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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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930 再交渉

「で、お前等これからどうするつもりなんだよ?」


「そうですね、私はこれから単独で、私本来の作戦を遂行することにします、その前に魔王様へ報告はして、ちゃんと許可は貰いますが」


「……何するつもりだ?」


「ナイショです」



 野朗の方の副魔王は討伐が完了し、残ったのは目の前、出された薄い茶を啜っている女性の方の副魔王のみ。

 この女がこれから仕掛ける攻撃について聞き出すのと、それから俺達が少し『修行』するだけの時間を作り出すのがこの会談の狙いだ。


 もちろんそう簡単にいかないというのは皆わかっていることだが、これまでには出さなかった茶を出し、座布団まで貸与して話し合いの場を設けてやったのだから、少しはこちらの意図を察し、譲歩して欲しいところ。


 魔王軍そのものの解散や降参は無理だとしても、そもそも今回の件は魔王軍の落ち度によってあのハゲが暴走し、それを止めるのにこちらも協力したという事実があるのだ。


 その点においても、やはり少しばかりは攻撃の手を緩めて、というか本格的な侵攻までの『猶予』を設けて欲しいと、こちらはそう思っているのだが、果たして……



「……ちなみに、私も負けたくて戦っているようなドMではありませんから、皆さんがこれから、更なる力を獲得することには凄く警戒しています、それはわかりますね?」


「ビビッてんじゃねぇよオラッ、漢だったらまずそうなるのを待つんだよ、本気と本気のぶつかり合いじゃないと漢らしくねぇだろうが」


「残念なことに私は女です、『漢』とかいう暑苦しい属性ではありません」


「そうか、すまんかったな」


「勇者様、勝手に引き下がらないで下さい」



 副魔王の奴、こちらの考えなど、全てをわかったうえで『すぐに攻撃態勢に入る』つもりでいるらしいな。

 空気も読まずにやる気満々、それで本当に良いのかということをもう一度考えさせる必要がありそうだ。


 というか全く恩知らずな奴だ、そもそも勝ちたい? 負けたくない? そういう結果は主人公様であり勇者様であるこの俺様が自由に設定するもの。


 美しい女性とはいえ脇役の魔族、それ如きがどうにか出来るものではないし、どうにか出来てしまっては話の流れ上非常に困ることなのだ、それをわかっていない。


 まぁ、この女に『俺様の主人公性』と『主人公のサクセス可能性』について解いたところで、全く理解が得られないどころか、鼻で笑われてしまうのは目に見えているのだが……



「じゃあさ、せめてどんなことをするのかぐらいは教えろよ、その程度はさぁ、筋ってもんがあるだろう? 漢としてさぁ」


「だから漢なんかじゃ……えっと、では場所だけお伝えしておきますね、私が狙っているのはこの町、王都でしたか、その西にあるちょっとした森です」


「それって、北の森と繋がっているような場所だよな? そんな所なら別にくれてやるぞ、ついでに開拓とかもしてくれると助かる」


「いや主殿、そうではなくて、そこを拠点に王都を攻撃する、そういうことを言っているのだこの女は」


「あ、そうなのね、そりゃダメだわ、却下します」


「敵の作戦を勝手に却下しないで下さい……」



 そのまま少しだけ詳しく、濃い目の茶と茶菓子まで出してご機嫌を取りつつ、王都の西にあるちょっとした森を起点とする侵攻作戦について聞き出そうと努力する。


 結果としてわかったことは、副魔王の奴が単独でそこにキャンプを張り、いつでも、自由気ままに攻め込んでくるというような性質のものではないということ。


 つまり、その森の中に大軍勢を移動させ、それを一気に王都へ雪崩れ込ませるというのが魔王軍による今回の作戦で……と、それは全く意味を成さないのでは?


 魔王城は王都の北側、城壁からさえ手の届きそうな位置に鎮座しているのだから、そこから普通に主力部隊を、一気に出して攻撃すれば良いのである。


 現状は『ネチネチ攻撃部隊』が、王都の兵力を損耗させるために、日々欠かさず地味な攻撃を仕掛け続けているのだが、それを一気に変更してしまえばよいのだ。


 そもそも『ネチネチ攻撃部隊』の課長だか何だかはもうこのゴタゴタの直前、俺達の反攻作戦として実施していた『魔王城潜入』の際に犠牲になって貰ったので、もうあの部隊の指揮系統は瓦解しているはず。


 よってそれさえも取り込んで、その他温存していた主力も一気に投入し、真正面から、漢らしく突撃した方が、わざわざわけのわからない場所に移動し、それを察知されつつ、しかも魔王城から攻撃を仕掛けるのよりも距離が開いてしまっているという、馬鹿馬鹿しい状況に陥らずに済むのではないか。


 ということで副魔王の思惑は別のところにある、そう考えるのが妥当であり、それはこの場の誰もがそう思っているはずのこと。


 だがそれに関してはなかなか口を割ろうとしない副魔王、そろそろ暴力に訴えるフェーズなのかとも思ったのだが、ここでコイツと争ってプラスの結果となることは微塵もない。


 ただ屋敷はなくなり、ついでに王都も、守るべき王都民の命もなくなり、更地となった場所で、もう一度今後どうしていくかについての話し合いを始める結果となろう。


 揉め始めてからそうなるまではおよそ10秒、冷静になるのに9秒95必要だとして、最初の段階、つまりこの付近一帯が更地となり、数多の命が奪い尽くされるまでは、およそ0.01秒程度で済み、残りの0.04秒程度は、凄まじい力で時空が歪み、なかったこととなってしまうはずだ。


 で、そんなつまらないことをしてもしかたないというのは、目の前で少し濃い目の茶を啜る副魔王も同じであろう。


 そして向こうとしても何かこちらの譲歩を、攻撃は絶対に完遂しつつ、それがあった後に訪れる世界において、この場で自分達、魔王軍の有利を僅かだけでも獲得しておきたいのである。


 一瞬、その場に静寂が訪れる、その直後に口を開いたのは、今まで後ろの方で黙ったまま座っていた王子、インテリノであった……



「……すみません、そこのお茶請け、少し貰っても良いですか?」


「良いぞ、沢山あるから好きなように食べるんだ」


「ありがとうございます、それではこの王宮から持ち込まれた丸々1本の高級ロールケーキを……この辺りで切りましょうか、どうです副魔王さん?」


「そうですね、もう少し真ん中の方で、出来れば4対6です、そこで切られると1対9……ぐらいでしょうか?」


「うむ、こちらから見たらこのぐらいが妥当だと思うんですがね? ではもう少し、85対15程度の位置で切ったら如何でしょう?」


「う~ん、悩みどころですね……」



 インテリノは子どもなので、普通にロールケーキが食べたかっただけなのであろう、そういうことにしておこう。

 まさかこの場で最年少の王子が、お茶請けを使って敵の大幹部、副魔王と戦後処理についての駆け引きを始めてしまうとは。


 ちなみにその姉、王女のマリエルはというと……皿とフォークを持ったまま、ロールケーキが切られ、取り分けられるのを今か今かと待っている様子、本当に頭が悪いな。


 で、おそらく賢い仲間達はそうなると思っていたであろう場所、およそ8対2、副魔王から見れば2対8の位置に、インテリノが持ったナイフがスッと置かれた。


 本来であれば9対1程度の状況、もちろん魔王軍に譲歩してやる『1』の部分は、魔王本人とこの副魔王、それから俺が助けてやりたいと思うような、魔王軍の現存する女性スタッフの命、それだけである。


 それに加え、今回新たにこちら側から譲歩してやることとして、次の『1』を提示しているのだが、この内容についてはまだインテリノと副魔王、交渉し合っている2人以外誰もわからない、これから説明が入るようだ……



「……ではこちらのロールケーキ、ここで切らせて頂きますね、残りは私達で分けようかと思います、で、この本来切るべき位置からの増加分なんですが、如何されましょう?」


「そちらの考え通り、魔王城の保存をして頂ければそれで結構です」


「ええ、ではそうしましょう、魔王城は戦後、広く一般に開放されたあの場所に残ると」


「もしもし? お前等何言ってんの? あそこって俺の土地じゃあ」


「勇者殿、残念ながらあの状況では……その、まぁ、地上権の内容については後程当事者同士で話し合って下さい」


「とんでもねぇ国だなオイッ」



 勝手に他人の領地の未来を決めてしまう王子、とんでもない独裁者のようだこのガキは。

 だがまぁ交渉は続いているのだし、それに見合った敵からの譲歩を引き摺り出せばそれで良い。


 どうせあの雑種地など、開発の予定がないどころか人間も数人しか住んでいない、駅もなければイオ○もないド○キさえもない超絶田舎なのである。


 コ○リが天守閣のようになっているかつて住んでいた世界の田舎の方が2万倍マシだ、森へ抜ける野原の大地に魔王城が残ったとしても、それが観光地として収入源となるのであれば国全体にとって、ひいては領地にとってプラスでしかない。


 ここは黙っておこう、いよいよロールケーキを切り分けようとするインテリノが、これからどんな交渉を繰り広げていくのかも気になるし……



「では……おぉーっと手が滑ったぁぁぁっ! なんとっ、うっかり7対3ぐらいの位置で切ってしまいました、これはどうしましょうか?」


「これは……良いでしょう、追加として、まぁ私と魔王様、生き残った四天王の2人辺りはちょっとアレですが、そちらに捕らえられている残りの幹部、その戦争終結後1年以内の社会復帰を要請します」


「良いでしょう、ではその代わり、当初の9対1から7対3まで持っていった、持っていって差し上げたこちらの要求を……もちろんふたつですが、よろしいでしょうか?」


「内容次第となりますので、あまり無茶なことは仰られても困ります」



 ここからはこちらのターンである、インテリノは本来ひとつの要求をする立場なのだが、うっかり手が滑ってしまったことにより、もうひとつ、追加で条件の交換をすることとなったのである。


 あの最後のはファインプレーであったろう、相手には『ひとつだけ要求を呑んで、トータルで8対2程度の交渉とする』と見せかけておいて、突如として『1』程度の譲歩を追加。


 どういった譲歩が欲しいのか、直ちにそれを問うことによって、あまり深く考えていなかった、まず元々あった譲歩として自分や魔王の命の保障、追加として魔王軍の拠点であり、その助かるべき者の居住地である魔王城の保存、そのふたつの要求が通るのみだと思っていたのが、いきなり良い方に転んだのだ。


 そのチャンスは逃してはならないし、かといってこんなところで時間を使っていれば、自分の無策が見透かされてしまうこととなる。


 そこで無表情のまま、ほんの少しだけテンパッたであろう副魔王は、『捕虜が1年以内に社会復帰すること』などという、なんとも微妙な条件を出してしまったのだ。


 で、こちら側はというと、そのふたつの条件にマッチした、それをうっかり取り下げられないような選択をしなくてはならないのだが、果たして……



「えっと、ではまずひとつですね、ここで1週間の停戦としましょう、もちろんこれは『魔王城を保存する』ということに対抗する提案です」


「1週間ですか……何のために?」


「ご覧のようにですね、王都は今あの戦争犯罪チックな極小生物兵器を使った攻撃によって、不当な感じで大混乱に陥らされています、しかもあの魔導兵器、たかしですか? それもまだ処分が完了していませんし、これ、誰のせいでしょうかね?」


「それはその……そろそろ死んでいることでしょうが、あのハゲが勝手にやったことでして……ね?」


「勝手に? しかしこの行為はあのハゲが魔王軍大幹部、副魔王としてやったことですよね? そちらがあの行為をやめるよう命令を出していたとしても、外形上『魔王軍による攻撃』として行われていて、しかも王都民がそうであると信じるにつき特に過失などないと思料すべき状況で……(どうのこうの)……」


「ちょっ、この子何なんですかっ? 人族の……子どもですよね? 小人とかじゃなくて普通の子ども」


「いや、第一王子ではあるが普通に人族のガキだぞ、ちなみに王都のガキんちょは全てこの程度の知能、学識経験を有していると思って差し支えない」


「なわけないですしっ、だとしたら勇者さん、あなたもっとこう、超絶馬鹿にされて石とか投げられているはずですから、頭が悪すぎてっ!」


「んだとコラァァァッ!」


「まぁまぁ、双方落ち着いて下さい……ということで、明日夜明けより1週間の停戦、それでよろしいですね?」


「……もし、もしですよ、魔王様がそれを拒否したとしたら……どうなります?」


「戦後、あなた方の居場所はなくなるでしょうね、でも大丈夫、王都には強固に守られた地下牢がありますから、そちらにご案内致します、もちろん期間制限ナシで」


「ひぃぃぃっ! ほとんど封印じゃないですかそれっ!」



 結局インテリノの要求が通ってしまった、まぁ、戦後の魔王城の保存と引き換えに、というのであれば、これは相手にとっても悪い話ではなかろう。


 そしてもうひとつ、こちらには追加で要求をする権利があるのだが……こちらは慎重にならざるを得ない、先程副魔王が提示したショボい要求、少なくともそれを撤回されない程度のものでなくては、せっかくの勝ち目が台無しに名手tしまうのだ。


 で、インテリノが突きつける次の要求、息を呑む副魔王の前に提示されたのは……



「え~っと、では最後にもうひとつ、こちら側の要求としてですが、あの王都北門に連日攻め寄せている迷惑極まりない敵集団のことなんですが……」


「あっ、それならやめます、すぐにやめさせて、責任者は……そういえば脱走したんでした、とにかくやめま~っす」


「いえ、そうではありません、継続して頂きたいのです」


「……はぁっ!?」


「わかりませんか、あの鬱陶しい敵集団、停戦明け直後からお待ちしております、ということですから」


「え~っと、じゃ、じゃあ別に……こちらから作戦を終了するよう伝えない限りは、上位者がいなくなっても現場が勝手に動き続けると思いますんで、畑で採れる野菜のような兵員ばかりですし」


「ありがとうございます、ちなみに……そちらは明日からも来て頂いて構いませんから」


「……もう意味がわからないんですけどこの子?」


「まぁ、正直俺もわからん」



 かたや停戦協定を結び、かたや攻撃を続けろと、インテリノが出した条件は矛盾し、意味不明である。

 だが『副魔王は1週間待て』、そして『これまでの鬱陶しいだけの攻撃は続けよ』、その差に意味があるのではなかろうかといったところ。


 ひとまずこちらの条件も出したということで、これにて本日の会談は終わり、最後の最後に出された震えるほどに濃い茶を飲み干した副魔王は、帰ると言い出して窓から立ち去って行ったのであった。


 さて、こちらとしてはインテリノの思惑を聞き出さなくてはならない、一体どうしてあのような要求を、しかもこちら側からの譲歩を増やしてまでしたのか、それを知りたい。


 しばらく静かにしつつ、本当に副魔王が魔王城へと戻った、その気配が完全に消え去ったことを確認してから、皆一斉に先程の話について切り出し始める……



「……で、結局どういう作戦なんだ? あの鬱陶しいネチネチ攻撃をわざわざ続けさせる、そのことに意味はあったのか?」


「そうですよインテリノ、いくら何でもそんなこと、やれやれ、賢い弟だと思っていましたが、やはりまだお子様のようですね」


「いやマリエル、ロールケーキ頬張りながらそんなこと言ってもアレだぞ、自分が情けないだけだぞマジで」


「これは完全に恥をかくパターンですわね、マリエルちゃん、逃げ出した方が良いですわよ、あ、でももう周りは囲まれてしまって……」


「え~っと、姉上のことは許してやって下さい、これまで色々と勉学に励まなかったのは自分の責任ですが、そういうのが性に合わない人間もごく稀に存在しているというような話を聞きますから、それで、今回の件なのですが……」


「件なのですが?」


「敵の攻撃、王都北門に連日押し寄せる魔物を中心とした敵集団ですね、それを使って、王都主力部隊のレベル上げをしたらどうかと思います」


「……なるほど、いくら雑魚の魔物でも、それからチンパンジー以下の脳みそしか有していない馬鹿魔族でも、倒せばそれだけ経験になって、そこに参加したキャラ達は強くなるからな」


「確かに、1週間毎日休まず、そして停戦が明けた後も可能な限り継続して、そこで腕を上げれば……主殿、これは私達も参加させて貰うべきだと思うぞ」


「あぁ、本当は王都内のチンピラでもブチ殺して経験値を稼ごうと思ったんだが、そっちの方が効率が良さそうだな」


「ええ、ちなみに勇者殿、敵が攻めて来るのは昼限定です、夕方以降は王都内で、好きなように犯罪者だの、チンピラだのを狩って頂いて構いません、総務大臣よ、そうですね?」


「うむ、王子殿下の仰る通りじゃ、ここのところ魔王城出現の混乱に乗じて、犯罪ギルドも復活して居ったし、変なモヒカンの輩が調子付き始めておる、夜はそちらの対処をして貰わねばの」


「それ、俺達体良く使われているだけなんじゃ……まぁ良いか、経験値が入るならもう何でも構わん、魔物だろうが魔族だろうが、王都内のゴミみたいなチンピラ野郎共どうろうがな」



 おおよそではあるがやるべきことは決した、俺達はここから1週間、つまり停戦期間の間、昼夜問わず戦い続けることとなったのだ。


 そうして経験値を稼ぎ、停戦明けには今よりもさらに強くなって、あの副魔王を圧倒的な力で迎え撃つ。

 王都西のちょっとした森から攻め入ることを宣言した奴に対して、逆にこちらから攻め込んでしまうのも良いかも知れないな。


 とにかく明日からは魔王軍の襲来を余すことなく利用してのパワーアップ期間である。

 1週間もあれば、誰しもそれなりに鍛えることが出来、なぜか強くなり易い俺達にとってはかなりの成長の機会だ。


 もちろん俺達だけでなく、魔王軍との戦いにおいて主力となり得るメンバーも参加して、大々的に『レベルアップイベント』を開催することとしよう……

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