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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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956 向かう先色々

『ぎょへへへーっ! 俺様達の登場だぜ~っ!』

『貴様等、この臭いに抱かれて死ねっ、ぎょへへへっ』

『さ~かな~っ、魚要らんか~っ、腐っちまって臭っせぇぞ~っ』


「は……鼻が曲がりそうなんだが……」



 謎の半魚人のような魔族共、何やら台車のようなものをゴロゴロと転がしながらやって来たのだが、その中に詰まっているのは完全に腐り果てた、魚の成れ果て、いや熟れ寿しというか、そんなものをとっくの昔に通過したような、とにかく凄いアレである。


 そして半魚人魔族の体臭の方もアレなようだ、もう何というか、護岸に打ち上げられたわけのわからない外来魚の、半生状態のミイラというか何というか……とにかくそういう臭いを放っているアレだ。


 で、どうやらこの連中、配置されているのは単なる嫌がらせのためであり、ここで俺達の戦意を削いでしまおうという魂胆で派遣されたようである。


 ジェーンはそのことを知っているためか、最初からかなり後ろに立っていて、その半魚人魔族らが近付くと、ハンカチで口を覆ってさらに後退していた。


 ちなみにこちらはとんでもない被害だ、カレンやマーサは目を回しているし、リリィでさえもこのファンキーすぎる『ブツ』には触れたくないようで、鼻を抓んで精霊様の後ろへ隠れている。


 しかしこの半魚人魔族……これでも上級魔族なのか、どこが? といった感じなのだが、その理由を知る前に、まずはこの悪臭状態から脱することを考えていきたい。



「……おいお前等、ちょっと向こうへ行け、迷惑なんだよマジで」


『ギョーギョッギョ! これが俺達の強さの所以なのさ、臭すぎて、魚の腐ったような臭いが強烈すぎて戦えねぇ、敵は毎度毎度、そう言いながら死んでいくのさっ!』


「いや敵って、俺達招待客なんだけど普通に、わかる? 魔王に招待されてこの城へ来たの」


「そうよっ、それがどうしてあんた達みたいな臭いのと関わらなくちゃならないの、最低よっ、魔王軍のもてなしは最低最悪のものだわっ!」


「臭いし、仮にも古巣である魔王軍が、招待客にこんな臭いことをすると思いたくありませんの、臭いから立ち去って下さいですわ、本当に臭いし」


「それか死んでよね、本当に臭いんだからあんた達、死んで、ねぇ死んでよお願いだからっ」


『そうはいかないギョエ、魔王様から直々に、いや遠隔指令であったか、臭っせぇのを一発お見舞いしてやれとのことだからギョエな』


「いちいちギョエギョエ言わないと喋れないのかこいつらは……」



 自信満々で立ちはだかる半魚人……というか『魚人&ミイラ』という種族らしいが、どうせ何か魔族同士を、おそらく魚人とミイラ? を掛け合わせて創った種族なのであろう。


 しかし魔王軍はどうしてこんな嫌がらせを、この序盤において仕掛けてくるのか、それが疑問だ。

 もしこういうことをするのであれば、俺達がもっと先へ進み、疲弊したところでやってくるのが普通である。


 そうすればその場でポッキリと、心が折れて撤退を決め込むこととなるかも知れないというのに。

 この臭っせぇ連中は、そうするための切り札として取っておくのが妥当であるはずなのに、ここで使ってしまうとは……


 いや、もしかしてだがこの程度の『ウザさと臭さ』は小手調べであり、城の奥にはさらに不潔極まりない、もはやウ○コの化身だとかリアルウ○コだとか、そういうのが待ち受けているのかも知れないな。


 だとしたら魔王軍の上層部、もちろん現存している奴に限ったことではないのだが、相当に頭の方がアレである。

 もしかしたら魔王やあの副魔王も、賢さが高いというだけで、中身の方は本当はアレなのかも、そう思ってしまうのが現状だ……



『ギョギョッ! ギョォォォッ!』

『ギョッ、ギョギョッ!』


「……おい、何だか知らない感じの『音』でコミュり出したぞこいつら、サリナ、何と言っているかわかるか?」


「いいえ、おそらく人間、もちろん人族も魔族も含めてですが、それらが用いる標準的な言語ではありません、おそらく本当に『音』だけで意思の疎通が出来ているのかと……」


「そうか、じゃあ何の話、というか何の相談をしているんだろうな……と、ここで台車から篭を取り外して……中身の腐り切った魚の死体を……」


「こっちに投げてくるみたいですっ! 皆避けてっ、不潔の呪いに掛かりますよっ!」


『ギョォォォッ!』


「ひぃぃぃっ! こんなん浴びたらひとたまりもねぇぞっ! 次の休み時間まで待てば自動で解除されるタイプの呪いじゃねぇっ!」


「何なのよその子どもみたいな呪いはっ、ほら勇者様、カレンちゃんを避けさせるから手伝ってっ」


「うおうっ、カレンこっちだ、マーサもっ」



 腐った魚を投げ付ける攻撃、とても上級魔族がするものとは思えない感じの攻撃なのだが、現時うにそれが起こっている以上、諦めて回避していくしかないというのがリアルだ。


 ベチョベチョッと壁を、天井を、床を汚していく腐った魚はビチビチと……なんと、生きているではないか。

 腐った魚の『死体』だと思っていたものは、腐った魚の『生体』であったということだ、信じられない。


 そしてその腐った魚の生体は、もちろん胸鰭を器用に使って立ち上がり、陸上を歩行して、明らかにこちらを狙っている感じである。


 顔つきはピラニアのような、凄まじい腐臭を放つ魚、というか魚タイプの魔物は、全て半魚人魔族に支配され、当然にその命令を聞いてこちらの敵となるらしい。


 先程の会話めいた、音声通話というか何というか、とにかく発せられていた不気味な音は、半魚人魔族同士が会話していたのはもちろんなのだが、ついでにこの腐った魚の魔物へも、指令を出していたというのが正解なのであろう。


 で、臭っせぇ魚共が整列し、その後ろにはこれまた臭っせぇ半魚人魔族共が整列している状態。

 どこをどう切り取っても臭いものは臭く、そして不潔の極みであることも事実だ。


 この状況を切り抜けるためにはどうするべきか、もちろん手を触れたり、武器で奴等を切り刻んだりというのはもってのほか。


 セラやユリナの魔法で討伐するといっても、少なからず奴等の『残骸』が飛び散ってしまうわけで、ルートの選定上、俺達はその上を、この不潔な連中の残りカスの上を通過しなくてはならないこととなる……それはイヤだな……



「ちょっとジェーン、お前コレ何とかしろよっ」


「何とかとは……私に出来るのはせいぜい見守っていることぐらいしか……」


「案内係なのに何たる使えなさだ、後でお仕置きだなお前は、で、魚どうするよマジでこの魚、臭っせぇのっ!」


「勇者様、ちょっと足で蹴飛ばしたりして退けてよっ」


「イヤだよこんなもん触りたくなんかっ、リリィ、お前竹馬なんだからどうにかこう、踏んだりしてだなっ」


「え~っ、さすがにちょっと臭いかなって、あ、でもこれなんてどうですか? この横の所を……ていっ!」


「げぇっ、床と壁に穴が……後で怒られても知らないからな……」


「ささっ、精霊様、水でジャーッと、流しちゃって下さい」


「あ、『水洗』するのね……でもこれどこに流れて行くのかしら?」


「う~ん、まぁ、気にしなくて良いんじゃないですかね?」


「それもそうね、じゃあこれで、ドバーッといくわよっ! それっ!」


『ギョギョォォォッ!』



 壁と床のちょうど境目辺りに、リリィが竹馬の力を使ってクレーター兼ダストシュートを作成した。

 もちろんそこが少し低くなるため、精霊様が水を出しさえすれば、全てはそこへ向かって流れて行くのである。


 で、その水洗効果を用いて、向かって来た魚のみならず、半魚人魔族共も一気に押し流して……どいつもこいつも悲鳴が『ギョ』の類であるため、個性的でなくてまとまりがある、非常に便利だ。


 そんな感想を得ている間に、綺麗サッパリ、持って来ていた臭い魚入りの荷台ごと流されて行った馬鹿共。

 穴の向こうから悲鳴のようなものが未だに聞こえているが、どうやらどんどん遠ざかっている様子である。


 本当にその穴がどこへ繋がっているのかということについては、また今後ストーリーに絡んできたり、もうこれっきりで全く関与しなかったりするのであろうが、とにかく今はもう済んだこと。


 半魚人のことなどは忘れ、そのまま次のエリアへ、魔王城の中を進んで行くこととしよう。

 案内係のジェーンもしれっと復帰し、何事もなかったかのように先頭に立って俺達を案内し始める。


 ひとまずは何も言わずに、この『奴等の残り香』が蔓延している廊下から立ち去ることを優先したようだな。

 比較敵早足で、ツカツカと歩いて先へ進み……臭さがほぼほぼ消えた地点でピタリと停まった。


 何か説明でもしてくれるのか、それとも不都合が生じているのか、それについてはこれから、ジェーン本人の口から語られることであろう……



「……えっと、本来ご案内すべきルートなんですが……ここでですね、皆さんが設定してきたルートと乖離するんですよ、ほらここ、ここから排気ダクトに入って、這い蹲って進んだ先にある小さな部屋に出て、そこで床に落ちている小さな鍵を拾ってロッカーの中、鏡を外した先にある小さな通路を用いて先へ進むと、掛け軸の裏から出て忍者系の中ボスとバトルになる……ためにはその室内で忍者の巻物を捜し出して、それを解読したうえで所定の場所に奉納して、再びその忍者部屋に戻って中央の畳を持ち上げるとボス戦に移行……というのがこの魔王城序盤の正しい攻略ルートなんですが」


「いやそんなの絶対わかんねぇだろっ! 攻略本ナシじゃクリア出来ねぇやつだろそれっ!」


「面倒な仕掛けね、それで、その忍者系ボスとやら、早く連れて来なさいよ」


「あ、いえですから、その中ボスと戦うには様々なプロセスをですね……踏まないと……」


「踏まねぇよそんなもん、そいつを土下座させて頭を踏み潰すのがせいぜいだな、ということで早く連れて来い、ちゃちゃっと殺してやるからよ」


「えぇ……」



 俺達の目に見えているのは1本の長い廊下、そしてその上、天井には何となく不自然に半分開いた排気ダクトの穴。


 本来はそこへ入っていかない限り、正解のルートを辿ることは出来ず、延々と長い廊下を歩かされ、結果は何も得られず体力だけを浪費するというものとなっていたのであろう。


 もちろんその『正解のルート』を行ったところで、先程ジェーンの口から語られた攻略方法につき、自力で気付いて解読して先へ進むなどということは絶対に出来ない。


 もはや案内係ナシでは攻略はおろか、脱出することさえ叶わないのではないかという勢いの魔王城で、このジェーンという存在はかなり大きなものとなる。


 マーサやユリナ、サリナにしても、そこそこ魔王城内については詳しいはずだが、やはり『自分がこの城を攻略していた』というわけではないため、やはりトラップや中ボスの配置など、まるで知らないような部分も多いようだ。


 で、ここで俺達が取るべき選択肢としては、その魔王城を良く知るジェーンの指示通り進んで、そして正当に城内を攻略していくという方法がまずひとつ。


 そしてもうひとつとして、これが俺達の採用したい、可能であればこちらで行きたいという方法である。

 ジェーンを動かし、マップ、というかルートを改変して、俺達が予め用意していたルートを強制的に『正解』とするものだ。


 当然のことながら、このルートでも魔王や副魔王の下へはた辿り着くことが出来るのだが、その際に中ボスとの先頭、貴重なアイテム、必須な鍵などの獲得が一切出来ない。


 それを解消させるため、ジェーンの働きによって、それらの『重要な要素』が、向こうから俺達の前へやって来るように仕向けるのだ。


 そうすれば非常に楽だし、いちいち難解な仕掛けにチャレンジすることなく、当たり前のように先へ進むことが可能になる……もちろんリリィも竹馬に乗ったまま進むことが出来る、この天井の高さが続けばではあるが……



「えっと、それではその、忍者系中ボスの方をお連れしますので、ここで良い感じの戦闘態勢にてお待ち下さい」


「面倒臭っせぇな、別に良いだろう座って待っていれば、そいつが着いたら立ち上がって、即殺してやるからよ」


「そんな、ちょっと待って下さい、一応後世の魔王軍、次の魔王様になられる方へ遺す参考資料としてですね、勇者が突入した際のアツいバトルの参考ムービーを……」


「撮影すんのかよ、しかもそんな技術どこにあるんだ? いくら魔族が人族と比較して進んでいるとはいえ、そこまdねお技術はヤバいだろうに」


「いえ、そこも魔導ですから、そういう能力を有する魔族が……そろそろ来ますね、ほらあそこ、隠れて撮影しているのが『pootuber魔族』の方です、普段はゴミみたいな動画をお尻から垂れ流しているんですが、今は、今だけは役立つんです」


「ウ○コ好きだなこの世界の奴等……」



 ケツから動画を垂れ流すという『pootuber』の魔族、出現して以来、ひたすら俺達の方をガン見しているようなのだが、『目で撮影』しているということなのであろうか。


 とにかく俺達はそのウ○コ野朗の撮影のために、いかにも『強敵を迎え撃つ』感じのムーブをしなくてはならず、バトルそのものの方もサラッとではなく、アツい感じで終結させなくてはならないとのこと。


 面倒だが武器を構えたまま、周囲を警戒するような感じを出しつつ……竹馬に乗ったままのリリィが目立ってしまってどうにも締まらないではないか。


 というか俺達よりも視点が高い分、当然にリリィの方が先に敵の姿を……今確認したようだ。



「あっ! 来ましたっ、廊下の向こうからシュシュシュッって!」


「そうか、え~っと、その、アレだ、全員戦闘は位置に着けっ!」


「戦闘配置、着きましたっ! ミサイル発射!」


「ミサイル発射……えっ?」



 1発だけしかないリリィの竹馬付属ミサイル、それが俺の横をバシューッと音を立てながら飛んで行って、遥か先にチラチラと見え始めていた敵の忍者、中ボスらしき奴に……命中してしまった。


 もちろんミサイルに込められていたのはリリィの様々な力と、推進力を得るためにユリナの火魔法が、さらにはセラの風魔法も少しブレンドされて、まぁとんでもない力を有していたことだけは確かだ。


 それがすっ飛んで行って、ようやく登場し、これから名乗りを挙げてバトルに移行するはずであった忍者、しかもそこまで強くない、回避特化タイプの敵に直撃したのだからひとたまりもない。


 粉々に砕け散り、この世を去ってしまった中ボス、pootuber魔族も口を開けたまま塞ぐことが出来ず、案内係のジェーンもやってしまったかといった感じの顔で困り果てている……



「やったぁっ! ご主人様、私達の勝利ですっ!」


「お、おう、良く頑張ったぞリリィ……それでジェーン、どうするんだこの状況? pootuberの人めっちゃ困ってんだけど、出るもの出なくて病気になりそうなんだけど」


「え~っと、それじゃぁ……え~っ……とぉっ! 伝説のくの一、ジェーン登場! さぁかかって来い勇者パーティー!」


「……その勇気だけは認めるよ、ミラ、ジェシカ、ちょっと揉んでやれ、おっぱいと尻をな」


『うぇ~いっ!』


「ひっ、あっ……ひゃぁぁぁっ! お許しをぉぉぉっ!」



 どうしようもなくなって忍者系の中ボスを(仮)として演じたジェーンであったが、当然直接戦闘はイマイチなため、ミラとジェシカによってボコボコ、いやモミモミにされてしまう。


 だがまぁ、頑張った方ではあるし、pootuberの人もそこそこ満足し、腹の中で処理された今回の取れ高をブリブリと……とんでもない野朗が居たものだな……



「……汚ったねぇんだなアイツ」


「ご主人様、あの人殺した方が良いんじゃないですか?」


「いやカレン、特に害はないし、歴史的価値のある何かを生み出す……じゃなくてひり出そうとしているんだ、しばらく放っておこう」


「は~い」


「それでご主人様、次はどんな感じになるんですか?」


「次はだな、え~っと、おいジェーン、というかミラとジェシカ、そろそろ良いにしてやってくれ、先へ進むぞ」



 ジェーンは解放され、俺達はこの先へ、次なるチェックポイントへと進むこととして、その案内をさせることとなった、なったのだが……このまままっすぐ進むことだけは変わりない。


 その道中に何があるのか、本来は別の場所、どこからどう行くべきなのかということと、そこにある何かを派遣して貰うこと、そのふたつにつきやらせるのがジェーンのお仕事なのである……



「ひぃっ、ひぃっ……ようやく解放されました、それで……この後はトラップゾーンなんですが、え~っと正規のルートのひとつに復帰しますねこの感じだと」


「正規のルートの……ひとつ?」


「ええ、トラップゾーンは『アッサリ』と『コッテリ』、それから『イロイロマシマシブタノエサ』に分かれていて、皆さんが選んだのは最後、イロイロマシマシブタノエサルートですね、すぐに行きましょう」


「はぁっ? ちょっと待て、今からでもアッサリに変更だ、そんなヤバそうな、脂ギッた名称のルートなんぞ選んだ覚えはないぞ」


「そう言われましても、近道した時点でそうなりますから、申し訳ないですけど……」


「・・・・・・・・・・」


「それからトラップエリアを無事に抜けた先で、本来はまた色々と手続を踏んで、それから『ゲスロリ・カスロリ姉妹』との中ボス戦となります、2人共悪い子なので叱ってあげて下さい」


「お、おうっ……」



 色々、どころか非常に面倒臭いものであるということがわかった魔王城、この序盤を抜けるだけでも、本来は凄まじい労力を謎解きに費やさなくてはならなかったのだ。


 そしてきっとであるが、俺達にはそれが無理で、そのようなことに耐えられず、間違いなく壁などを破壊しながら突入して来るものだと思った魔王や副魔王が、俺達に対してわざわざ『招待する』という手段をとったに違いない……とにかく先へ進もう……

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