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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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988 後片付けの始まり

「たっだいまーっ……あれ? 何か人数が少なくないか?」


「皆でしたら裏で炊き出しをしていますよ、集まっている人数が多いですから、あとご厄介を掛ける近所の人にも豚汁を振舞っておこうということらしいです」


「どうしてこういう場で振舞うのは豚汁なんだろうな……てか味噌あったんだ」


「ええ、そちらは問題なかったようです、以前女神さまから頂戴したものをということで……ただゴボウがなくてですね」


「それもう豚汁じゃねぇぇぇっ! ゴボウなしで何調子乗ってんだっ? そんなもん豚汁じゃなくてただ豚入りの汁ってだけだろうがっ! 今すぐ買って来いやっ!」


「そこ、キレるところなんですかね……」



 いくら何でもゴボウなしの豚汁というのはやりすぎだ、たとえ相手が生き延びるために降参しただけの魔王軍の関係者であったとしてもである。


 まぁ、だからといって後からゴボウだけ食べさせるというのもまたアレなことだな。

 相手が相手だし、後でゴボウを単体で食わされる拷問を受けたと訴えられても敵わない。


 ゆえにその辺りは少し黙っておくこととして、炊き出しによって振舞われるものの定番である豚汁を、俺とセラも、そして瓶の中の副魔王にも食べさせておこうということで意見が合致した。


 屋敷の裏へ回ると、というか近付いただけでもう良い匂いが漂ってくる、魔族達は列を成し、受け取った容器の中の豚汁……ゴボウがないのがやはり気掛かりだが、それを貪り喰って腹を満たしている。


 その中にジェーンの姿があったため、ひとまず話をしようということで、俺も配布していたアイリスから豚汁を受け取って隣に座った……



「よぉ、元気してる?」


「ええ、ようやく食事を頂けて元気になりました、完全菜食主義者用の野菜汁もありましたし、皆安心していることかと思います……それで副魔王様はどうなりましたか?」


「あ、そうだった、セラ、副魔王の瓶に豚汁を流し込んでやれ、アッツアツのままな」


「そうね、頑張って全部飲み干してちょうだい、ほらほらっ」


『アッツ! アツッ! ひぃぃぃっ……ガボガボガボガボ……』


「何だかとんでもないことになっているような……まぁ、豚汁だと他に方法がないのかも知れませんが」


「しょうがないよね、アッツアツじゃないと美味しくなさそうだし、ところでジェーン、お前等これからどうするんだ? 何か役に立つようなことをして貰わないと、救助したこちら側としても困るんだが」


「そうですねぇ……ここに集まっているのは事務方ばかりですし、食料の配給に関する計算をするというのはどうでしょう? きっと自由に商売をする人族の方だけだと、そういう管理された分配とかは難しいでしょうし、そこはどうにか私達が……どうですかね?」


「おうっ、じゃあその辺りのことを王宮へ伝えておこう、それから収容すべき場所だが……ここで野宿とか無理だよな?」


「出来れば屋根と壁だけでもあった方が……」



 食事の方はしばらくどうにかなりそうだとしても、肝心の収容施設が存在していない。

 野宿させるわけにもいかないし、そもそもどこかに閉じ込めておく必要があるのだ。


 既に他の場所へ送られた魔王軍の捕虜は、地下牢屋敷だとか王都内でも田舎な場所の畑に設置された施設だとか、そういう場所に入っているに違いないのだが、ここにはそういった建物がないし、既存の施設にも余裕がない。


 考えようによっては色々とあるが、やはりこういう『収容施設』の類は地下と相場が決まっている……決まっているのかどうかは知らないがそんな感じがするというだけだ。


 ということで、俺達の屋敷に付属している地下室や地下牢の下をさらに、アリの巣のように掘って収容施設、ここに居るおよそ100名を放り込むことが出来るだけの場所を造ることとしよう。


 ついでに隣の元魔将および魔将補佐収容施設の地下とも繋げて、地中深くで生活する連中が、時折は太陽の下へ出られるようにすることも必要だ。


 そうと決まれば早速計画を立てて、もう出現し、隣で豚汁をガッついているゴンザレス他、筋肉団に工事を依頼するのだ……



「おう勇者殿、やはり食事は肉と野菜のバランスが重要だな、強いて言えば……」


「すまない、この豚汁にはゴボウが入っていないんだ」


「まっ、そういうことだな、次からは注意して食材を揃えると良い、あと、工事の方は既に資材の運搬が済んでいるゆえ、3時間ほど待って欲しい」


「まだ依頼さえもしていないんだが……」



 そちらは速攻でどうにかなりそうな予感だ、まぁ不具合があったりということは、使ってみないとわからないわけであって、後々考えていけば良いことなので問題ない。


 さらに、当然この建設費用は国家の財布から捻出されるのであり、請求書の方はもちろん王宮へとゴンザレスに伝えておく。

 この施設を使うことがなくなった際には、俺達があり難く利用してやろうといったところだ。


 で、その件についてはもう片付いたと考えて良し、豚汁の方も全員が腹を満たすほどにまで行き渡ったようだし、なぜか既存の収容者達も出て来てご相伴に与ったようだし、こちらも問題はナシである。


 あとは……瓶の中の豚汁を飲み干し、そのまま、ベッタベタのまま寝入ろうとしている副魔王をどうにかしてやる必要があるな。


 サイズアップによって瓶も狭くなり、まるで狭すぎる風呂桶に浸かるかのようなキツい姿勢で収容されていることからも、そろそろ引っ越しをさせてやらないと大変なことになる、詰まってからでは遅いのだ……



「おい副魔王、お前ちょっと出ろ」


『ふにゅ~っ? なんれすか~っ?』


「寝てんじゃねぇよ、お引越しと、それから丸洗いの時間だ、ほらっ」


「あでっ! ちょっと、もう少し柔らかい所に出して下さいよ」


「うるせぇ、セラ、ちょっと水、それから服も脱げ……セラは脱がんで良いっ、副魔王だっ」



 一度は豚汁の海に沈んだ副魔王、その豚汁は飲み干し、全て魔力と体の構成要素に変換し尽くしたようなのだが、さすがに皮膚からは栄養を吸収することが出来ないらしい。


 ついでに言うと服も、これまで与えてきた様々な食物の汁などによってかなり汚れてしまっているため、ここで一度着替えさせる必要がある。


 あとはカビなどが生えてこないように熱湯消毒をしてやるべきだな、もう豚汁はなくなりかけているため、庭にある温泉、その原泉部分でしゃぶしゃぶしてやることとしよう。



「ひぃぃぃっ! 抓まないでっ、どこへ連れて行くつもりなんですかっ?」


「沸き立つ温泉だよ、ほら、あそこの何かすげぇ感じに湯気が出ている所、そこへ放り込んでやる」


「凄く熱そうなんですが……」


「我慢しろ、それっ!」


「ひゃぁぁぁっ……アッツゥゥゥッ! 本日2回目のアッツゥゥゥッ!」



 その辺に落ちていた木の枝を2本使って、アッツアツの原泉に浸した副魔王をしゃぶしゃぶしておく。

 熱湯の効果もあってか、かなりお綺麗になられたようだな、そろそろ引き上げて、次は引っ越し先の瓶を探すこととしよう。


 とはいえ、俺達勇者パーティーがそこそこの戦闘集団であるという性質上、ポーションの小瓶はかなり余っているものの、それ以外に一般的な瓶の類は存在しない。


 もう少しジャムだのハチミツだのを、普段の食事にとり入れていくべきであったと後悔してみるが、そうしたところで空き瓶が増えるわけでもなく、何か代替物を探さなくてはならないようだ。


 空き瓶以外で、副魔王が逃げず、うるさくなくて、ついでに観賞用としてもバッチリな容器となると何があるか、金魚鉢では上から逃げられてしまうし、竹の虫篭は風情があって良いのだが、手足を使えば簡単に変形し、脱出することが出来てしまう。


 まぁ、それを考える間だけ、ひとまず副魔王は元の瓶を綺麗に洗ったものに戻しておくべきか……



「あっ、また抓んでっ、もっと丁重に扱って下さいよ、いてててっ」


「我慢しやがれ、それからもう一度この瓶に入れ、立っていれば大丈夫だろう?」


『せ、狭いです、というか眠いので早く横になりたくて……』


「知るかボケ、ちょっとアレだな、インテリアとして窓際に置いてやる、ほれ、良い感じじゃないか」


『え? ちょっとこの、その……日差しが凄いんですが、もう既にそこそこの温度なんですがこの瓶の中……』


「調子に乗った罰だ、しばらくそこで反省しておけ」


『ひょぇぇぇっ! 焼けるっ、焼け焦げてしまいますぅぅぅっ!』



 何かとうるさい副魔王は、太陽光を使った限りなくエコな火炙りの刑に処しておくこととした。

 まぁ、この程度で回復出来ない重大なダメージを受けたり、せっかく取り戻し始めた魔力を失ってしまうようなことはないであろう。


 と、ここでゴンザレスがのっしのっしと地下から上がって来たではないか、どうやら工事の方が予定を早めて完了したようだな、自信満々の表情だし、そこそこに良いものが完成したに違いない。



「おう勇者殿! 地下の方は工事が完了したぞ、かなり大規模な、300名程度は収容することの出来る施設がな」


「そうか……それ、そこそこの予算だったんじゃね?」


「うむ、筋肉団が経営している『株式会社ゴリマッチョ建設』の完成工事高に金貨2万枚を計上しておいた、請求書は……」


「そのまま王宮へ持って行ってくれ、ついでに気が向いたら印紙代ぐらいは出してやると言っておいてくれ、以上だ」


「おうっ! ではまた用があったら呼ぼうとしてくれ、それを察して向かうのでな」


「うい~っ」



 ということで地下の収容施設は完成、今まで利用していた空間の、さらに下まで掘り進んだ場所にそれは開設された。

 入り口付近には古の土器だの石板だの、工事に際して発掘された価値のありそうなものが堆く積まれている、これは俺達のモノということで良いであろう。


 コストは国へ、そこから得られる収益と副産物は全て俺達が、このやり方によってしか、ケチ臭いババァから真っ当な利益分を徴収することが出来ないというのは実に残念なことだが。


 で、地下室から更なる地下への入り口には、キッチリ施錠することの出来る巨大な扉がセットされている。

 ナイスなのは地下牢の収容者、おそらく今からこの下に入る連中の上司であったであろう者とは、一切顔を合わせることなく中へ移動することが出来るという点だ。


 入り口は地下の食料倉庫付近に設置されているためそのようなことが出来たのだが、顔を合わせると話が長くなったり、上司や部下を助けてやろうと、つまり脱獄の補助をしようなどと、余計なことをしてしまう奴が出てこないとも限らないのである。


 とまぁ、それは回避することが出来たとして、ひとまず入り口を、その新築の木の匂いがする扉を開けると……ふむ、階段と、それからバリアフリーに適応したスロープまで設置されているではないか。


 今のところは怪我人など、歩けない状態の者は居ないのだが、この後何が起こるのかわからないし、それがあるに越したことはないであろうという印象だ。


 階段を降りると廊下があり、両サイドにはズラっと部屋が並んでいる……地下牢よりもこちらの方が環境が良さそうだな、まぁ、そちらの連中には黙っておくこととしよう。


 そして部屋が続いた先には、最後にドールハウスのような、小さなアパートのような小部屋が壁一面に並んでいるような場所があった。


 まるで集合住宅の玄関にあるポスト群のような見た目なのだが、どうも妖精さんやその他、体の小さな魔族を収容しておくための部屋らしい。


 どうせなので副魔王もここへ放り込んでしまうこととしよう、しばらくすれば間に合わなくなるであろうが、今のところはこのサイズで申し分ないでであろうから……



「キャハハハッ、じゃあ私このお部屋!」


「こらリリィ、お前はここに住まないの、普通に屋敷の部屋があるだろうに」


「いえ秘密基地としてひとつ……」


「しょうがない奴だな、じゃあ端っこにひとつだけ……壊したりするなよ?」


「はーいっ!」


「ご主人様、私も欲しいです秘密基地」


「はいはい、それならリリィの隣な、後でネームプレートを用意してやるから」


「じゃあ勇者様、そういうことでまずは……何人か連れて来て収容してみましょ」


「だな、入れておくのはそうだな、ジェーンと、それから小さい部屋に副魔王、あと各組織の代表者の2人を連れて来てくれ」



 勝手に自分のスペースをゲットしてしまったカレンとリリィはともかく、本来収容すべき人間に使用感を確かめさせる必要がある。


 早速連れて来られた4人……のうち副魔王はヤバいことになっているな、瓶に入れたまま日向に放置したため、まるでミイラのようにカサカサに乾燥しているではないか。


 その副魔王を瓶から取り出し、精霊様の水で戻して小さな部屋に入れてみると、なかなか良いサイズ感だ。

 残り3人のうち、ジェーンを除いた2人にも……そこそこのワンルームのような生活が出来そうだと好評である。



「うむ、じゃあ2人は一旦出て、自分の部下を案内するんだ、ジェーンは……この部屋で良いな、荷物を置いたらちょっとこっちへ来い」


「あ、はい……しかしどこへ行くというのですか?」


「図面によると一番奥に広い部屋があるからな、そこを共有スペースとするから荷物を運び込む」


「何の荷物を?」


「お前等に対して罰を与えるための鞭とか、拷問するための『器具』とかだな」


「ひぃぃぃっ!」


「ついでに『試用』にも協力して貰おう」


「あぁっ……ガクッ」


「あ、倒れてしまったか、セラ、精霊様、ちょっと運んでやってくれ、『器具等』は俺達で運び込もう」



 最初の2人に案内され、続々と地下へ入って来る被収容者達、その波を掻き分けるかたちで、これ見よがしに痛そうな鞭やその他お仕置きセットを運搬し、余計なことをすればどのような目に遭うのかということを知らしめておく。


 まぁ、ここまで脅しを掛けておけば、さすがに脱走などのトラブルは未然に防止することが出来るであろう。

 もちろん連帯責任で、1人が何かをやらかせば全員が酷い目に遭う、そのことぐらいは持ち前の賢さで全員理解しているはず。


 とまぁ、最初はそんな脅しのみにすぎないのだが、考えてみればここにやってきた連中は全て魔王軍の構成員。

 少なからずお仕置きをしてやらなくてはならない対象であり、ここに収容して労働をさせたぐらいで許してしまうことは出来ない。


 で、その最初の犠牲者として選ばれたのは、俺達と一緒に行動し、もはや気の知れた仲であるジェーン。

 本人はまさかこの流れで、自分が厳しく処罰されるとは思っていなかったのであろう、気絶したまま運ばれて、『お仕置き部屋』の候補である場所に収容された。


 荷物の運搬も終わり、まずは『お仕置き台』の上に寝かせてあったジェーンを叩き起こす。

 ハッと目を覚まし、その後周囲を見渡し、さらに自分の置かれている状況を思い出して絶望する、そこまでは普通の反応だ。


 ここからがどういう感じになるのか、それは個性であり人それぞれとなる……まぁ、一緒にこの施設入りした元偽女王様のように、どういう反応が得られるのかが一目瞭然のキャラも居るのだが……



「……さてと、ジェーン、この鞭を見ろ、痛そうだろう? ん?」


「は、はい……見るだけ、見るだけで終わりですよね今日は……」


「なわけあるかいっ!」


「ひぎぃぃぃっ! て……手首が捥げるかと……」


「次は背中に喰らわせてやろうか? それとも額に思い切りいった方が良いか? 罰ゲームの定番はしっぺともみじ、そしてデコピンだからな」


「どうかお許しをぉぉぉっ! イヤァァァッ! あっ……きゅぅぅぅっ……」


「また気絶しやがった、なかなかに弱っちいなコイツは……」


「まぁ、お嬢様育ちみたいだしこの程度かしらね、あまり面白くなさそうだし、そろそろ片付けておきましょ」


「だな、最後に尻でも叩いておくか、それっ!」


「あうぁっ……」



 イマイチ面白みに欠けるジェーンは自室に戻らせつつ、他の連中にも今後こういう目に遭う日が来るのかも知れないとの恐怖を煽っておく。


 もちろん処罰するのは最後、副魔王が元のサイズへと復帰し、ついでに逃げ出した魔王の奴を捕縛してからだ。

 魔王の居場所については、副魔王がある程度のサイズ感を取り戻した後に、キツメめに拷問して情報を得ることとしよう。


 これでようやくひと段落することが出来るな、あとは食料の配給システムが構築されるのを待って、その事務にここの連中を据えるのみだ。


 それまでの間、俺達は一応の休みを……と、その前に食料生産を行っている王都内東西の畑、そちらの視察も済ませておかなくてはならないな。


 既に動き出していたプロジェクトを承継するかたちで始まったのだから、もう人員の補充さえ終わってしまえばそれで稼働することが出来る、つまり助けてやった魔王軍の連中に『恩返し』をさせるうえで、最も早くその実行に移すことが可能な場所なのである。



「さてと、今日はもう色々と疲れたわね、マーサちゃんも上で寝ていたし」


「だな、食料生産よう大規模農地の確認とかは明日だ、今日はもう戻って休むこととしようか」


「お腹も空きましたし、早く戻ってご飯にしましょう」


「うむ、おいルビア、お仕置き台に乗って遊ぶんじゃない、早く降りろ、さもないとそのまま放置するぞ」


「ひぃぃぃっ、待って下さいよ~っ」



 俺達が地上へ出る頃には、炊き出しの豚汁も、それからわちゃわちゃとしていた魔族の集団もすっかり片付いてしまっていた。


 せっかくなのでこのまま、この場所を使って夕飯の準備を始めよう……もちろんBBQである。

 まだ日が高いが関係ない、俺達は一応魔王城でのミッションを、『魔王捕縛』という最終目標を除いて達成したのだ。


 食糧危機が叫ばれる中多少贅沢ではあるが、このぐらいのことはしてしまっても誰も咎めはしないであろう、というか咎めたら殺す。

 今日はもうゆっくりして、明日以降の活動に備え、可能な限り栄養と、それからアルコールを摂取しておくのだ……

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