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大空のムサシ  作者: 自宅防衛隊
反撃の米帝
28/37

雷電虎徹!!

岩本が主人公版です。

岩本徹三大尉は新鋭機、雷電に熱中してた。


地上では整備員に交じり少しでも機器を覚えようと研磨。


空中では限界まで機動させ、愛機、雷電の性能を追い詰めていた。


>テストパイロットも兼ねてます。


岩本は厚木の飛行場の一角を与えられ雷電部隊の設置に大わらわだった。


本隊の横空から離れ数か月。

やっと雷電のテスト評価を終え、中島航空機も続々とラインアウト。

厚木に空輸された雷電を前線帰りの部下と共に実戦部隊へと鍛え上げていた。

スパイ情報に拠ると敵はB17よりも更に大型のB29と言う爆撃機を前線に投入するそうだ。


中国と講和出来た事で大陸側から侵入される恐れは消えたが、片道特攻もあり得る。

常に最悪を想定するのが我等、前線の軍人なのだ。

敵は高高度を飛んで来ると言う事で雷電はタービンを搭載。

重くはなるが前風防は分厚い防弾ガラス。

コックピットは気密室だ。

武藤少将が中島に全力を尽くせとネジ込んで実現したのが迎撃戦闘機インターセプター雷電なのだ。


「ウム、これならどんな重爆でも撃破出来る。

これぞ私の理想の戦闘機だ!!」


岩本は複葉機時代から海軍で蔓延してた格闘戦第一主義に辟易してた。

G大佐がネジこんでた12試艦戦を武藤さんが潰し、零戦にしてくれた時は大感謝した。


そして今回の雷電。

速度や上昇力を第一に敵重爆を殲滅するのが目的の迎撃機。

初心者ヒヨコには難しいかも知れないが、米軍のグラマンもアレで艦上機なのだ。

多分、雷電とF4Fの格闘性は似た感じだろう。>後にF4FやF6Fを鹵獲し、テストして確信した。


岩本は選抜したプロのパイロットばかりを集め、迎撃戦闘隊を結成。

重爆が目標だが対戦闘機戦も対象。

低空での格闘戦、14000mでの迎撃戦と厳しい訓練を続けた。


やがて・・・。


場所は変わってサイパン基地。

その一角にサイパン迎撃戦闘隊のピットがある。

指揮官は岩本徹三大尉。

撃墜撃破70機を誇る日本のエースの一人だ。


「岩本大尉、電探レーダーに超高空を飛翔する未確認物体が接近してます。

高度・・・10000mです!!」


「ヨシ、迎撃戦闘隊全力出撃だ!!回せ~~!!」


ピットで待機してた雷電が鼓動を開始。

超高空を飛ぶので気密室に酸素を充填する時間も必要なのだ。

暖気運転する事数分。

やっと気密室の酸素充填が終わり次々に離陸。


雷電は飛ぶ!!


未知の敵を迎撃するために!!

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