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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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818 ご当地敵キャラ

「ギョェェェェッ! 脚が痛いっ、脚が痛いっ、早く殺してくれぇぇぇっ!」


「だから質問に答えてからだってば、死にたいのは尊重してやるがな、こっちにだって事情があるんだよ、わかる? あぁ、馬鹿だからわからないか……」


「わかる、わかるから早く、その質問とやらをぉぉぉっ!」


「ん、とりあえずだな、お前等その『ポン刀』じゃなくて『太刀』って呼んでいるのか、どっちでも良いが、それをどこで手に入れた? というかどうやってそんなに量産したんだ?」


「つ、作り方は知らない、だが我等は新たな支配者、別の大陸から来た方々によって組織され、この武器を……授かったのだっ!」



 どうやらパチモン系英雄武器の製造方法や、誰がそれを確立したのかなどについては知らない様子の隊員。

 先程から変な方向に曲がった脚を気にしているのだが、もう1本折ってやっても特に変化はないであろう。


 で、その武器の発生元については、正直なところこれから探っていく中で発見されるもの。

 特に今この場でどうこうというわけではなく、出来れば知っておきたかっただけの情報に過ぎないのだ。


 肝心なのはここから、『ポン刀』のパチモン以外の英雄武器、完成していないという『ハジキ』を除いたふたつについて、現状何者が使用しているのかを確認しなくてはならない。


 もちろんこの連中が所持しているのが『太刀』、つまり『ポン刀』をそう呼んでいるだけのもの、それのみであることは確認済み。


 いくらウ〇コ臭い野郎とはいえ、そのぐらいは敵としてチェックしてあるのだ、天才である異世界勇者様はそういった点において抜かりないのだ。


 と、それは良いとして、この馬鹿が苦痛に耐え切れず気を失ってしまう前に、サッサと必要な情報を引き出さなくては……



「おいお前、殺してやるが、その前にもうひとつ教えろ」


「いてぇよぉっ、マジでいてぇよぉっ……はっ、天誅!」


「天誅じゃねぇよっ! ちなみにさっきそれ何度か言ってないからな、その分の制裁を受けろっ! このっ、オラァァァッ!」


「ギョェェェェッ! もう片方の脚がっ、両腕がぁぁぁっ!」



 何のゲームなのかは知らないが、『はい天誅って言ってない』ということでの制裁を、既に物言わぬ死体となり果てたコイツの仲間の代わりに執り行う。


 言っていないのは何度かであったため、とりあえず両腕と、それから残った方の脚をグチャッと潰しておいたのだが……罰ゲームとしては少し軽すぎやしないか?


 まぁ、これから極めて凄惨な方法で殺すのだし、それをもって罰ゲームの完遂とすれば良い、とにかく話の続きだ……



「おうおう、わかったかお前、俺様の質問に答えないとどうなるのかってことだ、ん?」


「あがががっ……な、何を教えたら……この苦痛から……解放して、くれるのだ……天誅……」


「だから、お前等の持っている武器以外のパチモン英雄武器だ、それの在り処について簡潔に答えよ」


「そ、それは『脇差』と『パチナップル』のことを言っているのか……天誅!」


「何だか知らんが……あ、『パチナップル』はそれで合っているんだな、そんないい加減な愛称で良いんだな……とにかくそれについて教えやがれこのダボがっ!」


「ひぎぃぃぃっ! そっ、それならふたつともある女が所持して、自在に操っていると聞くっ、本当だ、てっ、天誅!」


「ほう、で、そいつの名前と居場所は?」


「なっ、名前は『凶ドスゑ』とか言っていたが詳しくは知らない、居場所は……常にこの都市の中を練り歩き、不審人物を見つけては殺害しているそうだ、だから今どこに居るのかはわからない、天誅!」


「何だそいつは……まぁ良いや、それだけわかればもう良い、お前はもう用済みだな、今『小さな火種』を持って来るからちょっとそこで待っておけ、お前をじっくり燃やして消毒するためのな」


「ひぃぃぃっ! そっ、そんなぁぁぁっ……天誅……」



 英雄武器のうち『ドス』と『パイナップル』のそれぞれパチモン、そのどちらもを所有しているというわけのわからない名前の女。


 どこに居るかはわからないと言いつつも、この都市の中に居るのだけは確実なのだ。

 俺達側に付いている洗脳モヒカンを方々に放ってサーチすれば、おそらく簡単に発見することが可能であろう。


 で、それ以上の情報、特にこのパチモン英雄武器の破壊が戦況に及ぼす影響等については、どうやらこの雑魚キャラ1匹に聞くには大きすぎる情報だと判断。


 飲食店の建物の2階に留まっていた仲間に頼み、ごく僅かな量の油と、それから火種を用意して貰う。

 それを持って再び外へ、苦しみながら、折れた腕と脚を必死で動かして逃げようとする雑魚ウ〇コ汚染野郎の下へ。


 近付き、背中に油を垂らすと、それはもう飛び上がるのではないかというぐらいの動きで驚き、そして全身全霊の命乞いを始めた。


 先程までは早く殺してくれだの何だのと喚いていたのだが、とろ火で焼き殺されるということがわかった瞬間、やはりそれは嫌だと逃げ惑う。


 本当にわけのわからない奴だ、この忙しい俺様が、親切心でブチ殺してやろうとしているというのに、それに感謝し、笑顔で受け入れ、全財産を『処分料』として支払ってもまだ礼が足りないような状況だというのに……



「ひぃぃぃっ、助けてくれ、それだけはやめてくれぇぇぇっ!」


「あ、はい『天誅』って言ってない、ということで点火!」


「ギョェェェェッ! ふぎょろぽぺ……(以下略)……」


「ケッ、グロテスクな死に様だぜ、本当にお前のような汚物にはお似合いだがな」



 その後、徐々に言葉には言い表せないようなビジュアルへと変化していく雑魚野郎に唾を吐き掛け、死亡する瞬間など確認することなくその場を立ち去る。


 他にも辛うじて生きている『汚染組』の隊員が居るようだな、その辺に落ちている棒切れで髪の毛などを絡め取って、燃えている先程の1匹の所へ搔き集めて一緒に焼いてしまおう。


 ということで他の仲間の手を借りることなく、俺だけで黙々と作業を続けること15分、どこからともなく怨嗟の声や、未だに命乞いをするような声が聞こえる中でそれを終えた。


 まだまだ生きている感じはするが、そろそろ火も消えかけだし、まぁこのぐらい燃えたのであればあとは放っておいても良いであろう。


 一旦仲間の所へ戻って、ここで得た情報について報告をしておくか……というか俺だけ働かせて、他のメンバーはまったり休憩しているというのが気に入らないな。


 と、そこで作業の完了を悟ったのか、建物の窓が開いてセラがひょっこりと顔を出した……



「勇者様~っ、調子はどうかしら……あ、終わった感じね、煙たいし臭いから窓閉めるわよ、早く戻って来て」


「へいへい、いや違うわ、ついでに出発するからそっちが出て来いよ」


「あら、何か情報をゲットしたのね、まぁそれならしょうがないわね、何人か寝ちゃってるからちょっと待って」


「マジか、あ、やっぱ俺がそっち行くわ、とりあえずグータラな連中を起こして、一度今知った内容の伝達をするぞ」



 建物へ入り、そのまま皆が待っている2階の部屋へと向かう……侵入して来た『汚染組』のせいで充満してしまった臭いは消えたようだが、残ってしまった料理はもう『汚染物』として廃棄するしかないな、非常にもったいないことだ。


 で、眠りこけているのはまずミラ、そしてカレンにルビア、リリィにマーサ……いつも通りのメンバーらしい、すぐに寝てしまうのはだいたいこの連中である。


 とりあえず起こし易いミラやカレンなどから起こし、リリィはかわいそうなのでそのまま、ルビアとマーサはひっくり返してうつ伏せにし、思い切り尻を叩いてやったら嬉しそうに起き出した。


 その後、もう一度ローテーブルを囲んで座り、先程聞いた『凶ドスゑ』とやらについての話をする。

 どうやら紋々太郎は名前を聞いたことがあるようだ、むっとした感じで、どちらかといえば『これは拙い』というような表情を作ったではないか。



「えっと、紋々太郎さん、そのドスゑについて何か知っているって認識でOKっすか?」


「……うむ、その者は元来、英雄の地域限定バージョンのような存在として、活躍の話を聞いたことがある、実際に会ったことはないが、『盆地の女英雄』とまで呼ばれていた、正義的なキャラのはずだ」


「なるほど、で、それが『ドス』と『パイナップル』のパチモンを持たされて変わってしまったと……まぁ、名前からして『ドス』は最初から持っていそうっすけど……」



 地域限定の英雄、まぁ紋々太郎にしてもこの島国に限定という時点でそうなのだが、今回はそれよりももっと限定、この都市だけを守護していた英雄、いや女英雄と呼ばれていたのか、とにかくそんな感じの奴であるようだ。


 だがいくら何でもそれが裏切って、侵入して来た西方新大陸の犯罪組織に付くなど、それは少し考えにくいのではないか。


 先程までここに居た『汚染組』や、あの頭の悪いスポーティーなジャンボ麻呂のように、これは敵に付くような行動に出ても仕方ないなと思えるような、そんな感じの響きではないのだ。


 もしかしたら今回の件には何か裏があるのかも知れない、裏切り、敵に付いた振りだけをして情報を探っているとか、敵を油断させるためにそうしているだけとか、そういうタイプである可能性は否定出来ない。


 まぁ、そもそも『女』英雄とのことだからな、まずは可愛いかどうかを確認して、その確認結果次第でどう処理していくかを決めなくてはならないのは確かだ。


 よっていきなり攻撃を仕掛けるのではなく、発見したらまずは様子見を……と、その発見がなされたようだ、都市全体に散るよう命じたモヒカンの一部が、続々と報告へ戻っている……



「てっ、てえぇへんだっ! 向こうの方を見に行ったモヒカンが次々に殺されて……」


「そうか、しかしそのようなこと、別に驚いたり、慌てて駆けて来るほどのことでもないだろうに、お前等のようなモヒカン雑魚キャラ野郎共がちょと死んだだけなんだよな?」


「そ、そうだけど、俺の大切な『ヒャッハー義兄弟』達も殺されてんだっ! あの女に、遠くからチラッと見えただけだけど間違いねぇ、奴は『凶ドスゑ』だっ! 早く行ってどうにかしてくれっ!」


「はいはいわかったよ、てか何だ『ヒャッハー義兄弟』ってのは……ところでお前、どうしてこの俺様に対してタメ語なんだ?」


「いや、そりゃどう見ても俺の方が年上で……」


「だからどうしたってんだよ、死ねっ!」


「ぎょぇぇぇっ!」

「ぎゃぁぁぁっ!」

「ぎょぉぉぉっ!」

「以下略」


「あっ、やべぇな、あの生意気な奴だけ殺そうと思ったんだが、うっかり集合している奴を全部ブチ殺してしまったぜ、これじゃあ情報が……と、問題はなさそうだな……」



 建物の前に集まり、下からやいのやいのと騒いでいたモヒカン共、こちらにむかって必死で救援を要請していたのため、どれもやかましくはあった。


 だが勢い余って皆殺しにしたのは間違いでしかないと反省している、もちろんほんの少しだけだが。

 しかし、それでも情報は得られたのだ、その集まっていた犠牲者からではなく、今遠くの方で犠牲になっている連中の良い吹っ飛びぶりによってだ。


 中央にある巨大な屋敷のような城のような、とにかくそういう感じのものを除けば、比較的低い建物ばかりで構成されているこの都市。


 その中で2階建ての2階の窓から眺める景色は、確かに家々がじゃまではあるが、かなり遠くまで見渡すことが出来るもの。


 で、見えている範囲の遠くの方のうち、ごく一部の範囲で起こっているのが『人間の吹っ飛び』である。

 そこではおそらく敵が、こちら側に付いているモヒカン共をその敵であるとみなし、処分しているのであろう。


 そしてそんなことをしているのは、まぁもしかしたら違う何かなのかも知れないが、話の流れ的にはおそらく『凶ドスゑ』本人、そうである可能性が極めて高い。


 となれば早速そこへ、今人間が吹っ飛びまくって殺されている場所へと向かうべきだ……



「よしっ、間違いなくあそこだな、このなぜか置いてあるマップで位置を確認して……この場所か、うむ、サッサと行こうか」


「でも勇者様、何だかずっと同じ場所に居て、全然移動していないのが不気味ですね」


「確かに……いや、さっきモヒカンが吹っ飛んだ場所が地図上だとここで、今見えている奴な、もう落下して行ったが、それが飛び上がった場所がここ、つまり本当に少しずつだが移動はしているぞ」


「少しずつって、ほぼでんでん虫じゃないですか、カメより遅い歩みですよこれ」


「まぁそこは気にするな、きっと敵さんにも事情があるんだろうよ、とにかく襲撃だっ!」


『うぇ~いっ!』



 ということで店を出て移動、『凶ドスゑ』が暴れていると思しき場所を目指して走った……



 ※※※



「もうすぐ近くですっ、何か喋りながら攻撃している音が聞こえますよっ!」


「喋りながら? カレン、何と言っているのか聞き取れるか?」


「えっと……『どすえぇぇぇっ!』って叫んでます、あと変な技名とかも……」


「きっと恐ろしく馬鹿なんだな、かわいそうに」



 頭が悪いと思しき敵に同情しつつ、その叫び声の内容からして、それが『凶ドスゑ』そのものであることを再確認する。


 そのまま走り、角を曲がった先では……居た、明らかに目立つ格好の女らしき影が、どういうわけか逃げずに殺られるのを待っているアホなモヒカン集団の中にひとつ。


 いや、目立つのはわかるが、少しサイズ感がおかしいではないか、態度の大きさに比例してデカくなるのではないかと思えるような、そんな比較的大ぶりな雑魚キャラだらけの中で、頭ひとつ抜けているのが気掛かりだな……と、異常に高い下駄のような履物を装備しているのか……



「なんかあしゃしゃしよーっ」


「そうか、勇者君、NEW新キジマーが『何だか私のような派手さだね』と言っているが……あの者の恰好はまさに……」


「ええ、花魁ってやつでしょうね、どうしてハピエーヌが何を言っているのかわかったかについては永遠の謎ですが」


「ご主人様、良く見たらあの敵の人、長いホネのおやつみたいなのを咥えてます……キラキラ光ってて美味しくなさそうだけど……」


「カレン、あれは食べ物とかホネガムとかそういうのじゃなくて、キセルっていう、まぁ、何だ、とにかく煙を吸ったり吐いたりするアイテムだ、臭っせぇぞ」


「あ、じゃあそんなの要りません、やっつけたら壊してしまいましょう」


「いや、たぶん高価なものだからそれは……」



 向かう先でモヒカンをふっ飛ばし続けているのは確かに『花魁』か、それに準ずるもののようなスタイルをしている女だ。


 この碁盤の目状に拓かれた都市に、あの花魁らしき格好の敵……これは完全にマッチしているな、奴はもう、この町のみで活動することを許された『ご当地敵キャラ』といった感じの存在である。


 そして『凶ドスゑ』について前情報を有していた紋々太郎も、まさにアレがその者であるということをハッキリと認識したようだな。


 とりあえずモヒカン共をこれ以上減らされるのは困る、防御用(肉の盾)として最低でも100匹は残しておかないとだし、そもそも飛び散ったモヒカン汁で美しい町が汚れてしまう。


 まぁ、その汚れを気にせずにモヒカン殺しをしている時点で、この目の前の綺麗な顔をした花魁が、この都市の英雄として活動していたことなど忘れ去ってしまっているのは明らかになるのだが……とりあえず話し掛けてみようか……



「おいそこの女! お前だよお前っ! ちょっとモヒカン殺しを停止して俺達の話を聞けっ!」


「どすぇぇぇっ! 喰らえっ、ぶぶ漬けスラッシュ!」


「危なっ!? おいっ、いきなりぶぶ漬けを投げ付けるんじゃねぇっ、てかまだ来たばっかりだぞ俺達は……って爆発すんのかよっ!?」



 目が合った瞬間に掌を上に向けた花魁、その上にはブーンッという音を立てながら、どこからともなく『ぶぶ漬け』が出現した。


 そしてそれを投げ付けてくるのだが、どうやらそのぶぶ漬け自体がパチモン英雄武器、『パチナップル』の効果を有していたようで、俺が立っていた場所に到達すると同時に大爆発を起こす。


 これには、この突然の轟音には皆驚いたようで、カレンにマーサ、それから英雄パーティーのうちわんころもちは、かなりのダメージを受けてその場に蹲ってしまった。


 ついでに回避行動を取ることなく、破片をまともに浴びてしまったマリエルが……ビッタビタになって怒りの表情を見せているではないか。


 どうやら『パチナップル』でありつつも、『ぶぶ漬け』としての効果は有していたようで、マリエルはアッツアツの米粒と、それから茶の湯をまともにブッカケされてしまったのだ……



「全く、食べ物を粗末にしたとんでもない攻撃だな、ミラ、ジェシカ、ちょっとダメージ受けちゃった組を後ろへ、ついでにマリエルはそっちで着替えて来い……でだ、おい凶ドスゑとやら、お前は……」


「どすぇぇぇぇっ! 地獄の業火に焼かれよっ、必殺! 最凶焼きっ!」


「コラッ! サワラの切り身を投げ付けるんじゃ……こっちも爆発すんのかぁぁっっ!」



 再び話しかけると同時に、今度はぶぶ漬けではなくサワラを投げ付けてきた『凶ドスゑ』、本当に食べ物を大切にしない悪い奴だ。


 話もまともに通じないようだし、本当にこれがこの地域限定の英雄として活躍していたのか?

 誰かがその(顔の)美しさに見惚れ、勝手にそのようなことを言い出しただけであって、実は元々単なる馬鹿という可能性が浮上してきた。


 或いは元々は『良いもん』であったのだが、敵、つまり西方新大陸系の犯罪組織の馬鹿共によって拉致されるなどし、何か改造めいたことをされた結果がコレなのかも知れない。


 とにかく既に対話でどうこうのフェーズではない、ここからは実力同士のぶつかり合いで、制圧した後に何があったのかという事情を探るべきだ……

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