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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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746 解除

『ブチュゥゥゥッ! し……死んだっ……』


「うるせぇ、死亡の宣言なんて要らねぇからサッサと成仏しろやこのモブ野郎が」


「勇者様、こっちは片付いたわよ、残りは……殺さなくても良いのね」


「おう、じゃあひとまず……ふざけたガキんちょをどうにかしようか……」



 玉座が置かれた部屋、この組織の『教祖様の部屋』とのことであるが、迎えてくれたのはある程度の数のモブと女官系の女性構成員が複数、そしてなぜか玉座に着いたお子様1名であった。


 椅子が高すぎて足がブラブラしているではないか、服装もロリ系のアレな感じであるし、これはもう紛うことなきお子様である。


 しかもそのお子様は、一応は仲間、というか世話係か何かも兼ねているのであろうモブキャラ共が俺達によって殺戮されている間、驚いて逃げようとしたり、おもらしして固まったりということをしない。


 常に余裕の笑みを湛えたまま、まるでモブキャラ大量虐殺などこの部屋では起っていないような、そんな雰囲気のまま居るのであった……



「……それでだ、もう一度言うがな、お前さ、もう冗談とか良いからお家へ帰れよ、良い子は寝る時間なんだぞ」


「だからっ! 妾がこの組織、『破魔な子』の教祖様なのじゃっ! 頭が高いっ!」


「はぁ~っ、おいジェシカ、ここは一番の大人たるジェシカ大先生が何とかしてくれるんだよな?」


「いや、お子様のお守りはちょっとな……」


「何を言うかっ! 妾はもう23歳なのじゃっ! 人族だし、大人なのじゃっ!」


「……という設定の10歳、いや、かなり盛っても13歳ってとこか? 冗談はほどほどにな、早く寝ないとホントに23歳になってもその身長のままだぞ、なぁカレン……うむ、痛いから噛まないでくれ」



 まるでお話にならない玉座のガキ、のじゃのじゃ言っているものの、体のサイズ的にはカレンとさほど変わりない、つまりは『すげぇチビ』なのである。


 そのうえで俺とほぼ同程度の年齢である『23歳』を主張していることからも、このガキがふざけて嘘を付き、俺達を小馬鹿にしている……わけではないようだ、良く確認したら本当に23歳ではないか……


 いや、ということはコイツが敵の親玉か? いやいや何の冗談だ、コイツが23歳? 冗談だろうに、コイツがユリナを攫った、そして他の魔族メンバーも同じようにしようと企んだ、自称正義の組織の親玉などということは……まぁあってはならないのだが起るのがこの世界か……



「え~っと、それじゃあ改めて聞くがな、お前がこの組織、魔族をどうこうしてしまおうという組織の『教祖様』であってだな、俺の大切な仲間をあの意味のわからない夢の新素材で出来たネットを使って、というか使い捨ての部下に転送させて……」


「全て肯定なのじゃ、それは妾が命じてやらせたことであるっ!」


「えっと、なら私から良いか? ユリナ様……この施設の地下で囚われている悪魔の女性なのだが、彼女に猿轡を噛ませたり、目隠しをしたりして周囲との意思疎通能力を奪った、それも事後的にだな、それを命じたのは?」


「それは命じていないのじゃ、なんと、妾が直接行ってそれをやったのじゃっ!」


「……もう良いわ、勇者様、この子……というか私より年上なのよね、とりあえず確保しましょ」


「だな、そっちはカレンに頼む、俺達はついでに残っている女官風の連中を捕縛しよう、やるぞっ!」


『うぇ~いっ!』



 シュシュシュッと動いた俺達4人、カレンは余裕の表情のままの『教祖様』を押さえ込み、セラとジェシカはそれぞれ女官風の、無表情で美人なお姉さんを3人ずつひっ捕らえることに成功した。


 そして俺は女官風の美女の中で、最もタイプだと思える可愛い系の女性に的を絞り、そして襲い掛かる……いや、おっぱいをダブル鷲掴みにして地面に押さえ込んでも、なおも無表情を貫き通しているのだが?


 通常であればここで大声、場合によってはもう通報されていてもおかしくはないタイミングだ。

 それなのに全く抵抗もない、それはこの子だけでなく、親玉であることがほぼ確定した『ロリ教祖様』もである。


 これはどういうことなのであろうか? もしかすると何か仕掛けがあって、それどころか俺達は4人まとめて幻術のようなものに……クソッ、このタイミングでサリナが居ないのはかなり痛いな……



「ご主人様、どうしますかこの子?」


「妾は『この子』ではないっ! 立派なお姉さんと言い直すのじゃっ!」


「ご主人様、どうしますかこの立派なお姉さん?」


「よかろう」


「……敵の言葉に従ってんじゃねぇよ、てかまだ何だか良くわからないし、引き続き押さえ込みながらこっちへ持って来てくれ」


「おやお前、何だか良くわからないのか? もしかして馬鹿なのかえ?」


「いちいちムカつくガキだな、立場を弁えろ……というかそういう立場にないと認識している、知っているからその態度なんだな……」


「フンッ、お前のような馬鹿には妾の、そしてこの組織の本当の恐ろしさなどわかるまいっ、フハハハーッ、なのじゃ」


「その悪役感よ、正義の組織じゃなかったのか? まぁ正義の組織で教祖様ってのもな……」


「主殿、とにかくこの子……この立派なお姉さんと話していても埒が明かないぞ、他の構成員の様子もおかしいし」


「だな、一度ユリナの所へ運ぼう、そこで拷問して色々と吐かせるんだ」



 取り押さえられつつも調子に乗る『教祖様』と、完全に組み伏せられ、俺におっぱいを触られているというのに無表情のままの女官風、さらに他に同様な格好をした連中も、どこかおかしいという次元の雰囲気ではない。


 これまでブチ殺してきた野郎の構成員共は、馬鹿であったり調子に乗っていたり、まさしく『こういう組織のモブキャラ』感が出ていたのだが、この連中はもうそうは思えないのだ。


 まぁ、女官風の子達に関しては、この『教祖様』、或いはどこかに隠れているのであろう黒幕によって、何か幻術のようなものを使われてこうなっているのかも知れない、というかその可能性が高いといえよう。


 しかし問題は『教祖様』である、こんな姿形をしているものの、幼女にしか見えないものの、人族にして23歳。

 しかもキッチリ受け答えが出来る、そして俺を小馬鹿にするぐらいの語彙力はある、にも拘らずこの感じ。


 少なくともまともではない、侵入して来た敵、仲間を悉く殺してここまで来た敵に捕まり、この先何をされるのかさえわからない状況でこの余裕、異常以外の何ものでもないのだ。



「ほらっ、こっちへ来て下さい、地下へ行きますよっ」


「うむうむ、良い感じじゃその敬語、妾の方がお姉さんであることを認識してのことであろう」


「カレンはいっつも敬語だぞ、誰に対してもな」


「そうです、お姉さんがお姉さんだからじゃないです」


「でも妾がお姉さんであることは認めていると、認めているのじゃろう? どうなのじゃ、妾はお姉さんかお姉さんでないのか、ん?」


「えっと、妾がお姉さんでお姉さんじゃなくてお姉さんで……ふぎゅ~っ……」


「あっ、カレンの頭がオーバーヒートしやがったっ!」


「ふんっ、他愛もないのじゃ」



 わけのわからないことを言い続け、小さなカレンの小さな脳みそを容量オーバーに至らしめた『教祖様』。

 そうやって逃げ出すつもりであったか……と思ったのだが逃げ出す素振りを見せない、その場に留まっているではないか。


 どうやらこのチャンスにどうこうというわけではなく、単に馬鹿そうなカレンを小馬鹿にして遊んでいただけのようだ。


 すぐに後ろからジェシカによって羽交い絞めにされた『教祖様』は、その後全く抵抗することなく、連行というよりもむしろ運搬されて廊下を進む。


 で、ジェシカが手を離したこと、そしてカレンがダウンしてしまったため、俺がおんぶせざるを得なくなったことにより、合計4人の女官風女性が解き放たれたのだが……なんと黙って付いて来るではないか。


 通常であればこれ幸いと逃げ出す、そして洗脳され、自らの意志で逃げ出すようなことが出来ない場合であったとしても、少なくとも『その場で停止』という行動を取るはずなのだが。


 そうではなく、無表情のまま俺達が進むのに合わせて……そうではないのか、どうも『教祖様』に付き従っている感じのようだな。


 俺達が『教祖様』を運搬しているゆえ、この女性らもそれに従って動くということだ、まるでRPGで時折勝手に付いて来る、臨時メンバーのNPCが如くである。


 と、そういう行動が出来るのであれば、もしかしたら会話機能も付いているのかも知れない。

 付いている、というよりも残されていると表現する方が妥当なのであろうが、この機械的な女官風の連中には少しその表現がしっくりこないのだ。



「おいお前、喋ることが出来るか? お~いっ」


「……何でしょうか、このやかましいサル」


「なんと辛辣な言葉なんだ、しかも無表情で、まるで突き刺さるような鋭さだぜ……」


「……用がないのでしたらお黙りなさい、やかましいサル」


「・・・・・・・・・・」



 もう話をするのはやめよう、どう考えてもこの感じ、このまま無表情で酷いことを言い放つ感じが解消されるとは思えないからな。


 先程までのセクハラ紛いの行為に激高して襲い掛かってくるならいざ知らず、この何でもない、俺など路傍の石であり、それを蹴飛ばす感じで投げ掛けるようなこの言葉に耐えられる自信がない。


 今はルビアが居ないし、頭にきてダメージを与えるような叩き方をしてしまうと申し訳ないからな、少しムカつくが、他の仲間達と合流するまでは我慢しよう。


 もちろん後程、危険のない程度ではあるが、先程投げ掛けた言葉を後悔させてやる、そのつもりだ。

 そして来た道を戻った俺達は、行きよりも遥かに早く、そして一切的に遭遇することなく、ユリナの囚われている地下室へと辿り着いたのであった……



 ※※※



「んーっ! んんーっ!」


「うあぇ~いっ、たっだいま~っ、ようルビア、調子はどうだ?」


「あ、ご主人様おかえりなさい、さっきから色々と試してはいるんですが、それでもやっぱりダメなようで……ところでそのジェシカちゃんが抱えているお子様は何なんでしょうか? 後ろからも何人か来ているみたいですし……」


「ん、いやな、なんとこのチビがここの親玉、『破魔な子』の教祖様だってことが判明したんだ」


「またそんな冗談を、いくら私でもそんなウソには騙されませんよ、大方どこかで誘拐して来た……犯罪じゃないですかっ⁉」


「いやいやホントだぞ、全く人聞きの悪い奴だなルビアは、とにかくこのクソガキを拷問して色々と吐かせる、それでユリナを拘束から解放してやるんだ」


「妾はチビでもクソガキでもないっ!」



 普段は大人しくしている、というか余裕綽々なのであるが、子ども扱い、またはそれに準じる扱いをされたときのみジタバタと暴れる『教祖様』。


 もちろん後ろから羽交い絞めにしているのはジェシカであり、身長差によって足も全く地についていない状態、どれだけ暴れようとも逃れることは出来ないのである。


 そしてその教祖様とお付きの女官風女性ら……こちらはまた後にしよう、もし教祖様の口があまりにも固かった場合に拷問するのだ……



「おいチビ、じゃなかった教祖様、部下に命じて全員をそこに正座させろ、わかったか教祖様にしてお姉様である大人の女性!」


「よかろう、ではそこに正座して待つが良い、妾の命令じゃ」



 お姉様だの何だのと呼ばれると、途端に上機嫌になり、こちらの指示に従う『教祖様』であった、とても23歳とは思えない反応である。


 で、その『教祖様にしてお姉様である大人の女性』に命じられた通り、無表情の女官風らは部屋の隅、ユリナが縛り付けられている椅子よりもさらに向こう側に並んで正座する……これは非常に扱い易そうだな……


 まぁそちらはどうでも良い、まずはこちらの『教祖様』を攻略していくことを考えよう、これまで同様、煽てれば期限が良くなり、叩いたりせずとも情報をベラベラと話すに違いない。



「え~っと、じゃあお姉様をそこへ……なぁお姉様、この俺達の仲間の子なんdなが、かわいそうだから拘束を解いてやってくれないか、というかその方法を教えてくれ、教祖様にしてお姉様である大人の女性さん」


「ふふんっ、妾にはそれが答えられないのじゃ」


「……まさか自分でやっておいて解除方法を知らないとかか?」


「い~や、大人には、そして教祖様たる妾には『シュヒギム』というものがあるのじゃ、業務上知り得たことを安易に他人に話してはならぬのじゃ、お前のような馬鹿にはわからぬと思うがの」


「そうか、じゃあ引っ叩いて吐かせるしかないな、解除方法も目的も、それで構わないってことだよな?」


「妾にはそんな責め苦など聞かないのじゃ、受けたことないけど、大人だからたぶん大丈夫なのじゃっ!」



 自信満々の『教祖様』、おそらくこの感じだと、叩かれたりお仕置きされたりということなどこれまでになく、大切に、それはもう大切にここまで育った……まぁイマイチ育ってはいない様子なのだが、とにかく『箱入り教祖様』であったはず。


 そして『大人である』ということを意識させ、調子に乗らせる作戦が失敗した以上、その逆を攻めるのが妥当である可能性が高い。


 つまりここからは『圧倒的ガキ扱い』にて、そのプライドをへし折り、ついでに痛みと屈辱によって再起不能となるように仕向けるのだ。


 となればその方法はもうひとつしかあるまい、再びジェシカがひょいっと抱えた『教祖様』を受け取り、床に座ったうえで、それをガッチリと、腹這いに固定させる……



「ん? ちょっと、何をするのじゃ、大人の女性に触れるとは……あっ、スカートを捲るのはやめっ……」


「黙れこのチビガキがっ! お前のようなガキ、言うことを聞かないしょうもないお子様にはなっ、お尻ペンペンの罰がお似合いだっ!」


「えっ、そんなペンペンなんて……」


「うるさい、喰らえっ! これがお子様専用のお仕置きだっ!」


「ひぎぃぃぃっ! 痛いっ! 恥ずかしいっ! やめるのじゃぁぁぁっ!」


「ダメに決まっているだろうっ! お前のような奴に対してのお仕置きは『お尻ペンペン100回』と相場が決まっている、なぁルビア」


「えっと、私はもう大人なのでいつも『鞭打ち1,000回』を頂いていますがね」


「イヤァァァッ! そっちの方が良かったぁぁぁっ! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ! 申しませんからこんな子供みたいなお仕置きはやめてっ!」


「そうか、じゃあ情報も吐くし、これからいうことも聞くな?」


「も、もちろんなのじゃっ」


「わかった、じゃあ残りあと93回、お尻ペンペンを続けた後に許してやろう」


「ひぃぃぃっ、そんなぁぁぁっ、あいてっ、あうっ……」



 キッチリ100回叩いた後、『教祖様』を解放してやると、そのまま床にへたり込んで泣き出してしまった。

 これはもうお子様でしかない、これで23歳であれば、おそらく俺などはもう230歳ぐらいなのであろう。


 と、泣いているからといってそのまま泣き止むまで待ってやるわけにはいかないな。

 大人なのだから責任を果たせということで、腕を引っ張って立ち上がらせ、ユリナの方へと誘導する……



「ほら、ほんのちょっとだけ待ってやるから早く解除しろ、この悪人めがっ」


「妾は悪人では……いや、そうでもないか、この際だから言うが本当は悪人なのじゃ、ごめんなさい」


「……それについても後で詳しく教えて貰おうか、ほら早くユリナを」


「はいなのじゃ……ハァァァッ! カバヤキウナギカバカバーッ!」


「何なんだその呪文は……って、解除され始めたってのか、今ので?」



 ユリナを縛り上げている新素材の縄、猿轡、そして目隠しが光り輝く、実に眩しそうだな。

 ついでになぜか椅子も輝いているようだが、それはあまり関係がなさそうだ。


 というか何だ今の呪文は? 蒲焼きなのか? ウナギの? そういえばここは(何かちょっと海に繋がった感のある)湖である。


 そして先程の空駆ける船からの降下中には、そこかしこに点々と、真四角の田んぼではない水が張られた何かが見えていたような気がしなくもない。


 これは間違いなくウナギだ、もしこの近辺にも『普通の善良な人々』が住んでいるというのであれば、この『破魔な子』から没収した金銭を用いて名物であろうウナギを……金銭で思い出した、そういえばミラの奴はどこへ行ったのだ……


 と、そんなことを考えている間にもユリナの拘束の解除が進み、遂にその縄が、何をどうやってもどうにもならなかった夢の新素材製の縄が、まるで溶けたチーズかの如くトロンッと千切れ、床に落ちる。



「はふっ、へっ、ふぅ~っ、ようやく解除されましたの、助けて貰ってありがとうですわ」


「おう、大丈夫かユリナ、怪我とか、エッチなことされたりしていないか?」


「大丈夫ですわよ、それにそっちの子……教祖様だったかしら、捕まってしまったんですわね」


「そ、そうなのじゃ、猿轡とか目隠しとかしてすまなかったのじゃ」


「……えっと、お前等は魔族を撲滅する自称正義の味方で、組織名も『破魔な子』だったよな? それがどうしてユリナに対してそんな……何というか普通の態度を?」


「いやの、妾は単に依頼されてやっていただけなのじゃ、この人気が出そうな年齢不詳感溢れるナイスバディを利用して、『破魔な子』を組織したのも、それから部下に命じて魔族を襲ったり攫ったりさせたのも、全部がそうなのじゃ」


「え、待ってどういうこと? 誰だよそんなこと頼む悪い奴はっ?」


「それは魔王軍なのじゃ」


「また魔王軍かよっ⁉ 何やってんだ一体?」



 ここでも出てきた魔王軍、神界では副魔王が天使に化け、そしてこの地ではチビッ子教祖様に依頼し、まさかの同族を迫害するという謎プレー。


 何がしたいのか全く理解出来ないな、そういえばユリナも、あのモブキャラ共はともかくこの『教祖様』には特にこれといったダメージを与えられていない。


 これは意図があって、あえてそうしているのだな、そうに違いないのだが……引き続きこの『教祖様』からお話を伺うこととしよう、それで何かわかるはずだ……

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