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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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770 敵は誰か

「……ということなんだ、以降はここで繋がっていて、俺達がそれに気づいていることがバレないように動かないとならない」


「なるほど、慎重に動く必要がありそうだなこれは、それで、隣の部屋は?」


「向こうにはミラ以外誰も居ないが、ミラは事情を知って動かないようにしている、そっちの悪魔娘部屋はまだ動きがわからない状態だ、あの3人なら迂闊なことはしないと思うがな」


「そうか、しかしそちらの部屋の精霊様、そして向こうのユリナ様が居ないのはかなり痛いな、全体の知能水準がガクッと下がるぞ、特に主殿のせいでな」


「ジェシカ、その発言によって後に痛い目を見るが良い、ということでまた後程だ、他の3人にも事情を伝えておいてくれ、特にアイリスは危険だからな、ちゃんと守護するように」


「わかった、ではまた動きがあり次第ということで……」



 ジェシカとの話を終え、部屋の中へと戻る、色々と考える、話し合いなどしなくてはならないのが現状だが……その相手がカレンとルビアでは話にならない。


 かといって今のようにジェシカと話したり、ミラをこちらに引き込んだりしていては怪しすぎる。

 敵の目を欺きつつ、何か行動を取るというのはなかなか大変だな、しかし出来ることは何かないのか。


 ……と、そういえば最初、風呂に入った際にルビアが何か見つけていたのであったな、露天風呂の境界線にある謎の魔導アイテム、それについて少し調べてみることとしよう。



「ルビア、さっき見つけたアイテムをもう一度確認しようぜ、ちょっと、下だけ脱いで湯船に入るんだ」


「ええ、ですがパンツを穿いていないので大丈夫です、この用意されていた部屋着を捲れば……凄くエッチな格好になりました」


「良いから早くいけっ!」


「ひゃいんっ! 太股に平手の痕がっ!」


「で、ちょっと確認して、大丈夫そうなら外して持って来い、あ、でも無理矢理引き千切ったりするなよ、警報とか出たらたまらんからな」


「わかりました……と、あそこだったかしら……」



 浴衣風の部屋着の裾を捲り、尻丸出しの状態でザブザブと湯船に入って行くルビア。

 言われてみれば確かにエッチな格好だ、下だけでなく上もそのうちにポロリしそうだしな。


 で、こちら側では気の利いたカレンがタオルを用意して待っている、しかし件の魔導アイテムを見ようと屈んだルビアは、結局のところ部屋着ごと湯船で濡らしてしまったのであった……



「う~ん、ここはこうなっていて……」


「どうだ? 外して持って来ることが出来そうか?」


「えっと、あ、線とかで繋がってはいないみたいです、どこかから誰かが魔力を供給していて……外しても大丈夫ですね、よいしょっ」


「……よし、特に変化はなさそうだな、そのままこっちへ」


「はい~」



 再びザブザブと湯を掻き分け、こちらへと戻って来るルビア、手に持っているのは上部に謎の水晶球がセットされた黒いデバイスのようなもの。


 そしてその水晶球には周囲の景色が写り込んでいる、何だこれは? 一体何の効果を発揮するアイテムなのだ? 少し良く調べてみよう。


 ……と、その水晶玉を弄繰り回していると、どういうわけか部屋のドアが激しく、ガガガガンッという強い音と共にノックされたようだ。


 誰かが来た、それもかなり慌てた様子の誰かだ、念のためカレンに警戒させ、俺が出入り口に接近して様子を窺う……特に敵意の類は感じられないな、一体何者だ?



「すみませ~んっ! すみませんお客様! 居られますよねっ?」


「……従業員か? どうしたってんだそんなに慌てて」


「と、とりあえずお開け下さいっ! ちょっと、その……備品……と言いますか、その……」


「備品? 何だか知らんがとりあえず開けるぞ、慌てて飛び込んで来たり、妙な動きをしたらその場で殺すからな」


「はっ、はいぃぃぃっ!」



 特に敵意などは感じない、本当にこの温泉旅館の従業員のようだが……備品と言っていたそれが何のことであるのかまではわからない。


 とにかく焦ってここへ来るということは、何かを置き忘れるなどして、もしそれが発覚すると責任を追及され、減給されたり処刑されたりするということなのであろうか。


 本当に従業員も大変だな……と、そういえばコイツ、どの空間に存在している従業員なのだ? この部屋のドアをノックするということは、少なくとも俺達と同じ次元の空間には存在している。


 ではそれ以外の空間、つまり露天風呂以外では繋がっていない、分断された俺の仲間達の居る空間には行くことが出来ない、姿を見ることさえ出来ていないのか……


 うむ、さりげなく仲間の話をしてみよう、そこで何かヒントが得られるかも知れないし、もしかしたらどこのどいつがこんなことをしているのか、コイツがその仲間なのかどうかなどの判別に資する情報を得ることが出来るかも知れない。


 とりあえずドアを開けて、外で焦る従業員のモブキャラを、備品とやらのために中へ引き入れるのだ……



「はいはい、おい、入って来て良いぞ、何が備品なんだ?」


「いえいえ、お客様のお部屋に入ることなど出来ませんんで、その……備品だけお返し頂ければ私はそれで……」


「備品を返す? どういうことなんだ……」


「ご主人様、この人を見て下さい、胸元に一杯血が付いています、人間の血が2回掛かったみたいです……片方は新しいですよ」


「本当だ、おいお前! 誰を殺したんだ?」


「いえいえいえいえっ! 殺してなどいませんのでご安心を、これはちょっと、その、二度に渡って鼻血をブーしてですね……とっ、とにかく備品をっ、先ほどそちらの、その、お尻で近付いた……のは前回か、えっと巨乳の方が外してしまった備品を……」


「……おいちょっと待て、備品ってのはもしやこれのことか?」


「はいっ! それにございますっ! いえいえ私個人のの大切な……ではなく当温泉旅館の備品でして、とにかくお返し願います」


「あの、どうして私がこれを外したって知っているんでしょうか? ちょっと普通に恐いんですが……」


「あっ、えっと、その……それはですねっ! 何といいますかその……」



 明らかに怪しい、というか冷や汗ダラダラの旅館従業員、そして欲するは風呂場に仕掛けられていたこの水晶玉がセットされた魔導アイテム。


 その従業員が、俺達しか見ていないはずの光景、いや俺達とは逆の角度から見た、というか水晶玉付きアイテム側から見た光景を知っている状態。


 これはもう、この二度に渡って水晶玉に映り込んだエッチな光景を知っており、そして二度に渡って鼻血をブーしたというこの従業員、コイツが何をしていたのかということはもう言うまでもないこと。


 俺も、そしてさすがのカレンとルビアも事実に気付いたようだ、まずは部屋を汚さぬよう、俺が蹴りを入れて当該従業員を部屋の外へと蹴り出す。


 ついで飛び出して行った2人、適当にその辺にあったモップや箒などを用い、その盗撮馬鹿野郎の足をへし折り、もうこれ以上逃げられぬよう調整しておく。


 さて、こういうことであれば話を聞くのは簡単なことだ、ひとまず人の来なさそうな場所……廊下の奥にある喫煙所的なスペースへ引っ張っていくこととしよう。


 そこで拷問して、色々な情報を吐かせた後に、あくまでも『盗撮していた罪』で死刑に処すのだ。

 もちろん本命の情報は現状についてなのだが、誰が敵なのかわからないゆえ、それは聞かなかったことにしておけば良いのである。



「オラァァァッ! とりあえずここ入れやボケェェェッ!」


「ひぃぃぃっ、きっ、喫煙所……根性焼きだけは勘弁して下さいっす!」


「根性焼きじゃねぇよ、全身焼け爛れて死ぬんだよお前は、で、まず聞きたいことは……」


「夕飯の時間はいつですかっ?」


「い……今ご準備しております、おそらくあと2時間ぐらいですっ!」


「遅いですっ! お腹減りましたっ! えいっ!」


「ギャァァァッ! ゆ……指が……」



 まず何から聞こうかと悩んでいたところに、カレンが全くもってどうでも良い質問を投げ掛けてしまった。

 まぁ良い、その返答に対して理不尽に指を折られたことで、まともに答えなかった場合にどうなるのかをいうことについては理解出来たはず。


 で、まずはコイツがこの水晶玉の付いた魔導アイテムデしていたことが、確かに『風呂の盗撮』であることをまず確定させておく。


 もう言い逃れなど出来ないことは察しているようだが、それでも自らの口で『盗撮しました』とは言わないらしい。


 まぁ、実際にこの温泉旅館のその他の従業員の前へ引き出し、俺達に迷惑を掛けたゆえ処刑する旨宣告する際には、余計なことを口走らぬよう顎を砕いておくのだ。


 ゆえに自分の口で犯行を自供するのか、その石があるのかどうかに関しては特に重要ではない。

 コイツが『盗撮をやった』と俺達が認めるに足りる事実、既にいくつも存在しているそれがあれば、十分有罪とすることが可能なのである。


 ということでこの馬鹿野郎の有罪、および極めて残虐な方法での処刑、その2つが俺の独断によって確定した。

 ここからは本題だ、盗撮の件で責め立てつつ、実際に聞いておくべきことを聞くのだ……



「全く、俺の大事にしているものを盗撮するとは、しかもそれで鼻血ブーだ? マジで100回死んでも贖えない罪だよなそれは?」


「すっ、すみません、すみませんってば……だからその程度のことで処刑なんて……」


「おいルビア、お前とかジェシカとかがメインで盗撮されていたんだが、コイツにとってそれは『その程度のこと』何だってよ、どう思う?」


「ええ、じゃあこの怪しい液体を顔面に掛けてみましょう、表面が溶けて激痛が走ると思いますよ」


「はぎゃぁぁぁぁっ! やっ、やめっ……」


「おいお前、もっと楽に殺して欲しかったらひとつ俺達の質問に答えろ」


「はげっ……はぁっ、はぁっ……な……何でしょうか……」


「うむ、ぶっちゃけこの温泉旅館、俺達をどうするつもりなんだ? 俺の他の仲間とか、下の階のスタッフはどの空間へ行ったんだ? あとどうして温泉街でスタッフを殺したんだ?」


「どこの空間とは……殺しっ!? 人が殺されたということですかっ? いつ? どこでっ? 通報はしたのですかっ?」


「……何だろうこの反応は、おい、お前本当に何も知らないのか?」



 恐れ戦く盗撮馬鹿野郎、人が殺害されたという状況に慣れていないのは一目瞭然だ……まぁ、その人が殺されるという現象の、次の犠牲者が自分であるということを認識しているのかどうかはわからないが。


 しかしコイツは何も知らないようだな、嘘を付いている、こちらを騙そうとしているようには見えないし、全く何も知らずに当札だけしていた単なる馬鹿従業員ということか。


 いや、だとするとコイツも俺達と同じ次元に入り込んでいるのか? 明らかに客の人数が少ない、それに気付いているのか? そこが問題である……



「おいっ! ちょっと聞くが、俺の他の仲間達、まぁお前が盗撮しようとしていた女の子達だ、それに出会ったか?」


「会っていませんっ、確かに、お客様以外の方々には……それと1階にお泊りのモブと思しき方々数十名ぐらいにしか会っていません……」


「そうか、じゃあ他の従業員は? 特に偉いような連中だ、支配人とかオーナーとか、そういった感じのな」


「ど……どちらもフロントの奥に居られます、私は別の部屋でちょっとやることが多くて話をしてはいませんが、とにかく居なくなったということはございません」


「お前、別の部屋でやることってさ、絶対盗撮でゲットした映像とかの確認だよな? マジで全ての罪を暴いてから処刑してやるからな、覚悟しておけっ!」


「ひぃぃぃっ! 勘弁してつかぁさいっ」


「黙れボケッ!」


「へべぷっ!」



 盗撮馬鹿野郎はその辺に投げ捨て、ひとまずもう喋ることが出来ないように顎を砕き、灰皿の中にあった汚らしいおっさんがスパスパしたと思しきシケモクを、自らの手で、そのおかしな方向に曲がった指で口の中に詰め込ませておく。


 しかし今の話しぶりだと、コイツもこの分断された空間の住人、即ち俺の仲間達と同様にここへ放り込まれた存在ということになるな。


 そしてその状況にあるコイツが、この温泉旅館の偉い連中の姿をキッチリ目撃している。

 つまり園偉い連中も分断されてたまたまここに居るのか、或いはその連中は全てを知っていて、どの空間にも存在しているということ。


 今のところで可能性が高いのは後者か、敵はこの温泉旅館の上層部である、そう考えて行動すべきだ。

 ただそれが誤りであったとして、信じて行動した結果がデタラメなものになれば、それこそ『真犯人』が笑うばかり。


 そう考えるとあまり迂闊な行動は取れないな、旅館の上層部が敵で、俺達を分断してどうこうしようと考えていると仮定しつつ、そのことには触れずに話を進めていく必要がある。


 そして全ての証拠が出揃い、敵が敵であるということを確定し、かつ全ての仲間、もちろんスタッフの一部ぐらいは諦めざるを得ないとは思うが、とにかく最低でもパーティーメンバー、最高であれば全員の無事と、合流可能であることを確認した後に動くべき。


 それまではジッと我慢するのだ、そしてこのちょうど良い盗撮馬鹿野郎を処刑するという名目でその敵らしき上層部とコンタクトを取り、そこから色々と探り始めよう……



「うむ、じゃあカレン、ルビア、ちょっとコイツを見張っていてくれ、あ、盗撮の被害に遭ったんだからな、死なない程度、気絶しない程度にボコッておいて構わないぞ」


『は~いっ』



 ということでまずは報告へ、最初に知らせておくべきはルビアと同じ、間近でその入浴シーンを撮られてしまったジェシカだな。


 そちらの部屋のメンバーは動いていないはずだしひとまず相談も兼ねて少しだけ話をしておくこととしよう、敵に悟られないよう簡潔にだ。


 ついでに他の部屋の仲間が戻っていないかも確認しなくては、特に一番奥の部屋、未だ誰ともコンタクトが取れていないユリナ、サリナ、エリナの部屋である。


 部屋に戻り、そのまま露天風呂側へ出て周囲を確認する、セラグループの部屋には相変わらずミラだけのようで、特に話し声などは聞こえない。


 そして悪魔チームも帰還していないようだ、隣の部屋では何やら会議めいたことをしているようだが、それに興味なさげなマーサが窓際から外を眺めている。


 そのマーサは凄まじく耳が良いため、俺がすぐそこまで来ていることは当然に把握しており、手を振ってやるとすぐに反応を返してくれた。


 念のため黙り、ハンドサインとアイコンタクトでジェシカを呼ぶように支持すると、チョロチョロと戻って行った後ジェシカを連れてまた窓際に現れる。


 ついでにマリエルとアイリスも一緒のようだな、ここは適当に世間話でもする体で外の露天風呂横に集まり、ここまでのことを報告することとしよう、向こうもそのつもりのようだしな……



「……と、まぁそういうことだったんだ、あの魔導アイテムは盗撮のために設置された、水晶玉にその景色を記憶、魔力を用いて送信するデバイスだったんだ」


「それで、犯人は今私達がこうなっているのとは無関係に、単に頭が悪くて犯罪行為に走った大馬鹿者の従業員であったと、そういうことだな?」


「あぁ、だがそのお陰で怪しい奴等、つまりこの温泉旅館の支配者連中だな、そいつらとさりげなく、面と向かって話をする機会が得られたんだ、で……」


「で、その際にどのような話をして、どうやってカマを掛けるべきなのかを相談したいということなんだな?」


「まぁそういうことだ、どうするよ?」


「そうだな……うむ、まずは主殿達が3人でその従業員を連行する、それから……」



 ジェシカの考えはこうだ、俺達はこの露天風呂以外で会うことさえ出来ない状況にあるのだが、盗撮班の処刑に際しては、『被害に遭った全員で集まって見物したい』ということを旅館側に伝えるべきだと。


 そうすればこの事案に関係がなかった場合の上層部は、どういうわけか俺達の存在している空間が違う、おかしな次元に飛ばされていることに気付くか気付かないか、とにかく最低でもパニックとなるはずだ。


 しかし全てを知ったうえで黙っているのだとしたら、盗撮犯の処刑の際にだけどうにかして全員が集まることが可能なように調整するなど、それなりの対応策を取ってくるはずだということ。


 その相手側の対応によってこちらも動きを変え、特に後者であった場合には、その場に全員が集合することが出来たのか否かによってさらに対応を変える感じで動くべきだ。



「うむ、じゃあ俺とカレンとルビアの3人でその大馬鹿盗撮従業員死刑囚を1階のフロントまで連行するから、そっちはしばらく待機していてくれ」


「わかった、それと主殿、旅館上層部とのファーストコンタクトも注意すべきだぞ、そこで怪しいかどうかがわかることもあるからな」


「おう……と、ミラにもこのことを伝えておかないとだな、すまないがそっち、もしユリナ達が戻った際にはこの件を伝えておいてくれ、じゃあ行って来る」


「頼んだぞ、気を付けて」



 その後、反対側の部屋で1人寂しく待機しているミラに同じ話を伝え、賠償金をキッチリふんだくって来るようにとのお達しを得てもとの喫煙所へと戻る。


 見張りをしているのはルビアのみで、カレンはさすがに喫煙所の臭いには耐えられず、外で見張りをする感じで待っていた。



「おしっ、じゃあコイツを引っ張って下のロビーへ行くぞ、おい盗撮豚野郎、お前の命もそろそろ潰えるからな、過去に例を見ない苦しみの中で地獄へ堕ちる、その瞬間を楽しみにしておけ」


「うぐぐ……」



 その辺に置いてあった鳶口のようなもの……どうしてそんなものがあるのかはわからないのだが、とにかくそれを盗撮野朗に引っ掛けて引き摺り、階段を降りる。


 ここからは本当に駆け引きだ、この旅館の上層部が敵であると仮定しつつ、それに気付いていない感じで、もちろん露天風呂での繋がりも知らない素振りで、かつ情報だけはキッチリと得る方向で話を進めなくてはならない……

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