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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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780 邪魔者のせいで

「で、こいつらこれからどうするんすか?」


「……そうだね、とりあえず10人、融合したまえ、ひとつのゴリラとなるのだ」


「いえこの連中は人族であってですね、融合とかそういう軽はずみな行為は……出来るの?」


『可能でありますっ!』


「もう何でもアリだなこの世界は……」



 早くも集合していた10人のマッチョ共、エロそうな顔をしているし、そのまま仲間にするのはビジュアル的にアレだということで、紋々太郎に指示を仰いだ結果がこれ。


 新たな英雄パーティーメンバー、『新サルヤマー』の補充として、人族であるこの連中を融合させた『強ゴリラ』を生成するつもりらしい。


 当たり前のように融合を始めたマッチョ共であるが、この現象について違和感を感じているのは俺だけらしいな。

 皆やらかしている本人らと同じく、当たり前のようにその様子を見守っているではないか、異常である。


 まずは溶け出し、そのままスライムのようにグチャグチャと融合していくマッチョ共の姿はもはや人間のそれではない。


 徐々にその全部が同じ場所へ集まり、そして今度はそのままの感じで、つまりベチョベチョの赤黒いような液状のままで、まるで3Dプリンターで何かを造っているがの如くゴリラの形を成し始めた……



「なぁ精霊様、これって普通なのか? セラとかミラとか、普通の人族でもこういうことが出来るのか?」


「う~ん、信じ難いゴリマッチョの状態に持っていって、その後ダンゴを服用して、通常の人間から大幅に乖離すれば可能だとは思うわよ、まぁ普通は無理ね」


「それを聞けて安心したよ、もう2年近く暮らしているこの世界について全てを諦めなくちゃならないところだったぜ」


「まぁおかしな奴はどこへ行ってもおかしいの、それよりほら、『融合型強ゴリラ』が完成するわよ」


「本当だ……いや、人族が10人も融合したのにこのサイズなのか?」



 目の前で生成されたゴリラは通常よりもかなり小さい、というか先程溶け出したマッチョのそれぞれよりもひと回り小さいような気がしなくもない。


 つまりは通常の人間、いや人族サイズなのである、巨大な筋肉を擁していたマッチョが10体分ということは、質量的には相当なものになっていないとおかしいのだが……もしかして圧縮されたのか?



「……よし、ではお前は今日から新サルヤマーだ、良いな?」


「うぃっ、了解しました」


「サルヤマーというよりもゴリヤマーだが……まぁどっちでも一緒か」


「……うむ、勇者君、もしかしたらそれは重要な問題かも知れないね、英雄がパーティーに迎え入れるのは代々『イヌ、サル、キジ』と決まっているのだよ、サルがゴリラになっても良いものなのか……少し検討が必要かも知れないね」


「人間が融合するのは良くてそれはダメなんですか……」



 問題はあるようだが、これで一応『サルヤマーの補充』は終了したこととなる、この後は普通にこの新サルヤマー、というかゴリヤマーを使い、運用上問題があると考えたらまたブチ殺すなどして新しいものに取り替えれば良いのだ。


 早速『パイナップル』を投擲する練習に入った新サルヤマー、そちらは紋々太郎に任せ、俺達は次の到着者を……待っていても仕方がないな、物資の搬入の方を見に行こう……



「カレン、リリィ……はどこかへ行ってしまったのか、まぁ、それじゃあマーサ、一緒に積み込みを見に行くぞ、欲しいものがあったら追加を依頼するんだ」


『うぇ~いっ』



 カレンとマーサの2人を連れて、空駆ける船を停泊させてある広場へと向かう、海にでも置いておきたかったが、積み込みはこちらの方が楽そうだ、落水させてダメにしてしまう心配もないし、このまま続けて頂くこととしよう。


 で、積み込み待ちで並べられた木箱の中を覗くと、やはり白桃がかなりの割合で含まれている様子。

 あの森で採ったリンゴと並べると、相当に豪華なフルーツの食べ比べが出来そうなことがわかる。


 というか、森から連れて来た超リンゴ里長(黒リンゴVer)が白桃を勝手に齧っているではないか。


 リンゴの癖に桃など食べても良いのか、リンゴに対する冒涜にはならないのかとも思うのだが……既に食べ比べを始めているマーサよりはマシかな……



「ご主人様、果物は多いし、果物のソースも良いですけど、肝心のお肉が全然足りていませんよ」


「そうだな、肉、肉か……さっきのゴリラ喰う?」


「食べませんよあんなのっ! ちゃんと焼いて食べられる良いお肉にして下さいっ!」


「良いお肉な、はいはい、じゃあ昼はちょっと休憩も兼ねて焼肉パーティーでもしようぜ」


「あっ、私は焼きリンゴ食べたい、早速火熾しを……面倒だし、今からユリナに頼みに行くのも面倒ね……」


「その辺りは心配ないさ、ちょっと船へ……大人しくしているかな?」



 物資の搬入で忙しい階段を少し拝借し、そのまま空駆ける船の中へ入って行く、船室を抜け、内部の階段を降りて下へ、スタッフが行き交う格納庫を抜けると、罪人共を閉じ込めておくための地下牢が見えてくる。


 そこには何人も何人も、これまでこの島国で捕らえてきた敵が、船内でも出来る雑用を強制的にさせられながら暮らしているのだ。


 どの子も『生かしておく価値がある可愛い女の子』であると認められた、正真正銘の美女悪役軍団である。

 その中から1人、この島国ではなく、少し前の小さな火山島で捕らえた1人を探し出す……



「あ、居た居た、おいアスタ、ちょっと用があるから出て来い」


「何ですか? さっきあの影が薄くなりつつある羽の人、キジマーでしたっけ? あの人も来たんですが、同じ用件ですか?」


「新キジマーが? いや、たぶん俺達は違う用事だ、普通にバーベキューの準備をして欲しいだけだからな」


「わかりました、じゃあ外に出して下さい、それともここで火種を出しましょうか?」


「いや、数が多くなるから一緒に来てくれ」



 牢屋からアスタと、それから調理が出来そうな者を数人連れ出し、船を出て会場を選定する。

 船の横が広いからそこで良いであろう、現地の人間に頼んで燃料と食材を用意させないとだな。


 まぁ、何はともあれ先に火熾しである、幸いにも着火用の薪はその辺に積み上げられていたものを流用出来たし、あとはバーベキューの最中に燃え尽きてしまわないだけの炭を用意すれば良い。


 コンロは物資搬入のスタッフを数名、いや数十名借り、船から全員分を降ろせば良いし、様々な手配も、普段それをやり慣れているスタッフに頼んだ方が早そうだ。


 カレンは他の仲間にこのことを伝えるため、全速力でどこかへ走って行ってしまったし……というかこれならカレンに頼んでユリナを連れて来て貰った方が良かったのでは?


 いや、わざわざ船の牢屋からアスタを連れ出したことにつき、実は意味があったのかも知れない。

 先程、つまり俺が来る前に新キジマーがアスタの下を訪れていたというのだから、そこには何か理由があるはずなのだ。


 もちろん新キジマーはこんな所に居るべきではなく、戻って紋々太郎の手伝い、つまりスタッフおよびパーティーメンバーの募集作業に当たるべき身分。


 それがここへ来たということは、紋々太郎によって派遣されたと考えるのが妥当であろう。

 となると、紋々太郎の方でまだ他には言わないものの、何か気になっていることがあるということにもなる。


 そしてその気になっていることが、わざわざ新キジマーを派遣してまで、アスタに聞かなくてはならないことであるのも事実……俺がその内容を聞いても差し支えはなさそうだし、ここで作業を見守りつつ質問しておこう……



「なぁアスタ、作業しながらでも良いから教えてくれ、さっき新キジマーがお前のところに来たときの話って……」


「あぁ、私達火の魔族の里に伝わる話についてでした、話すと長くなりますが、全部最初から伝えますか?」


「長くなるのか……よし、じゃあマーサでも弄繰り回しながら聞いているから、適当に話をしてくれ」


「わかりました、ではどこから話しましょうか、まずは私達が火の魔族として、始祖勇者という、本来は魔族、というか魔王軍の敵であった者ですね、それと……」


「よーしよしっ、マーサ、ほら耳を綺麗に拭いてやるから横になれ」


「やだぁ~っ」


「それでですね、始祖勇者は言ったんです、『この地にも人族が住めるようにしたいから、瘴気を祓うための玉をこの地に設置しようと思うが、構わないか?』みたいなことを……」


「ほらっ、大人しくしないとこうだぞっ! このっ、抓り甲斐のある良い尻だっ!」


「いひゃぁ~っ……もっと、もっと強く抓って良いわよ……」


「……あの、私の話、聞いていますか?」


『いや、全く聞いていませんでした』



 結局アスタにはもう一度同じ話をさせたのだが、これまたマーサが耳を拭かれるのに抵抗したため、まるで聞かないまま終わってしまった。


 まぁ、この件については後程、おそらく今日明日中には紋々太郎から伝達があるはずのことであり、今はもう気にしなくても良いことである。


 ということでバーベキューの準備を終え、今度は他の仲間達が続々と集まってくるのを見守ることに。

 その間にも物資の積み込みは進み、ちょうど良い具合の時間帯にそれも終わったようだ。


 ということで遠征軍、主要メンバーとモブスタッフのどちらも、さらに英雄拠点の現地住民もキッチリ参加して、急遽準備されたバーベキューパーティーが幕を開けたのであった……



 ※※※



「うぇ~いっ! ヒャッハーッ!」


「テンション高いわね勇者様、何か良いことでもあったのかしら?」


「別に全然、普段通りテンションが高いだけだが……あえて言うならあのスタッフ希望者の集まりっぷりだな」


「そうね、あの感じには私も驚いたわ、だって上空から見ていたあの町、人口は結構多かったと思うけど、ビラが落ちた範囲内にあんなに居るとは思えなかったもの」


「だよな、まさか刻限まであと半日残して、現時点で人族2万に変なバケモノが3万、ゾンビやスケルトン、死霊なんかも合わせると10万はくだらない集まりだもんな」



 酒を飲みつつ肉を焼きつつ、集合しているスタッフ希望者の方をチラリと見ておく……ちなみに余裕を持って700から800程度の『まともな人族』を残し、あとは帰らせるか成仏して頂くかした。


 それと、変なバケモノの一部は危険と判断し、せっかく集まって頂いたのだが処分、つまりその場で敵として討伐してしまったことを付け加えておこう。


 ちなみにそこで残った連中は、まだ仲間ではないし無関係であるという理由からバーベキューには参加出来ていない、というか絶対にさせないのだが、それでも問題はないらしい。


 皆募集要項の裏面、最初にそれを拾った目的であるはずのエッチな本の断片を食い入るように見ているし、場合によってはそれを他の者と交換して喜んでいる。


 さて、そんなスタッフ候補連中はまぁそれで良いとして、もうひとつの『募集』に関してはどのようになったのであろうか……



「それで紋々太郎さん、『新イヌマー』の方はどうっすか? 良さそうな奴はあの中に居たりします?」


「……いや、あの中には居ないが目星は付いているのだよ、『赤ひげの玉』へ向かう際に少し寄り道することになるが、きっとすぐに済むと思うので構わないね?」


「えぇまぁ、そういうことでしたら余裕っすね……それと『赤ひげの玉』の在り処についてなんですけど……」


「……それもそろそろ伝えておくべきかも知れないね、先程新キジマーに調査させたのだが、ある程度の場所まではもう把握出来ているのだよ」


「というと……あ、火の魔族の里ってことっすかね?」


「……そうなんだ、君達が我々と合流する前、この島国に上陸してすぐに立ち寄ったという火の魔族の里、そこに最後の、『赤ひげの玉』があることはもうほぼ確定している」


「なるほど、さっきアスタが言っていたのはその話しだったんだ、マーサがうるさいせいで全然聞けなかったんですけどね」


「あんたがムチャクチャするからじゃないのっ! 仕返しよっ、ニンジンアタックッ!」


「ギィェェェッ!」



 マーサに討伐されてしまった俺はその場に倒れ、以降はそのまま、流し込む感じで酒を口へと注入して貰う。

 そんなことをしている間にも、この地を目指した『到達者』が、ビラを持って凄い笑顔でやって来ている。


 だがもちろん得られるものは何もない、エッチな本の断片ももう残ってはいないし、むしろ今集合し始めている奴の分は没収、既に待機をしている連中に与えていく感じだ。


 これが明日も続く、しかも時間が経つごとにどんどん弱く、鬱陶しい連中がやって来るようになると思うと若干気が重いな。


 ただでさえ今来ている連中が、何の見返りもないどころかエッチな本の断片を没収されることに不満を漏らしているのだから……



『おい待てよぅっ! せっかく来てやったのにその扱いは酷いぜっ! せめてお前等が飲んでいるそこの酒ぐらい寄越せやっ!』

『俺は肉でも良いぜぇっ、どうせ大量にあるんだから、おいそこの狼獣人のガキッ! 俺様に肉を渡せっ!』


「……何か言ってますよご主人様、どうしますか?」


「ん? まぁ殺して良いよ」


「わかりました、じゃあこのホネホネ投げナイフでっ!」


『ぐわぁぁぁっ!』

『何だ? のわぁぁぁっ!』



 遠くからカレンに絡んできたわけのわからない連中、あの雑魚キャラがどうやってここまで、そんな短時間で到達したのかはわからないが、とにかく不快な連中であった。


 もちろんそんな雑魚は即殺害、カレンがちょうど食べ終わった骨付き肉の骨をバキッとへし折り、その尖った側を向けて投げナイフとして攻撃。


 首元にザックリと骨が刺さったクソ野朗共は直ちに死亡し、比較的酔いの浅いスタッフらによって運ばれて行った。


 どうやら英雄の拠点であるこの集落、ここへ次々やって来る連中に向けてアピールする目的で、『調子に乗るとこうなります』という看板をぶら下げさせ、死体が腐り果てるまで晒し者とするようだ。


 で、今の光景を見ていた『遅れた希望者』については静かになり、俺達はその後、まともに酒と食事を堪能することが出来たのであった。


 明日は残った連中から500人の選抜だ、それが済んだらすぐに船へ乗り込ませ、目的地である『赤ひげの玉』の在り処、そうであることが判明している火の魔族の里へ向けて旅立とう……



 ※※※



「はいっ、え~っと、それではですね、今集まっている皆さんにはですね、これから選抜試験を受けて頂きますっ! なお、敗北した場合には死亡することもありますので、そのつもりで、ここにある『新でも訴えないです系誓約書』に署名してから参加して下さいっ!」


『ウォォォッ!』


「それでは足元にあるサークル! そこから絶対に出ないように、片足でも出たら失格としますっ!」


『ウォォォッ……オッ?』


「どうした? 何があって……んだよ、新しい到達者じゃねぇか、こんな時間に来やがって」



 候補者達の注目を集めたのは、坂の向こうからやって来た3人組、1人は女だが不細工極まりない顔面を有しており、そしてその不細工が群れのリーダーであるような動きをしている。


 自信満々でこちらへやって来るのだが、そもそも刻限はもうとっくに過ぎ、先程までギリギリセーフで着ていた奴等も帰らせたのだ。


 それを今になって、しかもこんな不細工と、残りの2匹も非常に醜悪な顔面を有する野郎の3匹で、当たり前のようにこのアツいバトルに水を差されては困る。


 だが奴等の持っているビラ……確かに俺達の撒いたものだが、1枚2枚ではない、束で、まるで古紙回収にでも持っていくようなノリで担いでいるではないか。


 しかもその紙束だけでなく3匹の衣服や顔にはベッタリと血糊が……こいつら、ビラを拾ってここへ向かう候補者を殺害し、その手に持ったビラを奪いながら進んでいたようだな……



「ちょっとちょっとっ! 何のイベントだか知らないけどねっ、アタイらも混ぜなさいよねっ!」


「うるせぇよ、何だお前等は?」


「アタイ? アタイは勘違いのブス!」

「我は守銭奴のゲス!」

「俺は卑怯卑劣のカス!」


「・・・・・・・・・・」


『我等ブスゲスカス3人衆! 何か利益の匂いを嗅ぎ付けてここに参上!』


「……え~、選抜試験は一部内容を変更致します、まずは全員、こいつらをリンチして殺せっ!」


『ウォォォッ!』


「はぁ? アタイ達に勝てるとでも思ったか、この単なる筋繊維の束共めがっ!」


『ギョェェェッ!』



 強い、一斉に襲い掛かったおよそ800人のマッチョ軍団、しかも驚異的なスピードでこの地へ辿り着いた猛者ばかりなのだが、それが一撃で100人以上殺られ、いや塵ひとつ残さず消滅してしまったではないか。


 しかも何か物理的な攻撃を受けたというわけではない、受けたのは『ブスのひと睨み』、つまりとんでもなく不細工な勘違いブスの視線を向けられただけのことなのだ。


 それで、たったのそれだけで優秀な人材が100人、そして残りは戦闘の継続が困難な次元のダメージを被り、キモいキモいと言いながらゲロを吐いている、またはショックで死亡してしまった。


 何なのだコイツは? そう思った次の瞬間、ブスはゆっくりとしたモーションでその太い腕を振り上げる……



『ギャァァァッ!』


「そ……そんな、今まで、つい今まで居た屈強な候補者達が……」


「1人も居なくなっちゃったわね、というか後ろの山と森も2kmぐらい向こうまで更地になってしまったわよ」


「クソッ、せっかく残した連中だったのに……おいそこのブスッ! どうしてくれんだよ一体?」


「はぁ? そっちから殺りにきたくせに、てか金とか出しなよ、アタイ達が優勝したんじゃないのこれ?」


「このクソブス……」



 突如として出現した激鬱陶しい3匹のブスゲスカス、せっかくの候補者を皆殺しにし、しかも地域の大切な資源である山や森の形状を大幅に変えてしまった。


 この連中を許すわけにはいかないな、そしてその気持ちは紋々太郎も全く同じのようで、先程から手に握ったハジキがガタガタと、怒りによって震えているではないか……

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