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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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925 スーツの中

「とりあえずだ、この暴走しているたかしを……どうする?」


「現状役に立ってはいると思うんです、ほら、これだけの数が揃えば、自ずと敵の数が減少しているように思えませんか?」


「まぁ確かにな、ダニ、ノミ、シラミの供給はもう終わって、それを駆除するたかしの供給はこれからが本番と、時間差攻撃でこちらの勝ちだろうな、もっとも俺達の意図した攻撃とはかけ離れているんだが……」



 勝手に増産を始め、勝手にその数を増やしているDDT、たかしであるが、今はもう、『カートリッジ』を配布するような研究所員も居らず、それも自分達でどうにかしている様子。


 たかしによって所内から追い出された研究員達が建物の外に集まり出した頃、その増産されているたかしおよびダニ、ノミ、シラミを駆除するためのカートリッジの数は、およそ王都全体をその勢力化に置くことが可能な程度には増殖していたらしい。


 研究所メインの出入口からどんどん出て来るたかし、同じ顔で同じ考え、同じ行動を取るべくして製造されたそれらは、ひたすらに屁をこきながら、その屁に含まれる魔導成分によって、王都内に跋扈する奴等を駆除しているのであった……



「なぁ、これさ、しばらく奴等に任せてしまって大丈夫なんじゃないか?」


「しばらくは……という条件付の成功ですよね、このままたかしが増産を続けたら良くないことが起こるということについては、既に確認した通りだと思いますが……」


「まぁな、王都に住まう者全てがたかしだと、守るこっちもやる気をなくしてしまうからな」


「それ以前にですけど、ここはもう王都として機能しなくなりますからね、大たかし共和国みたいな感じになりますから、この世の終わりですよもうそんなの……」



 たかしによって制圧され、全ての住民がたかしに置き換わった王都、そんなものを想像しているようでは、この時点で人生が終わることを考えているようなもの。


 すぐに考えを切り替え、この先魔王軍にも、そしてたかしにも制圧されることなく、人族の手に戻って来た王都を想像し、そして自らの力で創造するべきだ。


 そのためには努力を惜しまないもちろん仲間内で話し合いをし、その賢いキャラから出る意見を参考に、というよりも完全にそれを採用するかたちにはなるのだが……



「それでマトン、奴等、たかしは殿程度の勢いで自らを量産しているんだ?」


「え~っと、そうですね、毎秒50体、そのぐらいを目標にして、製造ペースを速めている用に思えます」


「毎秒50体って……」



 これは人間の新たな出生数が50/秒と言っているようなものだ、とんでもない数字で増殖しているのがたかし、魔導兵器DDTであることが良くわかる。


 で、そのまま放置していたら危惧している状況が、王都がたかしだらけになってしまうということも同時に良くわかる状況なのだが……現場はどうなってしまっているのか、それが気掛かりだ。


 ひとまず研究所の入り口で屁をこきまくっている、そして門番の役割も果たしているのであろうたかし3体を蹴飛ばして排除し、建物の中へと入った。


 内部は既にたかしだらけ、研究所員の姿もちらほら見えるのだが、誰もがダニ、ノミ、シラミではなくたかしの出した魔導駆虫剤によってダメージを受け、痙攣している者も見えるような状況。


 実際に製造が行われている現場はさらにたかしの密度が濃く、元々はなかったはずの製造ラインが設けられ、機械的に、まさに大量生産と呼べる行為がなされていたのであった……



「おいたかし……全員でこっち向くんじゃねぇよ、お前等ちょっとやりすぎだ、どういう状況なんだよこれは?」


『ふむ、でっかいダニ野郎が何か言っているのだが、どうするたかしよ?』


『そうだな、このダニ野郎は敵として排除すべきだ、そう思うが、どうだたかし?』


『あぁ、コイツは今後予定されているたかし大帝国の成立に邪魔だからな、今この場で屁の餌食となれっ!』


「なぁぁぁっ! 屁をこくんじゃねぇっ! マトン、どうにかしろこの状況! マーサはちょっとアレだ、臭くて無理なのか?」


「臭いし気持ち悪いし、何なのよこの変な魔道兵器はっ、あっち行ってっ!」


『ギョェェェェッ!』



 頭にきたマーサがたかしのうち、一番前に居た1体を蹴飛ばすと、それがそこら中にぶつかり、製造ラインを破壊しつつ、同時に無数のたかしもスクラップとなり果てた。


 これで完全にたかしと敵対してしまったな、別段強力な敵ではないが、やはりその数と、それから同じ顔のたかしが相当数居るという気持ちの悪さ、それが厄介なポイントである。


 で、生き残ったたかしが一斉に前に出て、俺達の前に立ちはだかるのはもう予想していたことであり、やはりその通りとなった。


 10体程度を率いる塗装が赤い、リーダー格のたかしと、さらにその小集団をいくつか率いるゴールドのたかし。

 どれをどうすれば良いのか、非常にわかり易いのは良いことだが、どうしてこの世界の敵はいちいち強キャラをゴールドにしたがるのであろうか。


 そして一歩前へ出て来るのはそのきになるゴールドたかし、魔道兵器の分際で偉そうな態度であり、しかもかなりデカい。


 こんなモノを造るのであれば、普通と同じ能力を持ったたかしを3体製造した方が、戦力としては上なのだと、そう思うのだが……違うのかどうなのか……



『貴様等、やってくれたようだな、特にそのウサギ、貴様魔族の分際でこのたかし様に逆らうとは、一体どういう了見だ?』


「魔族の分際って、あんた単なる『モノ』じゃないのよっ! イーッだ、バーカバーカ、お尻ペンペンッ!」


『……こやつ、どうやらこのたかし様の本来の目的を知らぬようだな』


「本来の目的……って何?」


『我等たかし、製造の途中で新たな信念を得たのである、最初はダニ、ノミ、シラミを討伐するという、単純な目的のみ有していたのだが、今は違う……たかしは魔王軍に協力し、この王都を手中に収めるのだっ!』


「え? ちょっと言っている意味がわかんないんだけど……はい、バトンタッチ」


「おうっ、で、何だよお前等? 魔王軍副魔王の攻撃であるダニ、ノミ、シラミを排除しつつ、それでいて魔王軍に協力するつもりとか、矛盾もいいとこだぞ、馬鹿なのか?」


『馬鹿は貴様だこのダニ野郎めが、我等たかしに気付きを与えたのは、あの薄汚い野郎の副魔王などではない、女性の、美しき副魔王様なのだっ!』


「またアイツかよ鬱陶しい……」


『アイツとは何だアイツとはっ! わざわざあのおかしなバトルスーツ? だか何だかまで着用して、無駄に製造されていた、ひとつの役目しかなかった我等に、チョイチョイッと様々なことを教唆してくれたあの副魔王様をアイツ呼ばわりとはっ!』


「あ、うん、奴のやりそうなことだな」


「もう逃げてしまっている可能性が高いわね、念のため、倒れていない研究所員を調べた方が良いかと思うけど」


「だな、王子、マトン、ちょっとその件につきよろしく頼む」


『わかりましたっ』



 やけにおかしなことが起こっているものだとは思っていたのだが、やはりというか何というか、あの女性の方の副魔王による策略によって、たかしは暴走し、現在に至ったということである。


 で、これは即ち『ダブル副魔王同時襲撃』という事態なのではなかろうか? ダニ、ノミ、シラミも厄介ではあるが、その野郎副魔王による作戦を妨害しつつ、自らの作戦を捻じ込んできた女性副魔王。


 事態が複雑すぎて頭が付いていかないのだが、ひとつわかることは、魔王軍が全くもって一枚岩とは言えない、というか野郎副魔王の方はダニの如く嫌われ、当たり前のようにその作戦を同僚から妨害されてしまうような存在であるということ。


 いや、これはチャンスでもあるのでは? このたかしの感じを見るに、女性の方の副魔王は本気ではない。

 王都を攻撃するというよりはむしろ、野郎副魔王の不快な作戦を妨害し、失態を演じさせようとしている方が強いのではなかろうか。


 だとすると話は早い、たかしを暴走させるという女性副魔王による作戦を有効活用し、まずはダニ、ノミ、シラミを王都から排除、そしてその後で徹底的なたかしの排除をしていくという順番で行動を進めるべきだ。


 もちろんこのままたかしの増産を許してしまうというのは愚策であり、こちら側のコントロールによって、ある程度『たかし数』を抑制しつつ作戦を進める必要もある。


 幸いにもたかしの生産拠点はここのみ、この研究所が100%の供給を担っている状態のようだ。

 つまり、ここを良い感じに破壊し、また修繕されて製造が始まったら破壊し……という具合で『産たかし量』に調整を掛ける、そうしていくこととしよう……



「マーサ、ちょっとアレだ、まずはこの金のたかしを破壊しろ」


「わかった、何だかわかんないけどわかったわっ! えいやっ!」


『ギャァァァッ!』


「で、セラとジェシカは生産ラインをもうちょっと破壊、精霊様は……あの重要そうな装置を水没させてやれ、『聖水』の方はしっかり創りつつな」


『ちょちょっ、ちょっと待つのだっ! そんなことをしたら我等たかしの野望が……』


「うるせぇよこの赤いゴミたかし、お前等のような『トクベツなたかし』は全部スクラップだ」


『ひょげぇぇぇっ!』



 ひとまず作戦を開始し、俺達はひたすらにそのたかし生産拠点を破壊していくこととした。

 そして開始直後、研究所内を回っていたインテリノとマトンが、バトルスーツ姿の研究所員を、それはもうゾロゾロと連れて戻って来たのである。


 もしかしたらこの中に副魔王が隠れているのかも知れない、奴のことだから気配を消し、目立たないよう注意しているのであろうが、顔を見ればきっと判別することが出来るはずだ。


 どうせ奴の変装はかつて俺が見破った『マジテンシアル』のように杜撰で、非常にわかり易いものなのだから。

 ということでそのままバトルスーツ研究所員を並ばせ、『犯人捜し』を始めるための準備を進めた……



 ※※※



「え~っと、扉ヨシ、窓ヨシ、その他の出口は一切ナシ!」


「ついでにたかし製造ラインの未稼働確認……もう直しやがって、潰れろオラァァァッ!」


『またやられたぁぁぁっ!』



 バトルスーツを着込んだ研究所員の中に、副魔王が紛れ込んでいないかどうかを確かめる前に、凄い勢いで修繕が進んでいたたかしの製造ラインをもう一度壊滅させておく。


 この状態にあっても、隣ですぐにまた色々と直し始めているあたり、たかしは所詮は魔道兵器で、人間のような考えが出来ずに無駄なことをするタイプの馬鹿だということが窺える。


 で、もちろんこれから何をされるのか、どういう状況になるのかを全く把握しておらず、単に声を掛けられ、インテリノとマトンによってここへ連れて来られただけの研究所員は、そこそこに戸惑った様子を見せている者も多い。


 もっともバトルスーツのせいで顔はほとんどわからないのだが……いや、副魔王の奴がどういう変装をしているかわからないからな、女だけでなく野郎の方も入念にチェックしておくこととしよう。


 幸いにもこの場所はたかしがこいた屁によって、ダニ、ノミ、シラミの類に関しては全滅し、1匹たりとも残っていない状況だし、バトルスーツを脱げせてしまっても構わないであろうから……



「よしっ、じゃあこれから全員の身元確認を行う、全員バトルスーツを脱ぎ捨てて、研究所員の身分証を掲げろ」


「……あの、ちょっとよろしいでしょうか?」


「はいそこの女性研究所員さん、どうかされましたか?」


「えっと、私、このスーツの下は全裸なんですが、それでも脱がないとダメなんでしょうか?」


「いや何でまたそんな……え~っ、脱がないとダメです、これは仕方のないことですから」


「では訴訟の方を提起させて頂きますので、王都民事裁判所から送達を待って……」


「訴えようとしてんじゃねぇよ、てか怪しいなお前、マーサ、ジェシカ、ちょっとその女性研究所員を剥いてしまえっ!」


「え? ちょっと、その……クッ、もはやこれまでっ! サヨナラですっ!」


「待てっ、そいつが副魔王だっ! 誰か捕まえ……るのはこっちに任せてくれ、こんな感じだけど、戦闘力の面においては相当にやべぇ奴だからな、精霊様!」


「合点! ちょっとこっち来なさいっ!」


「イヤァァァッ!」



 もうアッサリとその正体を晒してしまった女性の副魔王、洗脳した魔道兵器、たかしの様子が気になったのか、無駄にこの研究所に留まっていたようだ、普通にアホである。


 で、引っぺがしたバトルスーツの中から出て来たのはそのアホ、本当に素っ裸の副魔王であった。

 裸になる必要はあったのか、その上からバトルスーツを着て気持ち悪くなかったのか、疑問は尽きない。


 だが今すぐに逃げることについては諦めた素振りであるため、一旦非戦闘員を避難させ、その間は馬乗りになっている精霊様に見張らせておくこととしよう……



「ほらっ、暴れるんじゃないわよこの全裸変態女!」


「そういうこと言わないで下さいっ、というか恥ずかしいので離して下さいっ! もう帰りますからっ!」


「いや帰られちゃ困るんだよ、ちなみに王子、この全裸変態魔族が副魔王の片方、圧倒的な戦闘力を持っている方だから」


「……どこかで見たことがあるような……しかも一度や二度ではなく何度も……もしかしてですが、父上の部屋の清掃係を1か月だけやって、あまりの汚さにバックレした平民の方では?」


「グッ、あの頭の悪そうな人族の王の関係者でしたかっ、そこまで記憶力が高いとはっ」


「それと、王立学院の臨時講師にも応募していたかと……職歴がアレだったんで書類審査で落ちていましたが」


「やめて下さいそういうことバラすのはっ! だって履歴書に『現役魔王軍大幹部』とか書けないですってば普通にっ、目立たないよう、安全そうな履歴書にしたんですよっ」


「それにしては資格欄に『魔導フォークリフト』だの『魔導ワインソムリエ』だの、自慢げに書いてあったようなのですが?」


「てかこの女、何の講師に応募したんだ?」


「座学の、中等部の『兵法基礎』です」


「フォークリフトもソムリエも全く関係ねぇじゃねぇか……てかワインソムリエって魔導の意味ある?」


「やめてぇぇぇっ! 恥ずかしいからもうやめてぇぇぇっ!」



 潜入のプロ、そういう感じの行動を取っている副魔王、確かに自分が魔族であり、強大な力を持っていることを完全に隠し通すことが出来るという点においては、これ以上の逸材は居ないのかも知れない。


 だが毎度毎度詰めが甘く、見る者が見れば一撃で『怪しい奴』だとわかってしまうような準備しかしていないのがコイツの残念なところだ。


 今回も研究所の職員に化け、見た目だけは一丁前にしてきたようなのだが、こうして剝かれてしまえばあら不思議、どこからどう見ても副魔王そのものなのである。


 というか、普通に考えて作戦終了後もその場に留まるなよと、たかしのうちメインの1体でも洗脳してしまえば、あとはそちらで勝手に動き、俺達を混乱に陥れてくれるのはわかっていたであろうに。



「それで、何やってんだよお前? 味方の攻撃を邪魔なんかして、そんなことして良いのか?」


「良いんですよ、今回のダニ、ノミ、シラミ攻撃の件、魔王様も直前になっも再三止めるように言っていたんですから、というかよくもやってくれたなと」


「どういうことだ?」


「だって、もうほとんど負け確の状況で、最後にこんなことをしてしまって、連帯責任で魔王様もどうなるかとか、色々と考えを巡らせたんじゃないでしょうかね?」


「なるほど、それで作戦の許可を撤回して……まぁ、もう手遅れだよな普通に、王都はこの状況だ」


「それについては大変申し訳なく思っております、はい……で、作戦を変更して、どうやらダニ、ノミ、シラミ対策で製造していたらしい魔道兵器の方に目標をシフトして、その……」


「野郎副魔王がやったトンデモ攻撃をなかったことにして、別途自分の、もっとクリーンな攻撃に差し替えようと思ったんだな」


「ええ、そういうことになります」


「あのね、あんたが洗脳したキモい魔道兵器、アレについてもそこそこ迷惑なのよ、わかる?」


「うぅっ、すみませんでした、あの、私はもう1回、最低でも作戦を立てて攻撃を仕掛けることになるんですが、その、あの男の方はもう……居場所、教えましょうか?」



 なんと、反省の色を見せつつ、野郎副魔王の居場所を教えてくれるのだという女性副魔王。

 賢い仲間達はこれが罠で、のこのことそんな場所へ行けば大変なことになってしまうのではないかと勘繰っているのだが、俺はそうは思わない。


 確かにこの女は敵だ、最大最強クラスのやべぇ奴ではあるが、実際には『この後』を既に見据えた、つまり戦後に向けた行動を取っているというのが、俺が感じている現在の印象だ。


 つまり、形振り構わずムチャクチャをした野郎の方の副魔王についてはもう切り捨て、美しく華々しい、そして正常な『最後の戦い』をもってこの戦争を決着させようという意思があるということ。


 それはもちろん魔王も同じであろうし、2人にとっては、この期に及んで薄汚い悪あがきをする野郎副魔王の存在など邪魔以外の何ものでもないのである。


 ここは信じてしまっても良いのではないか、俺がそう告げると、仲間の中ではマーサだけがそれに異議を留めない同意をしてくれたのであった……



「やっぱりさ、副魔王様のこと信じてあげましょうよ、ほら、こんなに強いのに、今逃げ出そうと思えば逃げられるのに、そうしないで謝っているんだもの、ね?」


「マーサちゃんは単純よね、まぁ、でも万が一に備えつつってことなら私も良いけど、ジェシカちゃんは?」


「うむ、まぁ良いのではないか? 上手くいけばチャンスだし、もしダメでもそれで元々だからな」


「じゃあ決まりだな、おい副魔王、お前ちょっとこれからウチに来い、そこで話をするぞ、それから……たかしはもうこれ以上製造させるんじゃねぇ、良いな?」


「へ~い……」



 こうして女性の方の副魔王を引き入れた、というか暫定的に共闘することとなった俺達。

 まずは薄汚い、ゴミのようなおっさんである野郎副魔王の討伐、そしてその次は……お互い敵同士に戻って最後の戦いの続きだ……

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