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大空のムサシ  作者: 自宅防衛隊
反撃の米帝
31/37

B29殲滅セリ。

岩本は更に敵を追い回し、銃弾を撃ち尽くすまで戦闘を続けた。

やがて燃料、銃弾が枯渇し補給のため次々に舞い降りる。


>戦闘速度なので燃料も一時間弱で枯渇します。


地上では零戦が基地防空や対戦闘機戦に専念し雷電部隊を掩護。

雷電は空襲中にも関わらず安心して補充が出来た。

地上勤務員は燃料車や消防車に乗り各自の愛機に駆け寄る。

武器整備兵は弾薬を満載した車で・・。

着陸した雷電は急いで燃料補充、銃弾装填。

そして落下燃料タンクを装備。

高高度に上がるには落下燃料タンクが必須なのだ。


地上で用便を済ませタバコを一服してる間に補充完了。

岩本等は再び機に飛び乗り酸素マスク装備、(酸素ビンも交換済)。

与圧をかけて貰いエンジン始動。


スロットル全開で雷電は再び急上昇で蒼空に駆け上がる。

地上の整備員は・・「カッコイイな・・。」と蒼空の騎士に憧れるのだ。


岩本等が駆け上ると哨戒分隊が急いで補充に降りる。

雷電はサイパンに200機派遣されてるが、当日は100機で空襲に挑んでた。


超高空を舞う雷電を止めれる戦闘機は世界にも存在しない。


蒼空で続く激戦場ではB29のパイロットは悲鳴を上げ次々に海やサイパンに消えて逝く。


激闘1時間・・。


ハワイを出撃したB29の約60%は壊滅し敗走・・。


100機の内、生き残ったのは僅か36機。

それも全機が銃撃でボロボロ。>基地手前で海に墜落した機はもっと多かったと言う。

ルメイ飛行隊は歴史に名を遺す事も出来ず、壊滅と判断され、生き残りも全て後続部隊に吸収。

サイパン空襲は危険と判断し、護衛戦闘機随伴が必須となる。


戦闘命令が解除になり、蒼空から降りて来る雷電を安全に下ろそうと零戦部隊も掩護する。

世界最強の機でも離着陸時が危険なのは同じ。


零戦と雷電、双方の剣で敵を抑えるのだ!!


やがて戦闘終了の煙弾が滑走路に打ち上げられ当番哨戒分隊のみが哨戒飛行するだけの、

静かな基地へと帰る。。


基地に降り立ったパイロットはガンカメラを整備員に外して貰い現像に出す。

それまでに基地ピットで各隊で黒板に戦果を書き上げる。


指揮所で戦果を纏めると、黒板に次々に戦果を書き出す。

B29撃墜確実、53機、撃破37機。

P40撃墜40機、撃破30機。


指揮所は大戦果に沸いた。

後にガンカメラを纏めた映画がニュース映画として公開されると世界的大ヒット。


アメリカも近隣国経由で映画を入手し、我が友の最後に涙したと聞く。





「岩本、見事な指揮だった。今後も雷電は岩本に任せる!!」


「武藤少将、ありがとうございます。雷電は私が追い求めてた機です。

これならどんな敵でも負けません。祖国防衛にも寄与出来ると断言出来ます。」


「ウム、中島航空機は全力で量産して陸軍にも配備すると言う。

祖国防衛は雷電、艦隊や進撃は烈風となるだろう。

戦時は機種を絞らねばならぬしな。」


前世の如く陸海軍で別途に戦闘機開発なんて贅沢はしない祖国に変わって行ったのだ。


岩本は後に雷電虎徹と言われ、全軍にその名を轟かせる事になる。





投稿遅れて申し訳ございませんでした。

ボチボチと続けますので宜しくお願いします。

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