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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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984 排出

「よっしゃ、じゃあ今回は階段で移動しよう、とにかく可能性のあるフロアを片っ端から回っていくんだ」


『うぇ~いっ!』


「で、階段とかどこにあるんだ?」


「それを調べてから発言しなさいよね……」



 などと文句を言ってくる魔王だが、俺が調べるのではなく、このフロアについてもっとも良く知っているその魔王が、率先して俺達に情報を提供すべきなのではないかと思う。


 そもそも、あの物体がフロアから零れて向かった先というのも、現時点では魔王と、あとはその場所の名称を聞いたことがある者以外にはわからないのだから、むしろ率先してそこへ向かうための指揮を執るのが通常だ。


 それをせず、普通に守られるような配置で、敵である勇者パーティーに同行しようとしている悪の親玉。

 本当に情けない限りなのだが、まぁ今はもう腹心も瓶の中に詰められ、その他の部下も俺達の屋敷の地下牢などに居るのだから仕方がないか。


 で、その魔王が黙って広いフロアの玉座の後ろへと移動し、何やら仰々しい装飾が施されたレバーをグイッとやると……轟音は響き渡ったものの階段は出現しない、何かのフェイクなのか、それとも俺達には認識出来ていないということなのか、実に謎である……



「おいっ、階段なんか出現しないじゃねぇか、てか勝手に動くな、そういうレバーを操作するな、両手を挙げて壁に向かい、宙に浮いて逆立ちしろっ!」


「うるさいわねぇ、いちいち無理難題を押し付けなくて良いわよ、で、階段なら出現したと思うんだけど……もしかしてこの階段の在り処がわからないとでも言うの? だとしたら相当にヤバいわよ」


「いやいやいやいや、階段がどこに見えるんだよ? なぁ皆、普通に階段はないよな? ヤバいのは魔王だけだよな? なぁルビア?」


「あのご主人様、こういうフロアにおいて階段というのは……普通わかりますよね?」


「どういうことだ?」


「勇者様、こういう場合の階段、まぁ下り階段限定ですが、これは通常、玉座の下に出現します」


「……えっと、その基本的事項って、この世界でも適用されるの?」


「当たり前だぞ主殿、これは全ての世界における共通事項だと、子どもが読むような本にも書いてあるぞ」


「・・・・・・・・・・」



 勝手に移動した魔王を取り押さえるついでに、そのレバーのある場所から見える魔王の玉座の裏を確認しておく……確かに階段があった、裏側の下部分から掘られるかたちで、その真っ黒な口を開けて俺達を下層へ誘おうとしている、そんな感じの入り口だ。


 玉座とはいえさすがに椅子の裏だけあって狭く、まっすぐ1列に並ばないと通れないような規模のものだが、ここを通る以外にこのフロアから、先程使っていた魔導エレベーターを用いて出る方法はないのであろうか。


 どう考えてもこれは『非常階段』の類であり、もちろん繋がっている先は……俺達がかつて侵入した際に入り込んだ、例の脱出ルートのような裏口的場所であるに違いない。


 そんな場所へ出るようなルートであれば、もちろん魔王城内部の重要な部分には辿り着かず、そのまま外へ放り出されてしまうような感じになるのではないか。


 魔王の奴、もしかして例の物体が多く集まった場所へ行きたくなくて、わざわざ俺達を魔王城の外へ誘うようなルートを指定しているのだな……



「おいコラ魔王! よいしょっ、捕まえたぞっ! お前、本当にあの物体が行った……何だっけ? とにかくヤバそうな場所へ行こうとしているのか? そのまま脱出しようと考えているんじゃないのか? あんっ?」


「ちょっとっ! 抱えるのはやめなさい! 降ろしてよ恥ずかしいからっ!」


「逃げようなどと企んでいる方が恥ずかしいんだよっ! 責任者の癖にっ!」


「逃げたりなんてしないわよっ! ここから行くのが最も近道なのっ! このルートは私だけが使える、魔王城内全ての場所へ繋がる道なんだから」


「……そんな凄いモノがどうして……魔王だからか」


「そうよ、魔王軍の技術はその辺の人族の村なんかとわけが違うの、技術力とか凄いんだから、人族なんてカス以下よ」


「いや自慢げに言っているけどな、お前、もう普通に負けてんだからな」


「今の言葉、王都のステージの上で行って貰いたいわね、大勢見ている前で、どうなっちゃうかしら?」


「一応だがアレだな、投石禁止の看板は掲げておいた方が良いだろうな、まぁ無駄だと思うけど」


「ひぃぃぃっ! ちょっ、調子に乗ったことを謝るわ、鞭で叩いても良いからその感じの晒し者だけは勘弁しなさい」


「謝るにしても偉そうですねぇこの方は……」



 この後はもう捕まり、人族と勇者の連合軍に降伏させられるだけの状態であるはずの魔王。

 それがやたらに偉そうなのが気掛かりであるが、まぁ元々そういう性格なのだということで済ませてしまおう。


 で、そんな魔王様ご自慢の、どこの世界にでもある何の変哲もない『玉座の裏の階段』は、目的地までまっすぐ進むことが出来るというスグレモノであるとのこと。


 それならそうだと先に言ってくれれば、特に疑ったりすることもなく、そしてこんな場所で無駄話などすることもなく、そのまま目的地を目指すことが出来たというのに。


 全く使えない魔王だと溜息を付きつつ、俺達はなぜか俺を先頭にして玉座の裏へ、隠し階段へと進む……明かりが必要なぐらいに真っ暗な階段だが、向こうに何か光るものが見える……そこが終着点ということか。



「すっごい明るいです向こう、何があるんですか?」


「凄いでしょカレンちゃん、あそこからね、パァーッて光って何か凄いの、ちょっと前に一度だけ来たことがあるのを思い出したわ」


「何だ、マーサはこの場所に来たことがあったのか」


「うん、ホントに一度だけ……だと思うけど、忘れちゃったわ」


「そりゃ私がこの世界に来たばかりの頃だもの、確か……前任者が『根性論』でどうにかしていたせいで食料が不足していて、それを解消するために畑を増やしたのよね、主にジャガイモを植えたりして」


「ふ~ん、結構苦労していたんだな魔王軍も……」



 マーサの言う『パァーッと光って何か凄い』場所はおそらく簡単な転移装置か何かなのであろう。

 それを通じて魔王城内のあらゆる場所へ、任意に選択して移動出来るのが魔王の特権であるということだ。


 歩くごとにその光は強く感じられるようになり、しばらくすると形が、何やら扉のようなものが見えるようになってきた。

 なるほど、その横にある魔導装置のようなもので行き先を選択して、扉を開ければあら不思議……というような感じなのか。


 すぐにその目の前に到着し、魔王は隣の魔導装置のようなものを弄り始める……と、何やら光り輝く扉の方がそれに反応しているようだな。


 魔王城という禍々しい場所に設置された設備だというのに、どう考えても神聖な感じがするその扉。

 魔力で動いていることは確かなのだが、余程すごい技術が使われているらしく、その仕組みは全く理解出来ない……



「え~っと、あの物体が集合している場所の近く……あった、移動先が見つかったからそこにするわ、ちょっと準備して、すぐに戦えるようにしておきなさい」


「命令しやがって……まぁ良いや、全員戦闘準備だ、行き先でいきなり敵が出現するかも知れないからな」


「……それは良いですが勇者様……魔王がおかしな動きをしていますよ」


「ん? お前また何か触って……第二の行き先を設定しているのか、そっちにも敵の集団が居るってのか?」


「え、あ、これはその……念のため出口にも移動出来るようにしておいたのよ、もし本当にヤバかった場合には、一旦ここへ戻って、次に扉を開ければもうすぐに出口なの、魔王城の敷地そのもののね」


「そうなのか、じゃあそれはそれで良い、よし皆、準備が済んだのなら扉を開けるぞ」


『うぇ~いっ!』



 現場へ移動するための準備は完了、全員で武器を構え、そして非戦闘員扱いの魔王とジェーンは真ん中で固め、いよいよその扉を開ける。


 普通に開き、さらに普通な感じで廊下が続く場所へ出たのだが……どうやらこの扉とどこかの扉を接続するといったシステムらしいな。


 その場で周囲を見渡すものの敵の気配はない、だがあの物体は生物でも何でもなく、俺が敵として認識することは出来ないはず。

 だとしたらもっと近くでその姿を目視するか、或いは魔力を感じ取る力の高い仲間に……と、その必要はなさそうだ。


 俺の耳ではどちらから聞こえてくるのか、反響してしまってまるでわからないのだが、とにかくすぐ近く、壁を何枚も隔てない場所で、誰かが戦闘を繰り広げていることが音でわかる。


 どうも魔法を使っているような雰囲気の音だな、魔王の言っていたように、魔法使い系のエリート小隊があの物体に襲われているということか。


 他の、もっと耳の良い仲間を前に出して、その音が鳴り響いている場所まで移動することとしよう……



 ※※※



『ギャァァァッ!』

『マジで何なんだこいつ等はっ⁉』

『先程の避難指示、これに関することであったか……』

『小隊長! 既に半数が殺られましたっ! 敵はどんどん巨大化していますっ!』

『クソッ、なんで俺達は逃げちゃダメなんだっ!』


「……そこですね、どう考えても戦っていますよ」


「あぁ、しかも善戦……とまではいかないが持ち堪えはしているようだ、さすがはエリート小隊だな」



 戦闘が行われている現場のすぐ近く、死体などが転がっていないのは、例の物体によって丸呑みされ、消化吸収されてしまったためであろう。


 あの物体は無駄な殺しは一切しない、とにかく、ひたすらに自分に取り込むべき魔力を目指して攻撃を続けるのだ。

 そして魔力の塊であって非常に高い戦闘力を有しているのだが、やはり動きが単調になり、ある程度の経験がある者ならその攻撃を捌くことも不可能ではないということ。


 もっとも、俺達でさえそれの比較的大型、分裂が可能になる寸前のものにダメージを与えるのは容易ではないのだから、いくらエリートとはいえ一般的な上級魔族がどれだけ気合を入れたところで、そのボディーには傷ひとつ付くことがないであろう。


 そんな絶望的な戦闘を繰り広げている魔王軍の何とか小隊が居る場所へ、間もなく俺達が到着する……と、防御陣を組んで必死に戦っているようだな、残りは……上級魔族だけで7体か。


 で、一方の『物体』はかなりの数、大小様々であり、基本的に落ち着いてはいるのだが、近くに魔力の塊のような攻撃魔法使いの魔族が居るため、そこそこの頻度で触腕のようなものを伸ばして捕食行動に出ている。


 ……と、ここでまた1体喰われたな、さすがのエネルギー効率で、ほぼすべての魔力を取り込んだうえで、その魔族の体を構成していた肉も、溶かして魔力に変換しているらしい。


 魔族を取り込むことに成功した小さめの物体が、全体の中でもそこそこ大きなものへと変化した。

 このままだと大惨事は目前だな、既に相当な強さになっているであろう個体も見受けられるし、俺達の出番がきたと言っても良いであろう……



「ちぃ~っす、勇者パーティーでーっす」


「……⁉ 勇者パーティーだとっ……そしてなぜ魔王様が……あ、ギャァァァッ!」


「残り5体になってしまったな、お前等はそこそこ頑張った、だがここからは最強である俺様に任せて、そっちで黙ってみていろ」


「な……何だか知らないがどうにかなりそうだぞっ! 魔王様が来たということはそういうことだっ!」


「ちなみに助けてあげるわけじゃないわよ、あんた達は逆に運が悪かったと思うの、後でこの変な物体に喰われた方がマシだったとか、そういう目に遭わせてあげるから、お楽しみに」


「クソッ、敵の敵もまた敵ということかっ、だがこのままでは我等は全滅、勇者パーティーは後からどうにかするとして、今は戦闘する権限を全て移譲しよう!」


「何をカッコイイ感じで言っているのでしょうかこの魔族の方々は……」


「まぁそう言うなマリエル、状況が飲み込めないんだろうよきっと、自分達がどういう状況に置かれているのかということも含めてな」



 生き残った上級魔族、もちろん全ておっさんキャラばかりなのだが、それらは防御陣を組んだまま、器用にその物体と距離を取り、俺達を隔てるかたちで安全地帯へと避難する。


 当たり前のように魔王の後ろに入ったのだが……それで良いのであれば構わない、どうせ後で処刑されるのだから、この場で魔王の不興を買ってもそうでなくとも、特に問題は生じ得ないのだから。


 で、改めて大小様々の物体共と対峙する俺達であるが、ここへ来た瞬間から物体は何かを悟った様子。

 どう考えてもこちら側のキャラの方が『栄養価』が高いのであって、そのことに気付いた、というか機械的に察知したのであろう。


 すぐにターゲットをこちらに移し、大半は先程の奴等と同じようにしてサリナに、そして認識のミスがあったのか、一部はそれ以外、セラやユリナ、そして絶対にダメージを受けることのないルビアに矛先を向けた。


 だがそんな攻撃は一切無駄、ササッと動いたカレンとマーサが、そして道中干し肉を喰らって比較的回復してきた様子のリリィが、あっという間に伸びた触腕状のものを片付け、一部の小さな物体は俺を含む残りの前衛と中衛で始末する。


 その光景を見たエリートだという魔王軍魔法小隊の馬鹿共、口を開けてその強さに驚愕しているようだが、その程度で驚いているようではまだまだであり、そしてまだまだのまま人生は終わりであることも教えてやりたい。


 まぁ、とにかく今はそんな連中に構わず、数に限りがないのではないかと思えるほどに広がった、例の物体を討伐していくこととしよう。


 俺は攻撃力がそこまでではないので、それでも十分なダメージを与えられる小さいものをメインに攻めていくべきだな。

 大型のものは一撃が重いマーサやジェシカ、それから後ろの火力メンバーに任せてしまって差し支えないであろう。


 まるでこの世界に来て最初にしたかのような、大量のスライムを聖棒で潰して回ったときのような、そんな感覚が今蘇る。


 だがこの敵はスライムなどという犬のウ〇コ以下の雑魚モンスターではなく、当時は自力で討伐することなど考えもしなかった強敵の上級魔族をも、あっという間に屠ってしまうようなバケモノなのだ。


 油断は禁物だが、やはりこの期間における俺のパワーアップは目を見張るものがあるなと、つくづく思いながら雑魚退治を進めていく。


 周りの仲間達は比較的大きな物体が数多くいることににつき、少しばかり苦戦しているようにも見える。

 あと俺が雑魚をひとつ消し去る間に、隣でカレンが10程度は討滅しているのが気掛かりだが……まぁ、そこは見なかったこととしよう。


 どんどんどんどん数を減らして、ひとまずこのエリアに集結した物体を全て消し去ることが出来るかと、そう思ったところで、後ろで戦闘を眺めていた魔王軍関係者の馬鹿共が動く……



「そっ、そうだっ! 窓を開けてしまえばこいつ等も出て行くかも知れないっ!」

「そうだっ、外は強風だしここは地上500m以上の高さなんだ、小さいのなら窓から勝手に……」


「おい馬鹿! やめろぉぉぉっ!」


「勇者が何か言っているぞ、叫んでいるようだな」

「気にするな、どうせ雄たけびを上げて『やっている感』を出そうとしているのだ」

「はい、じゃあ窓オープン……ギョェェェェッ!」

「急に開けるなぁぁぁっ!」



 俺の忠告を無視して、というか忠告を忠告だと気付かず、馬鹿な上級魔族は勝手に巨大な窓をオープンしてしまったではないか。


 まるで高空を飛んでいる最中に飛行機のハッチを開けてしまったかのような感じで、せっかく加圧してあった室内から一気に風が吹き出した。


 先程魔王の間で穴を空けてしまった際と同様、いやこれはもっととんでもない事態になってしまったに違いない。


 荒れ狂う風は窓を開けた馬鹿を窓の外へと吸い出し、さらにはその周囲の魔族も、そして床に散乱していた物体のごく小さなものも、まとめてバキュームのように吸い出してしまったのである。


 俺達は大丈夫だが、魔王や瓶入りミニ副魔王、さらには戦闘力など一切有していないジェーンが被害に遭わないよう、一旦戦闘を切り上げて守らなくてはならない。


 全くとんでもないことをしてくれたものだと、そのやらかした馬鹿共以外の全員がそう思ったのであろうが……思ったところで時すでに遅し、かなりの数の物体が、今度は魔王城の建物外へと放り出されてしまった……



「緊急、緊急よっ! 外に避難している構成員に緊急伝達! 魔王城の建物から、いえ敷地から凄く離れてちょうだいっ!」


「魔王よ、最悪王都に助けを求めるよう言うのです、あの城壁はさすがに越えないでしょうから、降伏して中に入れて貰うよう言いなさい」


「そうだな、おい魔王、ここは恥も外聞も捨てるところだぞ、罪もない……わけではないがな、とにかく『可愛い女の子キャラ』が1人も犠牲にならないよう、最善の行動を取らせるんだ、良いな?」


「わかったわよしょうがないわね、全員魔王城から退避! それから……それから人族に助けを求めなさい、これはもう戦争どころじゃないわよっ!」



 なお、この魔王の言葉は『避難することを許された者』、つまり俺達が指定した女の子キャラにしか聞こえていないはず。

 まぁ、城下町の非戦闘員であり、かつ特に魔王軍の構成員でもない者は勝手にしてくれて構わないが、それ以外を逃がすのはさすがにNGである。


 あとは避難が完了すればそれで良いのだが……もうアレが外に出てしまった以上、俺達がこの魔王城内のアレをアレしたところで、外への被害がゼロになるわけではないな。


 ここは一旦物体の討滅を諦めて、王都に戻って状況を報告するべきではないか……もちろん、米粒サイズの物体であっても、王都内の人族など簡単に養分にしてしまうのだから、これは報告の方を優先してしかるべきといったところか……

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