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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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868 最上級の

「そんで、どんな感じのアレなんだよその都市ってのは?」


「見ればわかるけど、とにかくキラッキラなのよ、何か知らないけど光ってるの、私のものにするわっ」


「いや、エリナパパと精霊様がダブルで狙っていて、そしてこの2人にだけは絶対渡しちゃならないもののような気がするんだがそれ……」



 大急ぎで『現場』へと向かう精霊様、それに引っ張られつつ、確かに地震というよりも、地面がスライドするように移動しているような感じを覚える。


 どういうことかというと、この大都市自体が真ん中でパックリと割れ、その代わりとして古のハイテク都市が、まるで舞台に登場するようにしてせり上がっているのだ。


 つまり、今俺達が居るこの大都市、島国で最も人口が多く、発展し、そして攻め込んで来た西方新大陸系犯罪組織によって合法的に政権を奪取されたこの都市が、場所を移動して実質的な『郊外』になるような、そんな配置転換をしているのである。


 で、移動しながらもその『現場』、おそらく古のハイテク都市がせり上がって来るのであろう元々大都市の中心部、議事堂のような建造物があった辺りを眺めていると……何かが出て来たではないか。


 それは尖塔のようなものがまず……そこからタワーのようなものが姿を見せ、今度は明らかにビルらしき、灰色の建造物がお目見えした……完全に転移前の世界で見た、正真正銘、ホンモノの『ハイテク都市』だ……



「おいおい、何でこんなもんがこの世界に存在しているんだよ? アレか、俺みたいな異世界人で、超頭の良い奴が……それはないよな、この世界における古ってのはガチで古だ、こんな発展した都市を築くことが出来るようになったのは、俺の感覚からして近代だし……」


「あら勇者様、つまりあの見えてきたアレ、異世界人が関与してどうこうしたものじゃないって、そう言いたいのかしら?」


「そう……なんだよな、俺が思うには」


「ふ~ん、私もてっきりまた異世界人関係だと、でも確かに、始祖勇者とかいうのが活躍するよりも前にあの都市があったとしたら、それは異世界人のやったことではなさそうよね」


「そうね、始祖勇者って、伝説によると超アナログで、槍持って『ヤァァァッ!』とか言ってたって話しだし、実際にチラッと見たときもそういう感じだったわ」



 精霊様がそう言っているのだが、その精霊様が当時見た始祖勇者、俺が転移前に居た世界での500年程度前の人間で、その辺から引っ張り出された足軽であったことがわかっているのだが、おそらく原始人のような雰囲気と捉えられていたのであろう。


 数万年、数十万年前からこういう感じの生活様式で、魔法を使って便利に暮らしてきたこの世界の人間、いや人間ではないのだが、とにかくこの世界に存在していた者からすれば、電気も何もない、もちろん魔法もない頃の俺達の世界の人間は、ほぼほぼ山奥で自給自足しているわけのわからない人々のように見えるはずなのだ。


 で、そのほぼ原始人であった当時の、最初にこの世界において活躍した500年前の勇者の知識水準からして、目の前に見えている、ロストテクノロジーがどうのこうのの都市はやりすぎである。


 それについては誰でも、もちろん見た瞬間にはわからない程度の知能の者であったとしても、説明を受ければそれとなくわかってしまう様相を呈しているものなのだ……と、ここでせり上がりつつあった年に異変が……



「あっ、見て見てご主人様! せっかく上がって来ていたのに止まっちゃいました、変なところでっ」


「本当だ、これじゃ谷みたいになってんじゃねぇか、さすがに古……というか古すぎるだけあって故障でもしたってのか?」


「故障……いえご主人様、あの感じで目一杯のようです、ほら、何となく感じ的に、あの場所は元々本当に谷で、そこに都市を築いていたんじゃないかと」


「サリナの言う通りですの、あの位置で正解、つまり現時点で『ロストテクノロジーをふんだんに用いた古のハイテク都市』はこの世界に復活したということですわっ!」


「歯切れ悪すぎんだろっ! もっとこう、あるだろう、ハイテクならっ……創った人間らがそれで良いなら良いんだけどよ……まぁ、とりあえず崖の横まで行ってみようぜ、その古のハイテク都市を覗き込んでやるんだ、上から目線でなっ」


『うぇ~いっ』



 ということでそこからは喋りもせずにダッシュ、体力的にエリナパパが置いて行かれそうになってしまっているが気にしない、早くそのロストテクノロジーの集合体たる古の都市を拝見したいのだ。


 で、走りに走ってようやくその崖の際、元々あった大都市国家が真ん中で割れ、出現した谷の目の前まで到着する。

 想像していたよりもかなりデカい、本当に摩天楼のような都市が……下に見えるのだが、異様な光景だなこれは……


 で、その摩天楼の中、良く見ると小さな米粒のようなものが蠢いているではないか、いや米粒大の生物ではない、遠いゆえそう見えるだけであって、蠢いているのは確かに人間だ。


 それも摩天楼に似つかわしくない格好をした人間、ボロボロに擦り切れた毛皮の服? のようなものを着込み、手に持っているのは長い……槍なのかどうなのか、ハッキリとは見えないが武器の類であろう。


 それがなぜわかるかというと、小さいながらもその人間らしき何かが動いていること以外に、その何かが手で保持していると思しき棒のような何かを、こちらに向けて威嚇しているような仕草を見て取ることが出来るためだ。


 一体あれらは何者なのであろうか、この摩天楼の住人? それともあのΩシリーズのように人間を模した何かで、支配者があまりにも寂しい、巨大なハイテク都市を賑やかすために創り出したものなのか、それは実際に確認してみなければわかるまい……



「で、どうするわけよ、突入しちゃう? しちゃうわよね?」


「まぁ落ち着け精霊様、ロストテクノロジーは逃げたり、見失ってしまったりなどしない、こんなにデカいんだしな、だからもう少し……いや、何か向こうから動き出したぞっ」


「変な箱が上がって来ますっ、プレゼントかな? 食べられるものだと良いなっ」


「いや、そういう感じの箱じゃないな、というかあの無骨さは防御を厚くしたことによるものだろう、どちらかといえば敵対気味なんじゃないか?」


「つまんないのっ」



 一瞬食べ物の提供に期待したらしいリリィだが、そんなはずはないことに気が付いていなかったのは……カレンもそうなのか、実にお馬鹿である。


 で、フワフワと空中に浮かぶ感じで、ピッタリ俺達の目線まで上がって来た無骨なコンテナのような箱。

 サイズ的にはもう少し大きいか、そして形は立方体で、ここから中の様子を見ることは出来ない。


 もちろんこういう流れの中で登場した以上、今進んでいる話に何の関係もない、単に出現しただけということは考えにくいもの。


 広い谷になった摩天楼のうち、こちら側の崖に比較的近い場所で上がって来たというのも、やはり俺達に対して何かを仕掛ける、またはコンタクトを取るためにそうしているに違いないのだから……



「それで、これからどうなるんだろうなマジで、あ~っ、神様! どうか面倒事にだけは巻き込まないで下さいっ! 今度エッチな本奉納してやるからっ!」


「主殿は何の神に祈っているのだ? 邪神か?」


「そうですよ勇者様、女神様以外の何かに祈りを捧げるなんて、邪悪極まりない行為です、改めて下さい」


「良いだろうよたまには、神界にはあの女神以外にも神様がわんさか、掃いて捨てるほど居るんだからよ、それにアイツ最近どこ行ったんだよリアルに」


「まぁ、女神さまのお姿がここのところ見えないのは事実ですが、しかしだからといって、この世界にありながら他の神に祈ったり、神を自称したりなどしては……」


『……神である我を崇めよ』


「あ、ほら、あの浮かんでいる変な箱が神を自称しているぞ、文句言わなくて良いのかマリエル、ん?」


「いきなり割り込んできて何なんでしょうかあの箱は……破壊しましょう」



 適当に、酒に酔っていてノリノリで願いをかなえてくれそうな都合の良い神を想像しつつ祈っていたところ、まずジェシカが、次いでマリエルが、その信心深さに基づいて俺に対して注意してきた。


 だがそこへ割って入ったのは例の浮かぶ箱、どうやらこの箱に助けられたような感じになってしまったのだが、その行為によってマリエルを怒らせてしまったらしい、果たしてどうなるのか……



「さぁっ、掛かって来なさいっ、中に邪教徒が入っているのはお見通しなんですよっ、その箱を粉々にして、邪教徒を皆殺しにして差し上げますっ」


『ふんっ、何を息巻いているのだ小娘が……だがその意気や良し、褒美にこの壁を取り払い、我が姿を見せてやることとしよう、この谷の支配者である我の姿をなっ!』


「何を……眩しいっ!」


「うぉっ⁉ こういうときにとりあえず光るのはやめて欲しいな……」



 何やら宣言した後に、まぁありがちな感じで強烈な光を放つ謎の箱……しかしもう少しスマートに変身だの何だのを出来ないものであろうか、毎回これでは目が悪くなってしまう。


 で、そんなことを考えている間にも、何やらガラガラと、まるでシャッターでも開けているような音がして、それから徐々に光が収まってくる。


 しばらくはそのまま待機、光が弱まったとはいえ、まだ少し熱ささえ感じる強烈さなのだ。

 というか先程の強烈な閃光、あの光から放たれた熱を受ければ、おそらく特殊な訓練を受けていない一般人など焼け死んでしまっていたはず。


 謎の箱、というかその中の人間は、姿を見せると言ったが、その際に放たれる強烈な光と熱に耐え切った、ホンモノの強者にのみそうしてやるということを、特に宣言することなく条件として付け加えていたのであろう。


 というかエリナパパが少し焦げているな、どうせ不死の悪魔なので大丈夫であろうが、これはそこそこの力の持ち主でないと耐えられない、相当な熱線であるということか。


 まぁ、その程度は俺達勇者パーティーにとっての脅威ではなく、むしろこの寒い時期にあり難いと思っている仲間もいそうなのだが……と、その熱さ、というか温かさが徐々に消えていった。


 もう目を開けても良さそうだが、最初に喰らった閃光のせいで、まるで暗闇でカメラのフラッシュでも炊いてしまったかのような、その直後のような視界である。


 それでもどうにか例の浮かんだ箱の方を……コンテナのような外殻がどこかへ行き、今度は四角い水槽のような、透明な壁に覆われた……部屋か? いや、人間が住む部屋にしてはおかしい、さすがに乱雑すぎるのだ……



「クソッ、ようやく見えてきたんだが……やっぱ部屋じゃねぇか、王都の屋敷にあるマーサとマリエルの部屋より汚ったねぇぞっ」


「あ、あの部屋ならこの前しっかり亜空間に封印しておいたから大丈夫よ、変な緑のヤバそうなのに制圧されてて、とてもじゃないけど手が付けられなかったの」


「そうでした、そういえばその亜空間も、そろそろあの緑のヤバそうなのに打ち破られる頃じゃ……王都が危ないですね、今度忘れずに再封印しないと」


「ちょっ、お前等何の話してんだ? マジでヤバそうだが……まぁ、それについては後でキッチリ聞くとして、問題はあの汚部屋……いや、真ん中辺りが動いてんぞっ」



 モゾモゾと、まるで夏を迎えたクワガタムシだの何だのが、虫篭の中に敷かれたおが屑から這い出すような、そんなモーションを見せる何者かがその汚部屋の中央に確認出来た。


 そしてしばらく待つと、積み上げられたゴミだのわけのわからないエッチな本だのの中から、スポンッと抜け出た……知らないおっさんである。


 しかも異様に汚らしく、髪も髭も伸び放題、着替えの方は数千年単位でしていないらしく、もちろん風呂にも入っていないと思しき風貌、そこまでが比較的離れたこの場所からわかる全てのことなのだが、総括するととりあえず汚い、不潔極まりない何かが存在しているということだ。


 で、その不潔極まりない何かが、まずはこちらを向いて……先程箱から発せられていたのと全く同じ声で喋り始める……



『我はこの谷の王であり、神である、そして髪もある、貴様等は……ソーリー大臣の子分ではなさそうだな、態度が悪すぎる』


「当たり前ですっ! あんな方の子分などではありませんっ、そして勝手に神を名乗るあなたを始末しますっ!」


「いや、てかその前に何なんだよお前? さすがに不潔すぎんだろ? もしかして数千年、いや数万年とか数十万年とか、そういう単位でその部屋に引き籠っていたのか? 仕事もしないで」


『その通り、我の名はTHE NEETEST! ニートの中のニート、ニートの王であり、引き籠りの神でもある、神界からは追放されてしまったがな』


「かっ、神だとっ⁉ いやそんな馬鹿な、なぁ精霊様?」


「クッ、その可能性は十分にあるわね、コイツはかなり危険よ」


「いやマジで?」


「だって、この世界で確認されているのはまず普通のNEET、それから条件を達成したNEETが進化した上位種のNEETER……でもね、未だに最上位種の『THE NEETEST』が目撃されたという話はないし、そもそも通常の生物にはそこまで進化することが出来ないとさえ言われているのよ、でももしそのNEETが神ならば……」


「いやニートどんだけ深いんだよ、何? 進化すんのニート? 人としてはめっちゃ退化していると思うんだが、てか進化しても仕事はしないのな」


「勇者様、ツッコミを入れている暇ではなさそうですよ、あの神? の力……女神様を上回っているようです」


「えっ? あっ、マジかも知れない……それと、何かちょっとあの女神の奴の残滓みたいなのが……」



 ニートの奥深さについては少し横に置いて、とにかく姿を現した『THE NEETEST』、とりあえず『ニート神』とでも呼んでおくこととしよう、その強さは桁違いであった。


 そして何よりも、この島国の北の大地以降、全く音沙汰がなかったこの世界の女神、その女神の残滓というか、力の欠片のようなものが、ニート神から感じ取れるのである。


 もしかして喰ったとか言わないよな? いや、そんなことになっていれば、確実にこの世界は崩壊してしまっているはずだ、女神の奴がまだどこかで健在なのは確実。


 だがおそらくは何らかの力によって封印などされている、そしてその力を振るったのがこのニート神である、そのふたつの仮説はおそらく真であろうというところ。



「おいニート神! お前が神だというのはどうやらガチのようだな、で、この世界の女神をどこへやったんだ?」


『女神、この世界の女神か……そういえば亜空間へ放り込んでおいたな、この部屋の中から見つけて、暇潰しに、匿名掲示板へ他者の悪口を書き込むようなノリでな』


「最低だなお前、てかブチ殺してやるからこっち来い、ビビッてそんな所に引き籠ってんじゃねぇよカスがっ!」


『我NEETEST也、そのような安い挑発には乗らぬ、引き籠り歴が違うのだよその辺のNEETとはっ! では楽しい時間を過ごさせて貰った、オンライン以外で人と接するのは逃げてゆえ、これにて退散させて頂く……あと、今後貴様等から手の届かない、顔の見えない場所から、執拗な攻撃を繰り返すことを告げておこう、我に対する敬意がなかったのでな』


「なっ、おい待ちやがれっ! おいぃぃっ!」


「待って勇者様、飛び降りたらダメ、ここは行かない方が良いわ、この谷、というか谷の町、普通に入ったら出て来られなくなりそうな予感がするの」


「そうなのか、確かにどことなく不思議な感じが……もしかしてここも亜空間なのか? あのニート神が創り出した……」



 逃げてしまったニート神、さすがは引き籠りだけあって、どれだけ挑発しても出て来ることはない、断固部屋の中に居るといった感じの対応であった。


 そして俺達はこの先へ、谷の中にある摩天楼へは足を進めない方が良いとのセラの判断、そういう魔力を感じ取ったのであろうが、他の魔法使い系キャラ達も、そしてハイテク摩天楼に興味津々のエリナパパも、その意見には同意しているようだ。


 相手が相手だけに何があってもおかしくはない、精霊様でさえ、奴と相対した際に何をされるのかがわからないのだ、そして拉致され、亜空間に放り込まれていることが判明した女神の奴も……まぁ、アイツは大丈夫そうだな。


 で、このままでは埒が明かないということで、どのようにしてこの先へ、谷の摩天楼へ足を踏み入れるのかについて協議していく。


 気合、根性、どうにかなりそうだという強い気持ち、そのどれをもってしても危険である以上、何か真っ当な、しっかりしたプランを立てなくてはならないのである……



「う~ん、そうだ勇者様、さっき置いて来てしまったあの……ソーリーでしたか? あの男であればこの中へ入る方法を知っているんじゃないかと、どう思います?」


「確かにな、ミラが言うように奴なら知っていそうだ……ちょっと誰か、というか精霊様が行って持って来てくれないか、ブン殴れば話ぐらいするだろうよ」


「良いけど、どこへ行っちゃったのかしらねアイツ、かなり、いえ完全に発狂していたみたいだけど、ちょっと行って探して来るわねっ」


「おう、いってらっしゃ~い」



 この先へ足を踏み入れることにつき、当初から興味津々であった精霊様、ゆえに今回は文句を垂れることも、金銭を要求してくることもなく、あっさりと『ソーリー大臣』の回収を引き受けてくれた。


 奴であれば何かこの先へ進む方法を知っているはず、知らなければあのニート神と知り合うことすら出来ないし、ここを開くための金の鍵、プラチナの鍵を持って、その使い方などを把握することなど不可能であったはず。


 奴は何らかの方法でこの場所を知り、そして侵入し、さらにはニート神から鍵を受け取り、それをもって『ロストテクノロジーの再起動』、つまりこの古の摩天楼を、再びこの世界に呼び戻すことに成功したのだ……もちろんそこの王であるニート神もセットで、ということになるのだが。


 とにかくソーリー大臣を当たろう、物語はそれをしてからでないとリスタートしない……

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