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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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973 以降は同じ

「……では攻撃してくるが良い、小生はここで立っていよう、どのみちこちらからの攻撃は何の意味ももたらさないのだからな、どういう方法を取るのか知らないが、小生を殺すが良い、タップリと無駄な時間を費やしてなっ」


「達観していやがるな、もう時間稼ぎのためだけに命を捨てる気だぞこの変態は」


「お望み通り殺して差し上げましょ、さてと……一旦さっきのフロアに戻って、汚い汁とかを回収してくるのはどうかしら?」


「あ、この魔導エレベーター、一度起動すると一方通行ですので」


「つまり、一旦は魔王の所へ到達しないと戻れないと、そういうことだな?」


「ええ、そういうことになります、申し訳ありません」


「許さん、後でお仕置きだ」


「えっ? そんなぁ~っ」



 案内係であるジェーンのせいでは一切ないのだが、責任を押し付ける対象がそこにしかないので仕方ない。

 俺達は下の階層の毒だの汚物だのを使うという手を封じられ、今あるもののみでこの完全防御の変態を討伐しなくてはならないということだ。


 荷物を削減するため、予め賞味期限切れのポーションなどは置いて来てしまったし、ここへ来るまでにあった『毒の沼地』だの何だのは完全にスルーしてしまった。


 今更ながら立寄っておけば、そうも思うのだが、後悔先に立たずというか何というか、とにかく過ぎてしまったことをとやかく言っても仕方がない。


 ここは仲間達の極めて残念な知恵を振り絞って、この動きを止めた、殺されるのを待っている状態の変態ハゲおじさんに、望み通りの末路を提供してやらなくてはならないのである……



「ミラ、バッグの中に何かないか? 汚ったねぇモノとか、熟成された馬のウ〇コとかそういったものだ」


「あの勇者様、そういうモノがバッグの中に入っているのは本当の勇者である勇者様だけです」


「俺も入っていないけどな、『アイテム』として馬のウ〇コを拾い集めるような、その辺の底辺勇者と同じにしないで欲しいぜ」


「そうなんですね、てっきり凄く嬉しそうに拾って、アイテムとして使用、というか握り締めて喜んでいるものかと」


「俺を何だと思ってんだ一体……」


「……仲間割れをしているようだが、もし動かないのであれば、小生も何らかのアクションをしようと思うぞ、ダメージは与えられないであろうが、他人に不快感を付与することに関しては天才なのでな小生は」


「すげぇイヤだなその天才、だれからも好かれることがないぞその性格じゃ……」



 まぁ、その点については俺様も人のことは言えないのだが、最強の選ばれし者であるからこそ許されるものであり、この薄汚い変態ハゲおじさん(53)が、そのような性格の悪いことをしていて良いというものではない。


 で、そのムカつく性格の馬鹿である変態は、こちらが攻撃しかねているのをもう一度確認したうえで、先程と同じ格闘技のような構えを取る。


 魔力など、そういった類の力の高まりは一切感じられないな、純粋に格闘技で、鍛え抜いた技でこちらに攻撃を仕掛けてくるということか。


 だが普通にやったところでどうにもならないのはこの変態も承知の上であるから、当然何やら鬱陶しい『追加効果』を乗せて攻撃するつもりであるに違いない。


 そしておそらくは不潔系、ないしは不潔でこそないが鬱陶しい感じの何かが飛んで来るものとして身構え、もちろん全てを俺が受け止めるかたちで前へ出ておく。


 直後、あまりにもオーバーすぎるのではないかと思えるようなモーションを伴い、変態ハゲおじさんは何やら光るエネルギーの塊のようなものを打ち出した……



「……何だコレ? めっちゃ遅いじゃねぇか」


「そう思うであろう、だが小生のそれは自動追尾攻撃、めっちゃゆっくりだが地味にターゲットを追い掛け続け、逃げ切ったと思って安心し、完全に忘れた頃にヒットする恐怖の攻撃なのだっ!」


「で、効果のほどは?」


「……ハゲになる、あと恐ろしく太り易い体質になる、さらに2分の1の確率で生涯消えない凄まじい体臭を付与する、以上だ」


「最低最悪の攻撃じゃねぇかっ! ちょっ、どうすんだよっ、こっち来んじゃねぇっ!」


「大丈夫よ勇者様、そのまま逃げ続けてっ」


「そのままって、いつまで逃げ続けりゃ良いんだよ?」


「このタイプの攻撃は術者が死亡すれば消滅するの、そこまで逃げ切ればセーフだし、もし喰らってその体臭とやらが付与されたら……勇者様はもう知らない人になるわ」


「ひでぇぇぇっ! 何とかしてくれぇぇぇっ!」



 喰らった瞬間にどうにかなってしまうとか、凄まじいダメージを受けるような性質の攻撃ではなく、かつ遅いためその場その場での回避には全く問題がないこの攻撃。


 だがもしまともに喰らってしまった場合、また運悪く追加効果が付与されてしまった場合には、俺は皆から見捨てられ、天涯孤独でかつ『臭っせぇ人』として残りの人生を過ごさなくてはならないということ。


 そしてそれを完全に避けるためには、やはり目の前の変態ハゲおじさんを抹殺するしか方法がないという。

 これは悠長に考えてはいられないぞ、素早く対応して、何としてでも早めの勝利を勝ち取らなくてはならない。


 いや、それが魔王に何らかの、おそらく逃走であろうが、その準備をさせるための時間を与えないということにも繋がって来るのだ。


 魔法も物理も、それから精神攻撃も全く受け付けないという、まるで殻に閉じ籠ってしまったかの如き完全防御のおじさんに、どうダメージを与えるべきなのかが問題なのだが……



「おぃぃぃっ! 誰か早くっ! 何か考えてくれよ早くっ!」


「落ち着け主殿、そう焦っていては逆効果、そんなに遅い攻撃であっても、うっかり喰らってしまうようなこともあるのだぞ」


「無茶言うんじゃねぇぇぇっ! これが焦らずにいられるかってんだっ!」


「困ったな、ミラ殿、やはり主殿は落ち着けないようだ、というかそろそろかわいそうなので真剣に考え始めることとしよう」


「ええ、ちょっと待って下さいね、真剣に……」


「お前等今までふざけてたってのか……」



 ようやく本腰を入れてくれる様子の『賢さ高めチーム』、俺には一生掛かっても辿り着かないような正答に、あっという間に辿り着き、それを実践してくれることに期待しよう。


 そして俺はとにかく逃げる、光るエネルギーの玉から距離を取り、可能な限りその俺の下への到達を遅らせると同時に、万が一にでも他の仲間達に累が及ばぬよう、完全に引き受けるかたちで行動するのだ。


 走って走って、少し余裕が出来たら休憩して、そしてエネルギーの玉が接近して来たのを確認したら、そこからさらに走る。


 そういったことを繰り返していると、ここでミラが何かに気付いたような動きを見せ、バッグの中をごそごそと探り始めたようだ……



「おいミラ! 何か妙案でもあったのか? あったなら早くしてくれっ!」


「ちょっと待って下さい、精霊様、この作戦なんてどうでしょうか?」


「う~ん、結構大変なことになっているみたいだけど、まぁ、やってみる価値はあるわね」


「良いから早くしてくれぇぇぇぃっ!」



 恐怖の攻撃に追われているという感覚はこういうものなのか、これまで無駄に死刑だの何だので、地味に追い詰めてから殺してきた敵共も、こういう気持ちで最後のあがきをしていたに違いない。


 もちろんこの分、俺が苦しめられた分については、憂さ晴らしとして『殺すべき奴』を散々に痛め付けることによって取り戻そう。


 俺のような主人公キャラが、こういう目に遭ったまま放置されてはいけないのだ、悪いことがあった分、必ず良いことがなくてはならないのだ。


 で、俺をこの状態から脱出させるために動いているミラと精霊様、どうやらその作戦については、ユリナやサリナ、そしてジェシカも賛同したようである。


 その面子が全員で良いとしたのであれば良いに違いない……と、瓶の中から漬け込まれていた副魔王を取り出したな、まさか副魔王を投げ付けるつもりか?


 いやいや、さすがにそんなかわいそうなことは出来ないであろう、そう思ったところで、副魔王の身柄はセラに渡され、別の瓶の中に封入……というかまたエキスの抽出をしているようだ。


 どうやら使用するのは『副魔王漬け込み液』の方、マムシ酒のような、そんな感じの効果を期待して作ったそれを、果たしてどのように使うというのであろうか……



「はいは~いっ、敵さん、えっと……変態ハゲおじさんでしたか? その、私が密造したお酒、飲んでくれますよね?」


「のぉぉぉっ! 美少女による……それは酒なのか? いや、だが酌をしてくれるというのか? お嬢さんおいくつ? 小生は変態だから、20歳超えてたりするとちょっとアレだけど……」


「大丈夫、まだ17歳、そろそろ18歳になるところですから、ささっ、グイッと一献、どうぞ」


「のぉぉぉっ! そういう年齢の美少女でっ、儚い命の人族でっ、しかも巨乳ぅぅぅっ! 飲んじゃうよ、おじさんこれ飲んじゃうよっ! 敵から貰ったものだけどグイッと……キッツゥゥゥィッ!」


「まさか本当に一気飲みするとは……」


「カァァァッ! 焼けるように熱くて……何だか吐き気と、それから眩暈が……」



 ミラがお酌したのは当然『副魔王漬け込み液』であるのだが、どういうわけか変態ハゲおじさんは、それが普通の酒、いや酒ですらないことを認識したうえでグイッといってしまった。


 おそらくは皆から嫌われ、変態だと蔑まれ、これまで一度も美少女と会話したことがなかったのであろうおじさん。

 それがいきなり、巨乳の美少女によるお酌をうけることとなったのだ、これは無碍には出来ない、たとえその美少女が自分を殺そうとしている敵であったとしてもだ。


 で、そんなヤバそうな液体を、既定の時間を越えて抽出しまくった副魔王のエキスを、一気飲みのかたちで取り込んでしまった変態ハゲおじさんは、赤くなり、そして青くなった後に白くなった。


 そしてどんどん腹が膨れてきて、今度はどちらかというと黄色に変色……さらに何か変化があったようだ、急に足のつま先を押さえて苦しみ出す……



「いでぇっ、いでぇよぉぉぉっ! 足の親指が、風を受けるだけで……いでぇぇぇっ!」


「おいっ、どうなってんだアイツ?」


「この漬け込み液を飲ませました、精霊様の分析によるとこれは……」


「およそ50年に渡る毎晩の大量飲酒と同等の効果を付与するものね、これ一杯で普通にえらいことになるわ」


「なるほど、それで通風を発症したのか、あとは……もうあの色、ダメな感じじゃね?」


「お腹もパンッパンになりましたね、あれは……かつて故郷の村で見たことがあります、村一番の酔いどれ無職の方が、ああいう感じになって亡くなりました」


「肝臓、イッちゃってますね」


「ひょげぇぇぇっ! 何だか様々な不調が……まだそんなに加齢していないのにぃぃぃっ!」



 加齢などもはや関係がない、単なる飲み過ぎ……とほぼ同等の効果を付与されたというだけである。

 肝臓がダメージを受け、その他の臓器もかなりの痛みを放ち始めたようだ。


 もうここから元に戻る可能性はゼロ、そしてその症状は、通常の酒などでは断じてない『副魔王漬け込み液』の効果によって、凄まじい勢いで亢進しているのであった。


 苦しみ、のたうち回る変態ハゲおじさん、腹のパンパンな感じと、それから全身が黄色くなってくる症状は、もはや誰の目から見ても『末期』なものへと変化していく……



「あぁぁぁっ! 苦しい……辛い……何というモノを口にしてしまったのだ小生は……汚い、汚らしすぎる……」


「あ、言っておきますけどそれ、あなたの上司である副魔王さんの、小さくなってしまったものを長時間漬け込んだ水でして……汚らしいとか仰ってしまって大丈夫ですか?」


「え? あの、その、今のは撤回して……しまった殺されるっ、そんなこと思っていないのに、小生の妄想の中の中の副魔王様はお美しく……しかしその漬け込み液を飲んだ小生は……幸せであるっ!」


「……絶命したようですね、クリアしたことを表示する明かりが灯りました」


「おう、どうにかヤバすぎるエネルギーの玉も消えたようだぞ」



 変態ハゲおじさんは肝硬変で死んだ、そして瓶の中に詰め込まれ、今はセラの手の中にある副魔王は、勘違いとはいえ汚らしいなどと言われたことに対し、その小さな体でプリプリと怒りを表現していて可愛らしい。


 これでこの階層もクリアということだな、次の敵はどのような奴なのか……と、ジェーンが持っている資料を奪えば良いのか、そこにはこの先の中ボスのデータが、公開されている分に限ってだが掲載されているはずだ……



「おいジェーン、それ寄越せっ!」


「あっ、それは大事な内部資料で……」


「うっせぇ、代金の代わりに鞭でもくれてやろうか?」


「いえ、どうぞお納め下さいませ」


「よろしい、じゃあ次は……『H₂O typeB』か……あれ? 今のが『H₂O typeD』で……見間違えたか、その次は……おや、こっちも『H₂O』だ、どうなってんだよコレ?」


「見せてみろ主殿、馬鹿だから見方がわからないのだろう?」


「ジェシカは言い方がムカつくどころか最低だ、抓りの刑を喰らえっ!」


「ひぃぃぃっ! 脇腹はやめてくれと何度も……あうぅぅぅ……」



 調子に乗ったジェシカに罰を与えている間に、他の仲間達がその『魔王軍極秘内部資料』を手に取り、この先の、魔王の部屋へ至るまでに討滅すべき中ボスのプライベートな情報を覗く。


 ……と、どうやらこの先の敵は、全てが『H₂O』タイプのようだ、つまり全部について『変態ハゲおじさん』であるということ。


 今回戦った、そして肝硬変で死亡したハゲおじさんは『typeD』つまりデブであったのだが、この先はそれぞれ、その『type』違いのものが出現するらしいというところまでわかった。


 そしてまたどうせ俺が矢面に立たされ、先程おじさんの死亡と同時に掻き消えたアレのような攻撃をしてくるに違いない。

 そんなことをさせられていては俺の身がもたない、魔王の部屋へ辿り着く前に、ストレス等々でボロボロに、そしてガリガリに痩せてしまうことであろう。


 そうならないためにはどうするべきか……うむ、どうせ敵は変態ハゲおじさんなのだ、この『typeD』と同様の方法で討伐してしまうことが出来るのではないか、いやきっとそうに違いない……



「おい、ちょっと副魔王の奴を貸してくれ……と、もう次の抽出が良い感じになってんのか」


「どうするの勇者様?」


「そりゃアレだよ、もっとほら、この『副魔王漬け込み液』を大量生産して、それぞれの中ボス、というか変態ハゲおじさん共に振舞うんだ、もちろんタップリジックリ、時間を掛けて抽出したものをな」


「あ、それなら移動しながらやりましょ、時間も惜しいし、あの状態までいくには相当に時間が掛かりそうだし」


「そうだな、おい副魔王、お前はそれで良いな?」


『がばぼぼぼぼ……』



 瓶の中、精霊様の水に漬け込まれた状態で悲しそうな顔をする副魔王、確かにこのままずっと、『漬け込み液』を製造するためだけに溺れさせておくのはかわいそうでもある。


 ならば時短をしていくしかないのだが……こちらも本当にかわいそうなのだが、やはり麦茶パックを無理矢理に抽出するのと同様の方法を取らざるを得ないな。


 つまり、菜箸で突くなどして中のエキスを無理矢理に引き出してやるということだ。

 そしてそのようにされるのであろうということを察した様子の副魔王は……水の中で身構えやがった。


 まぁ、こうなったのも自業自得なわけだし、この後サイズの方が元に戻れば、それこそ今以上に苛烈な状態に置かれるのは本人もわかっていることだ。


 魔王と2人で尻を並べて、衆人環視の中で鞭打ちの刑に処されるということも、既に確定していて覆ることのない事項。

 それに比べたら、今この場で突き回されるということぐらい、我慢してくれても良いことである……



「ということだ副魔王、菜箸……はその辺に落ちているアイテムを使おう、ほら、『謎の棒切れ』をゲットしたからな、覚悟しろよ」


『がぶっ……はががががぼぶっ!』


「ギャハハハッ! 中でとんでもないことになってやがんぞ、面白いからもっとやってやろうぜっ!」


「……鬼畜極まりない行為ですね」



 非常に都合良くアイテムとして落ちていた棒切れを使い、副魔王の入った瓶の中の水を全開で掻き回す。

 まるで洗濯機の中に入れられ、現れているかのような光景なのだが、その汚れ、ではなくエキスの方は、それこそすさまじい勢いで溶けだしている。


 なかなか面白くなってきたところで、今ある瓶の中の液体は十分に『抽出』されたということで、新たな空き瓶、もちろんゴミとして不法投棄したりせずに持ち帰ろうとしていたものの中に、副魔王を移し替える作業に移った……



『ぷはっ……ぜぇっ、ぜぇっ……目が回ります……』


「そうかそうか、楽しくて仕方ないんだなこの『アトラクション』が、ほら、次をやってやるから早くこっちの瓶に移れ」


『もう勘弁して下さい~っ』


「ダメだな……ところでこっちのは完成か……よし、次の変態ハゲおじさんにもこれを飲ませよう」


「そうですね、ですが次はいきなり私が行くのではなく、どういうタイプで、どういう趣向の変態さんなのかを把握してから、適任となる人間が動くことにしましょう」


「だな、じゃあジェーン、もう魔導エレベーターを動かしてしまって構わないぞ、次の中ボスを殺害しに行くんだ」


「はっ、はいっ、畏まりましてございますっ!」



 酷い目に遭う副魔王を見てドン引きし、放心状態となっていたジェーンに声を掛け、次の中ボスである『H₂O』 のタイプ違いが待ち受ける階層を目指す。


 抽出した『漬け込み液』は、それらしい徳利に入れて、ついでにその辺に落ちていた御猪口も拾って準備は完璧。

 これをどんどん飲ませて、鬱陶しい変態共を飲み過ぎというかたちであの世送りとしてやろう……

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