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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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834 動力源は

「はいはいっ! サッサと歩きなさいっ! てかどうすんのよこいつら? 漏らしまくって臭いから船には上げられないわよ」


「そうだな、だからといって船上茶会での処刑は取り止められないし……ちょっと高めの処刑台でも造って、それを地上に停泊させた船に横付けするってのはどうだ」


「まぁ、その処刑台が使い捨てなら良いけど、洗ったりはしないわよ、飛び散った水が掛かったりしたら大事だもの」


「もちろん使い捨てだし、最後は……そうだ、DEATHNAGOOONの奴に持って行かせて、本人を処刑する際の燃料にすれば良いだろうよ、そうすれば万事解決だ」


「アレが町中を移動したらそれはそれで……まぁ良いわ、とにかく私達は船に戻るわよ、あとはよろしく」



 そう言って飛んで行ってしまった精霊様、見えている空駆ける船の左舷からは、居残りをしていたアイリスとエリナが手を振っている。


 なお、捕縛した麻呂共は同じく船に残っていた遠征スタッフらに引渡し、一旦その隣に設けたスペースにて、麻呂と犯罪組織連中の別で掻き集めておく。


 一方、誰もが悉く見目麗しい貴族女共は、そのまま船に連行して甲板に集合させることとした。

 そういえばこの貴族女共、都市が若い者しかいないようだが……ババァなどはどこへ行ってしまったというのだ?


 ということで俺も船へ上がり、その件について当人らに質問をしてみたのだが……



「はぁ、歳の多い者ですか? そういえば皆ある程度の年齢となると、犯罪組織に付いた中で言えばあの麻呂モッコリ様のような、本当に上位の麻呂に呼ばれて……それ以来お会いしませんね、誰も、音沙汰もないですし……」


「おいおい、絶対に殺られてんだろそれ、こりゃ麻呂共に聞いてみるしかなさそうだな」



 で、今度は船を降り、下に掻き集められている麻呂共に……と、外側に居る麻呂に対しては俺達の遠征スタッフが殴る蹴るの暴行を、そして中心部では、その暴行のターゲットとなることから辛うじて逃れた麻呂が、今度は裏切り者の5匹、麻呂モッコリを始めとする馬鹿共に暴行を加えているではないか。


 何と情けない二重構造であろうか、もちろん遠征スタッフがウ○コを漏らしまくっている薄汚い、生きる価値などまるでない麻呂に暴行を加えるのは正当行為。


 処刑することが決まっている以上、殺害してしまうわけにはいかないのだが、それ以外であれば別にどうということもない。


 そしてもちろんスタッフの中にも、比較的プレミア度の高いものではあるが、微弱な回復魔法の使い手が居る模様。

 うっかり致命的な打撃を受けてしまった麻呂に対してはそれを行使し、死亡してしまわぬよう注意しているのがGOODだ。


 それで、俺が話し掛けたいのは……そうだな、他の一般的な麻呂についてはどいつが上級で、麻呂界中枢の情報を持っているのかなど判断のしようがない。


 ここはDEATHNAGOOONを除いて唯一わかっている『生まれながらの貴族』、麻呂モッコリの奴に事情を聞くこととしよう。


 遠征スタッフの高笑いと、それからボコボコにされる麻呂の悲鳴が飛び交う中へと分け入り……非常に臭い空間だ、ウ○コを漏らしすぎているのではなかろうか……と、鼻を抓んでおこう臭すぎて食欲がなくなる。


 で、発見した麻呂モッコリ、いや、もうモッコリ部分は完全に消失して、単なるゴミのような麻呂、麻呂元モッコリとなり果てているのだが、中心部でボコられている他の麻呂は、俺達の討伐によって通常人へと戻っているため非常に目立つ。


 その周りを囲み、『お前等のせいでおじゃるっ!』だの『責任を取って麻呂たちの分も死ぬでおじゃるっ!』などと身勝手な主張を繰り返している馬鹿な麻呂共を、足元に小石を投げるという方法で生じた衝撃波によって吹き飛ばし、麻呂元モッコリの前へと進み出る……



「よぉモッコリ野郎、良い感じのスリムさになったじゃねぇか、これから殺される気分はどうだ?」


「ぐぬぬぬっ、でおじゃる、貴様、許さぬでおじゃるぞっ! 麻呂は死しても滅びぬでおじゃるっ! 必ずや転生して……」


「黙れボケ、お前の来世など犬のウ○コだ、生れ落ちた直後には路肩に放置され、そのままカッサカサになるか、何者かに踏まれて靴の型を取ったみたいになるんだよ、ギャハハハッ!」


「なんとっ、犬のウ○コを路上に放置するとは卑劣でおじゃるっ!」


「おう、それは良くないな、で、それ以上に良くないお前に質問がある、あの貴族女共、もっとこう……ババァみたいなのはどうした? 姥捨て山に持って行ったのか?」


「……喰った、でおじゃるよ……もちろん麻呂ではないでおじゃるっ! DEATHNAGOOON様がでおじゃるっ!」


「……喰っただとっ!? おえぇぇぇっ! アイツ人間喰ってんのかよっ! マジのバケモノじゃねぇかっ!」


「いや、もうあのバケモノマジで勘弁でおじゃるよ、あいつのせいで、あいつのせいで……おじゃる……」


「おう、わかった、ほぼほぼアイツのせいだな、やつはキッチリ、極めて残虐な方法で処断しないといけないことがわかった、マジで許せねぇぞ」


「じゃ、じゃあ麻呂達は……おじゃる?」


「はぁ? もしかして助かるとでも思ったのか? 馬鹿じゃねぇのかこのダボがっ! 確かにあのバケモノもやべぇが、お前の眉毛の方も相当なんだよっ、無様にしに晒せやっ!」


「そっ、そんなぁ~でおじゃるっ」


「じゃあな、今建設中のあの物見櫓みたいなのがお前等の最後の場所だから、完成を楽しみにしておけよ、じゃあなっ」


「ちょっと、まっ……おじゃるぅぅぅっ!」



 一瞬だけ希望を持たせ、その後すぐに叩き落すというのは非常に面白く、笑いが止まらないことだ。

 しかしあのDEATHNAGOOON、良い感じに完熟した貴族女を『喰っていた』とは驚きだな、本当に人間……であったのは確認済みなのだが、とにかく異常者である。


 まぁ、おそらく奴も最初は普通の食事をしていたのであろうが、それがどこかでおかしくなり、次第にそういう食生活に……考えるのはよそう、本気で気持ち悪くなってきた。


 と、そんなバケモノの処分は後程、そして死後の裁きは最近、というか北の大地での一件以来、全く連絡が途絶えている女神辺りに任せておくとして、俺はこんなウ○コ臭い場所から脱出しよう。


 船べりではルビアが手を振っているし、何か決定事項があったと見て差し支えない状況だし、ひとまず……と、ルビアの横に見えたのは凶ドスゑ、客人として船に招待しており、これから開かれる船上パーティー、いや茶会の主役に据える人物だ。


 その凶ドスゑはこちらを見ており、俺と目が合うと普通に攻撃してきた、飛来するぶぶ漬け、着弾し、大爆発したことにより、付近で処刑セットの資材を運んでいた遠征スタッフが5人、跡形もなく吹っ飛んで死亡してしまった。


 奴め、相変わらずとんでもないことをしやがるな、まぁ、攻撃して俺を驚かせたことで満足したのか、そのままルビアに一声掛けてその場から立ち去っていったのだが。


 俺は『全く危険極まりない奴だ』などとブツブツ、しかも1人で呟きながら再び船へと戻り、先程から俺に用があった様子のルビアとコンタクトを取る、きっと『茶会』のことなのであろう……



「ご主人様、茶会の詳細が決まりました、参加者にはもう伝えてありますが、裏方の人はこんな感じでどうでしょう?」


「ふむふむ、まずはイベントとして……貴族女共の処罰か、特に『Say Yo! 納言』については、ちょっと馬鹿そうでかねてよりムカついていたので厳しめに……ちょっとかわいそうだな、本人は何も考えていないのに、周りがわけのわからない謀略ばっかりのアレな連中ってだけで……」


「仕方ないですね、でもそれならあの卑怯な9人についても、もっと厳しくするように言っておかないとです、ギリギリ死なない程度に、もちろん私が回復しますから、エヘンッ!」


「威張らんで良いから、で、その後は麻呂だの犯罪組織の構成員だのを順次処刑していって……移動って何だよ?」


「えっと、確かDEATHNAGOOONの最後も見たいとかで、あとそれを見に来る市井の人々に、これからはこの凶ドスゑが……みたいなことをお披露目するって言ってました、なのでご主人様とかが頑張って神輿を担ぐとのことです。あ、しかも担ぎ手は常に一発芸を披露し続けないといけないそうで、もしつまらなかったら殺すとのことです」


「ふざけんじゃねぇぞアイツ! いや、まぁ仕方ないか、俺達も頑張るから、ルビアも、それからアイリスやフォン警部補なんかも、参加する者は必死になって情報を探るんだぞ、しかも嫌われたり、疑われたりしないようにな」


「もちろんですっ、任せて下さいっ」


「どこからその自信が出て来るんだろうな……」



 とにかく『茶会』の準備は進んでいる、今はまだ昼間だが、日の沈む頃にはきっと、開始のときを迎えることであろう……



 ※※※



「よっしゃ、準備完了です、あとはお料理と、それからお酒と……」


「おうミラ、その高そうな酒、俺にもちょっとくれよな」


「何を言っているんですか勇者様は、ちゃんと持ち場に戻って仕事して下さい、勇者様の持ち場はえっと……『満開の桜を模した木』じゃないですか、ほら、あそこの芯がなくなってふにゃふにゃになっているの、あの中に入っていい感じに揺らすんです」


「学芸会の演劇における雑魚キャラじゃねぇんだよ……」



 酒は飲めない、しかもしょぼくれた役回りを演じ、当然凶ドスゑは俺がそこに居ることを知って笑い者にする。

 とんでもない屈辱なのだが、これも情報のため、『鉄の道』を使うために必要なことだと思って我慢する他ない。


 着々と進んでいた準備はひと通りの終了を迎え、物見櫓にようになるかと思っていた処刑台は、まるでそういう感じの塔ではないかと、そう感じるほどの完成度を誇っていた。


 と、仕方なく木に入り、木としての人生を歩み始めていた俺の足元に、白装束を着せられた精霊様が、その襟首を掴んでいたジェシカによって放り投げられる……



「いてててっ、なんで私がこんな役回りをしなくちゃならないわけ?」


「おい精霊様、文句は後にしてくれ、ここは桜の木の下だぞ、幽霊なら柳の木でも探してそっちに移住することだな」


「あのね、幽霊役ならまだ良い方よ、私ね、『風に舞うビニール袋』の役なの、ヒラヒラ~って」


「そ、それはご愁傷さまでした……」



 どうやら『茶会』におけるそれぞれの役回り、もちろん参加者ではないメンバーの、裏方としてのものなのでが、その配役をしたのは凶ドスゑ本人らしい。


 俺や精霊様以外にも、ムカつくと評価されている者の扱いは酷いようだ、特にカレンとわんころもちは犬小屋、マーサはウサギ小屋に押し込められ、リリィは竜小屋に……竜小屋とは一体何なのであろうか……


 とにかく良い扱いを受けていないメンバーからの苦情は一切受け付けない状態で最後の準備、被処刑者への死刑宣告を終え、ここでイベントが開始される運びとなった。


 ルビア……いや、ルビアはそこまで頭が回らないか、誰かの策略によって、桜の木の役回りである俺と、それからヒラヒラと舞うビニール袋の精霊様は、比較的凶ドスゑの座る『ミラクルVIP席』のすぐ近くに配置されている。


 なお、その『ミラクルVIP席』の下には、土台として先程まで料理の準備をしていたミラが入っているのだが……きっとこの配置を考えたのはこのミラだな。


 自分もかなり苦しい、イラっとくるような場所に自ら赴き、少しでも多くの会話内容を聞き取ろうと試みている感じだ。


 そのミラの努力に報いるためにも、俺は完全に桜の木と化して、周囲の音を聞き、色以外には主張しない存在として……いや、やはりイライラするな、どうして主人公であるこの俺様が、異世界勇者様がこんな場所に……と、開始の音頭はフォン警部補が取るようだ、さすがは年長者、スーツでビシッと決めているではないか……



『え~っ、テステス……うむ、良い感じだなこの魔導拡声器、え~っ、ではですね、とりあえず乾杯!』


『うぇ~いっ!』



 こうして始まった凶ドスゑを中心とした『茶会』、まず催されるのは、俺ではなく運び込まれていたホンモノの木から吊るされた貴族女共を、青竹の鞭でビシバシとシバいていくイベント。


 これを指差して笑い、これまで溜まっていた鬱憤を晴らした様子の凶ドスゑ、下にミラが入っているにも拘らず、椅子をゲシゲシと蹴飛ばしながら喜んでいる。


 本当にムカつく奴なのだが、今は我慢して、だんだんと酒が入って饒舌になっていくのを……と、かなり飲んでいるようだな。


 これまで自分を虐げてきた貴族女共が痛い痛いと叫び、助けを求める様子がたまらなく面白いのであろうということはよくわかる。


 もちろんアホそうな感じで何も考えていなくて、それでいて身分が高く、皆にちやほやされていたSay Yo! 納言が痛め付けられた瞬間は……というかあまり効果がないようだな、奴はドMの類であったか、まぁあの建物の前で舐め腐ってソシャゲしていたゲー麻呂に踏まれて喜んでいたぐらいだからな……


 と、ここで隣に陣取っていたルビアが、遂に今回『茶会』……ではなくもう普通に飲み会なのだが、それを開催した本来の目的である情報収集に移るようだ。


 なお、そういう役回りであれば本来はフォン警部補が適任なのだが……参加者とはいえ、少し加齢臭がキツすぎるという理由で、VIPである凶ドスゑからは遠ざけられてしまっているようだな、非常に残念なことである。


 それで、ルビアの話はここからでも十分に聞こえるゆえ、桜の木になり切りつつその話を聞こう。

 空に舞うビニール袋役の精霊様もそのつもりのようで、先程からヒラヒラと俺の前を飛行している感じだ……



「え~っと、凶ドスゑさんはどうしてそんなにお美しくてお強いんでしょうか? 魔力の方も無尽蔵だし、噂によると、あの都市内部から力の供給を受けているとのことでしたが」


「それが聞きたいどすえ? まずこの美しさについては、毎晩蜂蜜と高品質な岩塩パウダーを使って……(どうのこうの)……しているどすえ、で、強さの方は……確かに装置、あの町のそこかしこに設置した無限魔力放出装置から、時折力の供給を受けているんどすえ」


「へぇ~っ、それってどこに売っているんですかね? 今度ご主人様に頼んで買って貰います、たぶんお金ないんで無理だと思いますけど」


「あら~、貧乏人が上役だと大変すえ~っ、ププッ、桜の木がこんなに情けない男であったとは、面白いどすえ~っ……でもルビアちゃん、その装置、実は非売品なんどすえ」


「非売品? ですか……てことは自分で……」


「まさか、そんなはないどすえ、あの装置は余りもの、以前この地に入り口があった『鉄の道』、それのメインであった『メタルオオウナギ』を廃棄した際に余剰となったものどすえ、それの全てに手持ちの『ドス』を刺し込んで、あとは都市中に設置すれば……」


「どこに居ても魔力を供給してくれる、しかも自分だけに、みたいなシステムが完成したんですね、凄いっ!」


「そうなんどすえ~っ」



 なるほど良いことを聞いてしまったではないか、なんと凶ドスゑのあの強大な力の源は、俺達が欲している『鉄の道』と関連するものであったのだ。


 そしておそらくだが、先程凶ドスゑの発言の中にあった『メタルオオウナギ』、これがまさに『鉄の道』を走る『新〇線的な何か(静〇駅のみ停車)』であり、凶ドスゑの魔力供給減とそれの動力が一致している、それも有力な情報であるといえよう。


 で、ルビアはその後も凶ドスゑとの会話を続け、この後の移動後、DEATHNAGOOONの馬鹿野郎につき処刑を眺めるついでに、その装置のひとつを見せて貰うとの約束まで取り付けた様子。


 きっと見当たらなかった、名前の割には使用してこなかった『ドス』が、その装置に深々と突き刺さることによって、それはもう凶ドスゑ専用のものと化していることであろう。


 だがその『ドス』を引き抜けば使えるかも知れないし、魔法を用いた動力源の確保だけで良いのであれば、それこそ似たようなものを創り出すことが出来るかも知れない。


 ゆえにその場でその装置を奪うとか、これ以上凶ドスゑと揉めるような行為には出ず、後でコッソリと、しかしひたすら詳しくその装置を解析、俺達の次に行動に資すると考えられる行動を決めるのだ。



「は~いっ、じゃあそろそろもうひとつのイベントの時間です~っ」


『うぇぇぇいっ!』



 そんなことを考えている間に、吊るされて叩かれ、ほとんどがおもらししながら気絶していた貴族女共が片付けられる、まぁ、ほんの少しぐらいは反省していることを祈ろう。


 で、振り返ると次のイベント、空駆ける船の高い高い船べりに、ちょうど高さを合わせるようにしてセットされた処刑の塔。


 木製だがそこそこ頑丈な造りのようで、しかも処刑が執り行われるステージも広い、これなら麻呂と西方新大陸系犯罪者をそれぞれ3匹ずつ、合計6匹乗せて一度に処刑することが出来そうだ。


 なお、防火対策もバッチリであって、今まさに松明から火を移された麻呂が転げ回っているのだが、周囲に延焼してしまうようなことはないらしい……



『ギョェェェェッ! でおじゃるぅぅぅっ! 熱いでおじゃるっ、熱いでおじゃるぅぅぅっ!』


『はい次のロットの方々どうぞ~っ……オラッ、早くしやがれボケ麻呂共がっ! クソチンピラ共もだっ!』


『ヒィィィッ! イヤでおじゃるぅぅぅっ!』

『ギャァァァッ! 勘弁してくれぇぇぇっ!』



 こうして麻呂やその他の馬鹿野郎の処刑は進み、その間凶ドスゑの酒も進み、『茶会』はだんだんと収束に向かって行った。


 最後に出てきた『貴族だけが口にすることの出来る超高級酒』を参加者の皆で煽り、船上の部はお開きとなった。

 さて、つぎはこのまま、空駆ける船ごと移動して、DEATHNAGOOONの奴を始末するフェーズへと移行しよう。


 それと、例の装置についての詳細を知り、引き続き『鉄の道』、並びに『メタルオオウナギ』についても探っていくのだ……

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