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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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767 温泉街

「うぉっ⁉ 天井めっちゃ高いじゃねぇかっ!」


「温泉よっ、温泉の臭いが充満しているわっ!」


「勇者様、私はお土産コーナーの試食を制圧してきますので、先に部屋へ行っていてくれて構いませんよ」


「わかった、ただしミラ、あまり他のお客様に迷惑を掛けるなよ、俺達は一応正義の味方なんだからな、あと怪しい奴とか明らかな敵が居たらすぐに通報するように」


「一応って何ですか? あとここはもう貸切みたいですよ、ほら、表の看板には『英雄・勇者連合軍様』としか書かれていなかったじゃないですか」


「そうなのか? まぁ、確かに他の客は見かけないようだが……」



 浮かれまくるその辺のスタッフらに混じって、ミラもいきなり土産物の試食に走ろうとしている。

 そしてそのミラの指摘通り、この温泉旅館? には俺達以外の客が一切居ないようだ。


 存在感の薄いスタッフまで全員含めても、この旅館の収容人数の5分の1程度にしかならないというのに、それで打ち止めとは一体どういうつもりなのか? 俺達が騒がしい、迷惑な客だと知っての行動か?


 まぁ良い、とにかく部屋に移動したいのだが、まずは誰かが代表してフロントまで鍵を取りに行かなくてはならない、既に大行列のフロントまでだ。


 ちなみにモブキャラ連中は20人で1部屋を用い、そのランクは最低限のもので、本来は4人部屋であるものをその用にして使うのである。


 そして俺達主要メンバーにはなんと、本来30人程度で用いる大規模な、しかも高級な部屋を、3人ないし4人につき1部屋という大盤振舞。


 既に最初に鍵を受け取った集団がワラワラと、各々の窮屈な部屋へと向かって移動する中、鍵の受け取り行列に並ぶ気がしない俺達は……と、さすがはVIP、向こうから鍵を渡しに来るようだ……



「ようこそおいで下さいました、我々の『マジモンコ温泉』へ、当温泉旅館の湯は全てマジモン、おかしなやべぇクスリなど一切混入していない、正真正銘天然の温泉が贅沢に掛け流しとなっておりますゆえ、どうぞごゆるりと……いや、定型の挨拶など必要ないといった様子ですな、これは失礼致しました」


「うむ、早く部屋へ案内してくれ、これ以上待たされるとアレだ、朽ち果てて何か土産物コーナーにある変なドクロのキーホルダーみたいになるぞ」


「それは大変でございます、ではご案内しつつ部屋割りの方をお決め頂いて……」


「部屋割りか、そうだな……うむ」



 とりあえず俺は3人で、カレンとルビアと共に1部屋を使うことに決めた、あとはセラとミラのセットがリリィと精霊様のセットと同じ部屋、ユリナ、サリナ、エリナは3人で1部屋。


 さらにいつも通りなマーサとマリエルはセットとし、あとはジェシカにアイリス、それで4人部屋を利用することが確定した。


 そしてこうなると俺達の方は4人での利用が多くなるため、残りの部屋はもう紋々太郎、フォン警部補、そして新キジマ―が1人ずつで利用してくれて構わないと決める。


 ただ、その代わりとして俺達は部屋から直通の超巨大露天風呂が存在しているという3階に、残りの野郎3人はそれとは異なる2階の部屋に陣取って貰うことも同時に決まったのであった。


 ということで案内に従い、モブキャラ共でやかましい下界を去って階段を上へ……かなり広い部屋に到着してしまった、これで3人は逆に落ち着かないな……



「ここが皆様のお部屋となります……で、あの、皆様のお仲間で、ちょっとやんごとなき感が凄い方が居られるようなのですが……」


「やんごとなき? あぁ、それは俺のことかな」


「いえ全く違いますのでご安心を、あなたのようなモブと主人公のハーフで若干モブ寄りに育ってしまった方ではなくですね、その……明らかにこの世界の方ではないというか……部下もそうですし……」


「あぁ、奴等だったら気にしなくて良い、外でテントでも張らせておけば良いんだよ、本当にクソの役にも立たない連中だからな」


「……畏まりました、ではあの方々につきましては、最上級スウィートでスタッフ100名を専属として用意致しますので」


「え? 俺の話聞いてた?」


「聞いていましたもの、明らかに適当なことを言ってあの方々を貶めようとしておりましたので、まぁそういうことなのであろうと、いえ、正体がわかってしまったわけではございませんがね」


「・・・・・・・・・・」



 このホテルマン風のおっさんにはかなりの注意が必要だな、俺の考えはおろか、女神と天使の一団が『何者であるのか』、見た感じとこの短い会話だけで悟ったようである。


 まぁ注意したところで何かあるわけでもないのだが、もちろん敵意は感じないし、それを隠している風もない。

 俺がすべきはひとつだけ、このおっさんとはあまり深い話をしないということだけのようだ。


 もちろんのこと、いざとなったら帰りにこの温泉ごと消滅させてしまえば良いわけだし、逆にこのおっさんだけ生存させ、『女神の怒りを買った』とでも思わせておけばそれで解決である。


 そうする必要がなく、平和的に見送られてここを発つことが可能になるよう、特に俺については一定の注意をしておかねば、たったそれだけのことなのだ……



「ではごゆっくり、今はまだ朝ですので……そうですね、夕食までのお時間は温泉と、それから下の温泉街にて食べ歩きなどされては如何でしょうか?」


「あ、えっと、食べ歩きはフリーだって聞いたんですけど、何か印みたいなのはありますか?」


「印……と言いますと?」


「あ、すまないがこのカレンはちょっとお馬鹿なんだ、勘弁してやってくれ」


「いえいえ、あなた様ほどではないかと存じますが、一応その『印』についてのご説明を頂けると幸いです」


「やっぱこの場で殺……いや何でもない、印ってのはアレだ、食べ放題のフリーパスみたいなものだ、そうだよなカレン?」


「わふっ!」


「あ、それでしたら何もなしで大丈夫です、顔パスという状況ですね、みちろん主要な方々だけでなく、モブスタッフの1匹に至るまで、全員が顔パスの状況にございます」


「マジかよっ⁉ じゃあこの温泉旅館だけじゃなくて町ごと貸切なのか……」


「そんなことはございませんよ、皆様方は本日この町を訪れているお客様の中の、ほんの100分の1程度にすぎません。温泉街へ繰り出せば、他のお客様にもお会いすることがありますよ」


「……いや、そうなるとだな……まぁ良いや」



 そうなると何がおかしいのか? それはここへ到着したばかりで合って、まだ一度も温泉街へ足を運んだことのない俺達が、その辺の名もなきスタッフまで含めて全て『顔パス』ということ。


 通常ではそんなことあるわけがない、もしかしたら目立っている主要メンバーにつき、伝聞などでその容姿が広まっている可能性はあるのだが、モブでNPCのスタッフに関して言えばそれは絶対にない。


 これは少し、一応のレベルではなくかなりの警戒が必要そうだ、この温泉旅館、そして温泉街の連中は、少なくとも何らかの符号によって俺達を、遠征軍の参加者を認識しているということなのだ……



「……ということだカレン、ルビア、町でもこの部屋の中でも気を付けろよ」


「ご主人様、もしかしたら魔導アイテムで盗聴とか盗撮をされているかも知れません、探してみますか?」


「ルビアの考えは一理あるが……どうやって探すんだそんなもの? そういう探索系アイテムを持っているのか?」


「いえ、反響で探したいので少し静かにして下さい、カレンちゃん、私と合体して」


「わかりました、合体!」


「単に抱っこしただけじゃねぇか……」



 カレンを抱えて『合体』したと主張するルビア、何だか良くわからないが、そのまま部屋の中央に立ち……トンッと足踏みをする。


 しばらく続く静寂、そして抱えられた状態のカレンが、ルビアの胸元で何やらウンウンと頷く仕草をした。

 そして何もない、OKである旨の意思表示、どうやらこの部屋には怪しい魔導アイテムの類が存在してはいないようだ。


 なお、これはルビアが足踏みをした振動に反応した魔導アイテムが何か魔力を発し、それをカレンが耳で感じ取るなどというもの。


 しかし微細な魔力を感じ取るのはカレンにとっても容易ではなく、一旦ルビアのおっぱいでその魔力振動を増幅させ、そこに耳を当てることによって云々……意味の分からない技術だ。



「おそらく他の部屋でも同じ調査をしていますね、誰がおっぱいを使うのかはわかりませんが」


「出来る奴が限られすぎるだろうに、まぁ良いや、何もないとわかったのは良いが、これからどうしようか?」


「食べ歩きっ!」

「お風呂です」


「だろうな、ということでじゃんけんでもしておけ」



 結果、まずは露天風呂を堪能した後に、調査も兼ねて温泉街へ、『ちょっと怪しい食べ歩きツアー』へと赴くことが決まった。


 準備をして外の、最初から見えていた広い露天風呂へ出てみると……なんと、隣の部屋に入ったセラとリリィに精霊様が入っている風呂と繋がっているではないか。


 一応は岩の境界線的なものがあるにせよ、衝立などはなく視界はフリーの状態……と、ここで反対側の部屋、マーサチームの4人も風呂に入って来た、こちらも視界はオールクリアだ。



「あら勇者様、そっちの部屋もお風呂を優先したのね」


「カレンとルビアがじゃんけんしてルビアが勝ったからな、この後は食べ歩きなんだが……わかるよな?」


「ええ、精霊様が言っていたけど、何だかちょっとおかしな雰囲気らしいわね」


「そうなんだよ、だから俺達は食べ歩きをしがてら、ちょっと調査をするつもりなんだが……」


「じゃあ後で結果を教えて、こっちはミラがまだ部屋にすら来ていないのよ、だから動き出しは少し後になるわ」



 セラ達だけでなく、他の部屋のメンバーも先に風呂を、そして時間を掛けてじっくり温まった後に、ゆっくりペースでどこかへ行く予定のようだ。


 となると調査は俺達のみ……いや、既に名もなきスタッフのグループがいくつか、温泉旅館の外に繰り出している様子がここからも窺える。


 きっと温泉よりも食べ歩きを優先した、非常に食い意地の張ったような連中なのであろう。

 奴等がこれからどうなるのか、何か危険な目に遭ったりしないのかを見極め、それ次第でこちらの行動も変えていくべきだな。



「ふぃ~っ、あったか~い……」


「おいルビア、尻が浮かんでいるぞっ!」


「ひゃいんっ! もっと叩いて下さいっ!」


「この変態めっ! このっ、どうだっ!」


「ひぃぃぃっ! あ、何やら魔力の反応を得ました、お尻に反響していますっ!」


「いや意味がわからんのだがさっきから……まぁ、何かあるというのであれば探してみろ」


「わかりました、では常日頃から使用している得意技のお尻サーチを駆使してどうにかします」


「その常日頃から使用している得意技は初見なのだが?」



 ザバッと立ち上がったルビア、そのまま尻を突き出し、後ろに下がる感じでその辺りをうろうろし出す。

 普通に考えたら血迷ったか生来の変質者かと疑いたくなる動きだが、ルビアなので特に問題はない。


 見えている範囲に居る他の部屋のメンバー達も、ルビアがわけのわからないことをしている光景ぐらい、見たところで……と、隣でジェシカが『おっぱいダウジング』をしているではないか、もう終わりだこの馬鹿共は。


 で、何かを発見した様子のルビア、尻を突き出したまま、湯舟の隅へと向かって進んで行く……隣のジェシカも、朧気ながらにそこを目指しているような感じだな。


 そしてルビアもジェシカも、しばらく後には確定的にその場所を狙い始めたようだ。

 部屋の露天風呂同士のちょうど境部分、そこにお尻サーチとおっぱいダウジングが引き寄せられる……



「あった、ありましたよご主人様、何らかの魔導アイテムです」


「私もこれに引き寄せられていたようだな、微弱な魔力を発している謎のデバイスだ」


「マジか、いやちょっと待て、触るんじゃないぞ、何か仕掛けがあっって触ると爆発したり、あとこちらがそれに気付いたことを逆に気付かれるとか、そういう感じのことが起こりかねないからな」


「わかりました、ではじっくり見るだけにして……あら? 何やら魔法の水晶玉のようなものが嵌め込まれていますね」


「うむ、その水晶玉とやらはこちらからも見えるぞ、どういう魔導アイテムなのかはわからないがな」


「そうなのか、まぁ良いや、その件は後でキッチリ調べよう、今はここに何かがあったというだけで、仲間以外にそのことは言うなよ」



 今の心情的に、発見された微細な魔力を放つ何かが『怪しい魔導アイテム』であると、そう思ってしまうのは仕方がないことであろう。


 しかし実際にはそうではないかも知れないし、むしろこの高級なかけ流し温泉の維持に必要不可欠な何かであるという可能性がないというわけではない。


 ということでここは触らず、後程確認しながらゆっくり考えるべきだ、とりあえず先にすべきは温泉街の調査、そこからだ……



 ※※※



「ご主人様! 早く食べ歩きに行きましょうっ!」


「待て待てカレン、ほら、湯冷めするといけないからちゃんと上着を羽織るんだ、ルビアも、パンツを穿けパンツをっ」


『は~いっ!』



 返事だけは無駄に良い2人に準備をさせ、部屋を出て1階のロビーへと……何やら騒がしいようだが、スタッフに紛れ込んでいた無能な、本来は採用すべきでない馬鹿が事件でも起こしたのか?


 いや、そうではないようだ、騒ぎの原因はスタッフはスタッフでも、俺達遠征軍ではなくこの温泉旅館のスタッフであった、何やら若い奴が倒れたらしい。


 風呂の掃除係をしている善良な青年だが、少し目を離した隙に裏のあまり使われていない部屋にて、どういうわけか鼻血を吹いてブッ倒れていたとのこと。


 そして特にその原因が見当たらないということなのだが……もしかして俺達の敵は既に動き出していて、偶然何かを目撃してしまったこの旅館スタッフを消そうとしたのか?


 いや、だとしたら確実に殺ってくるはずだ、つまりこれが敵の襲撃である可能性は極めて低い。

 まぁ、おそらく滑ってコケてどこかに顔でも打ち付けたのであろう、そういうことにしておけば良い。


 で、その騒ぎを完全にスルーした俺達は、人混みを掻き分けて建物の外へ、そしてそこからすぐに始まる、出店の並ぶ温泉街へと歩を進める。



「ご主人様! イカ焼きがありますっ! イカ焼きっ!」


「へい毎度! えっと、世界を救う旅をされている方々の一員だね」


「そうですっ! イカ焼き3つ!」


「へいお待ちっ!」


「あ、こっちはベビーカステラですね、2人……いえ6人前下さい」


「へい毎度! えっと、世界を救う旅をされている方々の一員だね」


「おいおい、お前等どうしてこのフランクフルトに反応しないんだ? あ、えっと、とりあえず5本」


「へい毎度! えっと、世界を救う旅をされている方々の一員だね」


「あ、うん……何だろう? さっきから同じ受け答えしかされていないような……」



 受け答えどころではなく、どう見ても同じ人、つまり屋台のおっさんが、どの店へ行っても同じおっさんであるような気がしてならない。


 だがそう感じているのは俺だけのようで、カレンもルビアも、特に気にすることなくそれぞれの店を回り、唯一の相違点である商品を、言われた通りの顔パスにて獲得している。


 特に問題はないのか、というか今俺が齧っているフランクフルトも、別に独などが入っている様子はなく、通常のものとどこも変わらない雰囲気だ。


 そしてその先もずっと続く温泉街で、時折同じような商品を受け取りつつ、どこかに何かおかしなモノなどがないかを確認していく……



「ご主人様、そんなにキョロキョロしていると通報されてしまいますよ、あまりにも不審です」


「だってよ、この温泉街に敵が紛れ込んでいたり、そもそもこの場所自体が敵の腹の中だったりする可能性もあるんだろう? そうそう気を抜いてはいられないぜ」


「でもご主人様、食べ物は全部大丈夫でしたよ、毒とかじゃないし、安全で安心なのばかりでした」


「そうですよ、もし何かを仕掛けてくるとしたら、ここで毒を盛ってくるのが普通だと思います、それをしてこないってことは……」


「敵も慎重に見極めをしている、つまり賢くて厄介な連中である可能性が高いということだ」


「……いつになく疑り深いですね、とりあえず焼きそばを食べて落ち着いて下さい」


「うむ、ではそうしよう」



 ほぼ透明なパックに入ったありがちな焼きそばを食しつつも、そのパック越しに周囲の様子を眺めてみる。

 敵が仕掛けてくるとしたらこれも絶好のタイミングだ、視界が奪われ、すぐには対応出来ない状態。


 しかしここでも敵は出現せず、休憩(監視含む)していたベンチから立ち上がり、再び歩き出した際にも備考の気配は感じなかった。


 その後も同じような、いや同じ顔のおっさんが運営する様々な屋台で、ほぼほぼ食べるものばかりを狙ってフリーパス権を行使していくのだが……やはりこれといった何かは生じない。


 確かに存在していた他の観光客の中にもそういった感じの者は見受けられないし、温泉街を突っ切るようにして流れる湯気の立ち上る川にも、忍者だとかそういう輩が隠れてこちらを見張っているようには思えなかった。


 やはり『敵の罠・計画』ということ自体が俺達の思い過ごしであったか、実際には何もなく、あまりにも都合の良いキャンペーンに対して過敏になっていただけであったのだ。


 となればここはもう、全力で温泉街を、そして温泉旅館にて提供される旬の食材を堪能するのがベスト。

 帰ったら仲間に報告しよう、敵など居なかった、ここは安全で、俺達に優しい夢の温泉郷であると。


 そこで長く続いた温泉街は終点を迎える、ルビアはかなり満足した様子なのだが、カレンについてはまだ食べ足りないといった感じだな。


 俺も後半は少し気を楽に、肩の力を抜いてこの温泉街を楽しんでいきたい……

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