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大空のムサシ  作者: 自宅防衛隊
ムサシ、大東亜戦争に参戦ス!
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閑話 別天地

サイパンで闘いが続く一方、保養地パラオ、ペリリュー島は別天地となってた。


前史ではオレンジビーチと呼ばれ米軍兵士の躯で埋まった砂浜も南方特有の美しい海岸。

闘いに疲れた兵士パイロットの荒んだ心を癒す海岸となってる。


彼等は二週間の戦場勤務が終わると愛機を残し陸攻でペ島に下がり2週の休養を与えられる。

新しい機はペリリュー基地に輸送され整備を受けてる。


またパラオ本島には別館と称する売春宿があり、女性との逢瀬も出来る。

前史ではトラックがその役目だったが、今はトラックは最前線。

代わりにパラオ、ペリリューが後方支援地となり内地からの補充機もココで受け取るのだ。

サイパン、トラックが苛烈な戦闘続きなだけにペリリューで休む我等は波間に漂い、

心を癒してた。


「隊長、女房も連れて来たい場所ですね。」


浜辺で寝転び、サングラスで目を保護してビールを飲みながら可愛い部下と会話してた。

まあ嫁は連れて来れないな・・。


現地嫁が居るし・・。(;^ω^)

士官には病気対策として現地で雇用した売春婦を斡旋してた。

R18な事をする場合は不特定多数を相手にしてる女性と接触すると色んな病気に感染する恐れがある。

特に小隊長以上の士官の役目は重要。

厳密に検査し合格した美女を雇用し、士官専属の現地妻として斡旋してたのである。


戦士の心は闘いで荒れる。

敵とは言え、目の前に居る人間を殺すのだ。

当然、軋轢もあるし迷いも出る。

飲むと暴れるパイロットも出る。


彼等の壊れそうな心を癒す必要アリと判断した武藤はパラオに楽天地を設置させたのだ。


前世では激戦地となった事もあり、滑走路はジャングルに囲まれ偵察機で撮影しても、

基地らしい影すら無い。

パラオもリゾート地としてホテルや漁業のみで、輸送船が来る程度。

機密基地に運ばれる新品補充機はパーツとして輸送船で運ばれ、地下基地でくみ上げられる。


敵もサイパン、トラックに気を取られるのでパラオなどに構う暇も無い。

おかげで後方支援基地として抜群の環境を保持する事になるのだ。


武藤は海で遊ぶ部下を眺め、彼等のためにも頑張らねば・・と思ってた。

パラオ諸島を後方支援基地にしました。


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