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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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791 やべぇのは

「よし決めたっ、何か知らんが勇者パァァァンチッ!」


「キャウゥゥゥッ……カクッ」


「うむ、成功したようだ」


「ちょっと勇者様、何をっ……って、意味わかんないわよもうっ」


「ん? とりあえず気絶させたんだ、ダメージもほとんど入っていないし、結構上手かっただろう?」


「だからってこの子を気絶させることないのに……」



 とは言うものの、この部屋には『気絶させるべき対象』がふたつしかないのである。

 そしてその一方は吹けば飛ぶどころか粉々になりそうな、ガリガリのキング犬畜生。


 そうなればもう、最初にいくべきはたった1人、そのガリガリの妹であり、比較的健康で丈夫である『姫』以外にはないのだ、申し訳ないことではあるが。


 で、当然その姫に関しては術式などと無関係であって、念のため、確認のために気絶して貰ったに過ぎないのだが……いや、過ぎなかったはずなのだが……これはどういうことだ?


 いや、気のせいではない、俺だけではなく、ガリガリのボディーで今にもヒャッハーしてきそうなポーズを決め、ナイフをペロペロしていたキングも、何だかこう、何かを察知したような顔でキョロキョロと辺りを見渡している。


 では何なのか、この不思議な感覚の正体は、現状この室内では俺とキングだけが感じているのであろうこの違和感の正体は……



「勇者様、どうしたんですか勇者様?」


「反応がなくなったわね、いつもみたいに足りない頭で何か考え込んでいるのか、それともこんな犬耳美少女を気絶させたことへの罪悪感に苛まれて……その可能性はないわね」


「精霊様、主殿は生まれてこの方罪悪感など感じたことがないぞ、罪悪の塊のような存在だというのにだ」


「じゃあ一体どうしたのかしら? やっぱり壊れたの? 魔力を充填したらまた使えるかしらね」


「う~む、さすがにそろそろダメかも知れない、買い替えた方が良さそうだぞ本当に」


「……うむ、おいジェシカ、勇者様を買い替えるんじゃない、それで、ひとつわかったことがあるんだ」


「おっと、やはり考え事をしていただけか、呼び掛けには答えなくともディスると反応するのはいつも通りだな」


「その通りだ、ジェシカは後で鞭打ちの刑な、で、この城に展開された術式に関してだが……」


「術式に関してだが? それと主殿、鞭打ちは今してくれ」


「そうか、じゃあ喰らえっ!」


「ひぃぃぃっ! 尻が割れるっ……と、で、術式に関して何があったんだ?」


「あぁ、おそらくなんだがな、術式の大元、というか術者……この子だよ、姫、わんころもち姫……」


「いやいや、そんなまさか……そうなのか?」



 確証はありすぎるほどある、何といっても今現在、この城に掛かっていた術式が、一時的に効果を失っているとしか思えない感覚なのだから。


 そしてキング犬畜生もそれと同じ感覚を抱いているようで、まぁもちろんこの大馬鹿者には術式が途切れたこと、というかそもそもこの城に術が掛けられていたこと自体わかっていないのだが。


 しかし犯人、というか謎の術者がこの『わんころもち』などというかわいそうな名前で呼ばれている姫であったとは。

 いや、本人に悪気があってそれをやったわけではないかも知れないし、一応後程事情を聞くべきだ。


 で、その事情聴取よりも何よりも、今すべきことがひとつ、これは術式の効果の消滅によって生じた問題なのだが……下の連中がヤバいのである……



「……勇者君、何だか下の方が騒がしいような気がするのだが……それが何かわかるかね?」


「まぁ、たぶんアレっすね、下のしょうもない犬畜生共、奴等もこの消えてしまった術式で操られていたはずなんで、それが途切れたせいで、このキング犬畜生に対する信仰心とかも消えて、あとこれまで搾取されまくった分とかも……」


「……つまり、ここへ苦情が殺到する勢いである、そういうことだね?」


「まぁ、そういうことっす、残念ながら……」



 階下から聞こえてくる、というか響いてくるのはドドドドッという明らかな轟音、それが人の集団が立てるものであることはもはや明白。


 そして、その音を立てている主体が、先程まで『ト=サイヌ様がどうのこうの~っ』と主張していた連中の、術式の効果が切れて正常に戻ったものであることもまた明白である。


 まぁ、正常に戻ったとはいえ馬鹿は馬鹿、きっとここへやって来て、自分達の落ち度などはまるでなかったかのように暴れ狂い、キング犬畜生を殺し、換金価値のあるもの全てを略奪していくつもりに違いない。


 もちろんそんなことはさせない、というか話が進まなくなると困るのでこの部屋へは入れないつもりだ。

 そのためにどういう方法を取るかといえば……よし、ちょうど良い場所にある何だか分厚いテーブルを用いよう……



「よしルビア、ちょっとそちら側を持ってくれ、コイツを出入り口の扉の所まで運ぶぞ」


「わかりました、よいしょっと……」


「おいちょっと待てやオラァァァッ! その金貨30枚もする超高級テーブルをどうするつもりだっ! ブチ殺すぞオラァァァッ!」


「チッ、うっせえ雑魚犬だな、3べん回ってワンッしながらクソでも喰らっとけやこのボケ」


「んだとゴラァァァッ! もうキレたかんなっ、喰らえっ、究極の犬王けんおうキックだぁぁぁっ!」


「だからうるせぇって、あっち行けこの野良犬野郎、ぺぺっとな」


「グギャァァァッ! 全身の骨がバッキバキにィィィッ!」


「いやどんだけ弱いんだよお前……」



 ここにきて初めて物理的な攻撃を仕掛けてきたキング犬畜生、やはり見た目通りの凄まじい弱さだ、というか、コイツが強い、最強の犬獣人……とまでは言っていないが、その詐欺的な情報はどこから漏れて、紋々太郎の所まで到達したのであろうか?


 まぁ、嘘に嘘を塗り固め、そのガッチガチの大噓が、次第に『真実らしい何か』へと変化し、そして『凄い奴が居るらしい』的なノリで巷に流れ出したのであろう。


 全くどうしようもないのだが、しかしこの犬畜生が『強い』ということを、そうであるという話をキープしなくてはならない者が居たはず。


 そうでなくては化けの皮などとっくに剥がれ、これまでに買ってきた恨みの分を清算するタイミング、いわば年貢の納め時がとっくにきていたのは確実、コイツはこんな所でのうのうと生きてはいなかったのだ。


 では一体誰が……と、テーブルを縦にして扉の前に設置する作業をしつつ、偶然チラリと目に入った1人を凝視する。


 ソファに寝かされてパンツが見えそうな……と、そうではなく、この姫、わんころもちこそが、それをすることにつき利益を有する者なのではなかろうか。


 いや、もちろん他の兄弟やその他親戚等が居て、そいつまたはそいつらの命令で自らの兄の強さを詐称、術式を使って配下を集め、ここに留めていたのかも知れない。


 だが現状、そういう第三者の影は全く見え隠れしていない、となるとやはりこの事案、わんころもち本人が、本人の意思に基づいて、単独でやってのけたことなのではないか。


 そう思ってしまうのは仕方のないことであり、未だそうであると確定したわけではないにせよ、きっとそうであるという仮定の下に、これからの行動をチョイスしていくべきであろう……



「おっ、群衆が来やがったぞ、ルビア、あとジェシカも、お前等そのデカいケツでテーブルを押さえておけ、剣とかが貫通してきて串刺しにされたらドンマイだがな」


「それはなかなかハードですね、いえ、期待してるわけじゃないですよ、でも後でちょっとだけ……」


『開けろやオラァァァッ!』

『金返せボケェェェッ!』


「ひっ……ビックリした、でもこのテーブル、かなり頑丈ですね、すっごい攻撃されているけど全然平気です」


「そうか、じゃあ引き続きそこの守りを頼んだぞ、さて、おい骨バッキバキ犬畜生、ご覧の通りお前の時代はすでに終焉を迎えた、あとでブチ殺してやるからそこで黙っておけ、良いな?」


「い……いでぇ……誰か治療を……」


「喋るなって言ってんだよこの駄犬野郎がっ!」


「ぐべぽっ!」



 鬱陶しい駄犬は黙らせることに成功したし、ルビアとジェシカ、それから遊びで参加したリリィがケツで守る扉の方も安泰の様子。


 さて、ここですべきは次のステップへの移行、即ち気絶させてあったわんころもちを気付かせる作業だ。

 暴れるようなことはないであろうが、起きた瞬間術式が再発動、などということも考えられなくはない。


 ならば今のうちに魔力を奪っておく、どういう状況にあっても術式の再展開が出来ないようにしておこうという結論に至った。


 セラが持っていた、久しぶりの登場である『魔力を奪う金属の腕輪』、申し訳ないが、これを勝手にわんころもちの右手首に嵌めてしまおう、嵌めて……何だろう、同極の磁石のようにうまく嵌まらないではないか……



「ちょっ、何だこれ? おいセラ、これ不良品だぞ、製造元を訴えて経営者どころか従業員一同を死刑に……え? 正常だって、そんな馬鹿な」


「勇者様のやり方が悪いのよ、ほらこんなに簡単に……ってアレ? やっぱり不良品だったわね」


「無駄に疑いやがって、セラは後でお尻ペンペンな、で、どうしよう、予備はまだあるから……いや、こっちもダメなのか?」


「変ねぇ、ちょっと貸して、この中で最も強大な力を持つ、水の大精霊様たるこの私様が……あらっ……あららっ? コレが不良品じゃないわ、こっちの、わんころもちって子が異常なの」


「どういうことだよ精霊様? 普通に可愛いし、おかしな力を持っているようには見えないぞ」


「表面上はね、でも内面をよく観察しないと、ほら、体内で凄まじい魔力が渦巻いて……とんでもない器ねこの子」


「は、はぁ……そうなのね……」



 精霊様はわけのわからないことを言い出す癖がある、そして今回も、どこからどう見てもそんなに強大な魔力など有していないわんころもちに対し、『とんでもない器』などという発言をする。


 俺から言わせてみれば、というか精霊様以外の全員がそう思っているのだが、どう考えてもそれはない。

 この世界に居た歴が最も短いこの俺でさえも、さすがに個々の魔力がどのぐらいなのか、パッと見てわかるようになっているのにだ。


 そして俺の場合、転移させられたときに女神から貰ったそういう系の能力も持ち合わせている、地味だが凄い能力を。


 で、当該能力を使っても何もわからないということは、おそらく女神にもわからないということであり、精霊様の主張にはイマイチ信憑性がないのである。



「うむ、まぁそういうことだ精霊様、腕輪が弾かれるのはどうしてだかわからないが、この子がそんな力の持ち主であるとは思えないというのが皆の見解である、どやっ」


「しかし勇者様、一応精霊様の言うことを聞いておいた方が良いのでは? この子、あんな感じで実は城全体に影響を及ぼせるほどの術者とか、イヌなのにネコ被っていた可能性が高いですし……」


「う~む、うむ……いや、そういえばそうだな、良く考えたらアレだ、現所ここに転がっているこのわんころもちと、それからこの城全体を覆う程度の術式を展開することが出来るそこそこの魔力……釣り合わないよな、そこだけ見ても十分におかしい」


「そういうことよ、この子、自分で外に出す魔力を調整することとか出来ちゃうんだわきっと、で、それを効率良く、出している分をほとんど全部綺麗に使っているのよ」


「で、俺達が感じ取るのはその余剰分、術式に変換されることなく漏出した僅かな部分のみということなのか……」


「うん、それが正解だと思うわ、で、今は何も術式を展開していないから、ホントに何でもない、その辺のお金もなくてフラフラしている一般人程度の魔力、そのぐらいしか表に出していないの」


「なるほど、それで精霊様、精霊様が主張する分のこの子の魔力量だが、それを一気に全放出したらどうなる?」


「世界が消滅するわね、その瞬間に、当たり前のようにね」


「この世界さ、消滅の危機とかそれをやってのける主体が多すぎだろうよ、どうにかならないのかマジで……」



 またしても世界消滅の危機である、これで通算何度目なのかはわからないが、とにかくことある毎に、『○○したら世界終わり』のような状態に陥っているのは非常に気掛かりだ。


 しかも今回はその『世界終わり』となるための条件がかなり緩いような気がしなくもない。

 もしこのわんころもちが、目覚めた瞬間に自分をセーブ出来なかったら、それだけで『世界終わり』が実現してしまうのだ。


 かなり危険であることはもう皆承知、だが虎の子の『魔力を奪うご都合金属で出来た腕輪』を装備させることも出来ず、それ以外の方法によっても、このわんころもちの力を抑え込むことが出来るとは限らないのである。


 だが放っておくわけにもいくまい、もしこのまま俺達が、知らない振りをして帰ってしまったらどうなるか? きっとわんころもちは恐ろしく混乱するであろう、そう、勢い余って世界を消滅させるほどに……



「……仕方ないね、これは今起こしてやるしかないようだ、勇者君、一応念仏を唱えておいた方が良いよ、君はこの世界の人間ではないようだし、死んでしまったらどこへ行くかわかったものではないからね」


「それ、念仏唱えてどうにかなるようなことじゃ……まぁ良いや、とにかく起こしましょうか……おい、起きろっ、起きるんだっ」


「んっ……ん~っ……」


「ダメだ、意外と手強いな」


「勇者様があまりにも強く攻撃するからよ、もっと軽く、数分で意識が戻るような強さと角度で一撃を入れて、それから頭とかを地面にぶつけないように……(どうのこうの)……」


「わかったわかった、ちょっ、ソフトな感じで起こすのに集中したいんだ、少し黙っていてくれ」


「あら? そうだったわね」



 セラも緊張感を抱いているのであろう、でなければこの状況で、あのような無駄な言葉を口にするなどということはあり得ない、きっと気を紛らわせるためのものであったのだ。


 で、その後も揺すってみたり、肩をポンポンと叩いてみたり、垂れ耳をペロンと捲ってみたり、ついでにスカートも捲って……と、後で殺されそうだな、それはやめておこう。


 そこまでしても起きようとしないわんころもちだが、何かした際の反応は徐々に大きくなってきているようには思える。


 もう少しで目を覚ましそうだ、その瞬間に何が起るのかはわからないし、最悪何かが起ったことにさえ気付くことなく、皆一斉に、この世界ごと消滅してしまう可能性はあるのだが……



「おいっ……おいっ、起きろ、起きて下さい……大丈夫ですか? 気道確保! あなたは救急馬車を呼んで下さい! あなたは雷魔法使いを呼んで下さい!」


「主殿、人命救助ではないのだぞ、というか人工呼吸など始めようとしたらその首を叩き斬るからな」


「チッ、作戦は読まれていたか、しかしこの子……と、今目が開きそうだったぞ、おいっ、大丈夫かおいっ?」


「んっ……ん? あら? ここは……へ? あの、どうして兄が骨バッキバキの状態であんな所に……それにこの騒がしさは……」


「起きたか、そして術式は展開していないようだな」


「……!? えっと、どうしてその……私が術者だとわかったので?」


「俺様は天才なんだ、ついでに名探偵の類でもある、そして異世界勇者様なのだ」


「は、はぁ……何ですかそれ?」


「勇者様、悉く嘘じゃないのそれ、あのね、この人は普通の、ちょっとエッチな勇者様よ、たいしたモノではないわ」


「異世界勇者は本当のことじゃなかったのか……」



 とりあえず目を覚ましたわんころもち、世界が消滅するような魔力を解き放つ様子はない、それは故意にしても、過失でそうなるにしても、とにかくそれが起る気配はないのだ。


 で、自らがこの城全体に術式を展開していたことを、それを看破されたことに驚きつつも、さも普通のことであるかのように認めたのである。


 ということは特に悪気があってそのようなことをしていたわけではないし、ついでに言うと、誰かに命じられて無理矢理、本当は良くないことだと思いつつやっていたということもなさそうな感じだ。


 つまり、この術式はわんころもちが単独で、何らかの目的を達するために展開していたものであり、普段は自らが術者であることを隠しているものの、それがバレたからといってどうということはない、そういうことか……



「で、お前はどうしてあのような術式を、人心を惑わすようなことをしていたんだ? 何か理由があるんだろう?」


「理由、でしょうか……う~ん、ひとつは兄を使って『集金』するためですね」


「集金するため? お前、逆に搾取されていただろうに」


「いえ、ご覧のように兄は体が弱くて……と、ちょっと意識があるみたいですね、後ろに回って……ていっ!」


「ギョェェェッ!」


「これでよしっと、しばらくは起きないでしょう、永眠されると非常に拙いのですが……それでですね」


『えぇ……』



 弱そうで優しそうで、物事の道理をわかっていそうなわんころもち、それによる衝撃的な行動に、本人以外のそこに居る者は一斉にドン引きしてしまった。


 もう先程の、蹴飛ばされて痛い演技をしていた、やり返すことさえしなかったわんころもちはどこかへ行ってしまったようだ。


 今目の前に居るのは、計算高くて冷酷で、兄であるキング犬畜生のことなどもうどうでも良いと、いや多少の利用価値はあるがゴミ同然だと思っている悪い奴でしかない。


 そして、やはりここまでのことをしつつ、自分がまるで悪いことなどしていないという雰囲気なのが恐ろしい、恐ろしいが、とにかく話を聞いてみよう……



「それでですね、私の兄はもうこんな感じで、放っておけば勝手に死にます、なのでこれを使ってお金を集めて、最後に兄が死んだら私が唯一の相続人ですから、遺産を全てゲットして、しかも兄本人ではないから何のしがらみも、面倒な人間関係も必要なくなると、どうですか? これ、私は最高のライフプランだと思いますけど」


『えぇ……』



 ドン引きに次ぐドン引き、コイツはかなりヤバイ奴だ、悪意なしでここまでやるこの性格も、そして精霊様の言うことが真実なのであれば、その秘められた力もだ……

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