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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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916 完了

「……ということだ、前に捕まえたほら、偽の聖女様ってやつ? とにかく元魔将のレーコと、駄王を交換することになった、聞いたよな?」


「聞いたのじゃが、本当にそんな重要そうなキャラと、あの王を交換してしまって良いのか? わしはかなり不安なのじゃが……」


「大丈夫だ、また何かやらかすようなことがないよう釘は刺してあるし、もしやらかしたとしてもたいして強くはないからな、今の俺達にとっては」


「だと良いんじゃが……まぁ、何かあったら全て王のせいにすれば良いのじゃな、そもそもどうしてこのような状況下で王都から出たのやら……」


「馬鹿だからだろ、それに違いない、で、交換は明日、魔王城とこっちの城壁のちょうど中間地点ですることになったから、ちなみに真ん中まで歩かせて、そこからダッシュさせてお互いに攻撃して……みたいなアレじゃないからな、調子乗って余計なことすんなよ」


「それはおぬしに対して言いたい言葉なのじゃがな」



 昨日、副魔王との交渉によって決定した内容を、来訪したババァに改めて伝えておく。

 交換の準備はほぼほぼ終了し、あとは本人が身支度を整えるのみなのだが、それがなかなか進んでいない。


 レーコは捕縛後、紆余曲折あって俺達の屋敷の隣、その辺の一般庶民が利用する、そして元魔将や魔将補佐などが従業員として働く、働かされている居酒屋のメイン従業員でもあるため、その引継ぎ他が困難なのである。


 しかも交換が明日の朝に迫っているというのに、今夜も普通に出勤してやらなくてはならないらしいという体たらく。


 これはどうやら客側の要望らしく、『レーコは一時店を辞め、魔王軍との戦争終結まで戻って来ない』と知った近所の連中が、最後に会っておきたいと主張してきたらしいのだ。


 特にその辺のエロジジィなどは、自分が戦争終結まで生きていられるかわからないなどと言い出し、準備のあるレーコを無理矢理に引っ張り出しかねない勢いであったのだというが、その感じであれば当分は死なないであろうとの感想である。


 で、ババァが帰って今は夕方、少しばかり居酒屋の、本日の営業が始まったばかりの店の様子を見に行くと……やはり年寄が集っているではないか、しかも何かプレゼントのようなものまで持ち込んで、それをレーコに渡す気満々の様子。


 余計なことはしないで貰いたいのだが、まぁ、その分『明日の交換交渉の場に集合される』という、最悪の事態を回避することが出来そうなのは良いことだ。


 もっとも、戦争の終結はもうすぐ、少なくとも今年中ではあるのだし、また、こちら側の魔王城攻略が進めば、場合によってはもう一度レーコを捕まえて、店に放り込んでやることも可能ではない。


 別れを惜しむ近所の飲んだくれジジィ共には悪いが、その別れが今生の別れとなることは……まぁ、次に攻めてくると思しき魔王軍の本当の主力、野朗の方の副魔王次第でどうなるかわからないのだが……



「勇者様、ちょっと良いですか?」


「どうしたミラ、金ならないぞ」


「それは知っていますが、明日レーコちゃんに着せてやる服はどうしましょうか?」


「そうだな、駄王はパンツ一丁のまま王都から出て捕まったんだし、おそらくその格好で帰って来るだろう、だからレーコもパンツ一丁で良いんじゃね?」


「最悪の発想ですね、最近本で読んだんですが、そこに書いてあった『人権』という概念を全く理解していませんよ勇者様は、まぁ、私もイマイチですが」


「まぁ、人権なんぞこの世界じゃゴミ以下のものだからな、で、それじゃあどうすんだよ?」


「このスケスケキャミソールを着せましょう、パーティーメンバーの誰のサイズ(胸と身長)にも合わないのが余ってたんで」


「そうかそうか、お前も最悪だな、てか何でそんなの買ったんだ、サイズぐらいちゃんとわかるだろうに」


「昨日買出しのときに買った福袋に入ってました、完全に売れ残りの処分でしたね、騙されましたよ、まぁ、福袋自体も新年のものの売れ残りでしたが」


「安さに釣られてとんでもないものを買ってしまったんだな……」



 ミラが見せてきたスケスケキャミソール、エッチな装備品の類であることは間違いなく、とても日常生活の用に供するシロモノではない。


 こんなモノを着せて捕虜交換の場に臨ませたら、間違いなく相手側の怒りを買うことは避けられないのだが……まぁ良い、それはそれでこちらに有利に働きそうだ。


 ということでミラが持って来た『スケスケキャミソール』を衣装として採用、パンツも超絶エッチなものを選択し、ひとまず居酒屋で働く本人へ見せに行った。


 ……もちろん全力で拒否されてしまったのだが、これは決定事項であり、変更するとなるともう一度木っ端役人から大臣まで、稟議によって新たな衣装案を通していかなくてはならない、それには時間がないと誤魔化しておく。


 明らかに嘘だというのはバレている様子だが、俺達が言い出したら一切聞かないことを察しているのか、大きな溜息と共に承諾し、そのための文書、もちろんミラが勝手に作ったものだが、それにサインして仕事へと戻って行った。


 そして翌朝、レーコを迎えに行くと、やはりスケスケキャミソールを着せられたくはないのであろうか、魔王軍の元幹部らを収容している施設の、隅っこの薄暗い部屋にて縮こまっているではないか、これはガチな心霊現象だ。



「ひぃぃぃっ! ゆ、幽霊が出ましたっ!」


「落ち着けミラ、どう見てもレーコだろうに……どう見ても幽霊ではあるが、俺が見えている時点で単なる実態だ」


「そ、そうですか……レーコちゃん?」


「うぅぅぅっ、それを着て人前に出るんでしょうか、さすがに恥ずかしいです、しかもそのまま元の仲間に迎えられるなんて」


「馬鹿だなぁ、俺達の方に戻って来る奴はもっと恥ずかしい馬鹿なんだぞ、格好だけじゃない、内面から何から全てにおいて恥ずかしい馬鹿なんだ」


「それは……もしかして私、そんなのと等価で交換されるんでしょうか?」


「いや、そういうことじゃないから、これはこちら側からの大幅な譲歩であってだな……とにかく来い、ミラ、はビビっていて無理だな、セラ、ちょっとレーコを着替えさせて、それから縛り上げろ」


「合点! 覚悟しなさいっ」


「ひぃぃぃっ、恥ずかしいです~っ」



 さすがにかわいそうにはなってきたのだが、これは魔王軍との交渉の結果なので仕方がないこと……まぁ、スケスケキャミソールはこちらの勝手な判断なのだが、駄王なんぞと交換という点については、おそらく本人に謝罪しなくてはならない要素だ。


 で、立ち上がったレーコはセラが無理矢理に着替えさせ、エッチなパンツは断固拒否されたため、下着はそのままで縛り上げて連行する。


 訴えられたら確実に敗訴する、そんな感じの光景ではあるのだが、まぁ、これも交渉の結果だから仕方ないと、昨日から『交渉の結果』を言い訳に、メチャクチャをしているような気がしてしまうのを払拭しておく。



「さてと、30分前行動ということで、そろそろ城壁に向かうこととしようか、ほら行くぞっ!」


「あてててっ、引っ張らないで下さいよっ、あとこの実体化してしまって、おまけに魔力も吸い取られる腕輪、これどうやって外すんですか?」


「あ、そのことを忘れていたな、ミラ、ちょっと精霊様に取り次いでくれ、外し方がわからん」


「ええ、じゃあちょっと行って来ます」



 ミラが戻って来たときには、俺達はもう屋敷を出て城壁、というか北門へと歩いている最中であった。

 何やら光り輝く鍵のようなものを預かったようだが、これごと魔王軍に引き渡せば良いか。


 で、その他の荷物、主にレーコに贈られた近所のジジィ共からの選別の品なのだが……これを運ぶ要因が必要だな、現着したらその場の兵員にでもレーコを預け、荷物を持って行って、そのまま魔王軍の餌食となっても構わないような運搬係を探しに行こう。


 そして到着した北門、王国の主要メンバーはほぼほぼ集合しており、むしろ30分前行動の俺達が遅かったぐらいであるようだ。


 すぐにレーコの身柄を預けてやり、誰か死んでしまっても一向に構わない、ゴミのような荷物運搬係が居ないかと打診する……



「しかし何じゃその荷物は……運ぶ? それなら商店街に最近導入した、『万引きEメン』なる者を訪ねてみぃ」


「おいババァ、何だそのEメンってのは? Gメンじゃないのか」


「わしも良くわからんのじゃが、万引きした罪人をすぐに捕縛して、その場でExecutionするメンだそうじゃ、若い官僚が考えておった」


「物騒なメンだな、まぁ良いや、とにかくそいつを当たってみる、時間までには戻るから」



 すぐに最寄りの商店街へと繰り出し、その辺の店舗内で処刑人の斧をチラつかせていた明らかな『Eメン』に話し掛ける。


 なるほど、犯罪者を捕えて処刑するというよりは、そもそもコイツが居ることによって、犯罪者が気後れし、犯行を思い留まるのであろう、それを目的とした配置だ。


 だがそれでも、そうであったとしても、この王都にはわけのわからない犯罪者、度胸だけで実力が伴わないチンピラの類が大勢居る。


 少し待てと言われ、10秒ほど待つと、Eメンはスッと動き出して……5匹で来店したモヒカンのチンピラグループを、一撃で全員取り押さえてしまったではないか。


 もちろんまだ犯行前であり、犯行の素振りさえ見せていなかったのだが、まぁ、どうせこの後、この店ではないにしても犯罪行為を働いたであろう雰囲気の連中だ。


 ということで未だに俺達の目の前では何もしていないこいつらを、『迷惑行為(見た目が鬱陶しそう)の既遂犯』として逮捕する。

 すかさず処刑しようとするE面にもう一度状況を説明し直し、どうにかそのうち3匹をゲットすることに成功した。



「オラァァァッ! サッサと歩きやがれこの犯罪者共がぁぁぁっ!」


「なななっ、何をするんだっ? 俺達は犯罪者じゃないぞっ」


「うるせぇよこのチンピラ野郎が、お前のどこが犯罪者じゃねぇってんだ、顔と髪型で証明して見やがれ」


「無茶を言うなっ、我等モヒカン同好会はなっ、そういう見た目を志す集まりなんだよっ」


「で、普段はどうやって生活してんだ? 仕事してんのか?」


「いや、主に恐喝などで……」


「やっぱ犯罪者なんじゃねぇか、こっち来やがれこのボケッ」


「ギョェェェェッ!」



 結局犯罪者であったモヒカンチンピラ共を引き摺ってきた門へ戻ると、そこでは既に捕虜交換の準備が完了し、魔王軍側のキャラも姿を見せ始めていた……



 ※※※



『あっ! 王が出て来たぞっ!』

『何だあのゴージャスな格好は?』

『本当に王なのか?』

『もっとこう、アレな感じじゃなかったか王って?』

『ニセモノの可能性が……』



「おいババァ、アレってマジで駄王なのか? 衣装とか、明らかにグレードアップしてんだろ」


「わしもそう思うが……あの足取りは明らかに王じゃよ、ほれ、完全に酔っ払って千鳥足ではないか」


「まぁ、その点においては駄王以外の何者でもないんだがな、やっぱ衣装が……」



 魔王軍の中から進み出て来た人物は、顔も動きも駄王そのものなれど、着ているものは豪華な、いかにも『王侯貴族』といったものであった。


 確かに駄王で間違いはないのであろうが、いつどこであのような衣装を獲得したのだ? 王都を脱出した際には、それが王であることを示す唯一の物品である王冠は置き去り、羽織っていた赤系のマントもついでに置き去りであった、つまりパンツ一丁のまま、人質として確保されたはずなのにだ。


 だがしかし、向こうが『人質』を差し出してきた以上、こちらもレーコを出してやらなくてはならない。

 スケスケキャミソールを着せ、縄で縛り上げたレーコと、先程採用した捨て駒の荷物運搬係を前に出し、こちらも準備を整える。


 魔王軍の方はガヤガヤしているな、まぁ、仮にも元魔将、そして魔王城の維持やその他にとって大変重要であるこの幽霊が、とんでもない服装をさせられ、無様に縛り上げられているのだから当然か。


 で、準備が完全に整うと、こちら側の全権である何か偉そうなおっさんと、向こう側の全権である、これまた偉そうな知らない魔族が前に進み出た。


 どちらもトップやその代理者となる次点の者、つまりこちら側にとってはババァ総務大臣や、向こうにとっては魔王や副魔王が進み出ることなどないらしい。


 そして向こう側に見えている中で、最も大きな力を持った者は……いつもの副魔王(女性)の方である。


 他に特筆すべき能力を有するキャラが居ないかと探したのだが、それに次ぐ変なおっさんでも、副魔王の半分程度の力、ステータスとしては四天王を少し上回る程度なのだが……



「精霊様、あのおっさん、アレが副魔王だと思うか?」


「そう……としか思えないわね、まともな力があるのはいつもの子とアレだけだもの、弱いけど」


「だよな? 魔王軍の最終兵器みたいな触れ込みなんだが、まさかの雑魚じゃねぇか、もう俺達の敵じゃねぇぞあんなの」


「でも表面的にわからないとか、力を隠しているだけかも知れないわよ」


「ハゲは隠せてねぇけどな、まぁ良いや、セラ、アイツの似顔絵を描いておいてくれ」


「わかったわ、あんなハゲの顔を描くのは少し気が引けるけど……」


「すまんな、これも任務だと思ってよろしく頼む」



 前で代表者同士が何やら話している間、俺達の方は出て来ることが約束である副魔王の姿の確認を探す。

 だが女副魔王よりも力の強い者は明らかに居らず、その半分程度の力しかない雑魚を、野郎の方の副魔王だと判断せざるを得ない状況。


 ハゲで冴えない、本当に弱そうなオヤジなのだが、アレのどこが副魔王なのであろうか、まぁ、上級魔族の類ではあり、四天王を越える程度の強さは持っているのだが、それでも納得がいかない。


 とはいえ他に選択肢がないため、ひとまずセラにはそのハゲの似顔絵を描かせておくのだが、そんなことをしている間に、人質交換の儀が始まってしまうようだ……



『それでは双方、人質を前へっ!』


「おいマーサ、ユリナとサリナ、エリナも、レーコに手を振ってやれ、どうせまたすぐに会うんだろうがな」


「そうね、お~いっ! まったね~っ!」


「何だかしょうもないお別れですのね、普通にちょっとした旅行へ行くのを見送るような」


「でも姉様、副魔王様の頑張り次第では、これから戦況がどうなるかわからないし……まぁ、でもそろそろ戦いが終わるのは事実か……」



 ちょうど真ん中まで来た駄王とレーコ、レーコの方は駄王に対して恭しく礼などしているのだが、一方の馬鹿は何もしない、普通に、しかも偉そうな感じで立ったまま、そして隣を堂々と通過して行ったではないか。


 駄王の分際で生意気な態度だな、本来であればここで、地に頭を擦り付けて、人質として自分と交換されてくれたことに感謝すべきなのだが、それにさえ頭が回らないほど馬鹿であるということか、それとも緊張しているのか、それはわからない。


 で、レーコは向こう側、魔王軍側に温かく迎え入れられ、スケスケキャミソールの上にはコートのようなものを羽織らされ、集団の中へと引っ込んで行った。


 相当大事にされているのであろうが、それはレーコが幽霊とはいえ可愛いからである、そしてその姿は、腕に嵌められた魔力を奪う金属の腕輪が外されると同時に、俺には全く見えなくなってしまう。


 なお、荷物運びのチンピラ3匹も同時に向こう側へ到着し、次の瞬間には気持ち悪い変な下級魔族によって、いずれも頭からパックリといかれてしまった、今は腹の中で消化されているに違いない。


 そしてこちら側、やはり偉そうに見える感じで、ゆっくりとした足取りで到着した駄王……何も言わない、ここで何か発言があるものだと、誰もが期待して黙っていたのだが、それでも何も言わないのである……



「おいこの馬鹿、何か言うことはないのか?」


「……馬鹿とは、もしかしてわしのことであるか?」


「当たり前だろうが、他に馬鹿など……かなり居るが、お前ほどの馬鹿は居ねぇぞ」


「貴様、王であるこのわしを愚弄する気かっ? そこに直れぃっ!」


「おいマリエル、もうグーで殴ろうぜコイツ」


「何を言っているのだ貴様はっ? そこの者共も、王であるわしの前に平伏さぬとはどういうりょげろぽっ! あぺぽ……ぺ……はっ? わしは何をしていたのじゃ? 何じゃこの格好は? とりあえず脱ごっと」


「全く、世話の焼ける馬鹿だぜ……で、元に戻ったのか?」


「おぉ勇者よ、主演の席はもう終わってしまったのか? 残念なことである」


「残念なのはテメェの頭だオラァァァッ!」


「ギョェェェェッ!」



 その後、集まっていた皆で寄って集って駄王をボコボコにしていくのだが、それを見た魔王軍は、その駄王と引き換えにした要求がまるで呑まれなかったことにつき、完全に理解したのは言うまでもない。


 そしてこれをもって人質交換の儀は完全に終了、撤収していく魔王軍に対し、適当に威嚇などしつつ、意識を失った駄王を引き摺って一旦王宮を目指す。


 ここからはこれからの戦い、主に次の敵キャラとなるであろう、野郎の方の副魔王対策についてである。

 駄王とレーコを交換してしまい、元々の魔王軍側の要求を蹴ってしまった以上、その戦いは避けられそうにないためだ。


 王宮に集まった面々は、さらに駄王に対して暴行を加え、良い感じに虫の息となったところで、王座に向けてバックドロップを喰らわせてKOする。


 王は王座へと戻った、逆さまだが、これで全てが解決したということには変わりない。

 あとはそんなくだらない姿を晒す駄王を無視して、対魔王軍作戦会議を始めるのだ。


 残りの敵は実質3人、いや2人と1匹、そしてまずはその1匹、野朗の方の副魔王をボコボコにしたうえで残虐処刑し、残る2人、つまりは魔王の奴と、それから女性の方の副魔王に対して恐怖を植え付けてやるのである……

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