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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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743 窓から侵入

「……うむ、とりあえずあの悪魔のお嬢さんを助けに行くのが最優先事項だね」


「え~っと、不法侵入に暴行に誘拐、あと侮辱罪とか何とかも付くから……もう余裕の数え役満だな、ここにいる奴も含めて全員死刑だよ、この組織の連中は」


「まぁ、もし可愛い女の子の構成員が居たら殺しはしないがな、とにかく下へ降りよう、そしてその前にこのゴミ共を掃除しよう」



 当然のことではあるが、甲板の隅には処刑用のウッドチョッパーが設置されている、しかも今回の空駆ける船にはなんと2台もだ。


 ということで生き残っている複数の雑魚キャラ、『破魔な子』のメンバーを引き摺り、その投入口へと連れて行く。

 そこそこ抵抗はするがもう力はない、自分達が殺されることなどもう遥か昔に悟っていたかのような感じである。



「オラッ、まずはお前からだ、ユリナを下に『転送』しやがって、足の方から徐々に削ってやるから覚悟しろっ!」


「ひぃぃぃ……ぎゃっ、ギャァァァッ!」


「うむ、では次……お前だ、特に何もしていないようだが、不法侵入はしているわけだし、顔が気に喰わないから死刑だ」


「ノォォォッ! フギョォォォッ!」


「勇者殿、次はコイツにしよう、俺のことを睨みやがったような気がしなくもないんだ、いやきっと睨んだね」


「それは許し難い、じゃあ次はコイツでその次は……」



 こうして残ったゴミ共を粉砕し、地上に降り注がせた俺達、これを受けた敵はきっとまたあの風の攻撃をしてくるのであろう、そう思っていたのだがそうでもなかった。


 ベチョベチョの死体が地表に降り注いだはずの時間はとっくに過ぎているのだが、相手方からの反応は全くもって得られず、ただただ上空の、通所の風の音のみが響いている。


 こちらが来るのを待っているということか、マーサ、それにサリナとエリナはもう少しのところで取り逃したわけだし、本来であればっ追撃をするのが妥当だが。


 いや、こちらがユリナを見捨てるはずがないことは敵も承知か、必ず取り戻しに来ると踏んで、あえてその囚われのユリナを餌にしてやろうという作戦なのだ……



「……そういうことだね勇者君、我々は直ちに乗り込む、敵もそのつもりで待ち構えているらしい」


「ええ、準備は……まぁ要らないか、とにかくユリナを回収して、俺達の旅の出鼻を挫いた馬鹿共に報復しましょうか、いや、それは俺達がやるとして……」


「……うむ、では突入部隊は基本的に勇者パーティーが、まぁちょうど闇に紛れることが出来るわけだし、少人数で行くのが得策かね、とにかくそちらに任せることとしよう」


「勇者様、サリナちゃん達の守りはどうするの? 動けないわけだし」


「それに関しては問題ないだろう、全然出て来る気配がないみたいだがな、この世界を統べるとか言って調子に乗ってんのが居るだろう」


「あ、そういえば見かけないわね……これだけの大騒ぎの中で……」



 女神の奴、そして取り巻きの12天使もだが、この期に及んで船室内から出て来る気配がない。

 先程の暴風も、甲板での戦いもガン無視とは畏れ入る、きっと心臓に毛でも生えているのであろうな。


 だがそんな女神もここでは立派な戦力、本来は俺達の手伝いなどするわけにはいかない身分なのだが、地上に顕現し、好き放題をやっている限りはその原則を曲げて貰う。


 すぐに狂信者であるマリエルとジェシカを派遣したところ、3分後には担ぎ上げられた状態の女神と、その後ろを焦った様子で追って来る天使の姿。


 女神は2人によって足などを中心に舐め回されてしまったようだ、気持ち悪さに耐え切れず、精神がシャットダウンしている。


 ……というか甲板での大騒ぎなどなどには全く反応しないのに、狂信者の異常行動に対してはそこそこ弱いのだな、こんどから女神への攻撃にはマリエルとジェシカを利用しよう。


 いや、もしかすると他の狂信者、しかも汚らしいおっさんをどこかで拾って連れて来て、そいつに何やらさせるというのは……さすがにかわいそうか、あと普通にブチ殺して終わりになりそうだ。



「おしっ、じゃあサリナ、エリナ、ちょっと辛いだろうが少しの間我慢していてくれよ、まずはユリナを救出してくるから」


「姉様のことですから大丈夫だとは思いますけど……とにかくお願いします」


「うむ、それじゃあ船を下降させてくれっ! 勇者パーティーは出てっ、他のメンバーで守りを固めるっ!」


『うぇ~いっ!』



 徐々に下降していく空駆ける船、上空はそこそこの夕方であったのだが、高度が下がるとそこはもう完全に夜であった。

 この闇に紛れれば侵入は容易いようにも思えるが、それは敵の警備次第でもあろう。


 まぁ何があっても、どんな奴が待ち構えていたとしても、その場で殺害して先へ進むだけだ。

 ユリナに酷いことをされてしまう前に、汚されてしまう前に、何としてでも救出する必要がある。


 救出対象のユリナと、甲板で謎の素材ネットに足を絡め取られているサリナを除く10人のメンバーで船べりに立ち、十分に高度が落ちるのを待つ。


 下に辛うじて見える海面までおよそ200m程度のところで、まずは精霊様が先に出る。

 それとほぼ同時に飛び出したのはカレン、リリィ、マーサの3人……いや、飛び降りるには高すぎると思うのだが……



「ほら、主殿も早く行くぞ、このぐらいの高さなら飛び降りても平気だろう?」

「そうね、それにここから滑空すれば、水に濡れることなく海岸に着地出来るわ」


「お前等さぁ、ここまだ100m以上はあんぞ……まぁ良いや、じゃあ飛ぼう」



 ユリナのことが心配なのはわかるが、さすがに100m超のフリーダイブはやりすぎである。

 などと野暮なことを言う余裕もなく、急かされるままに船べりから飛び降りた俺は、風を掴んで大空を舞った。


 遠くに明かりが見える……というかその周りはかなり海に近い湖になっているようだな。

 その中にある小さな島には比較的大きな建物があり、明かりはそこから発せられているようだ。


 間違いなくそこが敵の本拠地であり、ユリナが囚われている場所でもある、それはもう間違いない。

 しかし周囲は完全に水、濡れずにあそこまで到達するというのは……と、皆そこまで滑空するつもりのようだ。


 隣で合図しているマリエルが、俺も同じようにしろとのサインを送っているようなのだが、かなり暗いため馬鹿踊りでもしているようにしか見えない。


 それでも意図はわかったため、グッと親指を立てるような仕草をしてから、先に動いたマリエルの後に続く。

 暗くてパンツさえ見えない、今度からは全員のパンツに光る機能でも付けないとだな、そうでなくては俺が全く得しない。


 で、そんな感じで滑空していくと、いよいよ敵の本拠地があると思しき湖の小島が射程圏内に入った。

 この場で一撃かましてしまうのもアリではないかと思ったが、ユリナが中に居ることを考えるとそれは出来ない。


 そんなことをすれば、ユリナは『敵の手から救出』するのではなく、『倒壊した建物から救出』することになってしまうのだ。


 ついでに言うと敵の中にも生かしておくべき美女や美少女が居ないとも限らないのである。

 ということでここは派手な攻撃をせず、安全確実に侵入することにより、誰もがハッピーとなる結末へ向かうことが出来ると考えよう。


 まぁ、誰もがハッピーとはいっても、それは生き残った者共の中でのハッピーのシェアであって、これから無様に死に晒す野郎のモブキャラ共にそれを享受する権利はない。


 そしてここで着地、岸際ギリギリにドカンッと降り立ったため、意外と深くまで足がめり込み、結局靴が濡れてしまった……と、その状況なのは俺だけか。


 他のメンバー達は綺麗に、音もなく着地し、膝まで派手に埋まった俺の方をジッと見ているではないか……これは憐みの目か、それとも無駄に音を立てたことに対する非難の目なのであろうか……



「ご主人様、もうちょっとうまく着地出来るように練習しましょう、こんど私が手伝ってあげますから」


「うぅっ、カレン如きに哀れまれるとは……まぁそういう都合の悪いことはサッサと忘れて、とにかく先へ進もうっ!」


「そういう感じだから全く成長しないのだぞ、この主殿は」


「うるさいっ、ほら、早くユリナを助けに行くぞ、なお今日はサリナが居ないんだからな、幻術が使えない分侵入の難易度は高いからなっ」


「一番心配なのが勇者様なのよね……」


「・・・・・・・・・・」



 皆が俺のことをとやかく言う感じの流れになってしまっているため、これをどうにか断ち切らねばならない。

 ここは無理やりにでも纏め上げて、出発というか侵入作戦の開始というか、とにかく次のフェーズに移行するしかないであろう。


 ないであろうが……こんな所でモタモタしていたせいで敵に発見されてしまったかも知れない。

 いくつかの、比較的速足で歩く感じの音が、明かりの漏れる建物の方から接近して来るではないか……



 ※※※



「5人……見つかったわけじゃないみたいだけど、たぶん何かが居たってのはわかっているみたい、とにかく茂みに隠れるわよっ、ほら早くっ!」


「お、おうっ、じゃあ俺はこっちへ……クソッ、トゲトゲの植物じゃねぇかっ! いてててっ」


「何やってんのよもうっ、あ、頭下げてっ!」


「ギョェェェェッ!」



 接近する敵らしき集団、お手頃な茂みだと思って飛び込んだのがトゲトゲの植物が群生しているエリアだと気付かずに突っ込んでしまった俺、メチャクチャ痛いが我慢する他ない。


 で、接近している5人というのは……モブキャラの野郎ばかりのようだが、『確かにこちらで何かの気配が

 ~』などと主張する野郎を先頭に、やる気のなさそうな残りの連中が嫌々付き合っているといった感じの話しぶりである。


 もちろんその『おかしな主張』をしている『馬鹿で真面目腐った奴』が大正解なのであるが、他の、全くやる気のない敵組織構成員にはその気持ちが響いたりはしない様子。


 早く戻って賭博の続きをしようぜと、ヘラヘラしながらそういう最後尾の馬鹿に……と、隣の、トゲトゲでない茂みに隠れたマーサがちょっと待てのポーズをしているようだ、こちらも馬鹿踊りをしているようにしか見えない……


 それでも言いたいこと、伝えたいことはハッキリとわかるため、どうしてなのかはわからないもののマーサの指示に従うことに決めた。


 もしかすると俺には聞こえていない、新たな敵の接近がマーサには聞こえているのかも知れない……の割には同じく耳の良いカレンが飛び出そうとして精霊様に止められているのが見えたのだが……



『お~い、もう何も居ねぇってば、上空の敵だっけか? 魔族4体が乗り込んでいたっていう、その仲間が出て来るならさ、もっとこう、派手に来るだろう、ドカーンッて』


『そうだぜ馬鹿野郎、第一アレだ、派遣部隊がその命と引き換えに魔族を1体捕らえたっていうじゃないか、全員死んだらしいが、だがそれは即ち俺達の勝利ってことだろ? 敵なんぞもう逃げ出したんじゃねぇか?』


『う~む、確かに何かが動いた音がしたんだが……向こう岸からイノシシでも泳いで来たのか……まぁ良いすまんかった、帰ってもう一度ヒリつくような熱い勝負をしようぜ』



 最後に聞こえたのはその言葉、足音はどんどん遠ざかり、終いには何も聞こえなくなった。

 どうやらフェイクではなく本当に帰って行ったらしい、馬鹿な奴等で助かったな。


 で、最初に茂みから出たのは俺の横のマーサ、勇者パーティーで最も警戒心の高いマーサが大丈夫だと判断したのであれば、それはもう確実に大丈夫、敵は近くに居ないということだ。


 俺もそれに続き、方々へ散って隠れていた他の仲間達も次々に姿を現し、一旦適当な場所で集合する。

 暗がりの中で全員居るのを確認した後、これからの行動について話し合う……前になぜ奴等を殺さなかったか、それを問おう……



「なぁマーサ、どうしてさっき俺が奴等を殺そうとした際、ちょっと待てモーションで止めたんだ?」


「だてt、あの感じならもう何もなかったみたいにして帰りそうだったんだもの、放っておいて、ホントに誰も居ませんでしたって報告して貰った方が良くない?」


「……マーサ、もしかしてお前、天才だったのか?」


「主殿が馬鹿なだけだと思うぞ、カレン殿もだな」


「わふぅっ……ちょっと戦いたかっただけです」

「俺もちょっと……アレだ、人を殺したかっただけだよ、遊びでな……」



 またしても俺が悪い感じの流れになりそうであったため、渾身の言い訳をもってその場を回避する。

 どうにか信じてくれたようだ、殺したいならこれから何匹も殺せるからもう少し我慢しろと注意された。


 なお、『人を殺したかっただけ』と主張してドン引きもされないし通報もされない、なるほどそうですかで済むのはこの世界の良い点でもあり悪い点でもある。


 とにかくこのまま明かりの方へ、建物の方へと接近して行くということが決まり、隊列を組んで先へ進む。


 念のためマーサは俺とマリエルの後ろだ、ユリナやサリナが喰らい、身動きが取れなかったあのネットを、ここでみすみすマーサに喰らわせるわけにもいかないのだ。


 それにこの暗がりだと、息を潜めてチャンスを窺い、突如としてネット攻撃をしてくるような敵に対応出来ない、気を付けるべきである。


 と、そんな不安をよそに、そこから先は何物にも出会わず、そして何者の気配も感じることなく建物の目の前まで来ることが出来た。


 まるで神社のような建物、それから鳥居を撤去したような感じの宗教的建造物だ。

 だが正面は固く閉ざされ、明かりはそこではなく、2階部分の窓から漏れ出しているもの。


 そしてその建物正面に居るのは先程戻って行った連中ではなく、別の見張り……おそらくは最底辺の下っ端野郎共だ、それがあくびをしながら待機しているのが見える。


 挨拶などしつつそのまま通過しても止められたりしなさそうな次元だな……とはいえもし感の良い奴、というか通常の完成を持った奴があの中に居たら大変だ。


 ここはもっとうまく偽装する感じで先へ進むべきであろう、例えば出前持ち、宅配……いや、こんな湖に浮かぶ島でそれはない、『奴等がまともであれば』すぐにバレてしまう、となるとどうするべきか……



「……ご主人様、反対側には人が居ないみたいです、入り口みたいなのはないけど窓がある感じですね、風でガタガタいってます」


「すげぇな、そんな音まで聞き分けることが出来るのかカレンは、よし、じゃあ精霊様、ちょっと皆を抱えて向こうまで運んでくれ、空を飛んで、1人ずつな」


「面倒ねぇ、ジャンプして向こうまで行ける子はジャンプしなさい、それ以外は置いて行くわよ」


「そうか、じゃあ俺とルビアは留守番だな、いってらっしゃい、皆頑張って」


「……やっぱり運んであげるから一緒に来なさい」


「チッ、サボれると思ったのにな、なぁルビア」


「え? 私も行くんですか? もう帰れると思ったのに……」



 帰ると言ってもどう帰るつもりなのであろうか? 俺達の乗って来た空駆ける船は上空100m前後、海上にて待機している。


 そこまでジャンプして戻ることが出来るのであれば、少なくともこの建物の反対側までジャンプすることは可能。

 飛べない振りをして逃げようと思ってもそうはいかないということだ、ちなみにそれは俺も同じことである。



「じゃあ行きますよ勇者様、とうっ!」

「私も先に行くぞ主殿、はぁっ!」


「その掛け声は絶対に必要なのか……まぁ良いや、俺も行くとしよう、せいやっ!」



 掛け声とともにジャンプした俺は、建物を容易に飛び越え、そして飛び過ぎて反対側の浜辺にドボン……またデカい音を立ててしまった、今度はさすがに拙かったかな、走って接近する足音、どうにか誤魔化さなくては……



『おいっ! 向こうで何か凄い音がしたぞっ!』

『浜辺だっ! 浜辺に何か居るぞ、間違いないっ!』


「ウホッ! ウホウホッ! ウホーッ!」


『何だゴリラか』

『ゴリラだったようだな、どこかから泳いで来たんだ』

『紛らわしいゴリラだなホントに……』


「・・・・・・・・・・」



 ゴリラの真似作戦でどうにかなってしまったではないか、さすがにどうなっているんだこの連中の頭脳は?

 まぁ良い、他の仲間達も見つかってはいないようだし、このままカレンの指摘した窓から侵入しよう。


 窓は確かに存在し、湖の奥から吹き降ろしてくる風でガタガタと揺れていた、簡単に外すことが出来そうな、薄いガラスのようなものが嵌め込まれた比較的大きな窓だ。



「よいしょっと……外れましたよ、さぁ入りましょう」


「まるでドロボウよね、窓から侵入なんてダサすぎるわ」


「おいセラ、そういうことを言うもんじゃないよ、それかセラだけ正面突破するか? そうしたらこちらはやり易くなるんだが」


「イヤよ寂しいもの、皆と一緒に行くっ」


「よし、じゃあ早く窓から侵入しろ、ドロボウみたいにな」


「全くしょうがないわね……あ、ミラがもう行っちゃってるわよ、待ちなさいってば」



 ユリナの救出のため……とは別に金の匂いでも嗅ぎつけたのであろう、ミラは窓から入るとズンズン先へ、しかも左右を迷うことなく右へと進んで行った。


 そしてその先には間違いなく敵である複数の反応、ひとつの部屋に固まって何やらしているようだ。

 さらに、上だけではなく下へも続く階段が設置されていることも廊下を行く中で確認出来た。


 ユリナが閉じ込められているとしたら下、そして敵の親玉が鎮座しているとしたら上、それは確実であろう。

 となればまずは救出を優先、即ち下から向かうのが得策で……金の匂いも下からするらしい、ミラが黙って階段を降りて行った。



「シーッ、何か声が聞こえるわよ、下の方から……」


「……あっ、ユリナちゃんの声ですっ! 下の、たぶんどこかの部屋に入れられていますよっ!」



 早速感知されたユリナの声、俺には聞こえないが、どうやら助けを求める悲鳴のようなものらしい。

 急いで助けに行こう、問題の声がするのは下、ミラが勝手に進んで行った先と同じのようだ……

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