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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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994 遂に捕獲

「えっと、こっちなのね、さっきの場所がここだから……もうここからすぐ近くよ」


「うむ、じゃあこの先は慎重に、余計な音を立てないように向かうぞ、良いな?」


『うぇ~いっ!』


「いや、だから静かにして欲しいと……」


『うぇ~いっ!』


「・・・・・・・・・・」



 魔王がそこに居る可能性、それが極めて高い状況において、俺も仲間達も落ち着いていられはしないのであるが、頼むから大きな声を出し、こちらの接近前に気取られるようなことはしないで欲しい。


 すぐ近くにある村に新たな富をもたらすであろう小さな温泉は、セラ達の故郷の村の住民よりも前に、俺達に最大限の成功を提供してくれる、そうなってくれるはずだ。


 足跡があった場所を越え、ゴミが落ちていた場所を越えると、藪の中に僅かに切り開かれた場所があり、そこには真新しい木で出来た看板がひとつ、矢印のような形をして設置されていた。


 記載されているのは……おっとこちらは裏面で文字が読めない、定番のやらかしをしつつ、改めて表面へ回ると、そこには味気ない、特に飾らない普通の字で『温泉、あっちです(もう入っても大丈夫です)、村長』と書かれている。


 どうせ今のところは村人の、それも野山に分け入り何とやらの連中しか利用しないような場所なのだ。

 それならこの程度の案内でも十分であろうし、後に、一般公開時に差し替えてやれば誰も文句は言わないであろう。


 そしてこの記載内容であれば、ここを通り掛かった部外者に対しても、もちろん『たまたま通り掛かったにすぎない女』である魔王にも、そこに入浴可能な温泉があることは一目瞭然。


 間違いなくこちらへ向かったなと、そう感じた俺達は、念のため『矢印看板の向きを変えて追手を混乱させる』という、実に古典的な仕掛けが施されていないかを確認し、大丈夫であると判断して矢印の方向へ進む。


 まぁ、魔王の奴もまさか俺達がここに来ていて、しかもこんな夜中に入浴シーンを撃撮……ではなく襲撃しようとしているなどとは思わないであろう。


 魔王め、今はのんびり風呂に浸かるが良い、この間に距離を詰めた俺達が、その逃亡生活に終止符を打ってやるから、その瞬間を意識委せずに待つのだ……



「……スンスン……温泉っぽい臭いがしますね、ホントのホントにもうすぐ近くです」


「あぁ、心なしかちょっと湿度を感じるような……っと、あそこだ、だが無駄に岩が積まれて中が見えないな……竹垣まであるぞ、カレン、誰か居る気配を感じるか」


「音は……誰か泳いでいるような音はしますね、お風呂なら浸かっている感じでしょうか、そこまで大きくない人が1人だけです」


「ご主人様見て下さい、こっちでリリィちゃんが何か見つけました」


「ちょっと待ってくれ、すぐに行くから」



 温泉は温泉らしく、まさに『山奥の秘湯』といった感じのセッティングがなされていた。

 岩が積まれた露天風呂で、覗かれないよう周囲を竹垣で囲ってある、ここへ通じる道さえあれば、もう普通に開業してしまっても良いようなものだ。


 そしてその中には誰かが入っており、周囲にその『誰か』の身分を判断する手掛かりのようなものが落ちている、それをリリィが見つけ、ルビアが俺を呼んだところで……中の人が動いたではないか。


 ザバッと、湯舟の中で立ち上がったかのような比較的大きな音、それに反応したのは俺達だけではなく、6人居たうちの全員が、スススッと後退して闇の中に隠れる。


 そうした後も続くザブザブという音、膝上まである湯船の中で歩いているのだ、そしてその歩いている誰かが向かった先は、間違いなく先程リリィが発見したという手掛かりの場所。


 きっとそれは魔王の荷物でもまとめたものであったに違いない、もちろん俺達が来たことを察したわけではなく、野生動物にそれを奪われるのではないかと、僅かに感じた気配からそう思って行動したのであろう。


 つまり、俺達はリリィが何かを見つけて、ルビアが俺を呼んだ場所、誰かが設置した明かりによって少しばかり視界が良くなっている場所を注視していれば、魔王の素っ裸を拝見することが出来てしまうということだ。


 これは大チャンスである、何が大チャンスなのかはもう色々様々でわからなくなってきたのだが、とにかく入浴によって火照った素っ裸の魔王を、全身全霊を込めてガン見してやることとしよう、捕まえるのはその後だ……



「来るわよ、足音がペタペタッて……」


「あぁ、何か歩幅的にアレなような気もするが……っと、見えるぞっ」


『あ~、サルでも悪戯しに来てたかな、まぁ良いや、俺の筋肉は十分に休まったぞ』


「リトルマッチョのおっさんじゃねぇかぁぁぁっ!」

「ひぃぃぃっ! とんでもないモノを見ちゃったわよっ!」


『ん? そこに誰か居るのか? まさかこの俺の入浴シーンを覗こうとは、出て来いっ!』


「あ~、はいはい、ちょっと勘違いをしていてな、よいしょっと……てか誰だよお前?」


「俺か? 俺はさすらいのトレーニーだ、背が低いのは子どもの頃から筋トレをしていたせいではない、それで伸びなくなるというのは迷信だからな、ハハハハッ」


「……クソッ、どうしてこんな奴が……いや、となると魔王は? おいマッチョのおっさん、ここに女が入りに来なかったか?」


「何を言うのだ? ここは男湯で、女湯はこの大量の岩に阻まれた向こう側だ、いくらマッチョでもこの岩を退ける、ないし乗り越えて向こう側に行くことは困難だからな……というかお前達、もしかして女湯と間違えて覗いていたのか? この俺の肉体美を、キレッキレの筋肉を拝見するためではなく?」


「当たり前だろう、そんな筋肉なんて見たくねぇんだよ……てかしまった! すぐに向こう側へ行くぞっ!」



 温泉の湯船から出て、俺達の監視する場所に現れたのはまさかのおっさん、しかも全裸で、身長こそ女性並みだがゴリゴリのマッチョという、実に不快なビジュアルであった。


 しかも物凄く注目していたため、仲間の誰もがそのゴリマッチョボディーをガン見してしまったではないか。

 このまま治療を受けないと、いずれは眼球が腐ってしまうことであろう、後で教会へ行って呪いを解くのだ。


 と、今はそんなことを考えている時間ではない、この大量に積まれた、男湯と女湯を隔てる、山脈のような岩場の向こうに移動しなくてはならない。


 すぐにその場から飛び上がり、その人間離れした俺達の動きに驚愕するマッチョは放っておいて、颯爽と岩場の頂点に立つ……



「あったっ! 向こうが女湯ですっ!」


「……誰か居ますね、今度こそ魔王の人じゃないですかっ?」


「あぁ、姿こそ見えないが、こんな時間に灯ったままの明かりが設置されているのは間違いなく人が居る証拠だ、ここからはちょっと慎重に行くぞ」



 今度こそ魔王、そうであるに違いないと判断した俺達は、こちら側の方が暗いのを利用して、さらに岩場の凸凹も利用して女湯だというエリアに接近して行く。


 岩場の頂点はかなり高い位置であったのだが、そこから少しずつ降りて行くと……何やら荷物のようなものが見えてきた。


 湯舟がある場所から少し離れて置かれているのは、明らかにこの世界のものではないリュックサックと、それから……魔王が着ていた女子高の制服らしきものが、選択されたうえで干されているではないか。


 間違いない、今あの衣装を身に着けていないということは、湯舟の方には素っ裸の魔王が、危機が迫っていることも、もちろん裸を見られるとも知らずに、のんびりとした時間を過ごしているのだ。



「……どうだ、魔王の姿が見えるか?」


「間違いないです、何か鼻歌とか歌いながらのんびりしてます」


「そうか、よしっ、じゃあまずは……着替えを隠そう、ちょうど死角にあるみたいだし、アイツなら多少接近してもバレないだろう」


「なかなか残酷なこと考えるわね勇者様は……」



 岩肌を慎重に降り、入浴中であることが確認された魔王に見つからぬよう、ゆっくりその荷物が置いてある場所へと向かう。


 これぞ犯罪者、変質者といった感じのムーブなのだが、実際には正義のために、人族に対して多大な迷惑を掛けてきた悪の魔王を懲らしめるために行われる行為である。


 まず明らかな異世界リュックサックは、カレンが持ち前の素早さを活かして一気に回収、コレが奴に最も近く、危険性が高いミッションであったのだが、カレンの力をもってすれば楽勝であったということだ。


 次いで干してある、まだびしょびしょの状態の衣装を、これについてはセラとミラが2人で奪い去る。

 万が一に備えて待機するのはルビアとリリィ、魔王が動きそうであれば、すぐにそのことを伝える役目だ。


 そして最後の最後、奴がこれから着用せんとしていた肌着類、ネグリジェのようなものとバスタオル、それから当然存在しているのはパンツである。

 ついでに靴だ、この靴は間違いなく昼に確認したもの、その足跡と同じものであると確認した。


 これらは荷物の少し後ろ、岩の影に置かれた利用者の共用と思しき籠の中に入っていたのだが、難なく回収することに成功し、ひとまずその内容を全て確認した後、対応を考えておく。


 まずパンツは頭に被って、ネグリジェのようなものは……今着ている服の上から着用してしまおう。

 多少はち切れる可能性はあるのだが、この姿で出現した方が、魔王とのコンタクトの際にインパクトを有する姿となるためだ。


 で、魔王が体を拭こうと用意していたバスタオルの方は、腰に巻いてそれらしさを出しておく。

 これで奴は着替えることも、体を拭くことも、そして素っ裸を隠すことさえも叶わなくなったのである。


 衣服を返して欲しければ、そして湯冷めして風邪を引きたくなかったら、もう降参して大人しくお縄になれと脅してやるのだ……と、魔王の様子を監視していた2人から合図だ、どうやら『敵』が動いたらしい……



「何かしら、えっと、魔王が……そろそろ上がる勢いで動いている……だって、どうする勇者様?」


「この姿でお出迎えしてやろう、きっとぶったまげるぞ」


「そうね、そしたら……その場所に仁王立ちするのが良いんじゃないかしら?」


「おう、ここだな」



 待機ポイントは着替えが置いてあった場所の目の前、バスタオルがここにあった以上、魔王は間違いなくこの場所へ、湯船から上がった後まっすぐにやって来るであろう。


 そしてザバッという音が聞こえた後に、ペタペタと裸足の足音が響いてきたではないか……いよいよ再開のときだ、ここまで長かったが、あのときまんまと逃げられた屈辱も、まとめてこの場で晴らしてしまうのだ。


 湯船から上がった魔王は何やらブツブツと1人で喋りながら、そのまま俺が待つ着替えがあった場所へと向かって来る……



「はぁ~っ、これからどうしようかしら、この先の砦も前に一度攻めた場所なのよね、警備とか厳しくないと良いんだけど……」


「それはどうだかわからんがな、お前にはもう用のない心配だ、どうも、異世界勇者です」


「……キャァァァッ! 変態! 変態が居るわぁぁぁっ! どっか行けこの犯罪者! 何よっ? 何でこんな所に変態が沸いて……あっ……」


「……ど、どうも異世界勇者です」


「ヒィィィィィィッ!」



 絶叫し、素っ裸のままその場にへたり込んでしまった魔王、だがさすがはそういう身分の者だけあって、どこかの雑魚キャラのようにおもらししたり、気絶したりということはないようだ。


 だが俺がここに突如として出現したこと、そして自分の着替えを凄い感じで身に着けている、もちろんパンツも頭に被っていることなど、目の当たりにした光景についてまるで理解出来ず、非常に混乱している様子。


 そしてその魔王が大混乱に陥っている隙に、方々に散っていた仲間達もその『現場』へと集まって来る。

 キョロキョロと辺りを見渡した魔王は、その時点でもう逃げ場がないこと、この場で自分が終わりとなることを察したらしい。


 抵抗する意思を見せず、せめて素っ裸の自分を少しでも隠そうと必死になっているが、自らの両手だけではその隠すことが出来る面積にも限界がある。


 魔王の目線が移ったのは、俺が腰に巻いて占有している状態のバスタオル……どうやら返して欲しいようだな、ピンクのそれを腰から剥がしてやると、魔王はその下が『フル』の状態なのではないかと錯覚し、一瞬目を逸らす……



「ひぃぃぃっ……」


「残念だったな、凄いブツがお目見えすると思いきや、実は穿いていましたとさ」


「……い、良いからタオルを返しなさいよ」


「いや~っ、それはどうしようかな? ほら、別に俺は返さなくても問題ないし、お前が風邪を引くだけだ、もっとも、このまま大人しく連行されてくれるというのであれば、その際に風邪を引かれるのはちょっとアレだからな、どうする?」


「意地悪しないで早く返しなさいっ、マーサと、ユリナ、サリナは……え? ちょっと、あの子達居ないの?」


「3人共お留守番でな、暇になったら来ても良いとは言ってあるが……現状、お前に優しくしてくれるような奴は誰も居ないぞ、だからもう諦めろ、どうだ?」


「クッ……わかったわ、もう降参よ降参、どうせこのまま逃げてもいつかは行き詰まっていたと思うし、諦めて捕まってあげるから感謝なさい」


「相変わらず態度がデカいな、ミラ、ちょっと体を拭いてやれ、タオルは返さなくて良いぞ」


「わかりました、はい、じゃあ両手を挙げて、ゴシゴシしましょうね~っ」


「なんという屈辱……」



 ミラに体を拭かれながら、後ろで縄を持って待機しているルビアをチラチラと見る魔王……それと同時に俺を、いや俺が頭に被ったパンツを見ているのだが、やはり素っ裸のまま縛られて、明るい所に連行されることを恐れているのであろう。


 もちろん王都に凱旋する際にはそのような姿になって頂く必要があるのだが、今は逆である。

 あのせっかく洗脳した魔族共に対し、不審に思われるような扱いを魔王にするわけにはいかないのだ。


 名目上、俺達は魔王を『救ってやる』ということになてちるのだから、素っ裸で拘束し、鞭でビシバシ打ちながら引き摺り出すというのはあまり芳しいと言えない。


 だが魔王が俺達の演技に協力してくれるとは思えないし、してくれるとしても無条件ではないであろう。

 ここは交渉して、魔王にも協力するメリットがあることを理解させる必要があるな、それについてこちらからの持ち出しは……



「なぁちょっと良いか? お前さ、もう拘束しなくても今更になって逃げ出したりしないよな? 俺達の作戦に協力するための演技をしてくれると助かるんだが、どうだ?」


「さぁ、どうでしょうね?」


「ミラ、そこで尻を叩け」


「はいっ!」


「ひゃんっ! い、良いわよ、こっちにもちょっとメリットがあるなら、何でも協力するわ」


「そうかそうか、それでな、本来はお前を縛り上げて、この村においても晒し者にするところだが、今お前の元部下を用いた面白い計画が進行中でな、それに対応するよう、お前は俺達に『窮地に陥ったところを救われた』という体で行動して欲しいんだ、わかる?」


「……意味がわからないわね、どういうことなの?」


「だからさ、その辺に逃げていた上級魔族とかを搔き集めて、『勇者実は良い人キャンペーン』をやっているんだ。それで、キャンペーンによって集まり、俺達が良い感じに利用している連中はだな、散々適当なことを吹き込んで利用した後に……あとはわかるな?」


「裏切って、絶望の淵に叩き落として、それを指差して笑うということね?」


「そう、そこから惨たらしく処刑するってのも追加されるがな……とにかくだ、奴等はまだまだ使えそうだ、本来的な業務はお前の捜索だったんだがな、ここで『削除』してしまうのはちょっともったいないんだ、OK?」


「……まぁ、どうせ私がここで何を言っても無駄でしょうし、そういうことなら協力してあげる……協力させて頂きます、へへーっ」


「よろしい、ではお前を捕まえるが、これに際しておパンツを返還する、服も乾いたら一旦返してやろう」



 これ以上叩かれては敵わないと、嫌々従う姿勢を見せる魔王……だがこの場がそれで許されるというわけではないのを理解していないらしいのは非常に残念だ。


 これまでの戦いに関して、俺達と敵対した罰、そして俺達を欺き、魔王城から逃亡した罰については王都に帰ってからということで良いが、問題はこの地においてのやらかし、主に『食事のゴミを山の中に放置したこと』についての処分を受けさせる必要がある。


 一旦パンツと、それから寝間着にしようと思っていた、もちろん寝ている間は誰にも見られないつもりであったので、うっすうすのネグリジェのようなものを返還するが、それを装備した直後に魔王を抱え上げてやった……



「ちょっとっ、何をするの? 自分で歩いて下山するから、抱えなくても良いわよ」


「そうじゃない、お前、今日この山で非常食みたいなのを食べただろう?」


「食べたけど、それが普通じゃないの?」


「ゴミは?」


「……その辺に捨てました」


「そういうことをする奴はどうなる?」


「お尻ペンペンの刑です……」


「わかっているのにやらかすとは、では刑を始める」


「はひっ、いでっ、ひゃうんっ、きゅぅぅぅっ! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ! 申しませんので許して下さいっ!」


「ダメだ、あと100回!」


「ひぃぃぃっ!」



 こうして、遂に魔王を捕縛、いやまだ縛り上げてはいないのだが、その身柄を拘束することに成功した俺達。

 やはりこの地での作戦は全て上手くいったようだ、あとはこの魔王を連れて、王都の連中が安心感を得るだけの食料を確保して帰還するだけ。


 その後はあのやべぇ物体など、様々なことに対処するフェーズが始まるのだが……それについてはこの魔王も、そして瓶の中で小さくなっている副魔王の協力も必要だ。


 結局この先は協力することになるであろうが、今はまだコイツを敵として、敗者として処遇していくこととしよう……

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