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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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895 敵城

「起きて下さい勇者様、もう結構進んでしまいましたよ、山岳地帯の中腹みたいな感じです」


「……ん? あぁ、やけに揺れているなと思ったんだが、かなり切り立った雰囲気の場所まで来ているんだな、敵とかと戦闘になったりはしていたのか?」


「いえ、それはなかったと思います、瞬殺していたのならわかりませんが、騒ぎにはなっていなかったのでたぶん」


「そうなんだな、それで、え~っと、この山岳地帯には『悪い奴等が住み着いた城』があるんだろう? それは見えてきたのか?」


「いえ、まだまだみたいですね、きっとこのまま道を進んで、その終着点にあるんじゃないかと思います」


「そうか、じゃあもうちょっと寝とくわ」



 山岳地帯を進む馬車、もちろんその外では選抜メンバーである4人が、軽い足取りで行軍している。


 だがメンバーはこのままの方が良いということ、俺やルビアなどは逆に足手纏いになりそうであること、その辺りは皆わかっているはずだし、しばらくこのまま休憩させて貰うこととしよう。


 だが少し気にもなっていたため、馬車の荷台から顔を出して、外の様子を少しだけ確認しておく……うむ、まさにグランドキャニオンだ。


 もし外を歩いていて、うっかり足を滑らせてしまったらどうなることか、低い場所でもおよそ100mは落下し、擦り傷や打ち身などの傷を負ってしまうことは確実であろう。


 そう思えるほどにゴツゴツとした、そして垂直に切り立った崖は、この先にある城に住み付いたという『悪い奴等』がどのようにして生活しているのか、それが心配になってしまうほどのものだ。


 で、確認を終えて引っ込んでからしばらく、ガタガタと揺れる馬車の荷台にて、寝ているのか起きているのかという時間を過ごしていると……ここで一度停車した、きっと何かを発見したのであろうな……



「ちょっと勇者様、今リリィちゃんと交代させるから降りて来てちょうだい」


「何だ? どうかしたり何かあったりしたのか?」


「ええ、たぶんだけど敵? というか悪い奴等が住み付いている城だか何だかを見つけたみたいなの、こっちよ」


「ほう、どれどれ……ってウ〇コじゃねぇかっ!」


「そうなのよ、形的にはウ〇チだけど、城って言ったらあのぐらいしかないのよね、どう見ても……」



 外のメンバーであったリリィと交代させられ、馬車から降りた俺が見たもの、それは紛うことなきウ〇コであった。

 巨大な、しかし金色に輝く巻き〇ソが、崖に囲まれた窪地からその壮大な姿を覗かせていたのだ。


 マップ上で確認しても、確かにアレが城、敵である『悪い奴等』の居城であることはわかる。

 だが俺にはニート神のセンスがわからない、そもそもケツアゴを強さや美しさの象徴であると考えたり、敵の居城があんなモノとは。


 いや、単にふざけているだけという可能性がないとも言えないのだが、だからといってあんな小学生でも喜ばないような、不格好極まりない城を用意するとは思えない。


 きっとニート神の奴はウ〇コが好きなのだ、この世界、というか現実世界の方だが、そこで出現してきた様々な敵に共通していたように、想像を絶する不潔なセンスの持ち主なのだ。


 で、当該ウ〇コ、というかウ〇コ城はすぐ近くに存在しているのだが……俺達の位置は高く、ここからでは飛び降りることも出来ない、というか変な方向には進めないようになっているらしい。


 確かに馬車を連れて行かなくてはならないという制約を考えれば、生身の人間であれば楽勝で到達可能な場所であったとしても、その不自然な動きを馬車にさせることは出来ない以上、進めないのが物事の、ゲーム世界の道理である。


 こればかりは仕方ない、ゲーム世界に入ってはゲーム世界に従うしかないということで、まずはウ〇コ城へと至ることが可能そうな未知の探索を始めた。


 メンバーはそのまま、セラをパーティーリーダーとして俺とカレン、マーサをメンバーとした状態。

 俺とセラは目視で、カレンとマーサは風の音などを聞いて、どこかに隠し通路のようなものがないかを探っていく……



「う~ん……こっち、こっちの方から風が吹き上げて来るような音がするわよ」


「こっちって言ってもな、そこ普通に崖のような気がしないか?」


「崖でも大丈夫、ほらっ、パンチ一発で……めっちゃ崩れてきたわね」


「なんてことしやがるんだぁぁぁっ! ギョェェェェッ!」



 崖、完全なる崖の方から風が流れて来るなどと、わけのわからないことを言い出し、ついでにその場所をブン殴ってしまったマーサ。


 途端に周囲の岩が崩れ始め、マップが崩壊を始めたではないか……と、俺達が絶っている場所までは崩れたりしないようだな。

 安心とはいかないが、ひとまずは大丈夫であるようだ、マーサの知能の方はイマイチ大丈夫ではないのだが……


 で、そのまましばらく様子を眺めていると、確かにマーサの言った通り、崖に穴が空いたような形の通路が出現したではないか。


 もちろん馬車も通ることが出来そうな、まぁギリギリではあるのだが、普通に進んで行くべきだと判断出来そうなものである。



「ほらっ、ちゃんと道が出て来たでしょ? 私の言った通り」


「凄いですマーサちゃん、その頭脳、天才かも知れませんっ」


「えへんっ!」


「威張ってんじゃねぇよメチャクチャしやがって、このっ」


「あいてっ、どうしてぶたれなきゃならないのかしら、大活躍したのに……とにかく早く行きましょ、この感じだと下までちゃんと繋がっているわよ」


「おう、そうするべきだな、セラ、パーティーを出発させよう」


「そうね……でもあの汚らしい感じのお城へ……入らなくちゃならないのよね……」


「そこは我慢する他ない、巨大ウ〇コへ突っ込むのも勇者パーティーの務めだからな」


「最低な任務があるのね」



 ということですぐに通路へと進む、メンバーはそのまま、時折リリィが馬車の荷台から顔を出しているのだが、頭をぶつけると痛いぞと告げて引っ込ませる。


 で、徐々にそのトンネル状になった場所を降りて行くのだが……まぁ、そう簡単には下まで到達させてくれない、そのぐらいのことは重々承知であった。


 まず第一に出現したのは、ケツアゴモブの頭に城と同型の、即ち巻かれたウ〇コが乗ったような特殊な敵。

 特殊な存在というか、特殊な性癖を持ったケツアゴなのであろう、これはNPCではなく、別の世界から派遣されたケツアゴのようだな……



『フハハハハッ、我はケツアゴウ〇コー、城へ至る道を任された特殊なケツアゴだっ』


「もう自己紹介とか名称とかがダイレクトすぎなんだが、もっとこう、アレだ、捻りというものを持たせてだな……」


『何を言うか、この頭のウ〇コを見ろ、良い感じに捻りが入っているぞ……ちなみにホンモノだっ、我のだぞっ!』


「ギャァァァッ! なんてもん頭に乗せてやがんだぁぁぁっ⁉」


「ちょっと何よコイツ! 不潔よ不潔! 消毒しなくちゃ」


「カレン、近付いちゃダメだぞ、ここはセラに任せるんだ、遠くから攻撃して殺さないとならないっ!」


「さすがに近付きませんよこんなの……」



 不潔で危険なケツアゴウ〇コ、顎にケツがあるというのに、どこをどう経由して頭の上にソレが乗ったのかは定かでないが、とにかく異常者であるということだけは確実な敵。


 どうしてこんな奴が存在することを許されているのだ、コイツが居た世界の理とは一体何のか。

 考えるだけ無駄だとは思うが考えてしまう、そして殺害しなくてはならないというのに手が出ない。


 唯一魔法攻撃が、遠距離からの一撃を加えることが可能なセラも躊躇しているのだ、先程からしきりに、『魔法が汚れちゃう』だの、『飛び散ったらどうしよう』などと呟いているが、正直俺もそう思う。


 ここは限界まで距離を取って、安全を確保したうえで攻撃を仕掛けないとならない、前に立っていたカレンとマーサを後ろへ逃がし、それを確認した後に俺とセラ、横並びとなってジリジリと後退していく。



「いくわよっ! 皆もっと下がってっ!」


「おうっ、殺ってやれっ!」


『フハハハーッ! 魔法攻撃などこのウ○コのソフトさによって打ち消されるのだっ……なっ、なぁぁぁっ! 我の大切なウ○コがぁぁぁっ! 会心の出来だったのに、あのような巻き感のものはそうそう出ないというのにぃぃぃっ!』


「いや……何言ってんだコイツ……」



 セラの魔法を頭に乗ったウ○コで受けようとした薄汚い敵、攻撃を受け止める際にはもちろん衝撃をも受けるのだが、それは自らの胸の部分にシッカリと当てたケツアゴの弾力でカバーするという手法らしい。


 だがセラの魔法は『風』であり、その中でも特に『切断』を得意とするタイプの、風の刃を用いた攻撃である。

 それに対してショック吸収など、意味があろうはずもない、というかウ○コの時点で何があっても無意味だ。


 で、そんな感じで自慢のウ○コをスパッと、頭皮の薄皮ごと剥がし取られて、いや削ぎ落とされてしまったケツアゴ。

 なるほど、今ので髪の毛を失った様子はない、ということは元々ハゲであり、そのハゲをウ○コで隠していたということだな。


 ウ○コと、それから頭皮の薄皮を失った頭からは血が滲み出ている、それと同時に自慢の、最高の出来であったと本人が自覚している自らのウ○コを失ったショックか、目からは涙が溢れ出している。


 なお、不潔極まりないウ○コの方は、そのまま無数の風の刃によって切り刻まれつつ、ついでに俺達が歩かなくて済む、そして馬車の車輪も通過しない場所へと吹き飛ばされ、粉々になった各部分が壁のシミとなっている、実に不快な光景だ。


 そして不快さで言えば、その汚物を頭に乗せていた人間汚物のようなケツアゴ、こちらの方がそんなものよりも遥かに上回っている。


 汚物は消滅したとはいえ、未だにその残り香を有しているのは確実であるから、引き続き手を触れない、接近もしないように処分していかなくてはならない。


 やるとしたらセラの攻撃なのだが、気持ち悪いモノを見せられた俺とカレン、マーサの3人も、可能であればこのゴミ野朗に一撃を加えてやりたいところだ。


 それにつき何か良い方法がないかを考える……そうだな、汚物は消毒しないとだし、ひとまず炎を使う方法を考えよう。


 幸いにもこの洞窟、横が窓のようになっていて外が見えている感じのため、大々的に炎を使っても窒息や、一酸化炭素中毒などの危険はない。


 もう燃やすしかないな、そういえば馬車の中に様々な備品が初期装備されていたようだし、その中から使えそうなものを探し出してつかうこととしよう……



「セラ、ちょっとすまないがそのケツアゴを牽制していてくれ、馬車からアイテムを取り出すからな」


「アイテム? そんなのあったかしら……って、戦闘用じゃなくて日用品ってことね」


「そうだ、例えばこの空瓶と、それからランタンの燃料に使う油、あとは雑巾を引き裂いたみたいなボロ切れで……なんとっ、火炎瓶の完成だっ! はいじゃあコレはカレンの分な」


「やったっ! 何だか知らないけど強そうですっ!」


「ずるいっ! 私にもそのアイテム造ってよっ」


「まぁまぁ、ちょっと待っておけ、マーサは背が高いからな、俺と同じ……とまではいかないk、瓶じゃないとカッコイイ感じが出ないからな、ほれ、一升瓶で造ってやったぞ、強そうだろう?」


「良いわねコレ、で、あんた自分のはどうするわけ?」


「俺はこの瓶……じゃなくて樽を用いる、『バレルボンバー』と名付けよう、で、早速これらで奴を消毒してやろうか」


『うぇ~いっ!』



 火種を用意し、それぞれが先端の布に着火して準備は完了、未だに泣き叫んでいる頭の悪いケツアゴに向けて、その汚物消毒用火炎瓶(その他)を投擲する。


 ふっと気付いてこちらを向く不潔なケツアゴ、フケツアゴ野郎、だがその瞬間はもう手遅れであることが確定した瞬間でもあった。


 真っ先に飛来した小さな火炎瓶、カレンの投げたものだが、それがパリンッと顔面で割れ、それと同時に大きく炎上を始めたのである……



『ギャァァァッ! う……ウ○コ出るっ!』


「させるかっ! よしっ、第二弾も第三弾も命中だっ、セラ、風で煽って火勢を強めてやるんだ」


「あ……え、えぇ、そうしておくわ……くだらない戦いねぇ……」


『ギョェェェッ! 全身に火が回ってっ、しかも風で……ぬわぁぁぁっ……こ、こうなったら奥義、全身ウ○ココーティングだっ!』


「なっ、なんだとぉぉぉっ!? ケツアゴから低品質な水っぽいウ○コが溢れ出して……それが全身に……オエェェェッ!」


『ギャハハハーッ! これで炎など恐くはないわっ! そしてこのまま突進してくれるっ!』


「ヤバいっ、逃げろぉぉぉっ!」


「待って勇者様! ここは私に任せなさいっ! 吹き飛ばしてあげるわっ!」



 コイツには絶対に敵わない、そう判断したのは俺だけではなく、既にカレンも、マーサも逃げの態勢に入っていた。

 カレンなどもう尻尾の毛がボワッと膨らみ、かなり興奮状態になっていることがわかる。


 だがセラだけはまだ諦めていない様子で、逃げ出す俺達とは反対の方向に数歩踏み出し、魔法による攻撃を放つ……だが風の刃は弾かれてしまった、コーティングが凄まじく摩擦をカットしているのだ。


 どれだけ鋭い刃であっても、ツルリと滑ることによって回避され、その効果を発揮することが出来ない。

 風の刃を諦めたセラは、飛ぶようにして数歩だけ後ろに下がり、今度は別の攻撃を試みる。


 お次は面での攻撃のようだ、風の塊で敵のケツアゴウ○コ野郎を押し、上手く気流を操作して通路に空いた窓のような穴から、外へ吹き出してしまおうという魂胆らしい。


 まるでやりすぎな台風中継のようにして、かなりの前傾姿勢で耐えるケツアゴ……だがセラの魔法の方が強いのは確実である。


 実際にはこの通路ごと粉々にしてしまうことが可能な魔力を持つセラであるが、それをしてしまわないギリギリで、かつケツアゴに集中して攻撃をしているのだからかなり強烈だ……



『ぬっ、ぬぉぉぉっ! ふ、吹き飛ばされ……るぅぅぅっ!』


「やったっ! ぶっ飛びやがったぞっ!」


「まだよっ、このまま風に乗せて……はぁぁぁっ!」


「これは……魔○破じゃねぇかっ!」



 風の渦の中にケツアゴを封じ込め、そのままグルグルと回していくセラ……どこかで見たことのある光景であり、失敗しそうで仕方ないのだが、それについては今触れるべきではないな。


 で、無駄に何度も回し、ケツアゴが風の渦に良い感じで馴染んできたところで、セラは遂に行動に出る。

 通路に空いた外へ繋がる穴の1ヵ所に狙いを定め、そこへ向けて風の渦を放り込んだ……



『ギョェェェッ!』


「はぁぁぁっ! はぁっ!」


「……どうだっ?」


「……失敗よ」


「やっぱりかぁぁぁいっ!」


『はぁっ、はぁっ……な……何だというのだ……今の攻撃は?』


「いえ、別に何でもないわよ」


「ということはセラ、今の、もう1回やれるのか?」


「ええ、1回でも2回でも、それこそ1万回だって放てるわよ、たいした技じゃないもの」


「そうなのか……」



 雰囲気的に一世一代の大技かと思ってしまったのだが、そうではなく通常の、普段使いの風魔法を応用して、何となく凄そうな感じにしただけのものらしい。


 ただ、もちろん強烈な魔法であるため、一般の高位ランク魔法使い、例えば『国で一番強大な魔力を持つ天才宮廷魔術師』とか何とかが今の技を使えば、出力に耐え切れず体が崩壊、燃え尽きて灰となってしまうことであろうが。


 で、真っ当な人間には使いこなせないほどに強烈ではあるが、セラにとってはたいしたことのない適当な魔法は、もう一度放たれ、恐れ戦くケツアゴを渦へと巻き込んだのであった。


 今度は上手くいきそうだ、慎重に狙いを定め、かつ比較的大き目の穴へと誘導していく……最後の瞬間……入った、キッチリ、枠にも触れることがなく、バスケットボールの気持ち良い瞬間かの如く、渦が丸ごとスポッと、壁の穴の中へと放り込まれる。



『なぁぁぁっ……ひゅべぼっ!』


「……で、どうなった? 見えるかカレン」


「ウ○チのお城の、先端の部分にブスッと刺さりました、何かピクピクして……溶け出しましたよっ!」


「あぁ、アレか……本当だ、グズグズになって……ウ○コ城に吸収されていくな、どういうことだ?」


「残った魔力とか、その他のエネルギーとかを吸い取っているみたい、溶かして、直接食べているんだわ」


「食虫植物かよ……まぁ、ウ○コ野郎を喰っている時点でろくなものじゃないと思うがな」



 城そのものに『喰われて』しまったウ○コ味のケツアゴ野郎、残ったものは何もない、完全に、奴を構成していた、そしてウ○コ城に落下した全ての要素が、あっという間に溶解され、吸収されてしまったのである。


 しかしあの城は『ウ○コを喰っている』のか、それとも『人を喰らっている』のか、そのどちらだというのだ。

 ケツアゴ野朗が人なのかどうかはさておき、ウ○コ城が人喰いか否かは判別しておく必要がありそうだな。


 と、ちょうど良いところに、次なる敵であろうケツアゴNPCが、10体以上の集団で出現したではないか。

 しかも今度は通常のケツアゴ、本来的なNPCである感じの奴ばかり……いや、1匹だけそうでないのが混じっているな。


 動きが規則的でない、その感じを他のケツアゴ、つまり完全NPCのものと比べれば、その違いは一目瞭然。

 今まではこうやって比較してみる機会がなかったからな、この感じを覚え、以降の判別に役立てていこう。


 で、そのケツアゴNPC軍団の中の、少しだけ違う、ホンモノのケツアゴと思しき奴がリーダーであるのは明白。

 他は普通に撃破して、この『生ケツアゴ』のみを捕縛、ウ○コ城に向かって投げ付けてみよう。


 そうすればあの城がどういう感じのものなのか、それを把握することが出来るはずだ、まぁ、ひとまずは不要な雑魚キャラ共の討伐から始めていくこととしよう……

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