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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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749 ぶっ飛んだ先

「よしっ、じゃあ早速……って何だよさっきから教祖様は、ウ○コでもしたいのか?」


「そんなんじゃないのじゃっ、ここの店の白焼きは確かに美味しいし、ひと口齧ればとうほぐ地方だって、それに天国へだって行けるのは間違いないのじゃ」


「何だよ天国って? 死んでんじゃんそれ、美味すぎて死ぬとか本気でアレじゃん」


「そういう話ではないのじゃ、というかこのまま飛び立てば白焼きとか関係なくあの世に……」


「どういうことだ? ちょっと詳しく説明を願おうか」


「たぶんだけど、このままどちらへ飛んでも、爆風に邪魔をされて進むことが出来ないのじゃ」


「爆風……というとアレか……」



 ウナギの白焼きを全員で食しさえすれば、もう当たり前のように『とうほぐ地方』まで『ぶっ飛ぶ』ことが出来ると考えていた俺達。


 だがそう簡単にはいかないようだ、『教祖様』が示す懸念事項は、もちろんこの地域に最も詳しい者の意見として聞き入れられることになる。


 たとえそれが囚人の身分であったとしてもだ、教祖様、それからそれに着き従う6人の女官風女性らは、現状最も悪い子として拘束している最中なのだが、その状況下にあっても何か言いたい、主張したいというのであれば、それはかなりの危険に対する注意喚起。


 間違いなく自分らの乗る、というか押し込められている俺達の『第二空駆ける船』が、それごと撃墜されてしまうようなことになる、そんな何かに対しての警告に違いない。


 そしてその『教祖様』指摘したものは、最初にこの馬鹿の率いる組織と相対する原因となったあの風。

 前に進むことすら困難となるあの爆風の出所を示唆するようなものであった……



「えっとじゃな、この空かける船を襲ったあの爆風はじゃの、この近辺に生えている魔を祓う立木、『破魔松』の力によって生み出されたものなのじゃよ」


「……うむ、何だその『破魔松』ってのは? 楽器とか色々造っている都市の名前か?」


「まぁ、それもあるのじゃが……肝心なのはその松の木に蓄えられた魔力なのじゃ、妾は態度の悪い部下を全部『破魔松送り』にしていたのでな、きっとこれから100年間、魔族を乗せた空駆ける船、または海上を普通に行く船がここを通る度に……」


「あの爆風の餌食になるってのか?」


「うむ、そういうことなのじゃ、凄いであろう?」


「調子に乗ってんじゃねぇっ! お前はお尻ペンペンの刑だっ!」


「ひぃぃぃっ! あいたっ! それだけは止めてたもっ! 後生じゃぁぁぁっ!」



 調子に乗った『教祖様』にはこのお仕置きが最も効果的である、後ろでドMのルビアやマーサなどが羨ましいといった顔をしているのだが、それは無視して刑の執行を続ける。


 しかし、その何とやらの松を上手くクリアしない限り、このエリアから安全に脱出することが出来ないということか。


 このままぶっ飛べば前回、つまりこいつら『破魔な子』の襲撃を受けた際と同様の事態に陥り、今度こそ俺達の空駆ける船は崩壊、全員仲良く高空に投げ出されることとなってしまうであろう。


 まぁ、その前に紋々太郎による『ウナギ資源回復の儀式』をやっておかなくてはならないため、それを催すべき夜を待つ必要があるのだ。


 つまり考える時間はそこそこある、どうにかして『破魔松』から発せられる謎の暴風を受けることなく、ウナギの白焼き効果によって『とうほぐ地方』までぶっ飛ぶための方法を考えなくては。



「う~む、どうしようか? なぁルビア、何か意見がないか? こういうときのルビアは一見突拍子もないものに見えてしかし効果的な方法を提案しがちだからな」


「そう言われましてもね……あ、じゃあ女神様にお願い申し上げたらどうでしょう? チャチャッとやっちゃって、みたいな感じで」


「ルビア殿、そう易々と親愛なる女神様へお声掛けするものではないぞ、もう少し自分達で解決する方法を……」


「例えばジェシカを生贄に捧げるとかか?」


「うむ、触手を擁する禍々しき何かの生贄として私を……違うだろう主殿! もっと真剣に考えないとっ!」


「真剣にってもな……まぁ良いや、ルビア、やっぱり女神を呼んで来るんだ、俺はコイツのお仕置きで忙しいからな」


「ひぃぃぃっ! もうやめてぇぇぇっ!」


「わかりました、じゃあ私はこの後で予約ということで、すぐに行って来ますね」


「あっ、待つんだルビア殿、そんな気軽に女神様のお部屋に……主殿、私もルビア殿の次に予約だ、では行って来る」


「いやお前も行くのかいっ! ってツッコミはどうだろうか……と、もう居ないのか……」



 その場を離れたルビアとジェシカ、俺の後ろに立っていたのは漬物の入った壷を抱えたままのマーサのみであった、ボリボリ食っていやがる。


 で、しばらく後に戻って来た2人は、女神だけでなくお付きの天使も全て引き連れていた。

 頭にたんこぶが出来ている天使が何体か見受けられるが、おそらく蒲焼きが美味すぎて天井に突き刺さったのだ。


 しかし何のつもりなのであろうか、もしかしてこの女神アホの奴、今後はずっとこういう感じで天使を侍らせて行動するつもりなのか?


 だとしたら屋敷にはあまり招待しない方が良いな、もてなしをせずに座らせておくことは出来ないし、余計な食費や酒代が嵩みそうだ。


 と、今はそういうことではなく、今夜遅くの出発に、いやぶっ飛びに向けた障壁の取り払いについて、女神からご意見を頂く、そして可能であればその作業自体を丸投げする、その話である……



「よぉ女神、やっと来やがったか、全くノロマな奴め、あ、天使の皆さんは下がっていて良いぞあまりワラワラ居られると話し辛いこともあるからな」


「ということですので下がっておきなさい、して勇者よ、忙しい身分のこの私に何の御用でしょうか?」


「うむ、実は今夜の出発においてな、この『教祖様』が生贄を捧げまくって力を蓄えた『破魔松』というのが邪魔でな、また風でゴォーッとやられかねないんだ」


「なるほど、それは対策をしないとなりませんね、その報告だけですか? そのせいで出発が少し遅れるとのことでよろしいですか?」


「違うそうじゃない、ちょっと行って伐採とかして来てって話、頼んだぞ」


「……いやいやいやいやっ! それは私が解決するようなことではありませんっ! ただでさえこの間の件で過干渉であるとして色々と言われそうなのに、今回のその『意外とどうにかなりそうな問題』にまで手を貸すわけには参りませんっ!」


「手を貸すんじゃねぇよ、お前がやるんだよ、ちなみにこれは俺様の一生のお願いだから、もちろん拒否したりとかはないよな?」


「一生のお願いをする者の態度ではないのですが……とにかくダメですっ!」


「そうか、じゃあアレだな、女神は特に理由もなく下界に降り立ち、変な巨大おじさんの討伐を不正に引き受けた。そしてその見返りとしてウナギの蒲焼き等の利益供与を受けていると。なお、依頼者側からの追加の業務依頼につき、受益した物の不足を理由としてこれを拒否。また依頼者による『一生のお願い』に対し、態度が悪いなどと主張して土下座を強要するなど、神界に住まう者の品位を……みたいな報告書が必要って認識で良いんだな?」


「……へへーっ! どうかそういう報告だけはっ! おねがいしますおねがいしますおねがいしますおねがいしますっ!」


「わかった、じゃあ『破魔松』の件、何卒よろしくお願い申し上げます」


「承りましたーっ!」


「ならサッサと行け、15分以内に完遂しない場合はお仕置きだからな」


「へへーっ! 行って参りますですっ!」



 すぐに出て行った女神、その女神はおよそ16分37秒から38秒の間で帰還し、制限時間ーバーということでお仕置きを受けることが決まった。


 で、そのかわいそうな女神が持っているのは……この空駆ける船の動力にしているものとほぼ同じではあるが、少し濁った色をした玉である。


 それが何なのかと質問してみたところ、どうやら問題の『破魔松』に込められていた魔力やその他の危険な力を、もったいないので霧散させずに回収したもの、その結晶であるとのこと。


 つまり船の動力と同じ、いやそれが『神界公式バージョン』だとすれば、こちらは『下界民間バージョン』、そのような感じのものであるとの認識で良いはず。


 それゆえ真っ白ではなく少し濁り、力の放出もイマイチではあるのだが、空駆ける船のサブエンジンとしてはなかなかの性能を有しているに違いない。



「うむ、ではその玉をこちらへ、危険を理由として没収してやるからな」


「没収……なりません勇者よ、本来こういうモノを下界で取り扱っては……あいてっ、あっ!? ちょっとっ、返して下さいっ! いでっ! 叩くのもおやめなさいっ!」


「誰が返すかボケッ! これはもう俺様のものだ、悔しかったら……そうだな、甲板に出て裸踊りでもしてみろ、そしたら1%の確率で返還してやる、以上!」


「そんなっ……いえ、もう諦めます……」


「うむ、最初からそうすればよろしい、と、何だ教祖様、お尻ペンペンが足りないのか?」


「違うのじゃ……それは危ないもの……だと思うのじゃが……」


「知るかっ! お前! この貴重な動力源を俺様から奪おうと画策しているなっ? 成敗してくれるっ!」


「いったぁぁぁっ! ごめんなさいなのじゃっ!」



 女神といい教祖様といい、俺が入手したアイテムを狙う、または取り返そうと試みるのはやめて頂きたい。

 この良くわからない玉は俺様が、強くて賢い勇者様が、世界平和のために有効活用することに決まっているのだから。


 で、どうやったのかは知らないし見ていないのでわからないものの、女神の助力によって『破魔松』の問題はアッサリと片付いた。


 まぁ、女神程度の実力で15分、いや17分弱程度でミッションを完遂したのであれば、もし俺がやっていた場合にはきっと13分程度でどうにかなっていた、そんな簡単なお仕事であったはずだ。


 さて、こちらの件がどうにかなったということで、あとは今夜、紋々太郎が『シラスウナギ』をどうにかしてしまう儀式を執り行い、それが終了すると同時にぶっ飛ぶのみ。


 これはイベントと位置づけ、儀式終了の瞬間に、皆でタイミングを合わせて白焼きを齧るプログラムを入れておこう。


 そうすれば自然の恵みに感謝しつつ、非常に美味なその恵みを、実際に食し、目的地までぶっ飛ぶという一連の流れを構築することが出来る……まぁ、もはや意味不明なのだが……



「じゃあ女神、今夜の儀式ではそれとなく降臨しても良いぞ、結構上の方で、何かが天から見守っている、祝福しているみたいな感じでな」


「わかりました、では天使と共に、夜空の彼方で微妙に出演することとしましょう、ギャラは……」


「肝吸いを少しだけ多めに分けてやろう、白焼きを2枚貰えるとは思うなよ」


「……良いです、神界に帰ればウナギなど、念じただけで蒲焼き、白焼きになって出てくるものですからっ」


「焼いているところを眺めない、その香ばしさを事前に堪能し、焼きあがるのを待ち焦がれないとは、何と味気ないウナギ食だ、ウナギに失礼だなお前という奴は、消滅した方が良いとさえ思えるダメさだぞこりゃ」


「うぅっ、何もそこまで言わなくとも……」



 適当に女神をディスり、それを『制限時間オーバー』の分のお仕置きとしておく。

 まぁあまりいじめるとかわいそうなので、今回はこのぐらいにしておいてやろうということだ。


 きっとこの後、女神は軽い罰というか罵倒で許してくれた俺様の慈悲深さに感謝しつつ、追加で受け取った僅かな肝吸いを限界まで味わい尽くすことであろう。


 ということであとは儀式の開始を待つのみだ……



 ※※※



「……では英雄による儀式によって、シラスウナギの資源回復、それを図ろうと思う」


『うぇ~いっ!』



 夜、明かりと網、バケツを持った紋々太郎が船べりに立つ、ちなみにここは海上。

 空駆ける船は本来の居場所である空の上ではなく、海面に降り立ってその儀式に用いられるのだ。


 なお、あれから文献を調べていた紋々太郎が、儀式を執り行うには季節の調整が必要であると主張したため、飾りつけなどで何となく春先感を出しているのだが、今はどう考えても秋である。


 船べりに立った紋々太郎が、明かりで照らした海面に網を突っ込み、それを掻き回した後に引き抜く。

 ビチャビチャッと滴る海水を振り払いながら、大きな動作でカンッと、その網をバケツに叩き付けた……



「凄いっ! 見て下さいご主人様、小さいお魚がみるみる……どっから出て来たんでしょうか?」


「わからんが、もうバケツ一杯だな……それを溢すのか」


「今の動作に力が込められていて、バケツの中で『シラスウナギの生成』が行われている感じね、今度私も真似してみようかしら」


「やめておけ精霊様、きっと失敗して、とんでもないバケモノを誕生させることになるぞ、王都とか秒で滅ぼす奴な」


「そのぐらいなら可愛いものよ、あ、ほらまたバケツが一杯に……女神の奴も上から祝福しているわね……」



 上空、月明かりに照らされた雲の合間に、女神と天使達が見え隠れしているのが、一部の乗組員には気付かれ、そして崇め奉られている。


 ちなみに女神の祝福によってこの儀式に及ぼされている効果は……なるほど、『シラスウナギ生成量2%上昇』か、ほとんど意味がないではないか。


 そんな使えない女神の祝福による効果を知ってか知らずか、紋々太郎はさらにペースを上げ、凄まじい勢いでシラスウナギを生成していく。


 バケツ200杯分程度はあっという間であったが、念には念を入れて500杯程度のシラスウナギを生成しておくらしい。


 これでこの地域の産業もしばらくは安泰であろう、そして、いつの日かまたこの地でウナギ食べ放題を堪能する日が来るのであろう……



「……うむ、このぐらい生成しておけばもう十分ではないかね、これにて儀式を終了する!」


『うぇ~いっ、おつかれっした~っ』


「じゃミラ、そういうことで進行を頼む」


「わかりました、え~っ、続きましてのプログラムですが、ここで遂にですね、全員で目的地の方角を向いて、ぶっ飛ぶ美味さを誇るウナギの白焼きをですね、ガブッといきたいと思います、では準備の方を」



 スタッフ、そして手伝うように言っておいたアイリスとエリナも参加して、甲板の前の方に居る主要メンバーから順に、魔法の効果でアッツアツに保たれたウナギの白焼きが配布されていく。


 もう見ただけでわかるその美味さ、ふっくら、そして炭火で焼かれた香ばしいウナギの身が、箸でザクッと裂かれるのを待っているかのようだ。


 なお、配布には相当に時間を要することが予め想定されていたため、その間を持たせるために精霊様が一肌脱いだのであった。


 まぁ、脱いだのは精霊様ではなく、捕まえてある『教祖様』とそのお付き、女官風の6人であり、全員が素っ裸にされ、オンステージで鞭打たれている。


 と、スタッフの中で、このイベントに際して『教祖様に目が行っている奴』は要注意だな。

 ロリコンの疑いがあるし、もしそうであったとしたら危険人物だ、これまでの功績に拘らず、もしロリコンが確定した場合には処刑せねばなるまい。


 などとロリコン犯罪者探しをしていると、しばらくして白焼きの配布が完了する。

 今回は俺様と精霊様の慈悲ということで、なんと囚人共にも半身ずつそれが配布されたのであった。


 司会進行のミラは、鞭打たれていた7人と入れ替わるかたちでオンステージ、その場で白焼きの乗った皿と箸を持ち、どちらの方角に目的地である『とうほぐ地方』ガ存在しているのかを指し示す……



「は~いっ、ではみなさ~んっ! こっちを向いて、まずはお箸でサクッと……お好みで出汁とワサビを付けて……いただきま~っすっ!」


『うぇ~いっ! いただきま~っすっ!』



 ハフッと齧るアツアツのウナギ、口の中で解けるような、ふっくら蒸されたその白焼きは、炭火で炙られた表面のカリッと感を伴う。


 そしてその身から滲み出す凄まじいまでの美味、これはぶっ飛ぶ、とうほぐ地方までどころか、星を一周してこの場所に戻ってきそうなぐらいだ。


 このように感じた瞬間には、周囲の景色、満天の星空が、まるでSF映画のワープシーンの如く……いや、俺達の乗った空駆ける船は、『白焼きの美味さ』という凄まじい『正のエネルギー』によってワープしているのであった。


 隣のルビアが何か喋ったような気がするものの、周囲の音は取り残され、全くもって聞こえない。

 景色の動きはかなり長い時間続いたように思えたのだが、それはほんの一瞬のことであったはず。


 その証拠に、誰も最初のひと口以降箸を進めていない状態のまま、その動きは止まり、少し気温が下がったのではないかと思える場所で船が停止したのであった。



「うむ、次以降はもう慣れているからぶっ飛ぶようなこともないだろうな……はむっ……上に飛んだぁぁぁっ!」


「あら、ご主人様が射出されてしまいました、どうしましょうか?」


「真上だから放っておけば戻って来ると思います、それよりもほらっ! 海の感じが全然違ってますよっ!」


「あっ、本当ね、これが……」


「……リアス式海岸というものだよ、どうやら我々は『とうほぐ地方』へやって来ることが出来たようだね」


「まぁ素敵、あとあの流れ星も素敵……じゃなかった、落ちて来るご主人様でした」


「あ、圧力に負けて破裂しちゃったみたい、汚ったねぇ異世界人ね」



 油断したことによって射出され、バラバラになって落下した俺であったが、どうにか生存することに成功した。

 今はルビアの回復魔法による修復を受けつつ、新たな白焼きを、今度はぶっ飛ばないよう気を付けながら食し、失った養分を摂取している。


 しかしここが『とうほぐ地方』、その海上、というか上空なのか、本当に少し寒い以外は変わらない空模様なのだが、やはり下を見ると完全なるリアス式海岸。


 とりあえずこの地方で『白ひげの玉』を捜索し、見つけ出して解放するのだ、もちろんそれがどこにあるかは、今のところ完全に不明であるのだが……

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