布哇沖海戦勃発
モンタナ大艦隊がSFを出航。
布哇の真珠湾で整備、補給を済ませた事をスパイ情報で日本海軍はキャッチしてた。
時は昭和19年六月。
「長官、敵が来る前に遠方海域で迎撃します。」
「ウム、さすがに大和を凌駕する敵6隻は如何な我が海軍でもキツイ。
せめて足を止めれれば・・。」
「山本長官、我が新型潜水艦を信じて下さい。
ドイツとの闘いで潜水艦戦を経験したイギリス直伝の必殺魚雷で必ず足を止めます。」
「ウム、山梨艦長、貴殿に潜水艦隊総司令を任せる。敵が戦艦なら我等は潜水艦。
そして戦闘機だ!!敵と同じ土俵に乗る必要は無い!!」
霞が関の海軍総司令部で辞令を受けた山梨少将は海底戦艦とも呼ばれる事になる伊号400クラスを率いる事になる。
航空隊は柴田中将、武藤少将に一任。
総司令部を厚木に置き、海軍全航空隊を指揮掌握する事になった。
海底戦艦部隊、伊号400を始めとする401,402,403、405の五隻は補給を済ませると出陣。
なを、指揮艦として補給艦桜島(100000t、対空砲と対潜水艦装備のみ)が竣工。
海底戦艦部隊は夜間のみ浮上で昼間はシュノーケルを使いディーゼル推進で進む。
モーター走行は戦闘時のみ。
おかげで充分に作戦にも間に合うのは大きい。
>帝國の潜水艦は全てシュノーケルを装備しました。
無電アンテナも設置してるので通常時でも無電受信は可能。
艦隊に随伴してる指揮艦桜島からの一方通行の暗号で作戦を随行してる。
ただし発信は逆探されるので、非常時以外は発信不可。
伊号400クラスは実史の伊号と違い、浮上して飛行機を飛ばす事は無い。
大型艦体を用いて遠距離単独作戦。
並びに膨大な魚雷搭載が目的で巨体化した。
通常時でも常に潜行するので、目撃される事も無い。
大西洋ではUボートとの闘いでイギリスを始めとする連合国は対潜水艦戦では世界一になってた。
それと同時に潜水艦も発展し、今やUボートを駆れる潜水艦も出現。
その技術を譲渡して貰えたのは大きい。
またアメリカが連合軍にもなれなかったので、対潜水艦戦のノウハウは伝授して無い。
その事を悔いるのは戦後の事になる。
海底潜水艦部隊は布哇近くまで接近するとシュノーケルを下げ無音航行に切り替える。
作戦開始である。
「艦長、敵大型艦・・6隻、空母らしき艦・・2隻方位〇〇、速度20ノット。距離20km」
「ウム、遼艦とのビーコンを一回だけ打て。同時に作戦発動。
魚雷を無制限発射せよ。発射後は・・逃げろ。」
「了解です。間もなく敵との距離10kmを切ります。兵器員、全力で全魚雷を発射セヨ。
全て撃って構わん。撃て撃て~~!!」
ビーコンを受電した遼艦でも同様の作戦が発動し、魚雷400本(全てホーミング)が敵艦隊を襲う。
ここに阿鼻叫喚の地獄が待ち構えてるとは思わないアメリカ艦隊の悲劇が始まる。
山梨艦長は架空人物です。
モンタナクラスはどうなるのでしょうか??




