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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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880 とりあえず進める

「おいおいどこだよここは? お~いっ、誰か……って誰も居ないし、どうして俺は『村人A』みたいな格好にされているんだ? 武器は? 皆はどこへ?」


『おい、聞こえるかね? そこに居るのかね?』


「この声は……エリナパパか、どこに居るんすか?」


『いや、今君達が居る場所とは違う、とにかく説明を聞いてくれ、君達はニート神によってどこかへ、というか私の目の前にある薄いガラスの盤面の中に放り込まれてしまったのだ』


「薄いガラス? あ、もしかしてモニターのことか、てことは……」


『何やら察したのか? とにかく君達はその盤面の中で、協力して与えられたミッションをクリアしないとならない、私のサポートを受けてだ』


「察したも何も、わかったっす、つまり俺達はゲームの中に放り込まれたと、で、俺が主人公で、仲間と合流してストーリーを進めて……はぁっ、かなり面倒なことになったな……」



 自然と出る溜息、俺はニート神によって、そのニート神が創り出したゲームの世界に放り込まれたのだ。

 まぁ神であればそのようなことも可能なのであろう、ちなみにエリナパパの後ろで、ゲラゲラと笑っているのがニート神だな。


 で、ゲームはRPGのようで、当然始まったばかりなので仲間も居ない、そして武器もなければ馬車もない、船や空飛ぶ何かのようなものは当分手に入らないような感じだな。


 この感じ、俺が異世界に来て最初に体感したのとそっくりの状況だな、右も左もわからない、どうしたら良いのかについては、女神でなくエリナパパから聞く他ない。


 つまり、女神の奴がそっくりそのままエリナパパに代わり、俺は冒険を最初からやり直さなくてはならないということなのであろう、実に面倒臭いではないか。



「てか、まず仲間と合流したいんすけど、どうやったら会えます?」


『今は無理だ、ストーリーを進める必要があるらしい、とりあえず後ろに誰も居ない家があるから、そこでタンスとかを勝手に開けて現金や預金通帳などをゲットしてくれ』


「あ、武器とかアイテムじゃないんだ、いきなり空き巣から始まるんだこのゲーム」



 何だか意味がわからないのだが、ここで止まっていても仕方がないのは俺にもわかる。

 ひとまず後ろの小さなボロい家に入ると、不自然な位置にタンスが、いかにも開けたら何かありそうな感じで佇んでいた。


 土足で上がり込み、タンスの一番上をそっと開けてみる……目ぼしいものはないようだな。

 次は二段目……なんと、見たことのないコインを5枚、それから誰かの預金通帳と銀行印を手に入れた。


 他にも物色してみるものの、ゲット出来るようなアイテムの類は存在しない、農作業具程度はあるかと思ったのだが、どうやらそう簡単には武器を獲得させないつもりらしい。


 で、仕方ないので外へ出てみると……上でエリナパパが何やら騒いでいる、敵が出現してどうこうと言っているのだが……何であろうか?



『気を付けたまえっ、今受け取った攻略本によると、そこで最初の敵と戦闘になるらしいのだっ』


「敵って、武器も持ってないんすけど?」


『あぁ、初回戦闘での正解の選択肢は逃げることらしい、そうしてくれたまえ』


「逃げるって、始まっていきなり逃げるとか、興ざめも良いとこっしょそんなもん……って、これは逃げるのが正解か、俺とかもう普通に空き巣犯だかんな……」



 ケツアゴ巡査Aが現れた、ケツアゴ巡査Bが現れた、通報したケツアゴ村人が現れた。

 ケツアゴの群れは一斉に襲い掛かって来た、ケツアゴを揺らしながら、殺る気満々で。


 ケツアゴ巡査Aの攻撃、大地は揺れ、空間は裂け、全てをなぎ倒す爆風が周囲を襲った。

 ケツアゴ巡査Bの攻撃、闇に隠れし邪悪なる存在が姿を現し、戦闘に参加した。

 ケツアゴ村人の攻撃、ケツアゴ村人は全ての力を禍々しき祭壇に捧げ、本当の恐怖を呼び出した……



「だぁぁぁっ! こいつらいきなりラスボス級じゃねぇかぁぁぁっ!」


『叫んでいないで早く逃げるのだ、3ターン以内に逃げ切らない限り、強制負けイベントに発展すると攻略本に書いてあるっ』


「3ターンどころか1ターンで死にそうだわこんなもんっ、やべっ、邪悪なる存在とあと何かヤバそうなのが追って来たっ」


『それはケツアゴ村人が呼び出した本当の恐怖だっ、実体はないが、取り付かれると現実世界においてもそこそこ呪われるらしいから注意するんだっ』


「勘弁してくれぇぇぇっ!」



 全力で走り、どうにか逃げ切った俺は、まず息を整えて……と、いつの間にか村のような場所まで来ていたようだな、先程はポツンと家があったのみだが、ここにはいくつかの家々が……にしても少ないのだが、まぁRPGの最初の村などこの程度か。


 しかしここであれば何か武器や防具のようなものを確保することが出来そうだな。

 ついでに誰か他の仲間に出会うことがあれば、ひとりぼっちの意味不明な冒険を続けなくて済む。


 ということで早速村らしきエリアの中へ……と、早速仲間に出会った、いくつかの家が立ち並ぶ場所の中央、比較的広い場所において、なんとミラが磔にされているではないか、しかも謎のNPCに囲まれて。


 少し、ではなく全員と会話して情報を得よう、それがこういう感じのゲームの基本なのだ。

 エリナパパの方はまた別の誰かに指示を出しているようだし、しばらくはこちらの判断で行動すべきだな……



「あの、もしもし?」


『ハーッハッハ、遂に盗賊を捕まえたぞ』


「え~っと、コイツはそれを言うだけの役目か、次の奴は……」


『全く、神の積みエロゲを勝手に回収するなど、万死に値する』


「……えっと、次の方」


『こやつは処刑だっ、今日の夕刻、この場で100叩きの刑に処すっ!』


「それが処刑なんだ、お~い、ミラ……は猿轡を噛まされているのか、大丈夫か?」



 磔にされたままの状態で頷いているミラ、セラはどこへ行ってしまったのかと質問したかったが、それははい・いいえで回答出来る質問ではないため保留しておく。


 で、その他の村人NPCからも話を聞いて……と、その前にこのNPC共は何なのだ? 大なり小なり、どいつもこいつもケツアゴの一族なのだが? このゲーム世界を創り出したニート神のセンスがマジでわからないな。


 まぁ良い、今はともかくミラの救助を優先しよう、今日の夕刻を過ぎれば、ミラは100叩きの刑に処されてゲームオーバーとなってしまう。


 そうなる前に何かミッションのようなものをクリアして……おっと、ここで二度目の会話であった変なムキムキのケツアゴおじさん、その会話の内容が変わったではないか、選択肢があったので一度キャンセルしてもう一度聞いてみよう……



『おうお前、この盗人の仲間なのか? そういう風には見えないがな、で、助けてやりたいってのか?』


「とりあえず『はい』で、どうだ?」


『そうか、だがコイツは盗人、相当な悪い奴なんだぞ』


「ええ、結構前から知ってます」


『それを助けてやりたいとなると……何だっ⁉』


『おーいっ! 森に魔物が出たぞぉぉぉっ!』


『チッ、最近は多いなっ、皆、食料を蔵に隠せ、子どももなっ、それでお前、この盗人を助けたいのなら……』



 会話の途中にいきなり発生する、風雲急を告げるイベントの類、ここまで基本的でわかり易いと逆に助かるな。

 もう起こる前からこういう感じになるのであろうと想像出来る、ベタでデフォルトな展開だ。


 で、ケツアゴおじさんの話にはいはいと答えていくと、ここでようやく武器が手渡され、森の魔物とやらを討伐するよう依頼される。


 報酬は得られないが、その代わり磔にされたミラを好きなようにして良いというのだからたまらない。

 救助する前にエッチな悪戯を……していたら殺されそうだな、普通にゲームオーバーである。



『よし、じゃあお前が魔物を倒して、その毛皮なり何なりを持って来ればミッションコンプリートだ、期待しているから頑張ってくれよ』


「期待してるって、ならもっと良い武器を貸してくれよな、これ、鍬の頭が取れただけの単なる棒じゃねぇか、そもそもこれじゃ毛皮なんて剥げないからね」


『それじゃあ武器を交換するかい?』


「えっと、じゃあ『はい』っと」



 前端の部分がほとんど折れて失われた竹箒を手に入れた、魔女ならこれに跨って飛ぶことが出来るのに……というような内容のアイテムに切り替わった、攻撃力はかなり減退している。


 ということでもう一度武器のチェンジを……半分に割られた、比較的先端の鋭い豚骨(2本)を手に入れた、長時間煮込まれ、出汁は取り切られてスカスカになっている……これもダメだな。


 その後、何度か武器の交換をしたところで、ようやくお目当ての品……というほどではないのだが、とにかく物干し竿をゲットすることに成功した。


 聖棒のような特殊な効果が付与されていない単なる物干し竿、魔物などこれで叩いたらどうなるか、一撃で折れて使い物にならなくなるはず。


 いや、それは普段の俺の攻撃力でそうしたらの話だ、このゲームの中での俺はきっと、このNPC共と戦っても余裕で敗北する程度には弱体化しているのであろう。


 最初の段階で聖棒を有していた俺は、どれだけ恵まれた転移者であったのか、それがハッキリとわかるこの冒険序盤。

 決してあの女神アホのお陰ではないことだけは確かだが、あの当時の俺が極めてチートであったのもまた確かである。


 ということで物干し竿を手に、指定された森へと向かった俺、1人での冒険など久しぶりだ、果たしてどんな敵が出現するのか、そして勝利することが出来るのか……



 ※※※



「お~いっ、森の魔物はどこだ~っ? もしも~っし……全然見つからねぇじゃん、エリナパパ……はまだ誰かと話をしているのか、俺以外の仲間も、別のルートからこういう感じの冒険を進めているってことだよな、ならそっちに期待して俺は……と、その前にミラだけ救出しないと、この世界でゲームオーバーになったらどうなるのかわかったもんじゃないからな、お~いっ、森の魔物さ~んっ……」



 誰も相手が居ないというのに、1人で叫び、そして思考を口に出しつつ森を進んでいく。

 森のグラフィックは案外雑な作りのようで、木々を横から見ると完全に2Dであることがわかってしまう、ペラペラの画像なのだ。


 徐々に時間が経過し、そこはしっかりしているようで日の高さが変化していく、もちろん時間の進みはごく早いようだ。


 夕方までにどうにかしないと、ミラが何もしないままゲームオーバーにされてしまう、急いで、とにかく森の魔物とやらを討伐……と、ここで前方に何かの動きを認める。


 これまで生物の類は何も確認出来なかったいい加減な森、そこで自分以外に動いているものがあるとすれば、それこそ森の魔物なのではなかろうか。


 かなり期待し、武器として受け取った普通の物干し竿を構えて前進する、動く何かは明らかに不自然な、『ここに何かイベント物がありますよ』的な茂みの中に潜り込もうとしている……トラのようなケツだ。


 とりあえず聖棒、ではなく単なる物干し竿でカンチョーしてみよう、ブスっと……



『ぎゃいぃぃぃっ!』


「お、効いてる効いてる、おいオラ森の魔物、何のNPCだか知らないが出て来いやボケ……っと、ルビアじゃねぇかぁぁぁっ!」


「あ、どうもご主人様、今の攻撃はなかなかでしたよ、気持ちの籠った良いカンチョーでした」


「お前トラの着ぐるみなんか着て何やってんだよ?」


「トラじゃなくて森の魔物です、どうやらそういう役回りだったらしくて、エリナちゃんのパパからは特にやることはないけど頑張ってくれとだけ言われて、とりあえずここで待機していました」


「そうなのか、とりあえずその森の魔物を討伐しないとならないんだ、着ぐるみを脱いで俺に渡せ」


「脱げません、何だか魔法の力で固定されているみたいで……あ、でも討伐したら良いんじゃないですか? もちろん八百長じゃなくて、ガチバトルで」


「というと……ルビアと戦えってことか、タイマンで」


「その通りですっ、ガオーッ!」



 森の魔物になり切って調子に乗るルビア、着ぐるみとはいえ手足の爪の部分は鋭いようで、アレで攻撃されれば俺もそこそこのダメージを受けそうだ。


 だがこちらには長物があるし、最初のカンチョーでかなりのダメージを与えているはず、おそらくはHPの半分程度を削っていると見て良いであろう。


 そして残りは削りすぎず、ルビアがゲームオーバーにならない程度で止め、着ぐるみを剥がしてそれを討伐の証拠に、そしてルビアを仲間に加えて例の村のような場所へ戻るべきだな。


 森の魔物として襲い掛かって来たルビアの爪攻撃をサッと回避し、まずは物干し竿で足払いを掛ける。

 ステンッと簡単に転んだ、これは『1ターン休み』ということで良さそうだな、次のターンは俺の独壇場だ。


 まずは物干し竿の先端で頭をコツンと叩いてやる、痛そうな顔をしているが、着ぐるみの防御効果があるため怪我などはしないであろう、というかこのゲーム世界でも怪我をするのか?


 まぁ良い、ルビア、ではなく森の魔物が起き上がる前に、可能な限りのダメージを与えておくこととしよう……



「ていっ、それっ……」


「あうっ、ひゃんっ……お、起き上がれません……」


「そうかそうか、もう『状態異常:麻痺』みたいなものだな、次は武器を捨てて頬っぺたを抓ってやる、どうだっ?」


「ひゃひぃぃぃっ、ま、まひりまひた……あうっ」



 森の魔物を討伐した、毛皮を剥ぎますか? という質問に対し、はいと答えてルビアの着ぐるみを脱がす。

 下はしっかり服を着ているようで安心したが、やはりみずぼらしい、特殊効果の全く付与されていないボロ服であった。


 で、これにて森の魔物の討伐が完了、ルビアに戻ったルビアには回復魔法を……かなり力が制限されているようだな、最初のカンチョーのダメージを回復するのに、相当程度の時間を要してしまったではないか。


 そして2人で森を出た頃にはもう夕方、近くに見える村のような場所へと走ると……磔にされていたミラは下に降ろされ、村人NPCはにこやかな表情で俺を迎えてくれた……



『やぁ、お前ならやってくれると確信していたよ、その毛皮を預かろう……うむ、確かに森の魔物の毛皮だな』


『約束通りこの盗人を好きにするが良い、ちなみにその武器もおぬしにくれてやる、大切に使うが良いぞ』


「あ~、はいはい、そういう感じの流れね、うむ、いかにもゲームらしいが……ミラはどうして泣いているんだ?」


「うぅっ、今動けるようになったんで確かめたんですが、バッグもなければ財布もなくて、全財産が……」


「そこなんだ、こんなわけのわからない場所に飛ばされても結局そこなんだ、なぁに、ちゃんとクリアしてここから出れば、財布はエリナパパが預かっていてくれるさ」


『あ、それなんだが……と、ちょっと見ていない間にかなりストーリーを進めたようだな、で、君達の持ち物についてだ、何だか知らないがニート神が漁り始めてな、今は誰かのパンツを頭に被って寝転がっている、そのことだけ伝えておこう』


「あの野郎、マジでブチ殺すぞここから出たらっ!」


「パンツなんか弁償さえしてくれればどうでも良いので、お金、お金だけは……」


「確かにパンツはどうでも良いですね、穿かなければ良いんですから……それでご主人様、これからどうするんですか? 冒険を進めると何か良いことがあるんですか?」


「うむ、とにかくこのゲームを最後までやり遂げて、元の世界に戻らないとならないんだよ、他の仲間とも合流したいし、駒、というかキャラである俺達は、プレーヤーであるエリナパパの指示に従って、ときには自分で考えて、ゲームオーバーにならないよう進めていく感じだ、ミラも、ルビアもわかったな?」


『うぇ~い』



 で、この先はどうしたら良いのか、エリナパパはまた別の誰かに指示を送っている様子なので、ひとまずその辺のNPCに話を聞いてみる。


 ちなみに隊列は俺が先頭、そしてミラ、ルビアという順番……本来であればミラが先頭なのだが、ここは主人公の俺が前に出るのが流儀であるため、この並びを選択したのだ……



「えっと、何か次につながる情報はないか……」


『やぁ旅の人、この間は森の魔物を討伐してくれてありがとう』


「この間じゃなくてついさっきなんだがな、コイツは特に情報源でなしっと……はい次」


『いやぁ~、これで今年も生き延びられる、あとは悪徳領主様……おっと、誰か来たようだ、じゃあ私はこれで失礼するよ』


「早速情報が出ましたね、悪徳領主様か……次はどこへ行けば会えるのかを探るんですね?」


「そうだ、わかってきたじゃねぇか、とにかく順番に話を聞いていくぞ」



 そのまま村人NPC全員に話を聞いたところで、その悪徳領主様とやらがこの近くの館に住んでいるというところまで判明した。


 エリナパパはまだ忙しいようだが、漏れ聞こえる声を聞いている限り、どうやら俺のグループ以外にあと3ヶ所、同じようにして誰かが中心となり、仲間を集めたりミッションをクリアしたりしている様子。


 つまりこちらへ指示を飛ばしてくれる割合は4分の1だけ、しかも俺の班はかなり進んでいるようであるため、より一層相手にして貰える機会が減ることであろう。


 となるとほとんどを自力で進めていく、駒が自分で考えて動くしかないということだな。

 幸いにもミラをゲットしたわけだし、知能水準的にはそこそこやっていけるパーティーのはず。


 とりあえずこのまま先へ進み、次のエリナパパからの支持までに、わかるところだけでもクリアしておくのだ。

 そう考えながら『悪徳領主の館』を目指すと……ここにもケツアゴが、ケツアゴ門番がかなりの数存在しているではないか。


 まずこの連中をどうにかすることだな、戦って勝てる相手なのか、そうでないとしたらどのようにしてこの場を攻略していくのか、色々と思考していかなくてはならない……

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