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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第二章 王都到達
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⑦飲みに行こうぜ!

戦闘シーンはかなり適当です。

宴の日から、およそ2週間が経過した。俺がこの異世界に来てからは1ヶ月ぐらいだ。

皆かなり強くなってきた。リリィは元々だが、カレンが凄い。獣人は普通の人族よりも戦闘力が高いそうだ。スキルは原則1つであるが、ステータスだけは俺のような異世界勇者と同程度の伸びを見せるらしい。尻尾ももふもふだし、実に素晴らしい。


「は~い、集合~!聞いてくださ~い!」


ミラが席に着く。他のパーティーメンバーは遊んでいる。


「会議を始めますよ~っ!」


リリィと、叱られたくないだけのカレンが着席。

セラとルビアは未だにふざけている。

魔法を使うあの2人は賢さのステータスが高いはず。にもかかわらずどうしてあんなに馬鹿なのか?

とりあえず、2人共捕まえて椅子に縛り付けておいた。


「ハイ、今皆さんが静かになるまで3分かかりました。特にセラとルビアは覚悟しておくように!」


青ざめるセラ、身悶えるルビア。セラは、俺がルビアにお尻ペンペンしているところを目撃してしまったのだ。自分の行く末を想像したのだろう。正解だ、震えて眠れ。ちなみに、この中でセラだけは奴隷でもペットでもない。あまりやりすぎると起訴されてしまう。注意が必要だ。


そんなことはどうでも良い。話を続ける。


「え~、定刻となりましたので、会議を始めさせていただきます。早速ですが明日から、3泊4日の予定で、ドラゴンライダーを始末しに行きたいと思います。」


息を呑むリリィ、この間殺害したホゲジローを含め、32体のドラゴンライダーによってリリィの故郷が制圧されている。そして奴等はこの王都を襲撃しすることを画策している、という事実がある。


「リリィメンバー、ドラゴンライダーについて説明をお願いします。」


「あいつらは弱くて馬鹿で、股間のアレも矮小です。そのくせ態度ばかり大きくて、特に私をいじめていたあのホゲジローという奴は最低でした。」


「ところでリリィメンバー、ホゲジローの強さはドラゴンライダーの中ではどの程度でしたか?」


「はい、あのナメクジ野朗はナンバー2でした。トップの奴はあのゴミよりも少し強い程度であったと記憶しています。ですが人質が…」


「いえ、現状の勇者パーティーは人質というアドバンテージが向こうにあったところでどうと言うことはないでしょう。全員、奴等よりも強いです。」


現状、勇者パーティーのメンバーで最もステータスが低いのはルビアで、それでも1400程度である。ちなみにルビアのステータスが低いのは、攻撃力が極端に低いためである。回復魔法にそんなものは要らない。

逆に最も高いのは当然リリィ、総ステータスは2500程もある。レベルアップ1回あたりの伸び率が尋常ではない。

そしてカレンが1700、俺が1650、セラとミラがそれぞれ1500といったところだ。


勝てる、余裕で勝てるぞ!


「質問は受け付けません。これにて会議を終了します。では明日の朝出発とします。解散!」



※※※



翌日、ギルドの購買で『麻痺消し』をありったけ購入する。

ドラゴンライダーたちは、ライトドラゴンの里を制圧するために痺れ薬を大量に使ったとのことである。

今もそれは臨戦態勢のままであろう。

そしてもし、それを使われたとしたら?状態異常に弱い、ドラゴンのリリィが戦線離脱することになる。圧倒的な最大火力の喪失だけは絶対に避けたい。その対策だ。


次は、陸運業ギルドに行って馬車の手配をする。

パニックを起こすと困るので王都襲撃の件には触れなかったが、俺が異世界勇者ということもあり、最強の御者を用意してくれた。


なんと選ばれた御者じいさんははスキル2つ持ちだった。しかもルビアのような変態スキルではない。

そのじいさんは操車と、鉄ケツというスキルを持っていた。



  鉄ケツ

   長年馬車に揺られ続けたことによりケツが固くなった。振動ダメージ99%軽減。


王都有用スキルセレクション・最高ミラクルエクストリーム金賞に輝いたこともある、伝説のスキルだそうだ。奥さんと2人で御者開業50周年を慎ましく祝っていたところで突然発現したらしい。


御者じいさんの馬車に乗り、王都を出る。じいさんがシフトレバー的なものをガチャガチャやると、屋根の上からビヨヨ~ンっと出てきた竿、それにぶら下がったニンジンが馬車を引く馬の目の前に垂れ下がる。

ターボである。

速い、だがケツが痛い!じいさんは平気そうだ。よく考えたら丈夫なのは自分のケツだけだ。客のことも考えて欲しい。


しかしこのペースなら2泊3日で行けそうだな…



※※※



結論、2日行程で向かうべきところを1時間もかからずに到着してしまった。

じいさんの操る馬車は異様に速いのである。

だが、本人曰くなかなか音速の壁を越えることができずに悩んでいるという。

馬車で音速を超える必要はないこと、じいさんの後ろでニンジン齧ってる生物がおそらく馬などではないことの2点を伝え、そこからは徒歩で接近する。


なお、御者のじいさんにはその場で待機して頂く。帰りもあるのだ。特に敗退する予定もないからな。


しばらく山の中を歩く…あった、リリィの故郷であるライトドラゴンの里だ。

里、というよりはちょっとした集団生活、かなり狭い。だが、奇襲する側としては好都合である。

そして奴等は油断している。鎖で繋がれた人間形態のライトドラゴン達を甚振って遊んでいるのである。


セラ、ミラ、ルビアを近くの藪に隠し、残りはその場を離れる。

初手はカレン、その後ミラにはいい感じのタイミングで飛び出してもらうことにする。最初に親玉を叩く作戦だ。


俺、リリィ、カレンの3人は、かなり距離をとったところまで移動し、ドラゴン形態になったリリィで飛ぶ。俺は上に跨り、カレンはその両肩をリリィの足に掴まれてぶら下がっている。

太陽に隠れ、高空を旋回する。


見ると、里の端に巨大な風呂桶のようなものが設置されている。ウチの風呂と交換したいぐらいのサイズだ。

黄色の液体が入っている。あれが痺れ薬なのであろう。


「ドラゴンライダーの頭はどいつだ?」


『今外には居ないようです。ですが奴はアウトドア派なので、そんなに長く建物の中には居ないはずです!出て来たら伝えます。』


この世界で言うアウトドア派の定義が何なのかよくわからないが、とりあえず出て来るまで待とう。


今はかなりの高度で旋回している。飛行機じゃないが、もし奴等がこの先ドラゴンに乗って飛び立つとしても、おそらく最初は高度が低いだろう。ここに居れば見つかることはなさそうだ。

空の支配者気取りのドラゴンライダーども、まさかその真上に陣取っている者が居るなんて考えもしないだろう。


『出て来ましたっ!あの変な髪形の奴です!』


リリィがそう告げる。他のライダーが皆一様に落ち武者ヘアーなのに対し、頭目、プゲイチローだけはちょんまげであった。鼻くそほじりながら欠伸して居やがる。

下にセットされているカレンにも、奴がターゲットであることを伝える。

よし、作戦開始だ!


敵の頭目と痺れ薬の桶、その2つが直線に並ぶ方向から、かなりの鋭角で急降下する。速い!

地面スレスレ、気が付いたターゲットと目が合う。

と、同時にリリィは足で掴んでいたカレンを切り離す。

急降下のスピードが乗ったカレンの一撃が、奴の左頬と、左肩を切り裂く。

空対地ワンコミサイルと名付けよう。

惜しくも頚動脈は逝かなかったようだ、というか魔族の体のつくりを知らない…


リリィはそのまま滑空していく、次は痺れ薬の桶だ。

破壊したりすると揮発してどうにかなってしまいそうなため、無力化を狙う。

通り過ぎざま、大量の麻痺消しを投下する。

一部は外れたが、大半は桶にドボンしたようだ、中和された痺れ薬が透明になってくる。

成功だ!外れて周りに落ちているものは後できちんと回収する。もったいないからな!


舞い戻って着陸する。既にミラも手近なライダーに切りかかっている。

いや、適当ではないようだ。奴はライトドラゴン達を拘束する鎖の鍵を持っているようだ。

枷や鎖は魔力を奪う金属とか何かだったかな?


『グウゥ!貴様!ノーヘルでドラゴンに騎乗するとはどういう了見だ!?』


カレンと戦っている、既にボロボロのちょんまげが俺を睨んでそう叫ぶ。

この状況で最初に突っ込むところがそこなのか?

いや、次からはちゃんとヘルメットを被ろう。ノーヘルは違法なのかも知れないからな…


他のドラゴンライダーも参戦を試みるものの、セラの魔法が飛んできて牽制されている。

俺とリリィも参加だ。といっても俺はセラとルビアに攻撃が行かないよう守る役目、勇者なのに裏方だ。


というか、さっきから回復魔法を使っているルビアが全く狙われないところを見ると、このドラゴンライダーという魔族はあまり賢い方ではないらしい。直接攻撃してくる相手のみに気を取られているようだ。


最初に、ミラが鍵を持ったライダーを倒した。そのまま、拘束されているライトドラゴン達の救出に移る。鎖を外されたドラゴン達は次々に形態を変えて参戦してくる。ミラが鍵を外すごとに味方が増える。こちらの勢力は逓増するのだ。勝負は決したといえよう。


そしてついに、カレンが敵の大将を討ち取る。まだ死んではいないようであるが、喉を切り裂かれてヒューヒュー言っている時点で、もはや時間の問題であろう。

カレンは止めを刺さない、苦しんで死になさいということか。


勝った!

ミラが解放したライトドラゴン達の助力もあり、31体のライダーのうち26体を討った。

残りの5体はなぜか生け捕りにしてある。

リリィに聞くと、後で惨たらしく処刑するらしい。

まぁ、当然の権利といえよう。


外で捕まっていたリリィの仲間全員を解放した。後は先程ライダーの大将が出てきた建物の中に居る族長だけらしい。

族長は中に居た。

髪こそリリィと同じ赤であるが、パーマだし、弛み切ったおばちゃんだし、トラ柄の服を着ていた。

ひとまず解放してやると…


「あ~ら、ありがとうねえ!おばちゃん膝が痛くて腰も痛くて、おやあんた異世界勇者かい?若いのに頑張ってるねぇ、おばちゃんもこんな歳じゃなかったらあんたみたいな若い勇者のパーティーに入ってそりゃあもう鍛え上げたファイアブレスでどっかんどっかんって…」


延々と喋り続けていた…

そうか、ドラゴンライダーの頭目はアウトドア派だったのではなく、単に室内に居るとコイツがやかましいから外に避難していただけなのか。

魔力は鎖で封じることができてもトークは無理だ。

おそらくこのおばちゃんは猿轡をしても普通に喋るだろう…


解放したドラゴンの中にはリリィのママだという者も居た…

リリィとほぼ同じ容姿で一回り大きくしただけである。リリィの胸はこれが最終形態なのであろう。


帰り支度をし、さっさとお暇することにした。もう少し感謝されたくないわけではないのだが、馬車を待たせてあるし、何よりもこのおばちゃんがやかましい。

しかも里の中心では、早速捕らえたライダー5体を引き裂いたり炙ったりする謎の儀式が始まっている。夕飯が不味くなると困る。


御者のじいさんのところに戻り、帰りをお願いする。


「何やら騒がしかったようじゃのう。祭りじゃったのか?ま、若者が元気なのは良いことじゃ!」


そう言ってくるじいさん。ええ、ちょっと命のやり取りをしておりました。


帰りの馬車も速い!でもなんか飛んでねぇか?馬も羽生えてね?

じいさんが50年前に御者として独立する際、父親から受け継いだ先祖伝来の馬だそうだ。

じいさんのじいさんも、そのまたじいさんも、この馬とともに御者をやっていたらしい。

その時点で何かおかしいと思わなかったのだろうか?



※※※



『ハイっ!ど~ん!』


リリィに乗った俺は王宮のテラスに着地する。

ここからなら王の間に直通だ。

音速馬車で王都に戻った後、早速報酬の方を請求しに来たのである。


着地は難しい、リリィの尻尾がテラスの柵に当たり、崩れてしまった。

こんなところに柵を作りやがって!これでもしリリィが怪我をしたら国王を縛り首にしてやる。


「ちわ~、勇者で~す。ドラゴンライダーを滅ぼして来やした~。」


中に入り、馬鹿面で立っていた大臣に血で赤く染まった布袋を投げつける。

大将首入りの価値ある一品だ。


魔族の生態に大変詳しい先生方がわらわらと集まってきて、ライダーの首を確認する。


「この髪型、それからこの牙…うむ、ドラゴンライダーのうち集団の長となるべき個体に間違いございません。」


学者先生が大臣に報告する。大臣は急いで報酬を取りに行ったようだ。

適当に王と雑談して待っていると、戻ってきた。


「それでは、異世界勇者アタルに対し、ドラゴンライダー討伐の報酬を授ける。」


小さな袋だ、シケて…いや、金貨が10枚も入っている!日本円に換算すると100万円相当だ!


「勇者よ、その報酬を有効に使って力を蓄え、いつの日か来るであろう魔王との決戦に向けて…」


大臣はまだ何やら話している、だがもう聞こえない、金貨しか見えない。そうだ、酒を飲もう!


「おい駄王っ!今から飲みに行こうぜっ!」


とりあえずアル中駄王を誘う。脱走してまで居酒屋に通っているぐらいだ。相当好きなんだろう。


「おぉ、ゆうしゃよ!そなたいける口であったか!」


テラスで話を聞いていたリリィが『よし、乗れ!』みたいなジェスチャーをしている。

この子は非凡ないける口である。


「ヒャッハァァー!退け退けぇぇ~い!」

「汚物は消毒じゃ!」


およそ勇者や国王とは思えない奇声を発しつつ、リリィに2ケツして馬車道を疾走する。

別に飛んでも良いのだが、そうすると国王が落ちてしまう。

下に居る人に当たったり、臓物が飛び散って町が汚れたりするかも知れない。

ゆえに、走っているのである。


途中、シルビアさんの店に立ち寄り、宴の開催を伝える。2次会から参加してくれるそうだ。

2次会は勇者ハウスの一室を掃除し、皆で床に座って行うことにしよう。


王を連れたまま一旦帰宅する。

1次会からの参加は俺、王、リリィ、そしてルビアということになった。残りは2次会からだ。

それまでに、セラは2次会会場を掃除してくれるらしい。


カレンはミラに難しい字や文章表現を教わりながら、今回の功績を実家に報告する手紙を作成するそうだ。

今回大将首を挙げたのがカレンであることを国王に伝えておく。

王はカレンを褒めていたが、撫で撫でさせたりは絶対にしない。

変な雑菌とかがカレンの頭に感染ってしまうかもしれないためだ。

人質解放のきっかけを作ったミラも偉いぞ!

だがMVPは馬車のじいさんである。

彼が居なければ今頃はまだ『行き』であったはずだ。


1次会組の4人は近くにある、国王御用達の大衆居酒屋に向かった。

御用達と大衆のワードが互いに反発しているが、気にしない。異世界だからな。


揚げ物が出てくる最高の店だった。さすが大王様!良い店を知っておいでだ。


居酒屋では、国王の口から本当に興味深い話が3つ聞けた。

ひとつは魔王に関することである。

魔王の名前は『オーツ・カミナ』というらしい。

相当に暇らしく、時折王都の前に巨大な幻影を出して挑発してくるとのことだ。そのうちそのお姿を拝見することができるだろう。


次は外患の話、魔王が人族にとっての外患と考えるとこの件は人族の中での内憂に当たるのだが、酔っ払いに難しい話は厳しい。

で、実はこのペタン王国の西隣にあるボイン帝国との関係が急速に悪化しているらしい。

もはや名前の時点で圧倒的に敗北しているような気がするが…

王は、もし戦争になったら何とかして欲しいと頼んできたが、それはお前の仕事である。


最後のひとつは第一王女がクーデターを画策しているかも知れない、ということ。

索敵に王女が反応する時点で何となくわかっていたが、そんなことここで軽々しく口にして良いのだろうか?

と、思ったら正式に調査を依頼してきた。

もちろん断っておいた。

だって調査なんて異世界勇者の仕事じゃないでしょうが!

勇者は魔王や魔族との戦闘で忙しいのです。

調査なら異世界忍者でも召喚すれば良いでしょうが!


ちなみに第一王女に関しては容疑が固まり次第教えてもらうことにした。

異世界勇者は優しいので、ボコるのだけは手伝ってやる。

その前の繊細な作業は無理だ。パーティーメンバーも馬鹿ばっかりだしな。


勘定を済ませ、シルビアさんを拉致って勇者ハウスに向かう。

シルビアさんの店はまだ営業中だったが、酔っ払いにはそんなこと関係ない。

カウンターの奥に『本日は終了しました』の札を見つけたため、勝手に持ってきてドアに掛けておいた。

完璧だ。


「あ、お帰りなさい!」


勇者ハウスではカレンが出迎えてくれた。部屋も片付いているようだ。

土足厳禁にして皆で床に座る。酒はセラが買ってきてくれたようだ。

騒いでいるうちにだんだん出来上がってくる。


最終的にカレンを胴上げしたり、パンツ一丁(元からの奴も居る)で踊ったりと、うぇ~い行為を繰り返す。

国王の一発芸は面白かった。


宴は深夜まで続いた。正確には国王の付き人が乗り込んできて、スペシャルゲストであった彼が連れ去られるまで続いた。

グーで殴られていたようだが大丈夫だろうか?


魔王のこと、隣国のこと、第一王女のことなど、気になることがいくつか出てきた。

だが、この異世界に来て最初の目標であったドラゴンライダーの討伐と、リリィの故郷の解放は実現したのだ。

次に何が来るのか?そんなこと今はどうでもいい。

とりあえず、発生したタスクを順にこなしていき、区切りごとに宴を開催すればそれで満足なのである。

明日は…とりあえず休みとしておこう。

今回で一段落、何か挟んで次章に行きたいところですが、章立てのやり方がわかりません。

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