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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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941 穴掘りとトンネル

「……で、結局王都北門でのテストの方はどうだったんだ……ダメ? ろくな奴が居ないだと? ほぉ、期待していたマッチョな奴ほど耐性がなくて……うむ、ゴンザレスの奴もそうだったぞ」


「まぁ、それでも500人程度は確保したがの、もっともそのうちまともに動くことが可能な者がどれぐらい居るのかといったところなのじゃが……」



 迫る停戦協定の終了期日、それまでに突入部隊を編成して、どうにかしてこちらから攻撃を、出て来る敵を迎え撃つのではなく、先制してアクションを起こすことが可能なよう調整したいところ。


 しかしそのための人員として、完全耐性を持つことが証明されたルビアとリリィを含む数十程度の兵員を筆頭に、どうにか動くことの出来る者、かなり厳しいが他よりはマシといった程度の者を纏め上げ、ひとつの部隊としていくことは容易ではない。


 もちろんルビアもリリィもかなりの馬鹿なので、作戦の指揮を取ることなど一切出来ないし、先頭に立って部隊を動かすことなど夢のまた夢といった状況。


 まぁ、『先頭に立つ』ということぐらいは出来るのかも知れないが、だからといって他の参加者がそれに続くか、続くことが可能なのかどうかについては疑問符が付く。


 よって他の完全耐性キャラを部隊のトップに据えてやり、『その他主力』として2人を参加させることになるのだが……皆期待していたゴンザレスがダメ、そして精霊様もダメであるとわかった以上、残されているのはもう名前さえも与えられていないようなモブキャラばかりなのである。


 仕方ない、ここは筋肉団の中から出ている若干名の完全耐性保持者に、さも最初から居たかのような、ストーリーに深く関わっていたかのようなノリで表に出させ、作戦の指揮を取らせようか……いや、さすがにキツイな……



「それで、今日の昼間の戦いが終わったら、改めて『合格者』を集めて何やらするんだよな?」


「その通りじゃ、まぁこれからも軽く説明はするつもりじゃがな、で、『不合格者』のおぬしらについては、ちょっと犯罪者ギルドの後片付けの方に回って貰いたい」


「イヤだよ面倒臭せぇ、そんなもん木っ端役人にやらせておけば良いだろう?」


「それがの、ギルド会館の床下からわりとアレめな地下通路のようなものが発見されての、危険かも知れぬゆえ、少しは戦える者でないと作業できないと判断したんじゃ」


「地下通路? わりとアレめな……そういえば旧犯罪者ギルドもそんなようなことをしていたようだな、確か奴等は……そこまでアレめな感じじゃなかったと思うが、どうせ王都の中と外を繋いで、アレめな奴等を中に招き入れるような構造のちょっとアレめなトンネルか何かだろうよ」


「そうであろうとは思うのじゃがな……今回に関してはそのトンネル、魔王軍が利用しないとも限らぬのじゃぞ」


「確かにな……まぁ、面倒だが様子だけ見てみることにするよ、で、もし何もないとか、王都の外へ続くトンネルだけとかだったら、適当に即死トラップでも仕掛けて帰るからな」


「うむ、では頼んだぞ」



 今夜は久しぶりにサボ……ではなく、少し今後の作戦について考えるような時間を取れると思っていたのだが、残念ながらこのブラック労働王国においては、所属する勇者にそのような余暇が与えられることはないらしい、誠に遺憾である。


 だがまぁ、適当に調査した感、やった感だけ出して、ある程度のところで切り上げて帰宅してしまうこととしよう。

 お供に据えるのはカレンとマーサで良いな、感覚が鋭い、何かあればすぐに発見してくれる時短キャラだ。


 で、そろそろ昼の戦いが、王都北門における戦いが始まるため、俺達は配置に着いて敵の襲来を待った。

 しばらくして前の方の連中、気合十分でかつ弱っちい冒険者共がざわざわし出す。


 そちらを見れば敵の集団、巨大な野菜から小さな野菜まで、足や腕が生え、場合によっては顔まで付いているものが攻め寄せて来る……



「よぉ~し、じゃあ今日も殺っときますか、ミラ……は『合格者』だから後ろで説明会に出ているのか、ジェシカ、ちょっと突っ込んであそこのヤバそうなところだけ切り崩してくれ」


「わかった、うむ、あの集団は一般の冒険者や兵士には酷だな、マーサ殿……は何を見ているのだ?」


「え~っと、向こう、奥の方がちょっと変な動きなのよね、ほら、あの辺り、地面を掘っているような……」


「本当だ、自ら土に還るつもりなのかあの野菜共? もしかして事故を犠牲にして種でも撒き散らすとか?」


「う~ん、そんな感じじゃないわね、それならもっと浅く掘るもの、あと先に耕しておかないとダメよ」


「なるほどな、でもさ、単に穴を掘る習性があるとか、そういう感じのアレじゃね? とにかくあのヤバそうなところだけ崩して来てくれよ」


「行くぞマーサ殿」


「あ、はーいっ」



 マーサは何やら気になる素振りを見せつつ、ジェシカに促されて前に出て、少し大きめの野菜の魔物を中級魔族が自ら先頭に立って指揮している一団を潰しに行った。


 敵はあっという間に片付き、中級魔族はジェシカによって惨殺されているのだが、その間にもマーサは『穴掘り野菜部隊』の方をしきりに眺めていたのである。


 既に敵の、地面を掘っていた野菜の魔物の姿は見えなくなっているのだが……振動など、何か感じ取るものがあるようだな、もちろん俺には全くわからないような微弱なものであるが。


 で、ひと仕事終えて戻って来たマーサ、ちょいちょいっと俺の袖を引っ張って、何やら伝えたそうな顔をしているのだが……



「どうしたんだ? まだ何か気になるのか?」


「え~っとね、だってあの地面掘ってた魔物、結構いろんな方向に掘り進んでいるんだもの、ねぇカレンちゃん」


「そっちに行ったのとこっちに来てるのと、あと何か戻って行ったのも居ますよ」


「いや何やってんだあいつら……暴走でもしたのかな? 魔力を注ぎすぎて、レベルが高くなって言うことを聞かないとか?」


「そんなんじゃないと思うんですが……不思議ですね」



 カレンは耳を立てて音を聞き、同じように小さなサリナは、遅れて戻って来たジェシカに肩車され、敵が穴を掘った場所の様子を確認し、その敵の行動に隠された何かを予想している。


 で、俺の身長であればそこそこに現場が見えるのだが、暴走したにしては騒ぎになっていないな。

 むしろ最初からそのような感じで、そう行動するように指示されていたのではないかといった印象である。


 と、ここでカレンとマーサが同時に、そこかしこを見ていた動きから一点を眺める感じに……というか見ているのは足元ではないか、もしかして敵が真下に来ているのか?



「ご主人様、こっちに来ていたのが1匹……通り過ぎていきましたよ、向こうに」


「向こうって、王都の中じぇねぇか、侵入されちまったぞおい……」


「下を潜って直接町を攻撃するつもりだったんですね、厄介なことを、勇者様、すぐに誰かに報せに行きましょうっ」


「だな、しかしマリエル、それについては頼んだ、カレン、俺と一緒に来てくれ、その通過して行った魔の野菜を追うぞっ」


「わうっ、じゃあこっちですっ!」



 すぐに走り出したカレンの後ろに付き、そのスピードにどうにか喰らい付くようにして走る。

 敵は今しがた通過してしまったばかりであるのだが、それでもそこそこ遠くへ、そしておそらくもう城壁を越えた先へ進んでしまっているはずだ。


 北門を潜る俺達を見て、戦闘には参加せずに見張りをしていた兵士達が何事かと飛び出して来たのだが、おそらくこの連中では役に立たないし、無駄な死体の片付け作業が増えてしまうだけゆえ、大丈夫だと言って通過する、まぁ一瞬のことだし、聞こえてはいないかも知れないが。


 で、しばらく走った所でカレンの動きが緩やかになった、どうやら追い付いたようだな、そこからも小走り、というかもはや普通に走っているようなスピードなのだが、敵は相当に速いようだな……



「……ここっ、今この真下で止まりましたっ!」


「おっと、休憩なのか? カレン、敵は何体居て、その場所で何をしているのか判別することが出来るか?」


「えっと、ちょっとしっかり聞いてみないと……」


「あ、ちょっと待て、髪の毛に砂が付くから、ほら、俺のジャケット敷いて」


「はーい、それで……敵さんの数は5匹です、全部草……じゃなくて皆が良く食べている緑と紫の変なので、え~っと、あ、何かこっちに向かって掘ってますね……」


「それ出て来るやつじゃねぇかっ⁉ ちょっ、オラァァァッ!」



 上に向かって掘り進んでいたという敵の魔物集団、そうはさせまいと、慌てて該当する場所地面に正拳突きを喰らわせると、小さなクレーターを形成しつつ、同時に付近の人々の注目を集めてしまった。


 また勇者パーティーが何かしている、今度は何をするつもりなのであろうか、そういった感じのヒソヒソ声が飛び交う中、敵の死亡をカレンに確認させる。


 どうやらキッチリ全滅させることに成功したようだ、地面に出来てしまったクレーターについては、行政に修理させ、かつ現時点で目に付く悪そうな、犯罪者顔の奴がやったとでっち上げてしまえばそれで良かろう。


 で、その敵が掘っていた穴は、俺が形成してやったクレーターと、薄い地面の層ひとつで繋がっている状態なのだが……念のため埋めておいた方が良いか、そして次の突撃部隊が派遣されることに備え、ここに見張りを置いた方が良いか……



「カレン、すまないがちょっと人を呼んで来てくれないか? ちゃんと使えそうな奴」


「あ、じゃああっちの役人っぽい人を呼んで来ます」


「ダメだっ、あの使えなさそうなハゲじゃダメだっ、やっぱ俺が呼んで来るからちょっと待っとけ」


「はーい」



 カレンに任せるとろくなやつを連れて来ないことは明白、ということで仕方なく俺が出向き、近くにあった交番……『憲兵BOX』的な所へ駆け込み、中に居た、しっかりしていそうな女性の憲兵を連れ出す。


 危うく変質者として逮捕されるところであったが、返り血避けに被っていたフードを取り去り、俺が異世界勇者様であることを示すと、女性憲兵は凄く苦そうな顔をした後、要請を受け入れてくれた。


 で、その女性憲兵からその他の憲兵へ、実際に戦闘をこなすことが出来る強モブキャラが呼び出され、現場には人避けの規制線が張られる。


 まぁ、しばらくは敵の追撃もないであろうし、今居る憲兵共であれば、多少の魔物が出現したところで、どうにか討伐してしまうことが出来るはずだ。


 ということで俺とカレンはその場を離れ、皆が戦っている王都北門付近へと戻ったのであった……



 ※※※



「あ、どうだった勇者様? 何だか敵が侵入して来たとか」


「あぁ、そっちはもう大丈夫なはずだ、セラこそ、合格者説明会はどうだったんだ?」


「今夜また王宮に集合だって、イヤになっちゃうわ」


「お夕食もお土産も出ないみたいですし、行く価値はまるでありませんね、お姉ちゃん、私はパスするから、それっぽい人形か立て看板でも持って行ってちょうだい」


「それ、私が怒られることになると思うのよね……」



 参加することに一切意義がない、わけのわからない追加の説明会だの壮行式だの、そういったものに出たいと思っているのは、今回の作戦に抜擢された目立たない連中ぐらいのものであろう。


 俺達のような元からの強者にとっては、この作戦に選ばれるか選ばれないかぐらい、単にミニゲームで買ったか負けたか程度のことであり、悔しいなどとは少しも思っていない……のが普通だ。


 若干名、というか1名だけ、自分があのエリアに一切の耐性を有しなかったことを悔いている、恥ずかしく思っているどこかの精霊様も居るようだが、それについては面倒なので触れないよう心がけよう。


 で、その参加者であるセラ達と話をしている間に、本日の昼の戦いも佳境を迎えていたらしい。

 前に出過ぎたせいで取り囲まれた敵の上級魔族が、ヤケクソになって正面突破を試みているではないか。


 そしてせっかくの上級魔族、一般的な高ランク冒険者にとっては、その討伐が人生で最大の輝きとなるであろう敵であるから、そういった連中が寄って集って当該上級魔族に手を出している。


 もうダメだと悟って半泣きで、それでも必死で前進してくる上級魔族……と、自爆するようだな、これは巻き込まれるこちらの兵もタダでは済まないぞ……



「やべぇなアレ、ルビア、あの範囲に回復魔法を、弱く、広く張るんだぞ」


「わかりました、え~っと、もう面倒なので戦場全体を回復させます、一般人が全回復する程度だと……このぐらいでしょうか?」


「あ、ちょっと待って、それさっきの王都の中が範囲に……あ~あ、やっちゃったよ、あそこで潰した魔の野菜、どうなったかな?」


「種から発芽して、新しいのが沸いたんじゃないかと思いますわよ、まぁ、きっと雑魚ですわ」


「そうかな、まぁ、それなら良いや、さすがに面倒だから放っておこうぜ」



 きっとその程度であればあの周囲に張っていた憲兵だけでも十分に勝利し、町へ被害を出さずに事案を処理してくれることであろう。


 まぁ、結局例の穴は貫通されてしまうのだが、それについては明日以降、誰か暇な奴が埋め戻すことでどうにかなる。


 で、自爆した上級魔族だけはそのまま死亡し、ルビアの回復によってギリギリで死なずに済んだ冒険者らが、そのサポートがあったことを知ってか知らずか歓声を上げているようだ。


 敵軍は撤退を始め、本日の戦闘はここまでといったところであるが、ここからの片付けがまた大変で……そうだ、敵陣内で魔物が掘った穴、そこの確認もしなくてはならないな。


 もちろん面倒なので誰かにやらせ、俺は犯罪者ギルドの方の調査に参加することになるのだが……何か引っ掛かる部分がある、そんな感じがフッとした……気のせいか……



「じゃあそういうことで、カレン、マーサ、今夜は俺と一緒に任務……建物地下の探検だ、楽しいぞっ」


「ちょっと、明らかに楽しくないやつじゃないのそれっ」


「ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇ、とにかく先に帰って準備を済ませるぞ、おやつを持って行っても良いが、鼻が利かなくなるような匂いのキツいものはNGな、あと鉄貨3枚分まで、よろしいか?」


『はーいっ、わかりましたーっ』



 本当にわかったのかを確認するまでもなく、一旦屋敷へ戻り、軽く風呂に入った後の2人は、リュックサック一杯におやつを詰め込み、スパイスだのニンニクだのの臭いを漂わせている。


 まぁ、そこまでキッチリ確認するほどのことでもないであろうから、このまま特に咎めることもなく出発することとしよう。


 既にカレンは干し肉を、マーサは何やらカリカリに揚げた野菜のチップスのようなものを齧っているのだが、果たしてまともに調査をしてくれるのであろうか……



 ※※※



「ここです、この床がバンッと外れて……地下室が出て来ましたね、この先に通路というか、トンネルのようなものが掘られていたのです」


「ちなみに、地下室にはお宝の類が?」


「ハッ、すべて回収済みですのでご安心を」


「チッ、余計なことばかりしやがって……」



 そういう仕事だけは異様に素早いお役人様に舌打ちしつつ、まずは地下室に降りて中の様子を確認してみる。

 ここに隠れていたような奴も居たらしいな、壁には血飛沫と思われる赤い模様がいくつか描かれているではないか。


 それはともかくとして、早速カレンが地下トンネルの入り口を発見したようだ、まだオープンしていないその場所を、足音の反響だけで探し当てたカレンに、案内の兵士は大層驚いている。


 で、壁に設置されていたそれらしきツマミを下へ、するとゴゴゴゴッというような音が鳴り響き、壁がこちら側に向かって倒れて来た。


 かなり大掛かりな仕掛けのようだ、通常、その辺のチンピラや詐欺師の集まりがこのような隠し扉を設置するようなことはなく、せいぜい『掛け軸の裏が脱出口』というような、極めて古典的な手法しか取らないはず。


 ということはつまり、この隠し扉自体、魔王軍が、あのまともな規模の組織が関与して作製されたものであると判断して間違いないということだ。


 奴等め、やはりこの犯罪者ギルド会館を使って何かやらかすつもりであったな。

 もちろん魔の野菜の種を運び込むこともそうだが、それ以外にも計画があったに違いない。



「わ~っ、真っ暗ですこの中、明かりは……」


「ちょっと待て、まだ触らない方が良いぞ、というかこちら側には何もないような気がするな」


「でも見てよほら、魔導ランタンがず~っと続いて……あ、でも確かに、こっちには魔力を注ぐような場所が見当たらないわね、どういうことかしら?」


「きっとこれは『向こうから来る専用』の地下トンネルなんだよ、そうに違いない」


「向こうから来る……専用?」


「あぁ、こっちから人族の犯罪者が出て行くとか、逃げ出すとかじゃなくて、向こう側からやべぇ奴等がやって来る、そのために掘られたものであるってことだ、俺が言いたいことはわかるよな?」


「つまり……こっちに魔力を注ぐ装置を付けるが面倒だったってことね」


「……違うがまぁ良い」



 たまには理解してくれたり、おおよそ察してくれたりしても良いような気がするが、そこを一切期待させないのがマーサである。


 そしてもちろんカレンも、何もわからない、わかろうともしていない様子でボーッとしている、一応話は聞いていたようだが、頭の方が付いてこないときの反応だ。


 で、その2人はともかくとして、これはかなりアレな感じのトンネルだな、ここまで隠し通したということは、これから先に何らかの用途があるということであり……それは停戦明け、これから先というのはもうすぐ先のことなのであろう。


 ひとまず埋めて……いや、敵が敵だけに、普通に土で埋めたからといってどうということはないであろうな、何か対策を考えなくては、そしてこれがどこへ繋がっているのかも調査しておかねば……

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