇に負けそうになっても
前に進む勇気が
人を光に導く
だが どうしようもない時も
あるのだ
そんな時に必用なのが
希望だ
光と闇は常に隣にある
だが 希望の光が
人には前に進むため
必用だ
広大な海の浜辺で四人の子供達が遊んでいた。
そして、木の棒で元気のいい二人が戦っていた。
一人は天城優斗、もう一人は国島雄介。
二人の女の子が、応援していた。
雄介は突きで攻めた。それを軽々と優斗はかわしてみせた。
そして、一気にコテで決めた。
次は女の子二人、勿論、防弾チョッキは着ている。
木の棒だから、怪我する可能性があるからだ。
雄介の父親は警視庁捜査一課長だ。子供用につくるのも簡単だ。女の子は一人は月島清美、もう一人は倉橋幸子。だが、この勝負はあっさりついた。清美は強すぎた。幸子が弱いわけじゃない。幸子には普通の女の子じゃ歯がたたない。
だが、清美は、父親に鍛えられていた。
剣道七段の父親に。剣道の経験二年、歯が立つわけないのだ。もっとも、女の子だろうと一度、始めた事は最後までやるという教えだった。でも、清美の父親はかなりの親馬鹿だ。名前は月島望。
経済界の革命児と呼ばれる有名人だ。
倉橋幸子は、祖父が倉橋久光と言って元首相だ。
両親は天才外科医だ。天城優斗の父親は、官房長官の秘書だ。そして、月島望が迎いにきて、車に四人を乗せて一人ずつおろして帰った。望は清美に
「どうだ。優斗は強いか?」清美は頷いて
「うん。強いよ。さすがだね」
「そうか。それは、良かった。だが、顔の防具もつけるべきだな。怪我したら困るしな。特にお前は女の子だからな。顔に傷でもついたら、パパもママも困るからな」私はパパの優しさに感動した。
そして、家に着いた。帰るとママが、夕食をつくって待っていた。ママは私を見て抱っこして
「清美、楽しかった?」私は頷いて「うん。楽しかったよ」ママは私のほっぺたにキスした後、夕食の椅子に私を座らせた。 私はパパもママも大好き、本当に優しくて想いが強い。二人は両親だけどあこがれ。本当に二人は想いが繋がってる。私も英才教育を受けてるからわかるようになった。幼馴染みも英才教育を受けている。