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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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750 リンゴ森

「で、この広大な土地のどこに『白ひげの玉』があるんだろうな?」


「……勇者君、それはこの『ハジキ』が指し示してくれているよ、赤い光でな」


「あ、そうっした、照準……じゃねぇ、導き的な何かで目的の場所やモノがわかるんだ、てことは……かなり向こうの方っすね」


「……そのようだね、もう少しこの空駆ける船で移動しようか」


「え~っと、この方角だと……あと1日ぐらい航行すれば良い感じの場所になるんじゃないかしら?」


「1日か、まぁ酒でも飲んでやり過ごそうぜ、アッツアツのウナギはまだストックがあるわけだし、そうしようぜっ!」


『うぇ~いっ!』



 このまま空駆ける船でもう少し先を目指すことに決めた俺達、乗り組んでいるスタッフらにもそれなりの料理と酒を出し、俺と主要な仲間達、そして女神一向は甲板ビアガーデンの隅、間仕切りのされた『特別ゴッデスエリア』にて食事の続きとする。


 そういえばもうそこそこな深夜だな、眠いし疲れたのだが、そんなことを言っていれば、そしてうっかり寝てしまえば、目が覚めるころにはもうウナギのウの字もなくなってしまっていることであろう。


 それはさすがにイヤであるため、酒の力を借りてでも起きて、今目の前にある白焼き、それから精霊様がコッソリとテイクアウトしていたらしい蒲焼きも堪能しておかなくては。


 それで本日の食事は……と、俺が食べようと思って目の前に持って来ていたふた切れの白焼きがない……カレンとリリィの仕業か。


 いつもは通常の食事の『肉のみ』を奪い去っていく2人なのだが、今回に関してはその肉の部分、白焼きの身の部分が完全無欠のメインなのだ。


 これを奪われた俺にはもう、手許にあるダシとワサビしか残らないのである……さすがにそれは拙いな……



「おいコラ、お前等食べたいなら自分で取りに行けよな、ほら、向こうで新しいのを配布しているから」


「ダメですご主人様、そんなことをしていたら食べる時間がなくなってしまいます、ただでさえもう眠くて……」

「私ももう……ZZZZZZ……」


「あっ、リリィが寝やがった、しょうがないな、ミラ、アイリス、すまないがちょっと行って、2人が安心して寝られるよう、商品のキープをして来てくれ」


「わかりました、白焼きと蒲焼き、合わせて100人前ぐらい残しておけば大丈夫ですかね?」


「いや、200人前頼む、この2人ならおそらく余りはしないだろう、なぁカレン?」


「そういうことなら……これ食べて……寝ます……ZZZZZZ……」



 カレンも眠ってしまったし、お使いを頼んだミラにしてもそこそこ眠そうな目をしている。

 酒を浴びるように飲んでいる他の連中、特にルビアなどは凄まじく元気なのだが、これはおそらく明日の活動開始をズラすつもりだ。


 で、そんな宴の中で1人、フォン警部補だけが少し微妙な表情を、もちろん先程から強い酒をいくつも煽っているのだが、それでいて何か考え込んでいるような感じ。


 冒険に関して何か引っ掛かることがあるのか、それとも普通に飲みすぎて辛いのだが、あまり情けないところを見せないためにガマンしているのか。


 どちらかと言えば前者の感じであり、俺がチラチラ見ている間にも酒が進んでいる……と、やはり気になって仕方ないことがあるようだ、それを伝えるため、こちらへ向かって来るようでもある……



「おぅフォン警部補、どうしたってんださっきから?」


「いやそれがな、少し気がかりなことがあるんだが、聞いてくれるか?」


「うむ、酔っ払いのくだらない戯言としてであればな」


「これはまた手厳しい、俺ぐらいの歳のおっさんは軽く扱われるのが相当に堪えるんだぞ……でだ、気掛かりなのは『始祖勇者の玉』についてなんだが……」



 何だかんだ言いながらも、気になっていたことに関しての話を始めるフォン警部補、表情はいたって真面目だが、近付くと実に酒臭いおっさんだ。


 そのおっさんが真面目に話をしているのは、まさに酔っ払いが人生について語る凄くどうでも良いアレのようなのだが……どうやら本当に、これからの冒険について重要なことを話すつもりのようである。


 仕方ないから少しだけ真面目に話を聞いてやろう、ほんの少しだけ、ただし馬鹿馬鹿しい内容であったら即切り、勝手に語らせておいて別の場所で酒でも飲もう……



「それでよ、最初に見つけた『青ひげの玉』、それからこの間シャチホコの目玉になっていた『黒ひげの玉』を開放しただろ?」


「うむ、それで次は『とうほぐ地方』、まぁこのエリアなんだが、ここにある『白ひげの玉』を開放するんだ」


「で、その『白ひげの玉』の位置は、英雄殿の武器から発せられた赤い光によって指し示されていると、それも『次に目指すべき場所』としてだ」


「そういうことだな、『黒ひげの玉』があった位置から最も近い『ストーリーが進むイベント発生場所』がこのとうほぐ地方の、『白ひげの玉』がある場所だったってことだ」


「……じゃあさ、残りの『赤ひげの玉』は? どこにあるってんだ? もうこの島国はほぼ端から端まで踏破したような気がするし、もうちょっと北ってのもあるが、だとしたら玉の配置バランスがおかしい、そこのところどうなんだって話なんだよ」


「……まぁ、普通に知らねぇし、色々おかしいところもあるよな」



 フォン警部補の言う通りである、俺達が滞在していた味噌の美味い地域というのは、長い形をしたこの島国のちょうど中央付近に位置する、いや、若干西寄りか?


 で、その地域において『次の目的地』として指示されたのが『とうほぐ地方』である。

 場所的にはさらに先、これまでに行ったことのない方角であり、最初の上陸地点からはどんどん離れていく方向性だ。


 もっとも、最初から『白ひげの玉』についての情報を持っていたがゆえに、『導き』がそちらを優先したということも考えられるが、そうではないかも知れない。


 ではここで、そうではなかった場合について考えてみよう、この『とうほぐ地方』というのは文字通り……でもないが、とにかく島国の北と東に寄った端。


 そして俺達はこれまで、この島国を南側から縦断するかたちで進んで来たのである。

 もちろん途中、かなり西の方で『青ひげの玉』を、そして中央付近で『黒ひげの玉』を開放しつつだ。


 で、次に開放すべき『白ひげの玉』は、このとうほぐ地方のかなりとうほぐ……ではなく北東の方にあることが示唆されている状況。


 それより先、つまり狭い海峡を渡った先に、最後の目的である『赤ひげの玉』が存在しているとは思えない。

 島国を守護する玉の配置は、もっとバランス良く、考え込まれたものであるはずなのだ。


 となると考えられるのはひとつ、俺達がこれまで行った、或いは行かずにスルーしていた地域のどこかに、最後の玉、『赤ひげの玉』が存在しているということである。


 そしてその場所は後々、紋々太郎のハジキの照準によって場所を示されることになるのであろうが、あの味噌が美味い地域から指示されたのはとうほぐ地方が先……つまりかなり戻った、それよりも遠い位置に『赤ひげの玉』が隠されているということに違いない……



「……うむ、もしかしたら次、というか『白ひげの玉』の開放後は大変かも知れないぞ」


「だろうな、思い切り大返し的なことをすることになるかも知れない、凄まじい時間を要してな」


「そりゃ面倒だ、やってるうちにジジィになってしまうかも知れないな、あとほら、この『とうほぐ地方』よりも先へ行っておかないとだし」


「この先? 地図でいう海峡を渡った先のことだと思うが、そこに何か冒険に関連するものがあるのか?」


「これは転移前の世界の知識であってだな、おそらく俺はこの島国と似たような形の場所を知っていた、記憶が曖昧になってきているがな……で、その海峡を渡った先、そこにはきっと何か、美味い何かがある、そんな気がしてならないんだよ」


「なるほど、海峡を渡った先、え~っと地図地図……うむ、この『HOT海道』という地域にか、メチャクチャHOTなんだろうな……」


「あぁそうだ、確信は持てないが、やはりどこかな、ちなみにメチャクチャ寒いし海もHOTじゃなくて流氷とかアレだと思うぞ」


「HOT海道なのに?」



 転移前の世界にもそういう地域があったはずだと思いを巡らせてみる……ダメだ、うっすらと覚えてはいるのだが、さすがに2年も前のこととなると思い出すにはハードルが高い。


 まぁ、そんなものはもうどうでも良い、転移前の世界はもう俺の住む世界ではないのだ。

 地理を思い出すことが出来なくとも、むしろ完全に忘れてしまったとしても構わない。


 むしろその世界で知っていた場所と似た地域がこの世界にあり、唯一ハッキリと覚えている美味い食べ物が共通している可能性が高い、その事実こそが重要なのである。



「まぁ良いや、またいつものようにどうにかなるだろうよ」


「だと良いんだがな、それでもとにかくは次の玉か、明日にはその近くに到着するんだろう?」


「明日の……夕方以降だろうな、それまではフリーだ、ずっと飲んでいても構わん」



 本来であれば少し寝る時間、休息の時間も確保しておくべきなのだが、そういう時間を飲酒に充てるのが真のクズというもの。


 結局酒ばかり飲んでダラダラと過ごしていた俺は、ゲロゲロの状態で翌日の夕方を迎えた……もう違法なモノでも良いから二日酔いを解消するクスリが欲しい、セラに頼んで貰おう……



 ※※※



「あ~キモかった、でももうスッキリ回復だぜ、で、今どの辺りだ?」


「そうね、指し示す光なんだけど、だいぶ角度が急になってきたわ、険しい山ばかりで大変だけど、もうすぐそこだと思うのよ」


「本当だ、もしかしたら降りてこの森を進まなくちゃならないってことか?」


「まぁ、そういうことになるわね」


「げぇ~っ……」



 元々冒険者であり、王都北の森で活動していた野生のセラにはどうということはないのであろう、だが深く険しい森、しかも全く未知の森に足を踏み入れるのは、ここ最近それがなかっただけに面倒極まりないことだ。


 眼下に広がっているのは本当に森、森以外には何もない、そしてその森に生えている木々は……なんと、全てリンゴの木である。


 ということはそろそろ『時期』が来るということであり、それらの木々には赤青黄色、様々な品種のリンゴが、どうしてあの状態で落ちてしまわないのかと思うほどに大きく実っているではないか。



「おい見ろマーサ、リンゴだぞリンゴ! っと、飛び降りようとするんじゃないっ!」


「やんっ、だってリンゴじゃない、こんな遠くからでもわかる美味しさなのよっ」


「だが収穫してからじゃないと食べられないだろう、とりあえず目的地の真上付近で人里を探して、そこで情報収集も兼ねてリンゴパーティーとしよう」


『うぇ~いっ!』



 ちなみにこのリンゴ、肉食の連中であったとしても、焼き肉のタレだのソースだのといった用途で、摩りおろしたものを使えば十分に堪能することが出来る。


 そしてもちろん『導き』の指示している場所、もはやかなり近い場所なのだが、その周囲にもバッチリリンゴの木が……1ヵ所だけ生えていないと思しきエリアがあるな、おそらく人里だ。


 ということでその人里を指差し、全員の確認を得てそこへ向かう感じとなる、空駆ける船は若干舵を切り、導きの先から少しだけズレたその場所へと船首を向けた。


 ほどなくしてその上空へ到着……やはり人里のようだ、木造の家々が立ち並び、夕方ということで所々から食事の準備を思しき煙が立ち上っている。


 この感じだと人口は200人に満たないか、非常に小さな集落であり、そしてこちらの船影を確認後、物見櫓から転げ落ちるようにして去って行った見張りの姿を見るに、どうやら人族の系譜であるようだ……



「あ、何か人が沢山出て来ましたよっ! 弓とか持ってます、撃ってはこないけど構えてますね」


「警戒しているんだろう、誰か、ちょっとスタッフにお願いして『攻撃の意思ナシ』の表示を」


「じゃあ私が行って来ますっ!」


「ちょっ、おいカレン! 表示するだけで……行っちゃったよ……」



 甲板からピョンッと飛び出し、300m程度下の地面を目指してフリーフォールしていくカレン、下の人々は相当に警戒している、というかもう戦闘態勢だ。


 と、ここでそのカレンが着地、しかも武器を持ったままの状態で相手に接近し……受け入れられた、普通に可愛がられているではないか、しかもリンゴを貰って……返しやがった、肉の方が良いとでも言ったのであろう。


 カレンがリンゴ農園に出没する害獣の肉を乾燥させたものを受け取っている間に、気を利かせたスタッフらが『攻撃の意思ナシ』の垂れ幕を出し、そのまま船を降下させていく。


 もう弓を構えている住民は居ないようだ、まぁ、襲来した敵かと思った謎の空駆ける船からジャンプして来たのが、あんなにも愛らしい狼系少女であったのだからその反応も頷ける。


 結局船の効果に気付いた住民が、下から良い感じの着陸場所に誘導してくれたのだが、そのエリア、それから居住エリアを除き、ほぼほぼリンゴの木で埋め尽くされているような土地であった。


 極早生なのか、既に収穫され、山積みになっているリンゴもかなりの数が見受けられる。

 それにいちいち反応するマーサには紐を付けて引っ張り、どこかへ行ってしまわないよう管理しながら船を降りた。


 居住エリアの方へと案内してくれるらしい住民のおっさん、手に持っているのは武器ではなくリンゴ収穫用のハサミである。


 ここがどういう地域なのかということはもうそれだけで判明するのだが、果たしてここの人々が始祖

 勇者の遺した『白ひげの玉』について何か知っているのか、それは話を聞いてみない限りわからない……



「え~っと、乗り物とか雰囲気とか、そういうのを見たところ、さぞ名のある方々とお見受けしますが……本日はどのようなご用命で?」


「おう、こちらは島国の英雄、そしてこっちの加齢臭漂うおっさんは、島国を荒らす犯罪組織を撲滅するためにやって来た西方新大陸のPOLICE、そして俺がこの世界の頂点に君臨する異世界勇者様だ」


「この世界の頂点にっ⁉ そ、それは女神様より……」


「あぁ、あんな奴は雑魚だ、出会う度に足蹴にしているよ、で、その俺様がここへ来たのはだな……まぁ良い、ここのトップと会談したいから案内してくれるか?」


「トップと……会談でしょうか、難しいとは思いますが、とりあえず長の下へご案内致します、女神さまよりも偉い方々」


「難しい? いや、それでも構わないから頼もう、え~っと、じゃあ行くのは俺とセラとマリエルと……」



 勇者パーティーからは3人、そして紋々太郎、ついでにフォン警部補も加えた5人で、その会談が困難であるというこのリンゴだらけの里の長との会談に臨む。


 おっさんに案内され、人々が見守る中を進むと、しばらくして何やら小さな祠のようなものが設置された広場に……人間は周囲を守る衛兵のような感じの者しか見受けられないのだが……



「どうぞ、こちらが長の居る祠となります、ではご開帳……はい、こちら、この里の現在の長、ちなみに収穫したてでございます」


「単なるリンゴじゃねぇかっ! しかも食べ頃ですらねぇっ!」


「ええ、リンゴ様にございます、我等の里はリンゴがなくてはならず、もし失えばすぐに立ち行かなくなってしまうでしょう」


「それで?」


「それで、もう俺達よりもリンゴの方が偉いよね、最強だよねってことになりまして、じゃあ里長リンゴで良いじゃん、選挙とか要らないし、権力争いとかもなくなるし、もう無敵じゃん……みたいな感じでして、代々この祠にその年最初に収穫されたリンゴを……まぁすぐに腐ってしまうので、その前に食べてしまうのですが……」


「里長喰い殺してんじゃん、長っていうかもう食べ頃になるまでその冷暗所で保存してるだけじゃん……で、里を代表して俺達と話が出来そうな者は?」


「そういう者は居りません」


「キッパリと否定しやがった……」



 この状況でどうやって里を維持しているのか、非常に気になるところではあるが、きっと慣習法のようなものが確立されており、それに則って行動することで、特に問題なく過ごすことが出来ているのであろう。


 だがこのままでは情報収集はままならない、どうにかしてこの里の誰かから、『白ひげの玉』についての情報を獲得することが出来ないものか。


 里の連中はリンゴを育て、収穫することしか頭にないようだし、かといって『里長』である単なるリンゴと意思の疎通を図ることは……頑張ればこれが可能かも知れない。


 そうだ、今は女神が居るわけだし、それに頼ってしまえば良いのだ……と、頭の中にやかましい声が響く、『そういうの無理なんでっ! 本気でやめて下さいっ!』とのことだ、本当に使えない奴め。



「う~む、どうしようか、どうしようもない……」


「……勇者君、君の仲間であるウサギのお嬢さん、彼女であればどうにか出来そうではないかね? 植物に関してはかなりの力を発揮するようだし、もしかしたらリンゴを『人化』することが可能なのではないかと思うのだがね」


「どうでしょう? どう思うマリエル?」


「そうですね、やってみないと、やらせてみないとわかりませんが……危険はないと思うのでやらせてみるべきではないでしょうか?」


「よし、じゃあそれでいこう、どうなっても知らんがどうにかなるだろうよ」


「本当にいつも軽いわね勇者様は……」


「フハハハッ! 良いではないかっ、良いではないかーっ!」



 とりあえずということで、マーサに頼んで『リンゴに意思疎通能力を持たせる』という実験をしてみることとした。


 その結果がどのようなものになるのかは不明であるが、もし危険極まりないバケモノが誕生してしまったとしたら……まぁ最悪諦めて逃走しよう。


 もちろんそうならないために、失敗の場合には全力で戦い、不幸にも犠牲となってしまう方々の数を少しでも減らすための努力をしていくつもりだが……

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