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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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821 それはとんでもない名前

「オラァァァッ! 勇者ダイナミックパァァァンチッ……超痛てぇ……」


「そんなヤワヤワパンチで破れるわけないじゃないの、このバリ固魔法結界、相当に手強いわよ」


「おう、そうなのか、とりあえずルビア、指が変な方向に曲がったりしているから治療してくれ」


「わかりました、でも無理しないで下さいね、こんなつまらないことでイチイチ回復するのが面倒なんで……」


「何だとコラッ!」


「ひぃぃぃっ!」



 重傷を負いつつ調子に乗る悪いルビアを成敗するのは忘れない、正義の味方の権化こと異世界勇者様のこの俺様。

 しかしその勇者様の力をもってしても、目の前の強力な魔法結界を穿つことが出来ないのである。


 それは分厚く強固であって、外側から侵入しようとする全ての者を拒んでしまう、というか中からも出られないのではないかという次元のもの。


 精霊様の力でも傷ひとつ……いや、精霊様なら傷は付けることが可能なのか、それ以外のメンバーには、次点で力のあるリリィやマーサにも無理であったのにだ。



「なぁ精霊様、良く考えたらさ、もう地道に、本のちょっとずつ傷を入れていって、最終的に穴を空けてしまうとか出来たりしないか? ほら、前に俺が使った『氷上ワカサギ釣りのゴリゴリするやつ』を貸してやるからよ」


「そんなもの使っても意味ないわよ、すぐに壊れるだけだわ、で、ちょっとずつ削っていくって話だけど……見て、さっきダメージを与えた場所、もう完全に元通り回復しているわよ」


「ダメじゃねぇか、もうどうしようもないなこれ……破壊は無理って認識でOK?」


「まぁそうなるわね、それでも……」


「それでも?」


「どこかに出入口があったりしないかと思うのよね、ほら、こんな強力な結界だけど、元はといえば普通にその辺のホムセンとかで買えちゃう魔導蚊帳なんだし」


「うむ、その魔導蚊帳ってのがどんなものなのかについては非常に気掛かりなんだが、出入口がありそうならそれを探すしかないな、とりあえずそうしよう」


『うぇ~いっ!』



 とはいえ、どうせ敵さんはこの結界の中から、俺達の行動をつぶさに監視しているに違いない。

 つまりこちらから向こうは見えない、逆に向こうからは丸見えと、非常に不利といえる状況だ。


 もちろん俺達がその『出入口』、まぁ存在するとは限らないのだが、それにリーチを掛けるようなことがあれば、いくら堕落した麻呂共とはいえその様子を黙って見ているとは思えない。


 その際には絶対に何か仕掛けてくるはず、そう思っていないと、そしてその何か仕掛けてくるタイミングが、予想外の場所であることも同時に考慮して動かなくてはならない。


 だがまぁ、とにかく何もしないでこの結界をどうにかしてしまうことなど不可能であって、どうせ術者の方もこの中に居り、外側からそれを潰すことも不可能。


 やはり外側から周囲を調べ、精霊様の主張する出入口を探し出す以外に先へ進む方法はなさそうだ……



「……うむ、とりあえずは部隊をふたつに分けようか、両サイドからこう、グルッと回る方が効率が良いかだろうからね」


「ついでに上からも観察したいから、空を飛べるお友達は私に付いて来なさい」


「はいはーいっ!」

「うぃっ、あじゃじゃーっ」



 といういことでチーム分けをしていくことが決まった、まず空を飛べる者は精霊様のチームとなる。

 まぁ、とはいっても精霊様以外の飛行可能者は、リリィとハピエーヌの2人しか居ないのであるが。


 いや、リリィにはセラも付けるか、リリィ1人だけだと何かを探すのに集中しすぎて、地上からの攻撃に気付かず、そのまま喰らってしまうようなこともないとは言えないからな。


 もちろん地上から来る通常の物理攻撃や、あとは魔法による攻撃など、リリィにとってはハナクソでも飛ばされたぐらいのものであろう。


 だが万が一ということもある、敵が攻撃に毒や麻痺など、状態異常系の追加効果を載せてきたら厄介だ。

 そういうものに対しての耐性がまるでないリリィは、きっと撃ち落されて痛い目を見ることであろう。


 ゆえに、上空チームは精霊様を筆頭者として、セラとリリィのセット、そしてなるべく危険な目に遭わぬよう、少し安全に配慮して飛ぶよう言い付けたハピエーヌとなる。


 で、次が紋々太郎を筆頭者とする『左回りチーム』である、こちらは上空チームのハピエーヌを除いた英雄パーティーと、それからフォン警部補で4人……いや、さすがに戦力が偏りすぎているな。



「え~っと、そうなると……マーサがわんころもち、マリエルがカポネ、それとジェシカが残りの2人、それぞれ付いて行って、万が一危険そうならサポートするようにしてくれ、大丈夫か?」


「はーいっ」

「わかりました、ではこちらに」

「うむ、それで構わない」


「……それならばこの3人をお借りしよう、では左回りチーム、出発とする」


『うぇ~いっ!』



 これで残ったのは6人、こちらは俺が筆頭者様兼最強の勇者様にて無敵の……まぁとにかく『右回りチーム』ということが決定した。


 メンバーは俺とミラ、ルビアとカレンにユリナ、サリナの6人であ……しまったな、比較的戦闘力が低い仲間が、不意打ちでダメージを受けた場合に備えてルビアを向こうに配置しておくべきであったようだ。


 まぁ、何かあったらルビアを無理矢理に走らせるか、或いは上空の精霊様が戻って、怪我人ないしルビアを運搬するという方法で大丈夫であろう。


 とにかく右側は俺達で、主に嗅覚や聴覚の優れたカレン、そして比較的周囲が良く見えているミラやユリナなどの力で探索していくできだ。


 見えない壁のような強い魔力の結界、それに全員で左手を付くようにして、右ルートで歩き出した……



「何だかツルツルしているだけで、何か変化があるようには見えませんね」


「まぁそうだろうな、広いし、こりゃ半周するのにも結構な時間が掛かるぞ」


「ええ、まっすぐに、何事もなく進んだとしてもの話ですがね……とはいえそうもいかないのはいつものことでして……」


「向こうに何か居やがるな、あの場所は……魔力結界の外だぞ、兵隊? なのか何なのか」


「ご主人様、見張りの人が居るんだとしたら、あの場所が出入口なんじゃないですか?」


「その可能性が高いな、とりあえず見つからないように……ってのは無理か、サリナ、どうにかしてくれ」


「わかりました、ちょっとやってみますね」



 透明な壁に手を当てた状態、もちろんこの都市のメインであることが確実な建物の周辺であり、警戒のためかかなり見通しが良い。


 このまますぐ先に突っ立っているおっさんの見張り番らしき奴等、人数は5人のようだがそれに発見されないように進むというのは明らかに不可能。


 だがこちらにはサリナが、幻術使いである悪魔が存在しているのだ、おそらく『左回り』の仲間達も、同じような状況であれば幻術使いであるわんころもちを頼っていることであろう。


 で、サリナの力でこちら側の存在を、敵から認識出来ない程度にまで希釈して……うむ、どう考えても見えているような距離へ接近しても気付かれない、作戦は成功のようだな。



「や~いっ、バーカバーカッ! ウ○コぶりぶり~っ!」


「ご主人様、いくら存在感をなくしているからといって、あまり派手なことをすれば認識されてしまいますよ、完全に消えてしまっているわけじゃないんですから」


「そうなのか、それは失礼した、おいお前等、後でブチ殺してやるからな、そこに突っ立って、死ぬ瞬間を楽しみに待っておけよ、この馬鹿共がっ、ギャハハハッ!」


「ん? 何だろう、おいっ、今何か人間の声がしたような気がしないか?」


「あっ、これはやべぇかもだ……」


「何を言っているんだ貴様は? もしかして酔っているのか? 今のはどう聞いても無能なサルが調子に乗って馬鹿をやらかしているときの鳴き声だろうに」


「む、確かにそう言われればそうだな、あのように低能っぽい声の人間など居るはずがない、失礼、やっぱゴミのようなサルだったようだ」


「……バレなかったとはいえ何かムカつくんだが?」



 いきなりサル扱いしてきやがった門番のモブキャラ共、雑魚の癖に調子に乗りやがって、あとでギッタンギッタンにして、命乞いをガン無視して処刑してやろう。


 だがその前にやるべきことをやっておかねば、この周囲にありそうな予感の、魔力結界内への入口を探すのだ……



「う~ん、ここもツルツルですわね、どこにも見当たりませんことよ」


「臭いとかも別にしないです……というかこの門番の人達がおじさん臭すぎてちょっとわかりません、絶対にお風呂とか入っていませんよこの人達……」


「しょうがない連中だな、いや、しかし出入口がないのにどうしてこんな場所を守っているんだこいつらは?」


「勇者様、ここは一度姿を現して、1人だけ残して殺してしまう、で、その残った方に聞くとか」


「うむ、その方が早いかもな……いや、姿を現すのは最後だ、まずはこの状態で、4匹を惨殺するところから始めようぜ」



 今度は挑発したりなどしない、可能な限り気付かれぬよう、5匹居るモブのうち4匹を、とても口に出しては言えないような状態にしてブチ殺してやるのだ。


 そして残った1匹の前で突如姿を現す、というかサリナが発動させている幻術魔法の効果を切ることにより、まるで何もない空間から現れたかのような演出をしてやる。


 そうすることにより、この中から選ばれた本当に幸運な1匹……まぁもちろんその後には拷問と非業の死が待ち受けているのだが、とにかくそいつはビックリ仰天するに違いない。


 まぁそこまでしてやれば、たとえ敵に捕まった場合でも何も喋らないよう教育されているなどの場合であっても、普通にベラベラと情報を吐くであろう。


 その者には俺達が単なる敵や侵入者の類ではなく、超常現象によって生じた理解し難い何かに見えているのだから……



「よし、じゃあえ~っと……ルビア、どいつを生き残らせるか決めて良いぞ」


「私ですか? そうですね……この人が一番タフそうなので、ご主人様達が拷問しても、そこまでの回数は回復魔法を使わなくて良いような……ということでこの人にします」


「よろしい、なら残りの4匹は残念ながらここで退場だな、まずは……ユリナ、コイツを焼き殺すんだ、とろ火で、しかしキッチリと灰になるようにな」


「わかりましたの、それっ!」


「ん? あっ、服の袖が燃えて……ズボンにも火が……火が、火ガァァァッ! アツゥゥゥイッ!」


「どっ、どうしたっ!?」

「おい何だっ、モブ兵士1号が炎上してんぞっ!」

「はぁっ? マジだぁぁぁっ! モブ兵士1号がぁぁっっ!」

「・・・・・・・・・・」



「んじゃ次、カレン、そっちの黙っている奴を切り刻むんだ、全身を500等分ぐらいにな」


「わうっ! シャキシャキッと!」


「……へげろぱっ!」


「なぁぁぁっ!? 今度はモブ兵士2号が細切れにぃぃぃっ!」


「よしよし、素晴らしい惨殺っぷりだな、じゃあお次は……」



 こうしてモブ兵士3号、モブ兵士4号と、これまでの2匹に負けず劣らずの残虐な方法で処分していく。

 選ばれた戦士、ではなく単なる雑魚であるモブ兵士5号は、当たり前のように漏らしながらその血の海の中へへたり込んだ。


 さすがにこんな雑魚共の血液や、その他もっと不浄なモノには触れたくないな、少し距離を取って、そこでサリナの幻術をOFFにして姿を見せることとしよう。


 もちろん敵の、モブ兵士5号の正面からではなく、横や後ろから突如声を掛ける感じで行くのだが、その方がより驚きが増し、『いつからそこに居たのだ?』という疑念も相俟って、よりインパクトのある登場となるはずなのだ……



「よしっ、じゃあサリナ、もう幻術の効果は切ってしまって良いぞ」


「わかりました、じゃあ……はいっ!」


「……これで大丈夫なのか……おいっ、そこのモブキャラ!」


「ヒギィィィッ! ひゃっ、誰だ? えっ? ギャァァァッ! お前等がモブ兵士1号からモブ兵士4号を殺ったのかぁぁぁっ!?」


「さぁ、それはどうだかな、で、お前等その名前って本名なの?」


「あっ、当たり前だっ! 俺達は幼き頃より、将来モブ兵士として前線で活躍することを目指して、日々共に鍛錬を重ねて……それどころじゃねぇぇぇっ! そんなっ、そんな親友達が目の前で……こんな残酷な殺され方をぉぉぉっ!」


「何泣いてんの? マジで気持ち悪りぃんだがこのクズがっ、こんな真っ当な名前も与えられていない雑魚共なんて、しかも薄汚い死体になり果ててな、ぺっ」


「あぁぁぁっ! 3号の遺体に唾を吐くんじゃねぇぇぇっ!」


「やかましいわボケッ、てかよ、何なんだよその態度は? もしかしてお前もこうなりたいのか?」


「イヤだぁぁぁっ! うわぁぁぁっ!」


「うっせえよゴミがっ」


「ぎゃいんっ……」



 パニックを起こして喚き散らすモブ兵士5号を、なるべく気絶させないよう、可能な限り絞った力で攻撃し……なんと、寸止めであったにも拘らず風圧で腕が捥げてしまったではないか。


 最初からここまでしてしまう予定ではなかったため、とりあえずルビアに頼んで、腕をくっつける方向性を保って治療をさせる。


 やれやれといった感じでその治療を終えたルビア、その傍らで、捥げてしまった腕がもう一度くっつくという現象を体感したモブ兵士が落ち着きを……取り戻さないではないか。


 必死になってルビアにしがみ付き、死んでしまった残りの4匹を元に戻してくれと懇願している、そしてルビアはそれを受けて困っている様子。


 とりあえず引き剥がしておこう、それと、モブ如きが汚い手で俺のルビアに触れた分の代償は、10万倍にして支払って貰わねばならないな。


 先程にも増して大騒ぎするモブ兵士の襟首をガシッと掴み、まずは地面に顔面を擦り付けさせる……



「ギャァァァッ! いでぇぇぇっ! 顔がっ、顔がベちっ! やめてぇぇぇっ!」


「おう、やめて欲しかったらちょっと俺達の質問に答えろ、全部、極めて正確にな、さもないとこのまま顔面を摩り下ろして、この場ではギリギリ死なない、でも数日苦しんだ後に死亡するぐらいのダメージを与えるぞ、どうだ?」


「こっ、こたへぴゅっ、こたへりゅあらやめれぇぇぇっ!」


「何言ってんのかわかんねぇよ気持ち悪りぃな、ルビア、すまんが面だけ回復してやってくれ、これじゃあ人間の言葉を発することが出来ないようだ」


「わかりました、はいっ、ちょっと静かにして下さい、ほらっ」



 ルビアによって治療されたモブ兵士5号、傷はすっかり癒え……ているわけではなく、適当に治されたため顔面が凄まじく歪んでしまっているではないか。


 まぁ、どうせこの顔を誰かに見せるような機会はもうないわけだし、そもそも水面に映った自らの醜悪な顔面に恐れ戦く、というようなことさえも、これから処刑されて死亡するこの雑魚にとっては二度と体験出来ないこと。


 とにかく元々汚らしかった顔面が寄り一層酷いことになっているという点には触れず、一方的にこちらの聞きたいことのみを聞き、あとは普通に惨殺してしまおう……



「おいっ、まずはこの魔法結界を張った奴についてだ、どんな野郎……というか術者がこんなことしやがったんだ? あんっ?」


「結界を、魔法結界を張ったのは麻呂です、島国の、この都市の上層部だったけど、裏切ってこっちに付いた5麻呂のうちの1麻呂なんですっ!」


「ほう、麻呂にしては強大な力を持っているようだな、何か秘密があるに違いない、で、その麻呂の名前は?」


「彼はえっと、その……確か『股下珍宝小麻呂(またのしたの○んぽこまろ)』とかいうおかしな名前で……」


「単なる変質者じゃねぇかぁぁぁっ!」


「へぶぺっ、そ、そんなこと俺に言われましても……はげぽっ!」



 ここにきて第二の裏切り麻呂の名前が出たのだが、それがまたとんでもないモノであることはもう言うまでもない。


 というか、そんな奴がこの強力な魔法結界を作成し、維持している最強クラスの術者であるなど、名前からは絶対に想像することが出来ないのである。


 いや、むしろそのおかしな名前の麻呂は完全にお飾りで、実は部下が大量に集まって、または無理矢理連れて来られた哀れな魔法使いが大量に……などという感じなのかも知れない。


 で、その真実を確かめるためには、やはりこの魔法結界、絶対にブチ抜くことの叶わないこれの出入口を発見する他に道はないのだが……とりあえず引き続きコイツに聞いてみよう……



「それで、お前等がここを守っていたってことはだな、間違いなく付近に結界の出入口があるんだろう? そうじゃないのか?」


「結界の出入口はどこにでもあって、そしてどこにもないんですって、本当です、だからここだけがそうだというわけでは……」


「何をわけのわからんことを言っているんだ? 殺されたいのか?」


「だからっ、今回はたまたまこの場所からっ、組織の上層部のお方と、それから何か知らん麻呂みたいなのが出るって言うから、俺達はここで下っ端として見張っていただけでして……」


「……じゃあさ、お前等ここの出入りの方法は知っているのか? それとも全く知らされていないのか?」


「知るわけないでしょうそんなことっ! 俺達一般のモブ戦闘員ですよっ、重要施設の中へ入る方法なんて知るわけないでしょうっ!」


「ダメだコイツは、もう処理してしまおうぜ」


「でもご主人様、ここでしばらく待っていれば、その何とかがやって来るんじゃありませんの?」


「だな、ちょっと上空の……リリィが近いな、合図して皆を集めるように頼もうか」



 この雑魚キャラ自体は重要なことを何も知らない、まぁそれはいつものことなので特に気にしないが、今回はここで待てば、もっと色々と知っている濃いキャラの敵が出現するということだけ、それだけが判明しただけで大金星だ。


 あとはその連中の登場を待って、まずはボッコボコにして『ち○ぽこ麻呂』なるとんでもない麻呂の、つまりこの魔法結界の術者について聞き出すこととしよう……

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