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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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859 改竄していく

「それでですね、具体的に何をすれば良いのかということなんですけど……」


「おう、デブ知っているよなデブ、設計図持ったデブだ、そいつがこの公園内に居る中では一番の責任者ってことで間違いないんだよな?」


「あ、デブの方ですね、知っています、名前は……そういえば聞いていませんね、とにかくデブです、あと臭かったです」


「まぁ、いくらこの都市国家では政権与党になっているとはいえ、元々は犯罪組織だからな、諸々の事情を考慮して名乗らずにやるのもないとは言えないわな、あと臭いのも普通だわな」


「ちなみに私もここへ、というか島国へやって来てから一度も名乗っていません、どやっ」


「威張らんで良い、で、そのデブの居場所、というか今はここから出てしまっているみたいだが、いつも宿泊している部屋を知りたいんだ」


「デブの方の部屋、え~っと……」



 仲間に引き入れることに成功した美少女監視員、どうやら実際に巨大戦艦を建造している中央に、毎日のように現れては怒鳴り散らし、作業員を殺害している迷惑デブ責任者のことは知っているらしい。


 しかも美少女監視員による補足情報を付け加えると、本来設計図を見るべき、作業員の中の技術者に対しても、なかなかそれを手渡さない、見せても早く返せと怒鳴り散らす、完全に自分の手元に置いておきたい、そうしないと不安になるかのような雰囲気だ。


 そしてそのデブ責任者、肝心要の設計図をこの公園のどこかにある自室に置き去りにしたまま、今日明日の行程で『言い訳行脚』にでているというところまで判明している、何か持って行きたくない事情でもあったに違いない。


 で、この言い訳行脚は後期の遅れについて、この都市国家を牛耳り、そして金のためか何なのかは知らないが、とにかく魔王軍と協力し、俺達が拠点としている東側の大陸を狙う兵器の作成を請け負った、そんな『犯罪組織をベースとした政治屋連中』に対して説明する感じの行動。


 もちろんその政治屋連中というのは単に犯罪組織の一構成員であり、元々上位者なのかどうかは定かでない。

 だが体裁を整えるため、やはりその集団の中では『超偉い』という雰囲気にしているのであろうが、説明の対象はおそらくそこではなさそうである。


 きっと他の政治屋連中、党ごとに奇抜なスタイルで統一していた野党、元々この国の支配者層であり、自らの利益について以外全く考えていない、誰が政権を取ろうが、国民に対して何が行われようが、自分さえ儲かっていればそれで良いという極めてクズな連中に対して、コストの増大について許しを請うためのものだ。


 そして戻って来るのは明日の夜ということで、何としてでもそれまでには巨大戦艦の設計図を確認、これを破棄する……などということをしてしまうとまた厄介なことになりそうだな。


 もちろん予備などを用意しているという可能性も考慮しなくてはならないし、破棄するよりももっと効率的な方法を考えなくてはならないな、これは要相談である……



「え~っと、そういうわけでデブ責任者の部屋を発見してこれに侵入、巨大戦艦の設計図をどうこうしてしまうというところまでは良いな?」


『うぇ~い』


「それで、問題はその設計図を『どうこう』してしまうの部分だ、具体的にどうすべきだと思う?」


「あっ、はい、私にはわかりますよ」


「はい美少女監視員1号さん」


「何ですかその呼び方は……と、えっとですね、まず櫓を組んでその上に大事な設計図を鎮座させます、それからずっと待って、あのデブの方が何だろうと思ってやって来たところに火を掛けて……焦って突っ込んで行ったら油を追加して炎上させます、なかなかのショーじゃありませんか?」


「いや、そういう感じじゃなくてだな……もっとこう、アレだ、目立たないように、むしろ俺達が設計図に触れたことさえバレないようにしなくちゃダメなんだよ」


「えっ、それだとデブの方が無様に死ぬ瞬間が見えないんじゃ……」


「甘いな、そこは我慢する、じっくりと熟成させるための時間なんだよ、もしこの巨大戦艦の建造が失敗したらどうなる? デブ責任者は終わりだ、もちろん粛清されるだろうし、その方法も苛烈なものになる、わかるか?」


「というと?」


「その場でワーワーやらせて殺すよりも、何か策を弄して建造計画を失敗に終わらせ、その責任を負う、無能な馬鹿責任者として、多くの仲間、いや仲間であったはずの連中から非難され、石を投げられ、残虐な方法で処刑される、それを見る方が面白いだろうよということだ」


「……おぉっ、なるほどっ!」



 以降、美少女監視員に対して我慢の大切さ、目先の楽しみに惑わされず、後々に生じるであろう面白いことを目指して、時間を掛けてその仕込みをしていくことの重要さを説いていく。


 もちろん建造に失敗したデブ責任者だけでなく、この美少女監視員のような女の子キャラを除いた全ての西方新大陸系犯罪者、および在来の腐り切った政治屋連中は処刑することになるのだが、そのことについてはまた後で良い。


 今話をしておくべき、決定しておくべきなのは、やはり設計図をどのようにしてダメにしてしまうかというところだが……



「あ、ねぇ勇者様、そのデブ責任者? 設計図を読むことが出来ていないのよね?」


「あぁそうらしい、なのに現地視察の際にはずっと持ち歩いて、色々とチェックしている振りをしているらしい、もちろん知識がある人間にとっては『何言ってんだコイツ?』ぐらいの感じだと思うがな」


「じゃあ、そこを上手く使って、設計図自体をもう別のものにすり替えるとか、変な風に書き換えちゃうとかどうかしら?」


「む、それはなかなかいいかも知れないな、ちょっと手を加えて、構造的にアレな感じの船にしてしまえばどうなるか」


「完成した瞬間にポキッといくのも良いけど、やっぱり敵を大勢乗せて、そこで水でも入って……みたいなのの方が面白いわよね」


「あら、それはかなりの人数が死にそうですね、海に浮かんで助けを求めている人間を……ひひひひっ」



 セラからなかなか良い案が出て、美少女監視員もその結果を想像して不気味に笑っている。

 ということで作戦の内容はこの流れで確定だな、次はデブ監視員の居室の突き止めだ。


 おそらく緑溢れる居住エリア、この寮のような建物の周辺であって、しかもそれなりに高級感のある施設、きっとそういう場所には違いない。


 だがどの部屋かまるで知らない、或いはだいたいの予想のみで突撃し、実は別の上位者の部屋で、そこにはそいつが普通に居た、もちろん見られたとなると、それはそれでよろしくない結果である、というかモロに作戦失敗だ。


 つまりここは慎重を期すべきところ、迂闊に失敗すると、この作戦だけでなく潜入自体がオシャカになってしまう可能性さえある重大なことである。


 で、その『万全を期す』ということついて、最も動くべきなのは……



「え~っ、それじゃあ明日の午前中ですね、私が直接場所を確認しに行って来ます」


「おう、それ以外に方法はないからな、で、セラはいつも通り、何食わぬ顔で作業へ、俺は……どうしようか」


「朝の定期連絡をして、それから改竄する設計図の中身でも構想しておいたらどうかしら? 敵がそんなもの読めていないっていうならもうザックリ変えちゃって良いと思うけど、とにかく『ちゃんと沈む船』にしないとよね、もちろん造っている最中にはおかしいと思われないように」


「わかった、その方向性で『勇者オリジナル』の泥船を考えておくよ、なるべくやべぇのをな」



 作戦と、それからその実行に向けてやるべきこと、その分担が確定した、あとは明日のうちに、デブ責任者が帰還する前に、全てを完遂し、自然な状態で『間違えさせる』ことが必要だ。


 もちろん見る人間が見れば、素人の俺が改竄した設計図などあっという間に見破られてしまうはずだが、もちろんその『見てわかる人間』というのは強制的に労働させられている現地民。


 設計図に従わなくてはならない、そうしないと殺されてしまうのは確実だし、もしどうしても気になって口を挟むにしても、頭の悪い、そして設計図を読めていないデブ責任者がそれを聞き入れることはないはず。


 つまり、ある程度体裁を保った、船の形をしているものであれば作業は自然に進んでいくのである。

 余計なこと、細かいことは気にする必要がない、とにかく好きなように、ダイナミックな変更を加えてやるのだ。


 そう考えつつその日の残りを過ごし、美少女監視員とも様々な話をした、そして夜、セラと2人になったところで軽く夕食を取り、そのまま布団に潜り込む。


 セラは疲れ切って眠ってしまったか、俺はこのまま絶対に沈む艦船、『絶沈艦』についての構想を練ろう、マストは取り外して、いや動力がないと疑われるな、兵装については万が一のことを考えて……と、眠くなってきてしまった……



 ※※※



「こんにちは~っ、あ、居ましたか」


「おう、今日はちょっと事務作業だからな、偽の設計図の方も良い感じだ」


「勇者なのに事務作業……ところで、例のデブ責任者の部屋、ちゃんと突き止めて来ましたよ、昨日所用のためって言って聞き出して、さっき実際に行って『不在でしたか……』みたいな感じで自然に帰って来ました」


「でかした、お前の数ある罪の中からひとつを減じてやろう、どれでも良いが」


「あ、結構です~、それで、今すぐ行きますか? 部屋には誰も居なかったし、途中で見つからなければ大丈夫だと……いや、どうやって見つからないように動くんですか……」


「それはな、こうだっ!」


「ひゃっ⁉ きっ、消え……風が凄いんですが……」


「仕方ないだろう、これしか方法がないんだから、良し行くぞっ、案内しろ」


「あ、は~い、ではこちらへ」



 俺の高速移動による消失に驚いた様子の美少女監視員だが、技の凄さではなく風の強さ、しかも下から巻き上げる風のスカートを捲りそうな勢いに驚いたといった感じ。


 で、落ち着きを取り戻し、先導するかたちで歩き出した美少女監視員の後ろを……クソッ、テッカテカの革製衣装に身を包んでいるため、この程度の風ではパンツを露わにすることが出来ないではないか。


 この子はおっぱいの方もガードが堅いみたいだし、15歳という年齢上、こちらから何とやらということは言えない、そんなことをすればフォン警部補が怒髪天、俺はおそらくお尋ね勇者として、世界中にその似顔絵が張り出されることであろう。


 そんな感じでスカートを捲りたい、だが捲れないもどかしさを胸に、寮になっている誰も居ない建物から出て、目的であるデブ責任者の部屋、略して『デブ部屋』へと向かった。


 美少女監視員が入って行くのは比較的近くにあった、寮よりは遥かにまともだが、上位者が仮住まいとするには少しイマイチな雰囲気の建物。


 アパートやマンションのように、いくつもの部屋を密集させて造ったような、そんな構造を有している通常の建造物である。


 で、傍から見れば『風を纏いし究極の美少女』にしか見えない彼女は、入り口を守る雑魚チンピラ風の守衛に対して手を挙げるなどして挨拶し、そのまま建物の中へ入って行く……



『……ここからはなるべく静かにして下さい、私、意外と注目されることが多いんで、いつどこで、誰の目に留まるかわかりませんから』


『そりゃモヒカンスキンヘッドパラダイスの中で、1人だけ美少女だもんな、目立つよな普通に……だが安心しろ、誰も見ていない場所へ着く前には姿を現したりなどしない』


『お願いします、それで、デブ部屋の鍵の方は、私が指を突っ込んで型を取って、合鍵を作っておきましたから大丈夫ですが、中に入ってから魔導監視装置がないかどうか、それだけ見ておいて下さいね』


『指突っ込んで合鍵って、根っからの犯罪者だな、どこからでも脱獄出来そうだ……で、魔導監視装置の類だな、それについて了解した』


『ええ、それでですね、デブ部屋はここなんですが……今なら誰も見ていません、すぐに入りましょうっ』


『おうっ』



 美少女監視員が勝手に作った合鍵はジャストフィットで、特に引っ掛かったり、大きな音を立てることなく部屋の鍵が開いた。


 扉を開けると中は……比較的狭いが、執務室と生活空間は別になっている様子、生活空間はおっさんの臭いが染み付いていそうなのでノータッチだ、この状況で金銭を回収するわけにもいかないからな。


 で、肝心の執務室はどうかというと、部屋の格に似つかわしくない感じの高級そうな机、そして戸棚の中には……あった、間違いなくこの公園作業場で建造されている巨大戦艦の設計図だ。


 場合によっては取り換えてやろうと思い、作成して持ち込んだものとは紙質が違う、明らかに高級なもの。

 まぁここまでは想定済みとして、問題は簡単に改竄出来るようなシロモノなのかというところだが……



「えっと、消しゴム……じゃなくて消しパンなのか、何でも良いからちょっと擦れるものを」


「これで良いですか?」


「おうありがと、で、何なんだコレ? ちょっと湿って……」


「そこの洗面台の前に落ちていたちょっとウエットなタオルです、たぶんあのデブの方が毎日顔を拭いているのかも」


「お前はまたとんでもないモノをっ!」



 ウエットなデブのウエットな顔拭きタオルは投げ捨て、結局机の中にあった給食の残りかと思ってしまうようなパンをひとつ取り出し……カビていやがる、どれだけ不潔だというのだそのデブ責任者は。


 だがまぁ仕方ない、デブが顔を拭いたタオルに直接触れるよりも、カビの生えたパンの方が……いや、このパンはデブの喰いかけであって、『後で食べよう』などと言いながらデブが自分の齧っていたパンを、薄汚い口汁の付いたまま……


 考えるのはよそう、既に触ってしまったこの接点から、大量の菌が俺の腕に這い上がってくるような、まるでシャブ中のような妄想に囚われてしまいそうだ。


 で、どうにか気を確かに、その汚らしいパンで設計図を擦って……うむ、良い感じに消すことが出来るようだな、このまま改竄していくこととしよう……



「え~っと、俺の構想だとまずはだな……ここ、マストは取っ払って手漕ぎにしようぜ」


「それだとオールはどうなるんですか?」


「うむ、船体は木と紙と泥にしてだな、超巨大なオールを2本、これはタングステン製にしよう」


「あら、絶対に沈むでしょうねそれじゃ……あ、そうだそうだ、竜骨が太すぎます、これじゃあ沈没するときにバキッといきませんよ」


「ほう、それは考えていなかったな、よし、竜骨は太さ2㎜にしよう、あとは調理場の天井を1.5mにして、コンロの火力は超強化して、必ず火事になるよう仕向けよう、あとは……」


「アヒルさんボートにしましょう、ここ、先っちょの部分に付けて、めっちゃ重たいの」


「良いねぇ、ついでにそのデブ責任者の銅像も建てておこうぜ、『この船を造った人』つってな、そうすればもう言い逃れとか出来ないから、責任を1人で背負わされて処刑だし、そもそもふざけてそんなことをしていたら当たり前に処刑だからな」



 地味に盛り上がりつつ、元々は雄大で美しい戦艦が完成するはずの設計図に手を加えていく。

 もはや消していない部分はない、最初から描き直したのも同じといえそうな勢いである。


 そして当然そのような船が水に浮かぶことはなく、きっと進水式でいきなり沈没……となるとイマイチインパクトがないな、海へ運ぶ途中で大爆発でも起こすようにしてしまおう。


 で、最終的に完成したのは……宇宙船だ、アヒルボートのアヒル部分が取り付けられた巨大なボート、主砲からは魔導何とやらではなく、毎回ランダムで船長室やその他幹部の部屋の中身を一気に吐き出す、とんでもない死のルーレットである。


 動力は足漕ぎと手漕ぎのダブル、もしどちらかがダメになったとしても、残ったどちらかが頑張ればどうにかなる安心設計、もちろんどう足掻いても動くはずがない設計なのは致し方ないであろう。


 それと、主材料である木材には、予め凄まじい量の油を染み込ませる設計としてあるため、ひとたび火が点けばそれはもう面白いこととなるに違いない。


 もちろん竜骨はあっという間にど真ん中でポッキリ、そこが地上なのか陸上なのかはその時にならないとわからないが、とにかく『折り畳み式』のような感じで折れたっ巨大な船は、きっと中の連中をプチッとやり、同時に燃え盛る中、脱出することが困難な状況へと誘ってくれるはず。



「さてと、こんなもんかな、あとは塗装だが……」


「ピンクで、ファンシーな感じにしておきましょう、私の好きな人喰いのクマさんと人喰い大蛇さん、それからクマさんに惨殺された知らないおじさん……この島国の犯罪組織の中で一番偉い人の顔を書いておきましょう」


「おう、その顔はリアルに、誰の目から見てもそいつだと明らかになるように書いておけよ、きっと激怒してくれるはずだ。」


「え~っと、確かこんな感じで……ちょっと変になっちゃいました、一応その人だって、字で書いておきましょう」


「うむ、それが良い、ついでに『死ねよ馬鹿』って書いとけ、だがここは最終工程にしないとだな、途中でこんなの描いてあったらさすがのデブでも何か察するぞ」


「どうでしょう、結構頭悪いみたいですし……まぁ、じゃあここは最後の最後にしますね、布で覆っておいて、お披露目会で初めて出すってのも良いですね」


「なるほどそうしよう、それで他には……」



 塗装も決まり、完璧なかたちとなった俺達のオリジナル設計図、あとはこれの建造を、何も知らないデブ責任者が推し進めてくれるのを待つだけだ。


 ちなみに造りが極めて適当なものとなった分、工期は凄まじく短縮、完成予想は1週間後となっている。

 つまり、数か月待ってそのデブの破滅を待つまでもないのだ、もうすぐ、しばらくしたら面白い結末を目の当たりにすることが叶う。


 それまでの間は……まぁ、もう少しダラダラと『隠密調査』を続けていくこととしよう……

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