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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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838 遂に発見

「おいコラお前等、ここには存在していないものなんぞにビビッてないで、聞かれている内容についてちゃんと説明しろよな……おいコラッ……ダメか、サリナ、ちょっと頑張ってくれ」


「そう言われましてもね、この人達、恐怖に支配されてしまって完全にアウトですよ、心を動かす余地がありませんから、このままの状態で話を進めるしかありません」


「ヒィィィッ! 助けてぇぇぇっ!」

「もう終わりだっ、俺達は終わりなんだぁぁぁっ!」

「せめて、せめて殺してから喰ってくれ、お願いだっ!」


「……やかましい奴等だな、ちょっと黙るってことを知らんのかこの馬鹿共は……あ~っ、もうしょうがねぇ、とっととブチ殺すか?」


「いえ、一応話は出来ているんで、ギリギリまで我慢して質問を続けるべきかと、それに時間が経ったら落ち着いてくるのは間違いないでしょうから」



 確かにサリナの言う通りである、このわけのわからん犯罪組織系の連中は、これだけ『メタルオオウナギ』を恐れつつも、それが存在している湖の上を、奪った小舟に乗ってここまでやって来たのだから。


 つまり、この連中はかつて『メタルオオウナギ』の関連で酷い目に遭い、それがトラウマとして残っているものの、あるキッカケでその件がフラッシュバックしない限り、その辺で粋がっているチンピラ共と変わらない、本当にキモい性格の持ち主達ということだ。


 まぁ、それでもこの状況では埒が明かない、どうにかしてその『メタルオオウナギ』よりも、俺様やその可愛い仲間達の方が遥かに恐ろしい存在だということを認識させ、それによって『今は従わなくては』との感情による意識の支配を受けさせねば……と、サリナに無理なのであれば、どうやってもそれを俺がやってのけることなど出来ないのだが……



「う~ん、あ、そうねっ! 勇者様、ちょっとこの人達、一旦殴ったりして気絶させたらどうかしら? もちろん10秒ぐらいのごく短い間ね」


「なるほど、それで意識をリセットしてしまえば、またこのトラウマがフラッシュバックしていない状態へと戻せるというわけか、よしっ、早速やってやるぜ、オラァァァッ!」


『ぶべぼぉぉぉっ!』


「どうだっ、ざまぁみやがれっ!」


「キッチリ全員気絶したぞ……と、目を覚ましたようだ、主殿は本当に『こういうのだけ』は得意だな」


「いつも怪我しない程度にジェシカをを叩いているからなっ、こういうのだけはなっ!」


「いでっ、拳骨はやめるんだっ、主殿のような知的水準にまで低下したらどうすっ、いでででっ」



 いちいいち余計なことを言うジェシカを叩いたり抓ったりしていると、その間に俺が殴って気絶させてやった犯罪者連中が全員、キッチリ目を覚まして起き上がる。


 まるで追い詰められた状態から、もう全滅は免れ得ないという絶望的な戦況から、いきなりリセットボタンを押してタイトル画面に戻ったゲームのよう。


 そんな平静な状態の馬鹿共に、今度は慎重に言葉を選びつつ、『メタルオオウナギ』というフレーズや、それを連想するような何かを口にすることなく……



「ヒィィィッ! この男! 今『メタルオオウナギ』のことを考えたぞぉぉぉっ!」

「お終いだぁぁぁっ! 全てお終いだぁぁぁっ!」

「食べないでくれ……お願いだから食べないでくれ……」


「……おいおい考えるだけでNGなのかよ、これはちょっと大変だな」


「次は最鶏の境地に達しながら話し掛けないとならないわね、ほら、早く殴って気絶させなさい」


「お、おう……ふんっ!」


『ぼぎょべぼっ!』



 再び殴ったことにより、もう一度気絶して地面に倒れる犯罪者共、ちなみに最初の一撃も今回も、衝撃波を飛ばすだけで実際には触れていない。


 こういう汚なさそうな連中に関しては、殴るといっても手を触れるべきでないのだ、極めて雑魚だし、衝撃波のみで十分に気絶するし、威力を変えれば消滅させることさえ可能だ。


 これはつまり空気で殴るということなのだが……と、また全員が起き上がるまでの間、今度はジェシカも大人しくしていたため考えた、空気を使って、包んで、湖の中に……うむ、少しは使えそうな作戦である、そんな気がするな……


 で、またしてもリセットボタンを押された感じの犯罪者共、殴られたことさえも忘れてしまったのであろうか、ボーッと、襲い掛かるでも逃げるでもなく、その場に立ち尽くしている。



「え~っと、どうしようか……俺じゃまた同じことになるだけだからな、誰か上手くやれるのは……」


「ご主人様、カレンちゃんとマーサが適任ですわよ」


「カレンとマーサが? どうしてだユリナ?」


「だってほら、見て下さいですの、この2人の何も考えていなさそうな顔、これぞ悟りの境地と表現するべきではありませんこと?」


「本当だ、『腹減った』が脳内に浮かび上がりそうで、それがハッキリクッキリ出てしまうともう抑えられない衝動になるから、可能な限り何も考えないようにして対処している顔だな、うむ、使えそうだ……てか2人共大丈夫なのかこれ? お~いっ……もしも~っし……」


「……はっ、どうしましたかご主人様?」

「いけない、ボーっとしちゃってたわ……」


「ちょっと2人共、この犯罪者組織に……またボーっとし出したんだが……まぁ、それでも話は聞こえているのか……」



 無表情で立ち尽くす犯罪者共、そこにぶつけていくのは、全く同じ感じの表情をしている2人。

 まず進み出たのはカレン、後ろからマーサ、そして横並びとなって、同じく並んでいる犯罪者共と対峙する。


 訪れる静寂、向かい合ったまま話さない両者、まるで高度の文明を有するSF的な何かの連中が、テレパシーにて会話をしているかのような光景だ。


 だがこれは会話をしているわけではなく、どちらも単に何も考えていないだけである。

 リセット後のタイトル画面である相手と、悟りの境地に達しているこちらの代表者、どちらかが切り出さない限り会話が始まることはない。


 と、ここでマーサが動くようだ、頭の片隅で、このままずっと膠着状態が進むのは良くないと、食事を与えられる時間が遅くなってしまうということを認識したのであろう……



「あの……えっとね、この湖で何かお宝探しとかしたことある?」


「……あるにはあるが、それがどうした?」


「そのお宝の場所に案内して欲しいな」


「ダメに決まっているだろう、お宝は我らのものだ」


「でも引き揚げられないんでしょう? 大きいし重いし、それから……」


「危険だ、いや何か危険があった気がする、あれは暑い夏の盛り、深い深い穴の底、長い長い人喰いの、光り輝くバケモノが、水面を泳ぐ我や子分に、大きな大きな口で襲い掛かり……」


「へぇ~っ、じゃあその場所はどこなのかしら?」


「すぐそこだ、地図で言えばここ、ここの水面を騒がせば、きっと良くないことが起るであろう」


「あ、すみません、その大きいのってウナギですか?」


「ヒャァァァッ! そうだっ、メタルオオウナギだぁぁぁっ!」

「俺達は、俺達はもっと人数が多かったんだっ、それを奴が……ギャァァァッ!」

「あそこへ行ってはならぬ、水面が割れて、小舟ごと……それから奴が長い首を出して……」

「俺達をムシャムシャと食い散らかしたんだっ、『エナジーが不足している』とか何とか言いながらっ」

「仲間達は千切れて、水面が真っ赤に……のわぁぁぁっ!」


「……しまった、ウナギって言ったらダメなんでしたね」


「いや構わないぞ、マーサが意外とやりよったからな、カレンもいいタイミングで発狂させてくれたから、これだけ具体的な供述が得られたんだ」


「あ、じゃあ良かったんですね、えっへんっ」


「後付で威張らんで良いから、とにかくまぁ、こんな感じってことだな」



 情報を引き出したカレンとマーサには報酬を、そしてまたしてもやかましくなった相手方にはパンチを喰らわせ、ひとまずその場はそれで良いとした。


 先程マップにて指摘された場所と、それから元々有していたその浚渫の場所の情報はほぼ一致。

 再び起き上がってきた犯罪者共にはそこへ行くとは告げずに、ひとまず空駆ける船の場所を微調整する。


 おそらくここはその浚渫の場所、それが終わり、再び浅くなる場所のギリギリのライン。

 例えばここから岸に向かって小舟を出せば、それはきっと浚渫の真上を通過することとなるであろう。


 そうすれば目的のメタル……と、考えただけで悟られてしまうのであったな、とにかくターゲットの反応を得られるのか?


 いや、こいつらの言っていた『暑い夏の盛り』にはそうであったのかも知れないが、今は厳冬期、とてもではないが、生物が水面まで上がって来て、そこに居る小舟を襲ったりなどということは考えられない。


 となるとやはり……頭を使って湖底を探るしかないか、幸いにして餌はある、ターゲットが人を喰らい、それを行き抜くための糧としているのであれば、釣り上げるチャンスがないとは思えないからな。



「よしっ、ちょっと作戦なんだが、セラ、えっとな……(ごにょごにょ)……」


「なるほど、この人達をこんな感じで包んで……どうかしら?」


「良いぞ、おい犯罪者共、って言っても俺の言うことを聞くわけじゃないんだな、ボーっとはしているがさすがに積極的な行動を求めるのは無理だろう、サリナ、頼んだぞ」


「わかりました、それで、どうするんですか?」



 サリナに頼み、犯罪者共には先程この連中が上がって来るのに用いた縄梯子を回収させる。

 元々は俺達のものなのだが、こんなキモい連中に使われた以上、もう消毒しても無駄で捨てる他ないのだ。


 で、その縄梯子を解して、数本の長い、100mは余裕であるはずのロープを作成させる。

 普段であればこんなに手際良くは動いてくれないはずの馬鹿チンピラ共だが、サリナの力が加わり、その分テキパキと作業してくれているのがあり難い。


 そして完成するロープ、とりあえずは3本となったのだが、それを適当に選抜した3匹の足に、バンジージャンプでも実践するかの如き感じで括らせた。


 もちろんその3匹の周囲には、セラの風魔法で生成した空気の層が纏わり付き、それが剥がれてしまうようなことはそうそうない。


 ロープの方も実に都合の良い魔法で強化してあるため、例えば全長500mの巨大ナマズを釣ったとしても切れてしまうようなことはないとのこと、実に強靭である。


 あとは引っ掛けるための釣針なのだが……そのようなものは用意していないな、喰い付いたら離さないとか、そういうことなら良いのであるが……あと、ついでに錘も存在しないではないか。



「なぁ、針と錘なんだけどさ、どうするよ?」


「それなら勇者様、この船のものだと錨ぐらいしかありませんよ、形もちょうど良いですし」


「錨か、だが万が一根でも釣って、錨をロストしたら大変なことになりそうだからな、何か代替の品を用意しないとだぞ」


「う~ん、そうすると……あそうだ、いつもトローリングしていた『巨大疑似餌』を分解して使いましょう」


「何その巨大疑似餌って? ミラのなのか?」


「ええ、空を航行中にずっとぶら下げていたんですよ、プテラノドンとか、ワンチャンフライングヒューマノイドとか釣れないかと思って、でも全くダメでしたね、カラーが悪いんですよカラーが」


「もう何でも良いからそれを貸してくれ、あと下から見られたとき恥ずかしいからそういうのやめような……」



 すぐに船尾へと移動した遠征スタッフらによって回収されたのは、頭が赤でボディーが白という、典型的な疑似餌のカラーをした……人型の何かである、実にキモい。


 こんなモノを喰らうプテラノドンやUMAは居ないとミラに言い聞かせ、それを破壊して巨大なは釣針と……どうして空中トローリングをしていたのにそんなものが入っているのかはわからないが、とにかくタングステン製の、まるで砲弾のような錘を回収することに成功した。


 で、それを『餌』となる3匹の馬鹿野郎に結び付けさせ、ついでに釣針の方はキッチリ取り付け、何があっても脱落しないようにしておく。


 これで『釣り餌』の完成だ、ターゲットがターゲットなだけに、欲を言えばもっとこう、専用の仕掛けが欲しかったのだが、まぁそうも言ってはいられない。


 とりあえず第一号を投下して……と、何やら疑問に思い始めたようだな、確かに現在の状況はおかしいと言えるのだが……



「え~っと、俺達は何をするべきなんだ? この船でお宝を略奪して……あれ? 何か重要なことを忘れているような気がするぞ」


「我もだ、どうしてこんなロープを取り付けて……この船はバンジージャンプの名所だったのか?」


「はいはい、わけのわからないことを言っているな、つまりちょっと黙れってことだ、え~っ、これから皆さんには釣り餌になって貰います」


『釣り餌?』


「そう、ここからあの深い浚渫の場所に放り込んで、『メタルオオウナギ』を釣り上げるための餌になっ」


『ギャァァァッ! メタルオオウナギはイヤだぁぁぁっ! 勘弁してくれぇぇぇっ!』



 またしても暴れ出した犯罪者共、だが最初に選抜された3匹についてはもう遅い、これから湖に投げ込まれる所までがもう確定しているのだ。


 で、残りの連中を殴って、今度は10分以上気絶しているように威力を調整して倒れさせる。

 ここで暴れすぎて疲れてしまうと、湖底にて『活き餌』としての役割を果たさなくなるからな。


 そして最初の3匹のうち……まずは小手調べ、一番小さい奴から投入していくこととしよう。

 ロープは不潔なので手袋をした精霊様が、その一部をガシッと掴んで船べりへと移動する……



「ギャァァァッ! やめてくれっ、お願いだから放り込むのはっ……あぁぁぁっ!」


「……っと、沈んで行ったわね、空気の層はちゃんと機能しているみたいだし、ついでに言うとパニックになってなかなか良い動きを出しているわ」


「あとはカラーですね、もっと良いカラーじゃないとターゲットに喰い付かせることが出来ないんじゃないかと思います」


「またカラーなのかよ……てか深いなこの浚渫、80mぐらいあるぞ」



 餌の色に大変うるさいミラは放っておいて、凄い勢いで沈んで行った餌へと繋がるロープの動きを注視しておく。

 5分、いやそれ以上経ったのだが、餌の方は元気に動いている、つまり水の中で、空気の層のお陰で生存しているということだ。


 そして更にしばらくの後、突如として餌の動きが激しく……逃げ惑っている、だが水中ではそう簡単には逃げ出すことが出来ない。


 そして次の瞬間、ロープがグンッと引っ張られ、明らかに先程投げ込んだチンピラ活き餌ではない、もっと大質量の何かがロープの先に接続された。



「ググッ……掛かったわよっ! 相当なサイズねこれはっ……」


「でもウナギっぽい引きじゃねぇな、通常タイプの魚……めっちゃデカいワカサギじゃねぇかっ!」



 上がって来たのは超巨大なワカサギ、さすがは琵○湖……のような位置取りと形状の湖だ、全ての生物が巨大化しているし、きっと橋の上を馬車で通過すると地面から音楽が流れるに違いない。


 で、その人喰いワカサギを皮切りに、巨大完全肉食系アユ、なれ鮨の状態で泳いでいる意味不明なフナ、怨念が篭りすぎてモンスター化した外○魚回収BOXなど、様々なものが釣れる。


 ……だが餌は使い捨て1匹釣るごとにひとつずつ失われていくのである、まぁ半分に引き千切れたり、ズタボロになったりしながらもまだ生きているのだが、それでも『活きが良い』とは到底言えない状態のものでは効率が悪いのだ。



「ググググッ、これは大物……だけどウナギじゃないわね、ほら、ブラックバスバーガーよ、タルタルソースがベストマッチしていて非常に美味だわ」


「バーガーがそのままの状態で釣れるのかよこの湖は……しかもホッカホカじゃねぇか、白身フライもサクサクだし……で、残る餌はあとひとつか、弱ったな……」


「ひぃぃぃっ! わっ、我はこの集団の親分なんだっ、もっと、もう少しだけ時間をくれれば、その、えっと、人を集めてくるから、だから餌にしないでくれっ、メタルオオウナギはイヤだぁぁぁっ!」


「チッ、うっせぇ奴だな、お前なんぞに頼らずとも、こちらとしては餌の調達手段が無限にあるんだ、だが面倒だし……最悪遠征スタッフの中からくじで……いや、まだお前が居る、俺達はお前に期待しているんだっ!」


「ヒィィィッ! やめてくれっ、死にたくない、喰われたくないぃぃぃっ!」



 大騒ぎをしている『親分』なのだが、既に仕掛けとしての準備は完了し、あとは湖へ投入するだけの状態である。

 このサイズの餌であればアピール力も抜群、カラーの方もミラに聞くと全く問題ない、むしろ最高だそうだ、知らんけど。


 そして何よりも、数十日は風呂に入っていないらしいこの『親分』の巨体からは、それはもう凄まじい……気持ち悪くなってきた、とにかく『味と臭い付き』なのだ。


 ということで『親分活き餌』を湖へ投入、少し沈むペースが遅いか、錘を追加するべきであったかも知れないな。

 だがしばらくすると着底し、そこで動き出したことからも、今のところは上手くいっている感じである。


 あとはこのまま……と、湖底で足を滑らせたのか、転倒し、更に一段深い場所へと落下していったようだ……



「……あっ、今触ったような……咥えて……まだよ、飲み込むまで待たなきゃ……まだまだ……今よっ、フィッシュッ!」


「良い合わせですの精霊様! しかもこんなに強い……長モノの引きですわよっ!」


「皆で協力した方が良いわっ! 一気に引き揚げましょっ!」



 すぐに全員でロープを掴み、綱引きの要領でそれを後ろへ、また後ろへと引いて行く。

 そして戦闘にいる精霊様の顔に、昇り切っていた朝日が……ではない、これは湖面からの光だ。


 凄まじい輝き、発光しているわけではないが、太陽の光の大半を反射する、まるでタチウオのようなボディー。


 そして巨大な、いや長大なその魚……ではない、これは完全に魔導兵器の類である……遂に出やがったな……

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