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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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862 巨大ゴミ

『え~っ、我が都市国家が建造致しまして、協力関係にある魔王軍に引き渡されるべき巨大戦艦! そのお披露目は本日正午、公園作業場の中央広場にて執り行われますっ!』


『ウォォォッ!』


『その際にはですね、巨大戦艦をここまで仕上げて下さった、優秀な作業員の、正社員の皆様がですね、笑顔で出迎えてくれますので、皆様、奮ってお参加をお願い申し上げますっ!』


『ウォォォッ!』



 この声は公園作業場の外から響いている、叫んでいる一般民衆と思しき連中も、本当に興味を持って集まったというわけではないのはここから、声のみを聞いていてもわかる。


 どうやったのかは知らないが、この多大な人口を擁する都市国家にて与党となった西方新大陸系犯罪組織が、『黙示の脅迫』によって『動員』したかわいそうな一般の方々だということが。


 で、俺は今例の崖の上に居る、最初に報告を受けたフォン警部補からは、今日の午前中はにあの議事堂に居た馬鹿共、自分の利益のことしか頭にない政治屋の連中がここに呼ばれていること、そしてその他犯罪組織の上位者連中もやって来ることが、情報としてもたらされた。


 そして次に話を聞いた紋々太郎、これは公園作業場の中心部、実際に巨大戦艦を組み上げている場所に配属されていたため、『生の情報』をかなり持っているのだが、どうやらそこの作業員の中から100名程度、特に何も言われずに『イベント係』としての指名を受けたのだそうな。


 もちろんその場でなるべく目立つように取り計らった紋々太郎も、晴れてその係に入り込むことが出来たそうだが、どう考えてもその100名程度は巨大戦艦のアピールのための生贄。


 その場で、或いはそれを海まで移動させ、進水式をする際に犠牲にされる、完全なネタであることが、話を聞いただけの俺にもわかってしまう始末である。


 モタモタしていると紋々太郎を除くその選抜者が犠牲になってしまう可能性があるな。

 もちろん奴等は口封じのため、他の作業員も全て、生きてここから出すつもりは毛頭ないのであろうが。


 それで、眼下に広がっているのは多くの作業員が整列し、その中央に巨大な布を掛けられ、中が見えないようにされた物体、巨大戦艦である。


 どうやら建造は急ピッチで進められ、昨夜のうちに完成を遂げていたようだな、先端部分が妙に盛り上がっているのはモッコリの起因となるブツではなくアヒルさんボートのアヒル部分がそうさせているだ。


 と、ここで背後から多数の気配……完全に仲間達のものだ、上空にふたつと地上からふたつ、上空に居るうち片方は精霊様、もう片方はハピエーヌか、まぁリリィだと目立ってしまうから当然のチョイスだな。


 そして地上の2人は素早さの高い方から選抜したようで、明らかに歩幅の異なる2人、カレンとマーサだ。

 俺と比較してもそう身長が低くはない、よって足の長いマーサと、そもそも130㎝あるかどうかのカレンでは、1歩で進む幅がまるで異なってくる。


 その差異を如実に感じ取ることが出来るようになった頃には、もう遠くからこちらへ向けて走る2人の姿が、そして上空からダイレクトにこの崖上を目指す2人の姿も確認出来た。


 最初に到着するのはもちろん精霊様、着陸と同時に後続のハピエーヌと、地を走るカレン、マーサに合図を出し、ここへ来るように指図する……



「よぉ精霊様、どうして来たんだ? 外の世界でも何かあったのか?」


「ええ、何だか知らないけど魔族らしき連中が現れたって、鳥達が、で、調べたらどうも魔王軍の上層部らしいのよ、もちろん『将』じゃなくて文官的な連中だけど」


「ほう、そういうのが居るんだな……と、まぁエリナみたいなものか、アイツは戦闘も出来るけどホントは事務官なんだもんな」


「そう、そんな感じらしいわ、ユリナちゃんが顔を覚えていた、結構上の奴も居たみたいだし」


「顔を覚えていたっていうと……知り合いの類か?」


「いえ、経費の請求に行ったときに、いつも事務室の奥の方で偉そうにふんぞり返って何もしていなかったおじさんだそうよ」


「なるほど、じゃあ普通に殺しても良さそうだな、で、そいつらとここに何の関係……がないわけはないよな」


「まぁ、当然それがこっちに向かっているという情報もセットね、ここはここでイベントみたいになっているし、そういうことなのよね」


「うむ、たぶんそうだ、その偉そうにふんぞり返って何もしない上司一行はここへ向かっていて、巨大戦艦のお披露目式に出席するんだ」



 当然ではあるが、施主である魔王軍の側からも、このイベントには人員を派遣しているようだ。

 もっとも副魔王が列席しない、そしてそのわけのわからないおっさんがメインということは、そこまでこの巨大戦艦を重視していないような気がしなくもないのだが……


 まぁ、もしかしたらもっと上位の、現時点で副魔王に次ぐ立場の奴が来ていたり、ユリナが見た頃には単なる無能上司であったおっさんが、今では昇格して偉くなっている可能性がないとは言えないが。


 とはいえ格式からして、最上級のイベントであれば魔王本人が出席するはずで、次点で極めて重要な、戦局挽回のキッカケとなり得る超兵器に関するイベントであるとすれば、やはり副魔王のどちらかがやって来るべきレベルであろう。


 となるとやはり……いや、それでも多少はこの巨大戦艦に期待していたはずだ、それを台無しにされた魔王軍は、キレて暴れるというまではいかないものの、ある程度の怒り、もちろんこの大都市国家など一撃で更地に変えるような報復をするに違いない。


 と、ここで遅れて来たハピエーヌに続き、地上部隊のカレン、マーサも到着したようだ……



「よいしょっ、よいしょっ……上に着きましたっ」


「やれやれ、ホントに疲れたわね、ジャンプして上がれば早かったのに」


「それをやったら目立つからダメだって精霊様が」


「自分は派手に飛んでるのに……んっ、なんでもないわ、で、こっちに転がっているやる気のないお友達は何なわけ?」


「おいマーサ、やる気のないとは失敬なことを、俺は今監視しているんdなよ、ほらこの下の、巨大戦艦のお披露目式が始まるのに、誰かが見ていないわけにはいかないだろう?」


「このビーチで使うみたいなバカンスチェアと、カラフルなパラソル、で、どうしてサングラスまでしてんのよ?」


「そりゃ眩しいからだろ」


「あ、飲み物はホットコーヒーみたいね、いつもは変な毒々しい液体の癖に、スンスン……お酒も入ってないじゃないの」


「そりゃ寒いし、任務だからな、酒など飲んでいられるかってんだ」


「おぉっ、ご主人様が案外真面目ですっ」


「騙されちゃダメよカレンちゃん、きっと見えないところでサボり倒しているに決まってんだから」


「全く、本当に失礼なウサギだな、俺はいつだって真面目……で、そういえば2人は何をしに来たんだ?」



 どういうわけか余計な疑いを抱いているマーサ、普段は騙され易い癖に、特に何もないときに限ってやたらと追及してくるのだが、残念ながら今回は俺も大真面目なのである。


 で、2人は精霊様に呼ばれた、というわけではなく、単に面白そうだから付いて来ただけなのだという。

 まぁ、あの黄昏たバーに居ても面白いことなどないであろうし、もう1人、ノリノリで来ていそうなリリィは……酒でも飲んでいるのか。


 しかしこの2人が来てくれたのは幸いだな、何かあったとき、つまり戦闘が勃発した際には、俺の代わりに突撃部隊となってくれる。

 しかも運動不足からくるストレスを発散するためにも、喜んでそれに志願してくれるに違いない。


 そして戦闘はこの2人に、犠牲になりそうなその辺のモブは精霊様とハピエーヌに任せ、俺はここで指揮官と洒落込んでも良いということだ。


 何より、この寒空の下、遮蔽物のない吹き曝しの崖の上、非常に寒い、というか凍えてしまいそうな状況において、比較的体温の高い、抱えているだけで暖かくなるこの2人の登場は奇跡である……



「おしっ、じゃあカレンは抱っこだ、よいしょっ」


「わふうっ……手が冷たいですね、ご主人様、ホントに生きてますか?」


「それは微妙なところだな、何しろこの寒さだし、ほれ、マーサは後ろから張り付いておけ」


「ひしっと、どうかしら?」


「うむ、実にHOTだし、手もカレンの尻尾にこう……実に温かい……」


「ちょっと、何やってんのよあんた達は? ちゃんと下の方を監視してないとダメじゃないのっ」


「そういう精霊様は?」


「ん? あぁ向こうの方にオシャレで良さげなカフェがあるなと思って見ていたのよ、ず~っと向こうだけど、後で奪って私のものにしましょ」


「自分も何やってんだよ……てか何考えてんだよ奪うとか……」



 結局まともに監視をしているのは1人、最も真面目にやらなさそうな見た目を有しているハピエーヌのみとなってしまった。


 まぁ、英雄パーティーは見かけに反して真面目であったり、逆に真面目そうな、大人しそうな見た目で中は真っ黒であったりと色々なのだが、ここで唯一の見張りをしてくれているのは実にあり難い。


 で、しばらくするとそのハピエーヌが何やら反応を見せる……何を言っているのかはわからないが、とにかく外部から人間が、続々と入って来ているということを伝えたいらしいということはわかった。


 すぐに崖の下を覗き込む……一般人、きっと動員されて無理矢理イベントに参加させられる人々だ、それから……高級そうな馬車も数台見受けられるな、完全に別口で誘導されている辺り、奴等は来賓のVIPなのであろう。


 入って来た順に行くべき場所を指定され、一般人は後ろへ、VIPと思しき馬車の連中は前の方へと整列していく。

 魔族らしき連中もチラホラ見えるな、アレはこの巨大戦艦を注文した魔王軍の関係者ということか……



「よし、そろそろ始まりそうだからな、ちょっとキッチリ様子を見守ろう」


「あ、あそこにセラちゃんが居るわね、それから残りの2人……のうちPOLICEの方はもうかなりくたびれている感じだけど……」


「まぁ、フォン警部補は色々と面倒な立場にあったからな、いじめ大好き馬鹿上司の恰好の的だったんだ、反撃して殺害とかするわけにもいかないしな」


「まぁ、それは難儀なことだったわね……」



 ということで、始まりそうな雰囲気を醸し出し始めた巨大戦艦のお披露目式、かなり遠くに見える、笑顔を振り撒いて来賓を迎えていると思しきおっさん、ここのデブ責任者だが、奴の社会的立場が終了を迎えるのも、もうすぐ、ほんの僅かに先のことである……



 ※※※



『はいっ、お集りの皆さん、私がここのっ、この広大な敷地をフルに使った大プロジェクトの責任者ですっ! 一般のぐみ……民草である皆さんはですね、この計画の遂行のため、国家プロジェクトであるこの巨大戦艦の建造、そして発注元である魔王軍様への引き渡しのためにですねっ、日夜義務である労働に従事して……え、長い? あ、はい失礼いたしました……はい、はい……それではですねっ、ここで何かもっと偉い人にお越し頂きますっ! 偉い人どうぞっ』


『うむ、我が偉い人である、名前など貴様等には教えんぞこの愚民共めが、もちろん西方新大陸から来た、来たのだが……我はいちいち肌の色などを見てそのものの強さ、使えるかどうかを判断するようなことはない、わかるか愚民共っ!』


『うっ、ウォォォッ!』


『あ、はいそこのアイツと何かあの辺、ウォォォッて言ってなかったから、ちょっと誰か処刑してやって……それでだっ! 我が現地にて、この大都市国家にて雇用したこの島国の英雄、侍次郎が殉職してしまったのであるっ! これは誠に悲しきことだっ!』


『ウォォォッ!』



 叫ぶ群衆と『社員』たる作業員の面々、だがその中において、紋々太郎だけはムッとしたことであろう。

 島国の英雄は自分だ、侍次郎、いや痔瘻など、単にケツ穴がやべぇだけの汚いおっさんであったのだから……


 で、そんな紋々太郎の苛立ちについては何も知らず、気付くこともなく、犯罪組織連中のうちの何か偉い奴はスピーチを続ける。


 どうやら完成した巨大戦艦を、事件ではなく事故で死亡したことにしている侍痔瘻に捧げる何とやらにしたいと、そしてこれを受け継ぐ魔王軍には、必ずや目的を遂げて貰いたいと、そういう内容のスピーチであった。


 だが冗談ではない、魔王軍の目的は俺達勇者パーティーとその周辺組織、一般の協力者が断固阻止してやる、そしてそれが成る瞬間も、もはやそう遠くない未来となっているのだ……



「ねぇ~っ、あのおっさん、ちょっと話長いんじゃないの? さっきのデブの奴には怒っていたのに、自分は長いなんてズルよね」


「まぁ、偉い奴なんてそんんものさ、それに奴はきっとこの島国に来ている犯罪組織連中のトップだ、これから奴の身に降り掛かるとんでもない侮辱と、その怒りによって隣のデブ責任者に起こる悲劇、想像してたらたまんねぇぜこりゃ、へっへっへっへ」


「ご主人様、私を抱えながら不気味に笑わないで下さい、食べられちゃいそうで怖いですから」


「誰が食うかよ、てかそれが寝ぼけて人の二の腕齧ったりしている奴の台詞なのか?」



 俺が楽しく笑っていたところ、湯たんぽの代わりとして活躍しているカレンが、尻尾を使ってバシバシと顔を叩いてくる。

 別に何に喜ぼうが俺の勝手だと思うのだが、涎を垂らして頭にブッカケしたとかでない限り、特に行動を制限される謂れはないのだが……



「あっ、ほら、何かスタッフみたいなのが布の周りまで来たわよっ、きっとアレをバサッてやるんだわっ、わたしもやりたいっ!」


「子どもじゃないんだからさ……しかしいよいよお披露目だな、ちゃんと細部まで指示通りに出来ているのか、そこが見ものだな」


「指示通りって、あんたが何か命令したわけ? 敵に?」


「あぁ、ちょっと小細工をしておいたんだ、俺と、ほらセラの後ろに居る犯罪組織構成員の美少女、奴の合作だな」


「ふ~ん、どうせまた変なことしたのよね」


「まぁ、概ねその通りである」



 何か偉い奴による長い長いスピーチも終わり、いよいよメインイベントが執り行われるらしい。

 ここまでの無駄な長話によって、参列した者共はかなり疲弊しているようだが……まぁ、それでも異常事態に混乱するぐらいのパワーは残っていることであろう。


 そして船体に掛かった巨大な布を取り払う役目は、最初に選抜されていた『社員』、もちろん紋々太郎も含む連中であった。


 きっと何か仕掛けがある、例えば布自体が花火のように燃え上がるなどして、それを取り払う役目に従事した人間は生き残ることが出来ないようになっているに違いない。


 もちろんやらされている側も、そのような仕掛けがあることについてだいたい想像ができているはずなのだが……やはり疲れ切っていること、そして単なる焼死や爆死という、比較的楽な方法で死ぬことが出来るという点から、特に騒いだり、文句を言ったりする者は居ないようだ。


 準備が整うと、司会者的な感じでデブ責任者が再登壇し、ニッコニコ顔で魔導拡声器を握る……



『え~っ、それでは皆さん、一斉に布を引っ張って、地獄の業火に焼かれて下さいっ、3! 2! 1! どうぞっ!』


『ウォォォッ! ギャァァァッ!』

『熱いっ! 熱い熱い熱いっ!』

『やっぱり死にたくねぇぇぇっ!』



 合図と同時に布を引っ張り、同時に巻き起こった魔法による炎の渦に巻かれる『社員』達。

 紋々太郎もその中に……さすがに脱出したようだ、別にあえて焼かれてやる必要などないのである。


 で、その『社員』達が焼き殺される、焼き殺すための巨大な炎と、主に人間の体から立ち上った煙によって、一旦布の取り払われた船の姿はまるで見えなくなってしまった。


 で、徐々に炎が収まり、煙も晴れ始めると……まずはアヒルさんボートのアヒルさんの部分が、そのファンキーな顔をひょっこりと覗かせたのである。



『おぉ~っと見えて参りましたっ! 如何でしょう? 我々の最高傑作は? とはいえ全て設計図通り、考案された方々のお力の賜物ですな、ガッハッハッハッ!』


『……おいコラァァァッ! ちょっと待てオラァァァッ!』

『何なんだあの変なアヒルさんはっ? しかもちょっ、手漕ぎじゃねぇかぁぁぁっ!』

『信じられないっ、西方新大陸系犯罪者はどれだけ馬鹿だというのだ?』

『ロストテクノロジーを再起動したとか言っていたのに……船を造らせたらこれかよっ!』

『てかおいっ、船体に何か書いて……大幹部様の似顔絵と……死んどけゴミだとぉぉぉっ⁉』

『ふざけるのもたいがいにしやがれっ!』


『え? あの……こちら最高傑作でして……そのですな……』


『これのどこが最高傑作なんだっ? 貴様は馬鹿か? アホか? 死にたいのか死にたいんだなブチ殺して欲しいんだな? そのためにわざわざ、我々の沽券に係るプロジェクトを台無しにしてまで……おいっ、誰かこのデブを引き摺り下ろせっ! 徐々に生皮を剥いで処刑してやるっ!』



 激怒した西方新大陸系犯罪組織の『大幹部様』とやら、だがこの状況にキレているのは何も人族の連中ばかりではない。


 巨大戦艦を発注し、その完成を見るために、わざわざこんな島国までやって来た魔王軍の事務系幹部ら。

 小馬鹿にされたと感じたその複数の上級魔族の怒り、それは大幹部様のそれを遥かに上回るもののはず。


 立ち上がり、怒りを表明しているのはだいたいそうであると考えて良さそうな光景、そして魔族らしき者の中には、この侮辱に耐えることが出来ず、暴れだそうと考えているのが確実な動きをしているのがちらほら。


 このままでは少しよろしくない事態になるな、よろしくないというか、面白くないという方がしっくりくる言葉なのだが。


 とにかく俺が頑張って改竄した設計図によって完成したこの巨大アヒルさん戦艦を、一度も実戦投入せず、テスト航行さえもせずに廃棄するのは間違いである。


 今俺は、声を大にしてそれを主張したいのだが……どうやら紋々太郎が意を酌んでくれたようだ……

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