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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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851 だいたいこんな感じ

「うむ、フォン警部補と秘書役のお姉さんはそのまま入っていてくれ、我がパスポートが唸るときがきたのだ、この入り口でなっ」


「おいちょっと待てケツアゴ野郎、俺はどうしたら良いんだ? まさかお前が入り口の魔導端末にパスポートを翳す、そんな馬鹿馬鹿しい光景を見ていろとでも言うのか?」


「違う、貴様は変質者だし、何か汚さそうだから向こうで消毒して来て欲しい、さもないと施設内部が薄汚れて、諜報のために必須である我がパスポートを返納するよう求められかねない」


「ブチ殺すぞテメェオラッ!」


「まぁまぁ、待つんだ主殿、ここで目立ってしまっては本末転倒、ケツアゴの刑事さんも悪気があって言っているわけではないんだ」


「悪気がなくてこの言い草かよ……まぁ良いや、後でぜってぇ殺すからな、フォン警部補もだ」


「はっ? いや俺もかよっ⁉」



 結局無駄に消毒させられ、ジェシカにはまるでサルでも洗っているかのようだと揶揄され、キレ気味で施設の入り口に立った俺、何やら魔導チェックのようなものに……弾かれてしまったではないか。


 どうやらまだ消毒が足りないらしい、このクソ寒い中で、プールの腰荒い槽のような水溜まりへ浸かれと、そのようなことを要求してきたのである。


 しかも服のままダイブさせられた、ここの管理者は確実に殺す、ケツアゴと勝負させて、勝った方を俺が直々に殺してやるとかそういう残酷なゲームを強制して殺してやろう。


 で、ようやく中に入ることが出来たのだが、せっかく『議員になりたいボンボンの馬鹿』らしい服装に着替えてきたというのに、ビッタビタで消毒臭いのでは格好が付かない。


 どうにかして乾燥させ……と、中は暖房が効いていてかなり暖かいのか、これであればすぐに乾いてしまいそうだな、ということでこのまま進もう……



「おいケツアゴ、ここからどこに向かうんだ? 会議が行われている議場はどっちだ?」


「待つんだズブ濡れの変質者、そのままではより変態度が高まって疑われてしまいかねないからな、ちょっとこっちで飯でも食っていこう、どうせ会議が始まるのはまだ1時間ぐらい先だからな」


「おう、食事なら食事と先に言えよ、もちろんお前の奢りでな」


「馬鹿を言うんじゃない、我が財布の軽さを見よ、正直この議事堂に入るための入館証しか入っていない、あとは……このケツアゴに挟んで隠していた銅貨が1枚、これはホッカホカでしかもちょっと脂っぽいからな、うっかり滑って落としそうでな」


「どんだけ貧乏なんだよ警部の癖に……」



 まぁ、異世界勇者の癖にそれと同等かそれ以上に貧乏な俺が言えた義理ではないし、あとケツアゴの割れ目から出てきた銅貨が普遍的価値を有する貨幣だとは思わない、アレはもう単に脂っぽいだけの金属片だ。


 で、そんな金属片を平気で支払に使っているケツアゴ野郎を睨み付けつつ、俺はジェシカに奢って貰ってポテトフライを喰らう……いや、ここは転移前の世界で言う国会議事堂的な場所ではないのか? こういうチープなスナックがあるのはどうなのであろうか?


 などと考えつつ、ついでにメニューの下の方にあって見落としていたたこ焼きにすれば良かったかななどとも思いつつ、ポテトを抓んだ手を止めることなく外の様子を見てみる。


 何であろうか、まるで仮装大会のような、極めて異常な格好をした連中が、続々と建物の正面玄関へと到着しているではないか。


 高級そうな馬車に乗り、秘書的な奴がその扉を開けてやったりしている辺り、その連中が一般人ではなく、かなりのVIPであるということはわかるのだが……



「おい見ろよジェシカ、アイツとか何かすげぇ派手だぞ」


「いや主殿、あの格好をした人間が向こうにも、向こうにも同じのが……」


「本当だ、もしかしたら同じチームに属しているのかもな、しかしもしかして……奴等が議員か?」


「そう……ではないかと思う、ほら、最も数が多いのを良く見てみるんだ、明らかにこの島国の人間ではないだろう?」


「……本当だな、フォーマルな格好でビシッとキメてはいるが、どこからどう見ても奴等、西方新大陸系の犯罪組織の構成員だぞ」


 パッと見そういう風には見えない野郎共なのであるが、シッカリ、ジックリとその様子を観察すると、どことなく『元からVIP』でないということがわかる。


 秘書らしきおっさんに頭を下げさせ、偉そうに馬車を降りた変な野郎も、頭の頂点付近にモヒカンの剃り残しがあるし、スーツでビシッと決めつつも、インナーは着ないでいる馬鹿も複数。


 そもそもスーツにトゲトゲや鋲などが付いていたり、いてもたってもいられずにナイフをペロペロして……アイツは何かの中毒だな、相当にキマッていると見える。


 とまぁ、そんな感じで犯罪組織、というかモロに犯罪者の類であることがバレバレな連中は、その雰囲気だけをVIPへと変更した状態で、そのまま俺達の居る施設の、おそらく中央に位置している会議室へと向かって行ったのであった……



「それで、俺達はこれからどうするんだ?」


「うむ、この施設の議場は1階、対してこちらは2階の観覧席へと向かう、いつも偉そうにしている議員先生方を、ふんぞり返って上から見下ろすポジションだ、実に気分が良いぞっ」


「あ、ダメだこの人、てか人じゃねぇケツアゴ」


「もう一生、永久に庶民から脱することの出来ない人間の発想だな」


「何を言っているんだこの変質者が、あ、お姉さんには言っていませんよ、では参りましょう」


「全く……勇者殿、一応ここには『潜入』しているんだからな、多少はムカつくこともあるかも知れないが、しばらくは我慢してくれよ」


「やなこった、もし頭にきたらこの施設ごと吹き飛ばす、全て道連れだっ、ギャーッハッハッハッ!」


「主殿、とても勇者様とは思えない発言と笑い方だぞ」



 冗談はさておき移動、階段から2階へと上がると、確かに比較的良い感じの椅子が並んだ、下の議場の様子がバッチリ見える観覧席へと出た。


 議員達はどうやらチーム、というか政党ごとにまとまって座っているようだ、目立つ者も目立たない者も居るが、同じ格好をしている者が居ない、完全オリジナルのスタイルをした議員は……まぁきっと無所属なのであろう。


 ちなみにこの大都市では、特に議院を分けることはせず、一院制が採用されているらしい。

 もちろん会議の方法は話し合いだけでなく、パンチもキックもほぼ何でもアリ、ただしウ○コを投げるのだけは汚いので禁止だそうだ。


 で、このまま見ていても何だかまるでわからないな、とりあえず西方新大陸系の犯罪組織、というよりもそれが結成した政党に属しているらしい議員が最も多いのであろうということは見た目でわかるが、それ以外についての説明を受なくてはならない……



「え~っと、おいケツアゴ、向こうの方に明らかな……王様の集団が居るんだが、何なんだよあいつらは?」


「あぁ、アレは犯罪組織が入り込む前までは最大野党だったグループでな、『一見君主党』という、一見して王様のような出で立ちなんだが、実は全員普通に庶民なんだ」


「意味がわからんぞ、で、あっちの美しい系の連中は? 何かキラキラしてんな」


「あのグループは最近伸びに伸びている、美男美女ばかりを搔き集めた『美神びしんの會』だな、それぞれが世界で一番美しいことを自称している」


「うむ、こちらも意味がわからんぞ、で、あっちの……『坊さん党』と、あっちは……何だあいつら? 始まって早々寝てやがる……」


「あの連中は『惰眠党』だね、かつては与党であったが、寝ている間に西方新大陸系の連中に政権を奪われてしまった、ちなみに『クミン』を投げると目を覚ますからやってみたまえ」


「げぇっ、めっちゃエスニック臭がすげぇぞ、てかそんなもんアゴの間に挟むんじゃねぇっ!」


「仕方ないだろう、現状あの連中のみが、ここから国政を巻き返すだけの余力を残しているんだ、もっとスパイシーな政治をして貰わないと……と、もっともどの政党がトップに立っても同じだがな……」


「それは……どういうことだ?」



 誰になっても、どの政党が勝っても結局同じ、そんなことがあるわけないと否定したいのだが、転移前の世界でも良く言われていたことゆえ否定出来ない。


 結局どこでどいつがどう張り切っても、その張り切った奴の最終的な目標は選挙に勝つこと、そして勝ってしまえばもうそこからは、自らの富と利益を追求するのみのマシンと化す。


 つまり選挙運動で叫んでいた、そんなことになったら皆凄くハッピーではないかと思えるような耳触りの良い政策など、秒で忘れて『自分ファースト』へとシフトしていくのである。


 もっともそうでない、本当にやる気のある人間が居るかも知れない……と、転移前の世界についてはともかく、今目の前で行われている会議に参加している中には、そのようなアツい奴など存在していないようだ。


 そのことはもう、本会議が開始されるべき時刻を2分以上回っているにも拘らず、未だ雑談したり居眠りしたり、資料の束から1枚拝借して紙飛行機を折っている馬鹿まで居るという状況からも明らかである。


 で、そのまましばらく待機していると、ようやく議長のような……頭だけでなく顎髭までもをモヒカンにしたジジィが登場した。


 これから奴の仕切りによって会議が執り行われるのか、仕切るのはそれだけであって、自らの毛はそこまでしなくとも良いのだが……



 ※※※



『え~っ、では本日の会議を始めます、はじめましょうっ!』


『はじめましょうっ!』



 まるで小学校の朝の会か何かの如く始まった会議、未だに喋くっているやつも多いし、そもそも最初の挨拶の際に起立しなかった、というか寝ている奴が多い。


 ということでほぼほぼ学級崩壊した低学年かつ低知能の何か、そのような感じで進んで行くことになるのであろうが……ここで先程の、王様のような出で立ちの議員が1人立ち上がる。


 どうやら質問に入るようだ、それを受けるべき首相とか、政府側の人間は……ダメだ、西方新大陸系の連中のどれかのはずだが、似たようなモブ顔ばかりであって、違いといえばモヒカンの剃り残しの軽重ぐらいしかないため、判別することは難しい。


 で、その出て行った野党議員の質問の内容なのだが……



『はいっ、では質問に入りたいと思います、まずですね、あなた方、政権を取ってからちょっと調子に乗りすぎではありませんか? 利益を、とにかく利益を自分達の所へ集めてっ! どうなんですかっ?』


『はぁっ⁉ 税収のうちたったの95%ぐらいしかガメてねぇからっ! 残りの5%ぐらいはそっちに行ってんだろボケがっ!』


『その5%というのが問題なんですっ! もっとこちらへ、せめて7対3ぐらいの割合でこちら側にも金をっ!』


『冗談じゃねぇよ、金は俺達のモノだ、悔しかったらもっと愚民共から搾り取る策でも考えるんだな、不人気にならないように、誰もがこのぐらい搾り取られていて当然で、この国で生きていけるのが幸せだと思うぐらいになっ!』


『現状はそれが出来ていないではないですかっ! あのカスみたいな連中にやる気を出させて、そこからもっと搾り取れば、例えば今の10倍の搾取が出来るなら、我々だってそのうちの5%貰えれば万々歳ですよ、それこそあなた方、どこから来たのかさえイマイチわかりませんが、それを支持しますよ、どうなんですか? もっと上手く、効率良く愚民共を欺く方法は?』


『知らねぇよ、こっちだってな、得意の暴力による支配を封印してやってんだ、本来は搾り取るなら命ごとのところ、何だ、その……持続可能な社会の実現か、その理念のためにわざわざ生かさず殺さずでやっているっていうのに、頑張ってんだよ俺達だってっ! わかるか?』


『うるせぇバーカバーカ! 死ねっ! 今すぐ血吐いて死ねっ! 以上ですっ!』



 もはや子供の喧嘩だし、そもそも主張している内容そのものがかなりアレである……これはさすがに一般公開など出来ないであろうな、もしこんな会議内容が流出すれば、それこそ直ちに暴動が起こる。


 いやはや、もしかしたら俺が転移前に居た世界でも、非公開で政治に関する会議が開かれる、そういうシステムであったとしたら……まぁ、こうなっていたであろうなという感じだ。


 結局どの世界でも『政治屋さん』の考えることは同じということか、いや、政治屋さんだからではなく、こういう考え方の連中だからこそといったところか。


 多少の批判に対しても、その分厚い面の皮と、それから毛の生えた心臓で耐え抜き、ムチャクチャをして権力を自分に集中させることが可能なのかも知れないな……



「……はぁっ、見ているだけでため息が出てしまうな、こんなもの、かつて帝国であの偽皇帝が調子に乗っていたときの、その取り巻きの貴族共の会議を見ているようだぞ」


「いやジェシカ、この連中はそれよりももっと悪いぞ、悪者感全開のそういう連中じゃなくて、こいつらは一般市民の前では良い顔をしているんだからな、で、その目の届かない場所では逆に、その連中からどれだけ搾り取ることが出来るか、その知恵を出し合っている状態なんだからな……それでケツアゴ、お前は俺達にこれを見せてどうしたかったんだ? 義憤に燃えて欲しかったのか? だったらこの場でこいつらを皆殺しにしてやろうか?」


「いや、この場で社会システムそのものを破壊してしまうのは良くない、なのでひとまずは……と、次の議題に入るようだが、そのまま見ていてくれ、情報を得られる内容もそのうち議題になるはずだ」


「どうだか? まぁ、腹も一杯だし、ちょっと休憩しつつ見ていてやろうか」



 大騒ぎをしていた議場は、モヒカン議長によって徐々に鎮められ、今はもう、そこらで遊び回っている本当に馬鹿そうな議員を除けば大半が自席へと戻っている。


 で、次の議題に移るようだが、今度は何やら法案が提出されるらしい、政府側、つまり犯罪組織の構成員によって成り立つ政党の側が、紙の束を持って前に進み出た。


 それに対して野党側の反応はどうか、まず最大の勢力、元与党の連中はこれまで通り眠りこけているもの、クミンのパウダーを鼻から吸い込んでキマり、スパイシーな行動に出ている者など様々である。


 そして王様のような連中や美男美女連中、その他諸々の野党達は……今度はあまり身構えていないな、もしかすると凄く良い法案で、誰もが賛成するタイプのもの……と、そうなると国民にとっては最悪の法なのであろうな……



『え~っと、じゃあこの法案、えっと……クソッ、字が難しくて読めねぇじゃねぇかっ、おいっ、ちょっと誰かこのレジュメ作った役人殺して来て、うん、頼んだ、あと誰かフリガナも』


『そのぐらい読めろよ馬鹿!』

『そーだそーだっ、ギャハハハッ!』


『うるせぇっ! ヤジ飛ばしてんじゃねぇぞこのスカポンタンがっ! ちょっと黙って座っとけやハゲッ!』



「うわ、また喧嘩してんぞ、しかし良いなぁ、この知能レベルで政権まで取って、それで金を搔き集めて贅沢出来るんだからな、俺も政権取りてぇよ」


「主殿はまず『聖剣』の方をどうにかした方が良いと思うぞ、女神さまに土下座して、心を入れ替えると約束してだ」


「やなこった……しかし女神の奴、どこへ消えてしまったんだろうな……」



 北の大地の件より先、行方の方が全くわからなくなっている女神のことを考えつつ、そして顔を思い出してイライラしつつ、議場の馬鹿が法案提出の準備を終えるのを待った。


 しばらくして変な木っ端役人風の野郎が入って来て、今度は読めるらしいレジュメを持ち、それから前件のものを作成した、非常に頭が良さそうな顔立ちの刑死体を引き摺ってその馬鹿議員に手渡す。


 馬鹿は死体を踏んだり蹴ったり、とにかく痛め付けた後、満足した様子で演説台の前に立つ……



『えっとぉ、え~っと、今回提出する法案はこちらっ、えっと、まず議員様である俺様達を馬鹿にした者は死刑ってのが今までの法律だったんだけど、今度からは鉱山での苦役に処すとか、そんな感じで、その方が儲かるし、死にやがったときも処理が楽だからな』


『おいおい、実際に馬鹿にした奴だけじゃなくて、何かちょっと馬鹿にしているかも知れない顔の奴も対象にしろよな』


『おう、じゃあそんなかんじで修正してやる、あとは?』


『なぁ、それちょっとアレじゃね? 違憲じゃね?』


『あっ、そうかも知れん、じゃあちょっと憲法改正しようぜ、おい議長』


『はいはい、じゃあえっと、面倒なんで憲法改正に反対の者は首を掻っ切って死ね……はい全員賛成っと、国民投票はもうだりぃんでやったことにしときます、以上』


『うぇ~いっ!』

『やったぜ、これで反抗的で要らない愚民が金になるんだなっ』

『実に良い法案であった、だがもっと利益を……』



 本当に好き放題をやっている連中だ、こんな議会であれば、きっと有権者に金を配って捕まろうが、無免許で事故を起こしながら居座ろうが、きっと批判さえされることがないのであろう。


 むしろ犯罪行為こそが正義だと思っている奴が居そうだな、特に何の疑いもなくこの犯罪組織による正統性ある統治を受け入れている議員連中にとっては、悪いことをしてでも稼いだ方が勝ち、正義など馬鹿の戯言といった感覚である可能性が高い。


 全く政治屋さんという連中は……と、今回の件も俺達には特に関係のない、別にそうなったからといって、無関係の勇者や英雄が被害を被るようなこともない内容であった。


 本当にこのケツアゴの言う通り、俺達にとって有力な情報を得ることが出来る議題があるのか? もしかして本当に、何の意味もない見学ツアーに連れて来られたのでは?


 などと考え、そろそろこの不快なケツアゴを捻り潰してやろうと思ったところで、議場の方ではどうやら次の議題に移行する空気感となる。


 まぁ、最後にこれだけ聞いておくか、もしそれで何もなければ、俺達に無駄な時間を過ごさせたことにつき、ケツアゴの命をもって清算して頂くこととしよう……

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